ロスバケに振り回されたベオグラードを後に、ハンガリーのブダペストへ向かいます。<br />ブダペストではたっぷり４泊します。<br /><br />ブダペストを起点にドナウベントや、ツアーを利用しホルトバージへも行ってみようかと思っていましたが、街が美しすぎて、どこへも足を延ばすことなく、ブダペスト、しかもドナウ河畔のみを歩いて４日が過ぎてしまいました。<br /><br />その代り、２日目の夜＝オルガンコンサート、３日目の夜＝ミュージカル、４日目昼＝ミュージカルとたっぷりエンターティメントを鑑賞。満足のいく滞在になりました。<br />（残念だったのは、国立オペラ座が改装工事中だったことです。）<br /><br />これは到着日と２日目の旅行記です。<br /><br />

「ドナウ川の真珠」とは良くも名付けた＠ブダペスト４泊（初日＆２日目）

48いいね！

2019/06/26 - 2019/06/27

228位(同エリア3037件中)

エリア

ブダペスト(ハンガリー)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

ホテル: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

今日はベオグラードからブダペストへバス移動。
車窓にはひまわりの黄色い畑が続きます。
道路は舗装されているし、バスは大きいし、快適、快適～。
6時間程の乗車時間ですが、これなら余裕です。
（この旅行でミニバスではなかったのは、このバスだけでした。）
おっ、これはドナウ川かな。
川を渡ってノビ・サドの町中に入り、バスターミナルに寄って新たな乗客を乗せて行きます。
ノビ・サドを出発したら、ジュースとチョコレート菓子が配られました。
セルビア出国、ハンガリー入国とも全員バスから降りて、一人づつ手続きをする方式でした。
ハンガリーに入国してすぐ、トイレ休憩（３０分）でレストハウスに寄りました。
トイレ利用は無料です。
何か簡単なものが食べたいなぁと思っても、両替もATMもないので、それもできません。売店の品揃えはしょぼかったです。
ユーロでの支払いは大丈夫なようでした。
ハンガリーに入ると、バスの中でWIFIがつながりました。
１４時過ぎにブダペストのネープリゲトバスターミナルに到着。
ATMで10,000HUFを引き出すと、10,000HUF札がぴらっと一枚出てきました。
・・・使えない～。
仕方がないので、クレジットカードで公共交通７日間パス（4,950Ft）を購入し、宿に向かいます。
2019年7月時点、バスターミナルへ乗り入れている地下鉄M3号線は工事中で、Nagyvarad ter駅まではバス代行でした。
Nagyvarad ter駅からM3、M1と乗り換えて、Oktogon駅へ。
駅から徒歩５分の場所に４泊するプライベートアパートメントがあります。
住所が示すのはこの建物。
1896年の建造ですね。
私好みですよ～。（古い建物が好きなんです。）
事前に到着予定時刻をメールで連絡していましたが、更に到着後、オーナーに電話をかけます。
うん？　出ないじゃん？
すると、私の連絡した時刻の5分前にオーナーの奥様がやって来ました。
「今日、夫は仕事が抜けられないので、私が手続きをします。
それから、これが私の携帯電話の番号なので、わからないことがあったら、電話をしてくださいね。」

