2019北東パスで旅納め！列車１００本乗れるかな？vol.4（１１５系で弥彦線編！）

2019/12/26 - 2020/01/02

今年の年末年始の旅行は…家庭の事情で1月２日の午後には熊本にいる必要が出たため、海外は諦め国内としました。１２月２７日が休めたので、手数料払ってジェットスターを１日前倒し。いっぱい電車に乗ってやろうという３歳児が考えそうな企画です。久しぶりに北海道＆東日本パスを使い、帰りは１８きっぷです。国鉄キハの４連運用には乗れず動画は失敗しきっぷは買えず‥のうのうと温泉に浸かっている場合ではありませんでした。

きっぷ：北海道東日本パス＋青春１８きっぷ
旅程概要
12.26：川尻～肥後大津～熊本空港～成田空港～平塚
12.27：平塚～根府川～新宿～熊谷～武川～熊谷～越後湯沢～ガーラ湯沢～新発田～白山～新潟
12.28：新潟～五泉～北三条～新潟～新津～新潟～酒田～追分～青森～青森港～
12.29：函館港～五稜郭～森～洞爺～室蘭～五稜郭～函館港～
12.30：青森港～青森～盛岡～仙台～富岡～東京～武蔵小杉～西谷～横浜～小田原
12.31：小田原～岳南江尾～清水～新清水～長沼～東静岡～川根温泉笹間渡～金谷～京都～東福寺～福知山
01.01：福知山～石原～大江高校前～和田山～姫路～西富井～倉敷～苅田
01.02：苅田～西小倉～川尻（～有佐～南荒尾）

エリア 新津・白根(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019.05.01　新潟
令和元年５月１日、この記念すべき日を、私は直江津のネットカフェのオープン席に突っ伏した状態で朝を迎え、「えちごツーデーパス」でカレーでも食いながら新潟県内を旅行していた。そのときに撮ったものであるが、このキハの４連運用は１２月中旬に新型気動車に置き換わっていた。そのくらい調べとけよ、というレベルである。ということで、２２２５Ｄはあきらめ、浮いた時間何しようと予定を組み替え、今回は前々から気になっていた新津の温泉に浸かることにした。

https://4travel.jp/travelogue/11491135

2020.01.13　自宅
今日中に青函フェリーの夜行便に乗ればいいので超絶ゆとりのある。そこで、新潟を４時５６分の快速に乗って北を目指し、「リゾートしらかみ」に乗ろうと考えていた。だがしかし、せっかく改正前のゴタゴタした時期に新潟に泊るのだ。なるべく新潟で時間を使おうと、この指定席は他の列車に乗変かけた。

2019.12.28　新津
ということで、「リゾートしらかみ」よりもキハに目がくらみ、新潟から始発に乗ってやってきた。しまった！車番控えてなかった！

第２８走者：クモハ１２８－？？　新潟→新津
第２９走者：キハ４７－１５１８　新津→五泉

新津駅 駅

2019.12.28　新津
磐越西線のキハは置き換え対象である。

2019.12.28　新津
キハ４０系の４連運用スジだった快速２２２５Ｄの送り込みが先に出発。

2019.12.28　新津
冬のキハいいね～

2019.12.28　新津
前照灯が点いたので…

2019.12.28　新津
もう一回反対のホームへ。

2019.12.28　新津
設定を変えて遊んでみよう。

2019.12.28　会津若松ゆき普通列車車内
九州に住んでいると、普通列車のモケットといえば青である。キハ４０系は東海ではすでに引退し、東日本と四国は風前の灯となる。一方北海道、西日本、九州では主力である。何だこの差は。

2019.12.28　五泉
猿和田まで行ってもいいのだが、たぶんホームは暗いので五泉で降りた。出発シーンは動画で。３月からは見られなくなる。

https://www.youtube.com/watch?v=SwuyOwdlptM

五泉駅 駅

2019.12.28　五泉
蒲原鉄道を雑誌か何かで見て、五泉の地名だけは知っていたが、降りるのは初めてである。だいたい磐越西線の非電化区間はいつ以来だろう。

2019.12.28　五泉
“抹茶ミルク”に乗って…

第３０走者：キハ１１０－２２６　五泉→新津

2019.12.28　新津ゆき普通列車車内
この無料時刻表いいな～

2019.12.28　新津
新津に到着。さて、どうしようか。

2019.12.28　東三条
越後線に乗りに行こう。

第３１走者：Ｅクモハ１２８－３　新津→東三条

東三条駅 駅

2019.12.28　東三条
東三条からは少数派となった１２７系である。

第３２走者：クモハＥ１２７　東三条→北三条

2019.12.28　東三条
新幹線の通らない幹線の駅、広い構内配線に短い銀色電車ばかり。

2019.12.28　北三条
ダイヤ的には燕三条か北三条のどちらかで降りることができる。以前、燕三条は行ったことがあったし、新幹線停車駅だし…とここで降りてみた。

