2019/06/19 - 2019/06/21
1位(同エリア5件中)
れいろんさん
ポーランド、モルドバ(沿ドニエストルを含む)、ウクライナを経て、ルーマニアへ。
ルーマニア2日目、ドナウデルタの入口、トルチャヘ到着しました。
トルチャはドナウデルタ観光の起点となる町で、交通の要衝です。
小さな町かと思っていましたが、どうしてどうして、規模の大きな町でした。
肝心のドナウデルタの観光クルーズですが、私の選んだツアーが良くなかったのか、期待外れでした。
一番最初に考えたとおり、ドナウ河口、黒海沿岸の村=スリナへ行った方が楽しめたかと思います。
でも、クルーズで一人旅の日本人女性(ルーマニア渡航歴複数回、特にブカレストには詳しい)Hさんと出会い、その後、ブカレストで一緒に食事をすることができました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
トゥルチャはドナウデルタの入口に位置した交通の要衝です。
鉄道、バス、フェリーすべてここへ集まっています。
写真はチュペルカ湖(Lacul Ciuperca )。
すぐ北東にはドナウ河(聖ジョージ支流)が流れています。 -
今日の宿泊はチュペルカ湖(Lacul Ciuperca )に突き出た半島状の小島にある
Hotel Insula。Insula=Insuliţa=小島です。
同名のレストランが併設されています。(写真はレストランエリア) -
短い橋を渡って、ホテルへ。
山小屋風の可愛い外観。 -
その先に湖に面したレストラン。
-
チェックイン時に、フロントに掲示してあるドナウデルタクルーズのワンデイツアーを申し込み、「すぐアポを取るわね」とスムーズに進むかと思ったえのですが・・・
「ツアー会社は明日はツアーを催行しないと言ってるわ。川沿いのプロムナードに行けば、クルーズを実施している会社が沢山あるから、行ってみたら良いわ」と。
うわぁ、これからツアー探しかぁ。 -
部屋はどんな感じでしょうか。
ツインルームのシングルユースで290lei(素泊まり、2泊分)。
ベッドが小さい・・・。(デンマークみたい。)
まあ、いいや、重要なのは眺望です! -
私の部屋はレイクフロント! 最高!
バルコニーから湖の噴水が見えます。 -
北西方面の眺めも素敵です。
広々した眺めにしばらくうっとりと。 -
バスルームは近代的な感じでした。
さて、部屋の撮影を終えたら、川岸へ行って明日のツアーを見つけなければ。 -
ホテルから、チュペルカ湖の脇を通ってバスターミナル方面に戻ります。
左前方の・・・ -
特徴的な外観の建物が鉄道駅です。
窓口は月曜~土曜は5時~16時半、日曜は5時~13時半のオープンだそう。 -
終着駅感たっぷりの線路。
傾いていく太陽の光が、また似合います。 -
鉄道駅の隣はフェリーターミナル。
-
大型フェリーが2隻並んで停泊しています。
この日の運航は終了で、ゆっくり休んでいる感じですね。 -
フェリーターミナルの陸側はバスターミナル。
トルチャの公共交通ターミナルはまとまっているので便利ですね。 -
陽が傾いて来ました。早く明日のツアーを探さなきゃ。
ドナウデルタのボートツアーに乗るためにここへ来たのですから。 -
でも、こんな場所でつっかかっちゃうんですよね。
猫ちゃん、遊ぼうよ~。 -
今は遊びたい気分じゃないんだよ。ほっといてね!
・・・そんな怒った顔しなくても(悲)・・・。 -
おっ、スリナ行の高速船?
