2019/06/21 - 2019/06/23
70位(同エリア420件中)
れいろんさん
トルチャからのミニバスはノルド駅ほどに近いアウトガラ・アウグスティナに到着します。
(ブカレスト市内に入ってから2か所ほど途中停車しました。あとで確認すると、2度目に停車した場所からブカレストの宿までは歩けましたね。土地勘がないと駄目ですねぇ。)
近くのbarasab駅まで歩き、M1~M2と乗り継いで、宿の最寄り駅のUniversitate駅へ。
ブカレストでは2泊し、初日にミュージカル(と思っていたのですが、演劇でした)、2日目にオペラを鑑賞します。
トルチャで出会った日本人女性Hさんと、一緒に食事をするのも楽しみにですねぇ。
ブカレストの観光と言えば、第10代ルーマニア共産党書記長チャウシェスクが建設した「国民の館」が有名ですが、私は「チャウシェスク」と聞くと、どうしても1989年のルーマニア革命 による公開処刑(銃殺刑)を思い出してしまうので、ここへは行かないことに決めていました。
(若い人は知らないかもしれませんね、当時、チャウチェスク夫妻の銃殺シーンは何度も繰り返しテレビニュースで放映されていたんですよ。)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エア・セルビア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
メトロ2線(M2)のUniversitate駅。
プラットホームから改札階までは無事にエレベーターで上がって来ました。 -
改札階から地上まで、ラッキーなことに上りのエスカレーターは稼働中。
(下りは停止していました。←理由はわかりません。)
大きな荷物がある場合、エレベーターやエスカレータの存在は大事です。 -
地上は大きな交差点になっていて、この横断には、地下を通らなければならないようです。
高い建物はインターコンチネンタル ホテル ブカレスト(InterContinental Bucharest )、その右に写っているのは、今夜、感激に行くブカレスト国立劇場(Teatrul National Bucuresti )かな? -
ブカレストで2泊するプライベートアパートメント(Regim hotelier Universitate )の入るビル。
本当に地下鉄駅から近い。地上出口からなら100mくらいじゃん。
さて、オーナーに電話をして来てもらわないとなりません。 -
プライベートアパートメントは宿泊費が安く、部屋が広く、設備が整っているのですが、チェクイン時に直接連絡をとらなければならないケースが多いのが、少々面倒ですよね。
5分で行きますと答えたオーナーは、本当に5分かからず来てくれましたが、「れいろんはラッキーだよ。もっと良い部屋が空いたので、今回はそちらへ案内するよ」と。 -
また、このパターンかよ??
私、アパートの選択には設備だけじゃなくて、立地も重要視しているんですけど!
「すぐ側だから、心配しないで。」
商店街の横を通って・・・ -
大通りの向こうには何やら重厚な建物が。
グーグル先生に尋ねたところ、Biserica Coltei(Coltei教会)とColtea Hospital(Coltei病院)だそうです。 -
Coltei病院の正面のドアムネイ通りを旧市街方面に曲がるのね。
オーナー曰く「このドアムネイ通りを行けばすぐ旧市街さ。散策に最適だよ。」 -
で、案内されたのがこちら。
この落書きが目立つ建物内にあるの? -
う~~ん、建物の隣は半端な空き地だし、どうよ、ここ?
治安は大丈夫なんだろうか? -
建物の扉を開けて、エレベーターで宿泊階へ。
部屋には行ってみると、なかなか綺麗で、一安心しました。
空いているドア(左側)の向こうが簡易キッチン、右側の閉まっているドアがバスルームです。 -
茶色のドアの中には洗濯機が置かれ、掃除用品が入っている。
大きなベッドはマットレスの硬さもちょうどよかった。 -
2泊で282.32lei(クレジットカード事前決済)。
(まあ、本当は別のアパートの宿泊費のはずだったのですが。) -
キッチン。
冷蔵庫の上に、電子レンジ、その上にコーヒーメーカー。
流しの隣には、オーブン付きのガスコンロ(ガスは怖いので、今回は使用せず)。 -
バスルームはシャワーのみ。
まず、洗濯しなきゃ。
洗濯機がとても優秀だったので、大洗濯(3度回しました)を実施。 -
この日はブカレスト国立劇場(Teatrul National Bucuresti )で観劇です。
インターネットで(日本から)切符を買っていました。61.31 Ron。
アパートからは地下鉄の駅を潜ってすぐのブカレスト国立劇場へ。 -
プリントアウトしてきたPDFチケットで入館します。
高い天井から下がっている大きなシャンデリア。 -
壁一面のタペストリーも、その下の赤いソファーも素敵ですね。
さすが、ブカレスト国立劇場! -
先にトイレを利用しておこうと地下に降りると、広いクロークがありました。
-
2階へ向かう階段の優美なカーブ。
そして、大きなシャンデリア。 -
この日は舞台が見やすい、前方の通路のすぐ後ろの席が予約できました。