北三条駅 駅

2019.12.28　北三条
こういう不純な動機がないと降りないものである。

2019.12.28　北三条
高架の１面１線、予想と違う。

2019.12.28　北三条
うわっ、超絶撮りにくい。動画撮れないじゃん。

2019.12.28　東三条ゆき普通列車車内
お目当ては２２７Ｍ。おっ、珍しく手を加えていない編成に当たった。

第３３走者：クモハ１１５－１０８９　北三条→東三条

2019.12.28　東三条ゆき普通列車車内
２２７Ｍとその折り返しの２２６Ｍは６連運用なのだ。大きく左にカーブを描いて信越本線と合流する。

当初の予定では快速２２２５Ｄを越後石山で降り、東三条までやってきて２２６Ｍ、１３９Ｍ、亀田まで行って３４８１Ｍを捕まえる予定であった。宿には戻らないので荷物を全部持って移動するつもりだったが、こうして２２２５Ｄに乗る必要がなくなり、２２７Ｍに乗って新潟で荷物を回収し、新津で温泉に浸かって３４８１Ｍという超絶生ぬるいプランに書き換えてしまったのだ。

2019.12.28　東三条
今日の編成はこんな組み合わせであった。動画が悔しい。

東三条駅 駅

2019.12.28　東三条
吉田側３両は弥彦線カラーである。

2019.12.28　東三条
これは焼き芋ではなく、７０系電車を模した塗装。暖色系が雪国にはなかなか似合うと思っているのは私だけだろうか。少し時間があるので、ここで窓口へ行ってお目当てのチケットを買おう。

2020.01.13　自宅
チケットを買う前に、私の旅行記を読んでくださる方々においては１度くらいは使ったことがあられるであろう北海道＆東日本パスの利点をおさらいすると

・「はまなす」乗れる（もう乗れない）

このくらいかな。いや、もっとあるはずだ…

・青函間は特急券買い足しで乗れる（新幹線が高すぎて利点にならない）
・ＩＧＲ、青い森鉄道、北越急行に乗れる（これは実は大きい）
・子ども用がある（３歳児ならまだしも全然関係ない‥）

そして

・オプション券６１１０円（増税後）でＪＲ北海道の特急が１日乗れる。

このあたりであろうか。パンフレットにはこうデカデカと「オプション券」が書いてあるのだ。だいぶ値は張るが、青森→函館の新幹線は特急券だけで４０００円であり、札幌往復すれば元本回収できるだろう。当初の予定では、「すずらん」の７８５系の運用次第で上川か岩見沢まで行く計画であった。だがしかし、「１２月２８日から１月６日使用不可」という超初歩的な条件を読み落としていた。３歳児でも間違えないミスである。だいたい鉄道が好きになってたかだか３０年ちょいのド素人が特急三昧なんて１００年早い。勉強不足の素人は定価で乗れという至極当たり前な現実を突きつけられたのだが、あいにく財布がそれを許さない。

2019.12.28　東三条
現在８時半、フェリーが青森を出るのが２３時半、まぁ、１５時間もあれば代案くらい考えつくだろう。そもそも１０月頃に考えていた素案はオプション券なしだったのだ。とりあえず新潟戻って荷物を回収しよう。

2019.12.28　東三条
先ほどの１１５系に乗りたい気持ちはやまやまであるが、信越線の１２９系に乗って新潟へ戻ったのであった。何となくスプリンクラーがかっこいい。
まずやることは明日の宿のキャンセルである。ニュームラコシの訳ありルームに泊まる予定だったが、前日１５時まではキャンセル無料、ということで速攻キャンセルした。いくら宿代が２５００円くらいであるとはいえ、いつ誰がそんな贅沢を許したのだ。だいたい夜行のフェリーがあるのに最終の新幹線＆ホテル宿泊とは全く何を考えているのか。贅沢をしようとすると必ずバチが当たるもので、ちゃんと身の丈にあわせた旅程に落ち着くようにできているのである。

第３４走者：クモハＥ１２８－２４

2019.12.28　新潟
函館本線の普通列車の本数がアレなので、新潟に着くころには訂正案がほぼ確定した。荷物を回収して新潟駅へ戻る。「いなほ」がちょうど出発する時間であった。

2019.12.28　新潟
鉄道好きなら１１５系受け持ちの１３９Ｍを信濃川の鉄橋に撮りに行かんかいと思われるかもしれないが、切符のルールも理解できないにわか素人は鉄道よりも温泉に目がくらみ、新津に向かったのであった。

第３５走者：クモハＥ１２８－２３　新潟→新津

2019.12.28　新津
駅から歩いて１キロくらいの新津温泉を目指すのだが、さすが鉄道の町である。シャッターに心ときめく絵がかいてあるのだ。

2019.12.28　新津
商店街全体がこういう状態である。引っ越そうかな…

2019.12.28　新津
「これが４８５系つって、てめぇのきっぷでは乗れない特急用の車両だ。よーく覚えとけ。」と諸先輩方からわかりやすく教えていただかないと、きっぷもろくに買えない素人はどんな間違いを犯すかもわからない。実際にこの４８時間後くらいに、間違って私が持っているきっぷだけでモハ４８５とか何とか書いてある車両に乗ってしまったのだが、偶然にも特急ではなかったらしく車掌さんにきっぷ見せても特におとがめなしであった。ビギナーズラックだと心に刻んで、電車の勉強に励もう。