建物のドアを開けて、通路を進むと・・・
思ったより広い中庭をぐるりと囲んで、口の字型の建物がありました。
上階へは階段利用ですね。
日本式の4階建てなので、最上階だとちょっと大変。
でも、大丈夫。
アパートは日本式１階に位置しています。
アパートのドアを開けると、三和土の左右にアパートが２つあります。
私は右側に部屋でした。
入ってすぐは、可愛らしいリビング・ダイニングです。
1.5リットルのお水やフルボトルのワイン、木箱に入ったフルーツ＆ハーブティーのパック、インスタントコーヒーなどが準備されていました。
・・・嬉しいなぁ。
ベッドルームは、部屋の幅「ぎっちぎち」にベッドが入っていました。
でも、枕元に電源があったり、使い勝手は良かったです。
バスルーム。
洗面台にはいろりおな種類のアメニティが用意してありました。
この旅でいろいろなプライベートアパートメントに泊って来たけれど、ここは小さい気配りに溢れていました。
カーテンで仕切られたシャワーブースはちょっと狭かったです。
このアパートは4泊で１６０ユーロ（ユーロ払い）と、なかなかお手頃でした。
観光はトラムから。
Oktogonからドナウ川を渡る４．６ラインに乗ってお出かけです。
Szell Kalman ter で下車しました。
特別な目的があるわけではないのですが、この駅前から子供鉄道の駅へ向かうバスが出ているというので、確認してみたかったのです。
メトロM３の Szell Kalman ter 駅。M3を利用して戻ることもで来ますね。
でも、途中のトラムからの眺めが素敵だったので、
帰りはマルギット橋で下車し、夕暮れのドナウ川の景色を楽しむことにしました。
国会議事堂、美しい！
本当に美しい。
アパートの側に「びわこ」という日本食レストランがあったので行ってみました。
日本人駐在員御用達のようでした。
料理の提供が遅く（忘れていたのかも？）、ストレスが溜まっちゃいました。
よしっ、すっきりするために、もう一度、トラムに乗って夜景を見に行こう。
ドナウ川の真珠とは、上手く名付けたものです。
王宮の丘も綺麗ですが、
やはり国会議事堂は別格の美しさ。
ブダとペストを結ぶ橋もキラキラです。
おはようございます。ブダペスト２日目。
まだ、アパートの中庭まで陽が差し込んで来ていませんが、いいお天気みたいです。
チケット売り場のオープン時間に合わせてエルケル劇場へ。
上映中のミュージカル（ビリーエリオット）のチケットを買います。
早く着きすぎちゃったので周辺をふらふらします。ラベンダーが良い香り。

２９日の昼公演のチケットが　なんと！　直前割りで半額～！
平土間最後部に位置する１階ロージェの最前列が750Ftで購入できました。
次はブダペスト東駅に行ってみましょう。
エルケル劇場から８００ｍ程、歩いて10分弱でした。
立派な駅舎が見えてきました。
1881年から1884年にかけて建てられたとのこと。堂々とした姿ですね。
地下鉄M２、M4も乗り入れています。
古い建物の下は近代的な造り。このギャップも良いですねぇ。
大好きな行き止まり駅です。
発着状況の掲示板は便利だけれど、ちょっと雰囲気を壊している感じかなぁ。
ウイーン行の切符を買っちゃおうか。
でも、ブダペスト～ウイーン間の運行本数は多いので、何時の列車にするかゆっくり考えることにしましょう。
では、観光開始です。
Kossuth Lajos ter 駅から地上に上がると、すぐ国会議事堂が姿を現します。
先端が鋭い
空を行く天使が引っかかっちゃうんじゃないの～。
ラーコーツィ・フェレンツ2世の騎馬像。
背後にはドナウ川。
ドナウ川に沿って南下していくと「ドナウ川沿いの靴」の銅像があります。
浮かれていた気分に鞭を当てられたように感じて、しょんぼりしながら歩き出します。
写真を撮っている人も多かったのですが、軟弱な私には無理でした。
対岸には王宮。
以前、観光はしているけれど、夜には行っていないので、今回は王宮の丘からの夜景を見てみようかしら。
世界遺産の地下鉄M1線。
1896年に開通したブダペスト最古の地下鉄です。
他の地下鉄ラインと異なり、ホームも天井が低くレトロですね。
短い編成で走って来ました。
おお、結構、混雑していますね。
私の泊っているアパートの最寄り駅は、このM1線のオクトゴン。
この路線は比較的浅い所を走っていて、駅から地上へ向かうのも階段利用でした。
この日の夜は聖イシュトバーン大聖堂のオルガンコンサートに行きました。
オルガンコンサートのチケットのカテゴリーは３段階。
セカンドカテゴリーで8,700Ftと良いお値段。（明後日のビリーエリオットの10倍だよ。）
区分ごとに自由席だと聞いていたので、早めに入場してクロッシングのすぐ後ろに着席しました。
「あなたのチケットだど、内陣の固定席（ミサでお祈りするための席）に座れるわよ。」と係員に言ってもらいましたが、「前に誰もいない」席が好きなのでここにします。
席を決めたら、少し内部を見学しましょう。
ドームを真下から。
教会なので、正面入口の上に大きなパイプオルガンがありますが、これはコンサートでは使われません。
さあ、コンサート開始です。
・・・・
う～ん、所詮、観光客用のコンサートなのかなぁ。
観客も観客だもんね。仕方ない。
大聖堂を出る前に、ひっそりと立つマリア像に会いました。
毎晩、コンサートを聴いていらっしゃるのね。
大聖堂から出てた正面には、聖イシュトバーン広場（Szent Istvan ter）。
暮色が美しい。
聖イシュトバーン大聖堂は、1851年に着工し、1905年に完成した歴史ある建造物。
エレベーターか階段（364段）でドームに上がることができるらしいですね。
昼間、登りに来ればよかったな。
有名なアイスクリーム屋さんがあるというので、食べて行こうかと思ったのですが、並んでいるので、次回にしましょう。
M1のオクトゴン駅。
この日のこの時間は係官がいて、チケットの有無を確認していました。
地上に上がると目に飛び込んでくるのはSAMSUNGのネオン。
そして中国銀行。
旧東ヨーロッパの国々には、大韓民国＆中華人民共和国の経済進出が目立ちます。
後日、シティツアーバスのパンフレットを目にして再認識するのですが・・・
１６言語対応なのに、日本はありません。
中国語はともかく、韓国語にも対応しているのにね。