コンサートではないので、舞台の見え方は重要ですからね。 -
しかし、ミュージカルだと思っていた演目 ( Padurea spanzuratilor ) が、ルーマニア語による演劇だったため、全く内容が理解できず・・・
-
途中で退出しちゃいました。
オデッサのオペラに続き、2回目の途中退席。我慢しない自分を再発見しました。 -
さて、途中のミニスーパーで何か買ってアパートに戻りましょう。
-
翌日。この日はトルチャのドナウデルタクルーズで出会ったHさんとお昼ご飯をご一緒する約束をしています。彼女との待ち合わせの時間まで、旧市街を散策しましょう。
聖ニコラス・セラリ教会 ( Biserica Sfantul Nicolae Selari )。 -
白いユリの花をたくさん並べて、何か作業をされていました。
お邪魔にならないように、すぐ退出します。 -
お洒落なカフェがありますね。
朝ごはんを食べようか、どうしようか・・・。 -
ルーマニア国立銀行(Banca Na?ionala a Romaniei )。
建物の一部が国立銀行博物館になっていて、古代の硬貨や金貨ののコレクションが見られるらしいです。 -
そして、建物の前(南側)のリプスカニ通りには、一部ガラス張りになっている場所があって・・・
-
中世の市場の跡(?)が見られるようになっていました。
太陽光が反射して良くわからないなぁ。ここを見るなら薄曇りの日の方がいいようです。 -
散策を続けて・・・
-
聖ドゥミトル通り( Strada Sfantul Dumitru )。
-
右側はコメディア劇場(Teatrul de Comedie)。
-
いろいろな演目があるのね。
う~ん、昨日の国立劇場の演劇、内容も嫌だったんだよね。
どうせ「劇」だったんだから、こちらで何か観ても良かったなぁ。 -
聖デメトリウス教会 ( Saint Demetrius Church=Biserica Sfantul Dumitru )の鐘楼はとてもモダンでした。
-
旧市街の南側にはハレロル通りがあり、更にドゥンボヴィツァ(Dabovit)川が流れています。
川向こうに見える広大な建物は裁判所(Curtea de Apel Bucuresi )ですね。 -
再び、旧市街に戻って・・・。
団体ツアーのガイドさんが何やら説明していたのは、1833年に建てられた「菩提樹の隊商宿」。
今はリノベーションしてレストラン Hahul Hahuc になっているようです。 -
その前にあるのが、聖アンソニー教会(Biserica Sfantul Anton)。
-
内部が見学できるのかなぁ。( → 問題なく見学できました。)
行ってみましょう。 -
聖アントン市場(Piata satantul Anton)では、蚤の市が開かれていました。
-
ちょっと覗いて見てみよう。
これはミリタリーグッズのお店なのかな? -
ミニチュア・アーミー。
う~ん、何でこんなものを売っているのか?(買う人がいるからだよねぇ。) -
実は昨夜の演劇 ( Padurea spanzuratilor ) も軍隊のストーリーだったのです。
言葉がわからないうえ、銃を構える演技も、爆撃などの効果音も嫌だったので途中退出してしまいました。
ルーマニアの人達って軍隊関係が好きなのかなぁ? -
さて、Hさんと待ち合わせしているUniversitate駅の改札へ行きましょう。
駅のすぐ側のCoitei教会。私のアパートから大通りを渡ったところです。
空港行きのバス停がここにあるので、確認に寄りました。 -
無事にHさんと合流し、旧市街にある有名レストランへ向かいます。
今日も上りのエスカレーターは稼働中。
Hさんによれば、ブカレストでエレベーターが動いているかどうかは「運」だそう。 -
民族衣装を来た子供たちがいました。
今日は何かあるのかな。
ベンチで休む可愛い少年たちをパチリ。 -
女の子たちもね。みんな笑顔をくれました。
可愛いなぁ~。 -
勝手知ったる旧市街をすたすたと行くHさん。
ちょっと待ってね。Hさんの左側に・・・ -
スタヴロポレオス修道院・教会(Stavropoleos Monastery Church = Biserica Manastirii Stavropoleos ) があるのよ。
外観も内部も繊細な装飾がとても美しいです。 -
そのすぐ先がレストラン Caru' cu bere。
ガイドブックに良く紹介されている、ルーマニア料理のレストラン。
テラス席はお客さんでいっぱいだったのですが・・・ -
奥のテーブル席へ通してもらいました。
Caru' cu bere は内装も素敵なので、テラス席より屋内が良いですよ。
一人ではちょっと入りにくいので、Hさんに連れて来てもらったんです。 -
伝統的なルーマニア料理と民族音楽などが楽しめると、ガイドブックに記載されているCaru' cu bere。
いいタイミングで民族舞踊が始まりました。 -
可愛らしい踊りでした。
-
私はビールと野菜のクリームスープ、そしてソーセージと豆の煮込みを。
Hさんはお酒を飲まないそうで、レモネードでお付き合いいただきました。 -
2人分で91Ron。
チップ別なので、100Ron払ったか、110Ron払ったか? -
踊りとは別に、音楽の演奏もありました。
