2018春、中国西部の日本百名城(22/28)：4月4日(8)：萩城(8)：城下町、萩城模型、木瓜

2018/04/03 - 2018/04/04

中国西部の百名城巡り、萩城の紹介です。

エリア 萩(山口)

• 交通手段: 観光バス 新幹線

『ボケ(木瓜)』
バラ科ボケ属の落葉低木
原産地：中国大陸。日本では、平安時代に渡来した帰化植物。
花期：3月～4月
その他：果実は果実酒などに使われます。

『萩城模型』

『萩城縄張図』

『ツバキ(椿、海柘榴)』
ツバキ科ツバキ属の常緑樹
花期：冬から春
その他：江戸の将軍や肥後、加賀などの大名、京都の公家などが園芸を好み、多くの品種が作り出されました。

板塀に挟まれた場所になりましたが、井戸跡のようです。

台座に『久坂玄瑞進撃像』のプレートがあった銅像の光景です。『久坂玄瑞(くさか・げんずい：1840～1864年)』は、幕末の長州藩士で、幼名は秀三郎、諱は通武(みちたけ)、通称は実甫、誠、義助(よしすけ)です。妻は吉田松陰の妹、文(後の楫取美和子)、長州藩における尊王攘夷派の中心人物でした。萩藩医・久坂良迪、富子の三男として生まれました。幼少の頃から城下の私塾の吉松塾で四書の素読を受けました。この塾には、1歳年長の高杉晋作も通っていました。

『久坂玄瑞進撃像』のズームアップ光景です。最期は、『禁門の変』で志半ばにして、25歳の若さでこの世を去りました。ウィキペディアからの引用です。『松下村塾では晋作と共に「村塾の双璧」、晋作・吉田稔麿・入江九一と共に「松門四天王」といわれた。松陰は玄瑞を長州第一の俊才であるとし、晋作と争わせて才能を開花させるよう努めた。そして、安政4年（1857年）12月5日、松陰は自分の妹・文を玄瑞に嫁がせた』と、紹介されていました。

頭部のズームアップ光景です。維新の三傑の一人、木戸孝允に西郷隆盛が語ったとされる言葉です。『お国の久坂先生が今も生きて居られたら、お互いに参議だなどと云って威張っては居られませんがな』また、高杉晋作は、『玄瑞は天下の奇傑なり。我、如何にしてこれと比するを得ん』と語ったとされます。

『萩城下町(旧町人町)』のタイトルがあった観光案内地図の光景です。高杉晋作生誕地、田中義一生誕地、木戸孝允旧宅や菊屋家住宅、青木家旧宅などが記されていました。

『ローズマリー』
シソ科マンネンロウ属の常緑性低木
原産地：地中海沿岸地方
その他：ハーブの1種で、その生育はキリストの生涯を象徴し、多くの伝説で聖母マリアと結びついています。

白花の『ヤマブキ(山吹)』ではなく、別種の『シロヤマブキ(白山吹)』です。中国地方の石灰岩地だけに自生する落葉低木とされます。『ヤマブキ(山吹)』にも、白い花が咲く品種の『シロバナヤマブキ(白花山吹)』があります。同じバラ科の植物ですが、ヤマブキ属とシロヤマブキ属に分かれます。

『シロヤマブキ(白山吹)』
バラ科シロヤマブキ属の落葉低木
花期：4月～5月
特徴：湿気を好み、西日や乾燥に弱いとされます。
その他：シロヤマブキは花弁が4枚で、シロバナヤマブキは5枚です。

石灯篭の傍らにあった『てんぐの寺・円政寺』の案内看板の光景です。幕末の風雲児、高杉晋作が幼年期にここで遊び、勉学に励んだ金毘羅社と円政寺です。『円政寺』は、真言宗御室派のお寺です。のちの内閣総理大臣ン度を務めた、伊藤博文(1841～1909年)も一緒だったとされます。