東日本大震災被災地の今・南三陸編

2019/11/27 - 2019/11/29

2019年11月、宮城県南三陸町に行きました。初日は仙台駅東口からホテルバスでホテル観洋へ行き、宿泊。2日目は町内の志津川と歌津に行きました。3日目はホテル観洋から仙台駅東口に戻りました。
その記録です。

エリア 南三陸・登米(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

　1日目、仙台駅東口バス乗り場でホテル観洋のバスに乗りました。

仙台駅 (JR) 駅

　ホテル観洋に到着しました。玄関脇に平成天皇、皇后の行幸啓記念碑があります。

南三陸　ホテル観洋 宿・ホテル

　温泉に入りました。
　4階と2階、2か所の浴場があり、2階の方には露天風呂もあります。
　露天風呂の眼下に志津川湾が見えます。

　2日目、雲の間から日光が差し込みます。
　日の出は6時29分でした。

　ホテル観洋の早朝のロビーには人もまばらでした。

　朝食はバイキング料理です。

　朝食のデザートです。フレンチトースト、リンゴ、ヨーグルト、杏仁豆腐を食べました。

　ホテルの語り部バスに乗りました。
　旧戸倉中学校は20メートルの高さの場所にありますが、3.11大震災で一階が浸水しました。当時いた人たちの多くは山に逃げて無事でしたが、津波に流された人もいたそうです。
　モアイ像はレプリカです。

　語り部バスで志津川に来ました。
　大規模なかさ上げ工事の最中です。

　南三陸町防災対策庁舎は3.11大震災のとき屋上まで浸水しました。ここにいた数十人のうちアンテナに登ったり手すりにしがみついた10人だけが助かったそうです。
　今は宮城県が管理しています。震災遺構として保存するかどうか未定です。

　結婚式場だった髙野会館です。3.11大震災では4階まで浸水しました。屋上も、波しぶきが飛んで、水が溜まったそうです。
　ここには300人以上がいましたが、屋上とその上のスペースに避難して全員無事でした。

　高野会館の全景です。

　ホテルの自動車でJR気仙沼線BRT陸前戸倉駅まで送ってもらいました。
　BRTは写真の専用道を走りますが、この日は工事中らしく、一般道を走って来ました。

陸前戸倉駅 駅

　JR陸前戸倉駅には、待合室とトイレが備わっています。

陸前戸倉駅 駅

　気仙沼線BRTのバス車内です。通勤・通学時間でもないので空いています。

　JR気仙沼線BRT歌津駅です。

歌津駅 駅

　歌津駅前の伊里前地区は、3.11大震災でほとんどの家が流されたところです。
　今、かさ上げ工事が進んでいます。

　伊里前にできた商店街、ハマーレ歌津です。
　「はまる」は仲間になるという意味の方言です。

　ハマーレ歌津には8店舗が入っています。

　ハマーレ歌津交流施設の「かもめ館」です。イベントや展示のスペースです。

　ハマーレ歌津のかもめ館にはポストが展示されています。
　セブンイレブン歌津店前にあったポストが3.11大震災の津波で流され、太平洋をさまよった末、沖縄県の西表島に流れ着いたそうです。現地の郵便局員が発見し、ここ歌津に戻されました。
　このポストはプラスチック製で、水に浮くのです。

　BRTに乗り、歌津から志津川に来ました。
　さんさん商店街に入りました。

南三陸さんさん商店街 市場・商店街

　南三陸さんさん商店街には28店舗が入っていて、そこそこ買い物客がいました。
　さんさん商店街での買い物の後、ホテル観洋に戻りました。

　2日目の夕食は釜飯が出ました。レストラン「シーサイド」でいただきました。

シーサイド グルメ・レストラン

　3日目、ホテル観洋からホテルバスで仙台駅東口に戻りました。

仙台駅 (JR) 駅