地球の歩き方には「スリナへは日帰りができない」って記載されているけど、それはフェリー利用の場合なのですね。
この高速船に乗れば、十分、日帰り可能ですね。 -
「スリナへ行きたいのですが、朝8時の船に乗れば、日帰りできますか?」
「もちろんさ。帰り16時の船にすれば、ゆっくりできるよ。いつ、乗りに来るんだ? 待っているからね。」 -
よし、ツアーが見つからなかったら、今のスリナ行き高速船に乗れば良いや。
-
するとこの辺りから、様々なツアーの看板が、
-
いくつも、いくつも出てきました。
-
でも、呼び込みの人の姿などは無くて・・・。
電話をかけないとならないのかなぁ。
それとも明日の朝、直接、あたってみるか・・・。 -
「お~い、ドナウデルタのツアーを探しているのかい? 説明だけでも聞いて行かないか?(英語)」
海賊旗のはためくこの会社は、5時間のスローボートツアー(100lei)とスピードボートでデルタの中にある村・MILA21に行くツアー(9時間 120lei)の2種類を催行しているとのこと。
「デルタの自然を見たいならスローボートがお勧めだよ」と上手く誘導され、半額の50leiを払って予約しました。 -
とりあえず一安心。明日の出航は10時とゆっくり出航です。
「9時半までに来てくれよ。じゃあ、明日!」
楽しいツアーになると良いなあ。 -
プロムナードには沢山のお店が出ています。
先ほどまで沢山の人が群がっていたアイスクリーム屋さん。
私も食べて行きましょう、1スクープ 31lei。 -
ルーマニア名物クルトシュ・カラーチの屋台も!
クルトシュ・カラーチは、棒の周りに巻き付けた生地を回しながら焼いていくバームクーヘンのようなパンです。最後に砂糖衣、ナッツやココアなどの甘い味をまとわせます。
ここでは炭火で焼いていました。美味しそう。でも1本は要らないなぁ。
写真だけ撮らせてもらいましょう。 -
スーパーで飲み物などを買って行きましょう。
陸側に周れば、カラフルな集合住宅が。
道路わきの花壇も華やかです。 -
バスターミナルを横目に見ながら。
-
正面にイルーニャ湖。左端に噴水が見えます。
(右に写り込んだのは鉄道駅の駅舎です。) -
日没と競争ですね。
左に写っているのはホテルのレストランです。 -
ホテルへ戻って来ました。
-
今日はホテルのレストランで夕食にします。
-
何にしようかな。
-
ビール(6lei)とお水(5lei)、
(ビールと水の値段の差がないのよ~。) -
鶏肉のグリル(20lei)を頼んだのですが、鶏肉はちょとパサパサしすぎでした。
部屋付けにしたかったのですが、ビール代金だけは部屋付けにはできないトンことでした。(バーの分は駄目だという事なのかな?) -
日が落ちて・・・
イルーニャ湖の周囲がライトアップされました。
おっ、噴水が綺麗だ! -
これはなかなか綺麗です。噴水のライトアップ。
刻々と色が変わるのでずーっと見てしまいます。 -
この夜景は想定外でした。
部屋から直接見られるなんて贅沢ですね。大満足。 -
早起きしました。
まだ、湖の周囲はライトアップされていました。
身支度を整えたら、早めに出発して、朝の散歩を楽しみながらツアーの集合場所に行きましょう。 -
これって、なんのシーンかわかりますか?
友人グループが1台の車に乗り込むシーンじゃありません。
首都ブカレスト行きのミニバス(公共交通)です。
私も明日、これでブカレストへ向かいます。(ミニバス嫌だなぁ。大きなバスが好き!) -
バスターミナル側の焼きたてパン屋さんは、朝から香ばしい良い匂い。
1つ買って食べましょうか。 -
あちこち回りながら、プロムナードへ出てきました。
おお、黄色い木が! -
ミモザの花が真っ盛りです。
-
さて、ツアー開始。
スローボートツアーは乗客8名、ボートキャプテン1名・・・
えっ、えっ、あの英語を話す呼び込み&説明の人はボートに乗らないの?