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2019年６~７月　ドナウ川をさかのぼりながら観劇の旅

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この旅行記へのコメント（5）

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mi-tanさん 2020/02/03 07:48:26

ブダペスト!

れいろんさま

おはようございます。
昨年の６月の、ブダペストですね～
ホントに、お会いできれば良かった。
私も、ずっとドナウ川沿いに居たのに、残念です。
一緒にご飯食べると、シェアしたりできるので、いろいろなメニューを楽しめますものね。
それにしても、美しい写真の数々!
本当に素敵です。
聖イシュトバーン寺院で、オルガンコンサートがあるなんて、知りませんでした。
また、続きのブダペスト、楽しみにしています❤
mi-tan

れいろんさんからの返信 2020/02/04 17:05:35

RE: ブダペスト!

mi-tanさん、こんにちは。

旅行記へのコメントありがとうございます。
mi-tanさんと違って何事も遅い私、昨年６月の旅行記、どうにか載せました〜。

同じ日程でブダペストに滞在していて、更に、mi-tanさんは（旦那様がお仕事中の）昼間は自由に行動されていたのに、お会いできなかったのは、もったいなかったです。
お食事、ご一緒したかったです。

聖イシュトバーン教会のオルガンコンサートは、毎夜、開催されていますが、ちょっと観光客向けという感じでしたよ。

私たちが行った時は国立オペラ座が改修中で残念でしたね〜。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

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kuritchiさん 2020/02/01 12:36:39

ブタペストにうっとり♪

れいろんさん、こんにちは～
ブタペスト、、綺麗な街ですね♪
(わかってはいたけれど、予想以上に綺麗♪)
れいろんさんのライトアップの写真が素敵♪ってことですね(^^)

ドナウ川といい、、
美しい建物に、教会、、
ライトアップ♪
kuritchi好みが揃った街ですよぉ～(^^♪

いつか訪れたいなぁ～
問題は、、訪れたいところが多過ぎて、、(汗)

kuritchi

れいろんさんからの返信 2020/02/02 09:24:51

RE: ブタペストにうっとり♪

kuritchiさん、こんにちは。

昨年の６月の旅行記、読んでくださってありがとうございます。
ブダペスト、余裕のある街という印象でした。ドナウ河畔の夜景は綺麗でしたね。

一人だと、なかなか食事が楽しめないですね。
ちょうど同じ日程で、kuritchiさんもご存じの mi-tanさんが、ブダペストに滞在されていたので、（旦那様のお仕事中に）一緒にお昼ご飯・・・と、できれば最高だったのですが。

・・・ところで、その後、骨折の治癒状況は如何ですか？
（若い頃と異なって、時間がかかるのでは？？と心配しています。）
骨折をおしてのkuritchiさんのプラハ旅行記。
続きを楽しみにしています。

　　　　　　　　　　　　　　れいろん

kuritchiさんからの返信 2020/02/02 10:25:00

Re: ブタペストにうっとり♪

こんにちは～

骨折の具合はよくわからないのですが(リハビリ中)、お正月から超繁忙期で半強制的に仕事復帰してしまっています(汗)
予定では3月いっぱい休職のつもりだったのですが、、
なので、益々アップが遅れています(涙)
細かい事を忘れる前に何とか帰国したいのですけどね

kuritchi

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