-
雰囲気のある素敵なレストラン。
ゆっくりおしゃべりと食事ができて、民族舞踊も見ることができて楽しかったです。 -
お店を出る時に撮った1枚。
ずいぶん並んでいるように見えますが、店内はけっこう空席がありました。みんなテラスで希望なのかなぁ。
旧市街をぶらぶら歩き、地下鉄駅の側の韓国スーパーに寄って、Hさんとはお別れです。お世話になりました。 -
私はHさんと別れた後、アパートに戻って、シャワーを浴び、身支度を整え、メトロを乗り継いで国立オペラ座へやって来ました。
-
開演は18時半ですが、オペラ座の内部も見学したいので、早めにやって来ました。
-
平土間に入る所には綺麗な女性たち。
気分が上がりますねぇ。 -
赤いじゅうたんが敷かれた階段を上がって2階へ。
-
2階には、高い天井がとても美しいカフェがありました。
-
舞台前にゆっくり過ごしている人がいるのも良い雰囲気ですね。
私は幕間に何か飲みに来ましょう。 -
では、席に行ってみましょうか。
この日もロージェ席です。107.62 Ron(日本からネットで購入済み)。 -
購入時期が遅かったので、舞台正面のロージェの一列目や、平土間の前方の席は埋まっていて、
-
2階の側面のロージェ席を買いました。
一応、一列目の席が取れたのですが、 -
舞台に近い側面に位置しているので、席からは舞台の一部が見えません。
残念です。でも一列目がとれただけでも良いと思わなければ・・。
(どうせ、つまらなければ途中で退出しちゃんですから。) -
この日の演目は吟遊詩人。
ストーリーを知っているので、あとは面白いかどうかですね。 -
ブラボー! とても素晴らしい公演でした。
やはりオペラはこうでなくては! -
ずっと張り付いて見てしまいました。感動しちゃいました。
オデッサのものとはレベルが違うねぇ。
劇場を出た時は真っ暗になっていましたが、メトロを乗り継いでアパートへ戻りました。 -
翌日、空港までバスでやって来ました。
Universitate駅の側から空港バスがでているので、アクセスはとても便利なのですが、事前に切符を購入しておかなければならず、切符売り場を探すのが、なかなか大変でした。
(空港から乗る場合は、すぐ側に切符売り場があります。) -
エアセルビアにチェックインし、荷物を預けてから、空港内を散策。
空港での両替レートはこんな感じでした。
一番下に日本円のレートも出ていたので、ちょっと驚いてしまいました。 -
ルーマニアの歴史的な財産の紹介コーナーもありましたよ。
-
空港にはカルフールエクスプレスがあるという情報を得ていたので、ここでルーマニア通貨を使い切ってしまいましょう。
-
初めてのエアセルビアで、セルビアの首都ベオグラードに飛びます。
小さい飛行機だなぁ。 -
私は後方から乗り込みます。
-
この便はエティハドとのコードシェアになっているようで、接続しているエティハド航空の乗客の搭乗待ちで、出発が遅れました。
搭乗は1時間半ほどです。(スナックとお水の機内サービスがありました。) -
さよなら、ルーマニア。
次のセルビアではどんな出来事が待っているのかな。
↓
しょっぱなから「なんてこった」が待っていました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ムロろ~んさん 2020/01/23 15:58:25
- 街歩きをしてみたい(^_-)-☆
- こんにちは、ムロろ~んです。
ブカレストとベオグラードへ行かれた旅行記を拝見しました。
ブカレストとベオグラード、共通して苦難の歴史があったこと、それを乗り越えて今は平和な街の様子が伺えると思ったんです。
ブカレストだとチャウチェスク大統領のこと、ベオグラードだと空爆、私も正直どっちも見たくないなぁと思い逃げちゃうと思います。
街の様子を見ていると地元の方の笑顔な表情が見えるなぁって。
昔ですけれど、ブルガリアのソフィアを散策したことがありましたけれど、言葉にはうまく言えないですけれど素敵な街だなぁって思ったんです。
先進国のような街と違ってちょっと不便な面もあるだろうけれど、散策してみたいなぁって思ったんですよ。
特に地元の方と記念写真撮っておしゃべりしてみたいなと。
って、休みが上手~く取れればの話ですが…。
ムロろ~ん(-人-;)
- れいろんさん からの返信 2020/01/24 10:01:24
- RE: 街歩きをしてみたい(^_-)-☆
- ムロろ〜んさん、こんにちは。
旅行記を読んでくださってありがとう。
バルカン半島諸国を訪れたら、本当に「つい昨日の」戦争の傷跡がそこここにあって、見ないというのは難しい・・・と思います。
ムロたんは若いから、チャウチェスク大統領夫妻の処刑映像ってあんまり記憶にないかも知れませんね。
国民の館はブカレスト観光の目玉ですから、行ってみるのも良いかもしれません。
・・・地元の人とおしゃべり? できるかなぁ。
ルーマニアは英語の通用度が低かったです。
セルビアなら英語でも大丈夫かな?
記念写真は「撮って良い?」と聞くと、快くOKしてくれましたよ。
では〜。
れいろん
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