2019.12.28　新津
新津の工場でアルミ電車がバンバン製造されているが、どうせアルミならこっちの方がいいに決まっている。

2019.12.28　新津
寄り道ばかりである。なかなか先へ進めない…

2019.12.28　新津
通りの端っこはこんな感じだった。いい勉強になった。乗ったことのないＡ寝台と最安値のはずなのにいつも大きな経済的打撃を受けるＢ寝台、そしてＣ寝台は、昔１等ＡＢＣってあったよな…くらいで、最近復刻された昭和３９年の時刻表では急行「高千穂」や準急「利尻」くらいしか見つけることができなかった。そもそも私のような若輩者にとってのＣ寝台はボックス席の片方を持ち上げて空き缶か何かで傾斜をつけてひじ掛けにタオル巻いて枕にする方が馴染みがある。Ｄ寝台とは何か？１０年以上前にインドネシアで乗った床に新聞紙敷いて寝るタイプだろうか？いや、あれは途中駅から乗ったしエコノミーなので寝台のはずがない。そしてＥ寝台は、Ｅ〇〇と付けたがるあそこの会社の四季島か何かのことだろうか。

2019.12.28　新津
正直だいぶ時間を食ってしまった。玄関入って左の部屋でおっちゃんに４００円払い、貴重品を見てくれるというのだが、次の列車までそれほど時間があるわけではない。サッと上がると逆に怪しまれるかもしれない。

2019.12.28　新津
体中から石油のにおいがするが（笑）、こういう体験も人生で必要である。さて時刻は１１時前、きっぷの制度も理解できないくせに電車の勉強をサボって温泉に浸かってる場合ではない。あと１２時間で青森港に着かなければならないのである。

この旅行記へのコメント （2）

• Akrさん 2020/01/22 08:47:09

  新津温泉だ。

  とのっちさま
  
  おはようございます。Akrでございます。
  
  「リゾしら」より新潟の国鉄キハの選択。間違ってませんでしたね。３月で無くなるのでここは悔いの残らないように乗っておいて正解です。「リゾしら」は開放ハネヒルネ仕様のような雰囲気のボックス席があるので将来のオフ会会場候補にしたらいかがでしょう？５時間移動オフ会なんて憧れます(笑)
  
  さて、北・東パスのオプション券はドンマイです。鉄道会社の都合で「黙ってても普通に金払う客がたくさん乗るときはそんなサービスしないよ」と言わんばかりのご都合主義ですね。まあ、普段安く新幹線に乗せてもらえるから仕方ないかな。
  
  最後にどこへ行くのかと思えば、新津温泉！
  宿無し旅では必須な「日中に入浴」。「入れる時に入っとけ」ですね(笑)
  ここは石油掘削時に湧き出した温泉で、石油の匂いがキツイ温泉ですね。なかなかマイナーな所を見つけ出して来ましたね。
  
  次は・・・もうアップされていますね。
  ではまた。
  
  -Akr-

  とのっちさん からの返信 2020/01/22 23:22:38

  RE: 新津温泉だ。

  Ａｋｒさま
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。
  
  五能線はだいぶ長いことご無沙汰ですが、結局おなじみ新潟界隈となってしまいました。どうせここ数年で車両変わるでしょうから、乗れるときに乗っとけです。おっしゃるとおり、「リゾしら」にはボックスがありますね。観光列車なので補給もあるでしょうから、５時間ぶっ通しオフ会ができますね〜北日本は人間をダメにします（笑）
  
  ちゃんと下調べしないで行くとこういうことになるのです（笑）きっぷが買えないパターンは今まで初めてでしたが、計画段階で少し頭にあったので、案外すんなりリカバリーできました。日中の「スーパー北斗」は指定席の通路開放するくらいの混雑度合いでしたので、定価で乗せたいところでしょう。鈍行旅行しているとついつい忘れちゃうのですが、年末年始は大移動期間なんですよね（笑）。ただ、あのオプション券は観光を一切捨てて距離を稼がないと全く割安感がありません。
  
  新津温泉はですね、一度入ってみたかったんです。そもそも諸悪の根源は夜行列車が削減され４８５系が引退し、ぽっかり空く時間ができてしまったからであり（笑）新潟駅から３０分くらい歩けば着くと思われる信濃川の鉄橋に行って１１５系撮るようなことはせず、サボって温泉浸かりました。夜行と駅寝を繰り返していた頃は駅近の銭湯は必須でしたが、最近は体力が衰え、そもそも夜行が少なくなって今のようなぬるま湯プランしか組めません。
  
  まだまだ新潟続きますよ〜
  
  とのっち