ボートキャプテンは英語が話せませんよ? -
昨日の説明ではドナウデルタの自然がどうとか言っていたけれど、この状況でガイドが期待できないことが判明。うっすら騙された感じですね。
でも良いや。
なんと! 日本人女性が1名参加しているんですよ。 -
一人旅のHさん。
「昨日はどこのツアー会社でも定員に達していないので催行するかわからないって言われてしまったので、今朝、早めに川沿いを歩いてツアーを探していたら、「うちのツアーに参加しないかい?日本人女性も参加するんだよ」と声をかけられたんです。」と。 -
Hさんは、ルーマニア渡航歴が複数回あり、簡単なブルガリア語も読めるそうです。
今回はブカレスト滞在中に、2泊3日でドナウデルタ観光に来たのだとか。
一人旅の女性同士ですから、いろいろおしゃべりしながら乗って行きます。 -
左右をスピードボートが飛ぶように走って行きますが、この船はスローに進みます。
-
白い鷺のような鳥がいましたが、船の音に驚いたのか、
-
飛んでで行ってしまいました。
ガイドさんがいないので、この鳥の名前は判りません。 -
私たちの船は、両側から木々の垂れる狭い水路をのんびり走ったり、
-
ほとんど流れのない、池? 湖? のような川面を進んだり・・・。
ゆっくり、ゆっくり。
風を切らないので、じりじり暑さが身に応えます。 -
おやっ、木の陰に・・・
-
釣り用の別荘でしょうか?
小さなボートが行きかいます。 -
いくつもの流れが、編み目のように交差するドナウデルタ。
無数の池や湖を含み、その周囲は緑の濃い森が広がっています。 -
デルタ内に住んでいる人も多くいるようで、お届けものがあったのか、こちらの家屋に立ち寄りました。
この時は誰もいないようでした。不便じゃないのかなぁ。
ボートをバイクのように駆使すれば大丈夫なのかもしれませんね。 -
おお、猫もいるのね。
住み心地はいかがですか?? -
Hさんと一緒に記念写真を撮ってもらいました。
-
他の参加者たち。
スペイン語を話すカップル以外は、皆、この変化のない風景に飽きています。
うん、私もちょっと飽きちゃいました。 -
もう、お腹いっぱいと思った頃に、先ほど直進した場所に出てきました。
1周したようです。ここで上流(右側)へ。 -
本流に合流したらスピードを上げて、
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大きなタンカーや
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輸送船や
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ローカル色たっぷりのフェリーなどを横目に走って行きます。
-
うん? これは軍艦?
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ひょっとして撮影禁止の場所だったでしょうか?
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トルチャの町まで少しですね。
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右岸にはイスラム教のモスク、
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左岸には正教の教会が。
「だから何?」と言われてしまえばそれまでですが、私にとっては、この春、バルカン半島~ブルガリアを旅した時に感じたいろいろな思いがじわっと湧いてくる光景です。 -
Hさんと一緒に夕食でもと思ったのですが、Hさんは、この日ブカレストに帰ってしまうというので、ブカレストで明後日のお昼ご飯をご一緒する約束をして、お別れです。
-
彼女と知り合えたのは嬉しい出来事でしたが、解説が全くない、スローボートクルーズは期待外れで退屈でした。
(デルタクルーズではなく、高速船でスリナへ行った方が楽しかったかもしれませんね。) -
イルーニャ湖畔の東側は公園として綺麗に整備されています。
楽しそうに過ごす家族連れの姿もあり、ゆったりと良い時間が流れていました。 -
次の日
トルチャのバスターミナル9時発のミニバスでブカレストへ。 -
途中のカフェテラスで休憩。
飲み物やスナックを買ったり、トイレに行ったり、 -
ミティティなどの軽食を食べたり。
-
はっはっはっと懐いてきた犬君。可愛いねぇ。
ルーマニアの都市部では野犬が問題となっているようですが、ブカレストはどうなのかな。 -
では、ブカレストへ向けて!
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