初夏のカナディアン・ロッキー2019 Day5-5（Rock Isle Roadを下ってCentennial Lodgeへ）

2019/07/01 - 2019/07/09

「今年の夏は、家族でコスタリカへ行こう！！」
なんて、去年、計画を立てている最中に、諸々の事情で計画は中断。
今年は、息子も娘も予定があって、旅行へは行けず…
「じゃぁ…カナダ国内でバンクーバーから1週間くらいで車で行ける場所」って事で、1ヶ月くらい前にパタパタと決めて、夫婦だけで初夏のカナディアン・ロッキーに行ってきました。

バンクーバーからレイクルイーズまで800km弱あります。
1日で行けない距離ではないけれど、行こうと決めたのが、つい最近だった為、カナディアンロッキーで残っている宿はバカ高い所ばかりだったし、過去に何度も行っているので、今回の旅は、リサーチも兼ねて道中の町も楽しめるような旅程にしました。

Day5-5（Rock Isle Roadを下ってCentennial Lodgeへ）

朝から、Sunshine Meadowsをハイキングして、Rock Isle Lake Viewpointから、Sunshine Villageのゴンドラ終着点までRock Isle Roadを下っていきました。
こちら側のトレイルは、森林限界を超えた場所にある広大なスキー場を右手に見るようにして下っていて、The Continental Divide（大陸分水界）やブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州の州境も通ります。

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

足元には高山植物

青いジャケットを着ている人は、バンフ国立公園のレンジャーで、色々と説明していたので、ちょっと後ろで立ち聞き…

Standish Viewing Deckから下ってきたトレイルが見えています。

あちこちにいるGround Squirrels（地リス）

広大な台地を元気に走り回っている姿が見えます。

口に草を咥えて、前を走り過ぎて行きました。
この時はてっきり、Ground Squirrelsかと思っていたんだけど…

あっちの方でも、口に草を咥えて走っています。

何匹も、向こうの方まで走っては、草を咥えて、こっちに走って登ってきます。

どうも、さっき観察したGround Squirrelsとは、動き方が違うというか、様子がかなり違います。

この石の上に乗っている子も口いっぱいの草を咥えています。

よく観察していると、あの茶色いところから、枯れた芝を口に咥えて、自分達の巣まで運んでいる様子

あの子も

草を咥えたまま、立ち上がって、こっちを振り向いた。
Ground Squirrelsに似ているんだけど、どうも、彼らはHoary Marmotのよう。

そんな風に冬眠から覚めた野生動物達が沢山走り回っているメドウは、いつまででも観ていられるけど…

「雨が降り出しそうだから、急ごう！」と旦那。

この辺りに来たら、また体感温度が下がってきたので、またジャケットを着て歩き出します。

朝は雲ひとつない晴天だったのに、何時の間にか、雨雲が…

この坂はGround SquirrelsかHoary Marmotの巣穴が沢山！

ああいう上の方にビッグホーンシープやマウンテンゴートとか居そうな気がするんだけどな。

野生動物達が、地下の巣を造ることに寄って、メドウズの土の通気を良くする助けになっているのだとか。

あっちにも巣

こっちにも巣

ここ全部に、とっても広い地下街がありそうな感じ！？

で、動物達が地上に出れば、ご馳走ばかり…

石の上には、Lichens
1000年で1cmくらいしか成長しないんだそう。

てくてくてくてく…

Rock Isle Roadを下ってゴンドラ乗り場まで行きましょう。

ここにもいくつもの穴

ウエスタン・アネモネ
産毛みたいな短い毛が保温を助けています。

何時の間にか、風も出てきました。

右手のトレイルに入る人達は、キャンピング・ギアーを背負って歩いています。

ずっと先に、２つキャンプ場があるみたいだね。

山の天気は変わりやすいねぇ…

朝は、あんなに晴れていたのに。

分岐点

私達は、こっちの方向だね。

しかし、ホント、この山凄いねー。
上まで登ってみたい気もするけど、スキーシーズンは、上まで行けるんだよね。

Western Anemones
小さな毛が保温を助け、球体の花は太陽のエネルギーを集めます。

前方の山脈の景色も綺麗♪

上の方に、朝、乗ってきたリフトが見えています。

【関連旅行記】
Day5-1（Banff Sunshine Villageへ）
https://4travel.jp/travelogue/11539920

The Continental Divide（大陸分水界）
山の西に落ちた水は、Simpson Kootenay Columbia Riverなどと経て、約2000ｋｍ先の太平洋まで流れて行き、東に落ちた水は、Bow River、Saskatchewan River、Lake Winnipeg、Nelson Riverなどを経由してハドソン・ベイや太西洋へ流れて行きます。

って、どこが、大陸分水界なんだろ？きょろきょろ…

やっぱ、あの山でしょ。

雲がどんどん押し寄せてくるね。

ここ、こんなに雪が残ってる。

本当に広大なスキー場が、森林限界を超えた場所にあります。

このリフトが動いていたら

夏場でも、結構、あの天辺まで行きたい人、いると思うんだけどなぁ…

さてと…
立ち止まって景色ばっかり見ていないで、歩きましょうかね。

あの前方の山も凄いねーーー！

まだ名残惜しいけど…

ゴンドラ乗り場まで下りましょう。

おぉ！、ここからの景色良いねぇ♪

「あそこの山、不思議な木の生え方してるよ。」
「真ん中辺りだけ、色の違う緑色が合わさっていて綺麗だね。」
「黄緑色の場所は雪崩が起きやすくて、木が育たないんじゃない？」
「あぁ、そう言えば、エメラルド・レイクでそういう場所があったね。」
「うん、うん。」

【関連旅行記】
Day3-9（夕方以降のEmerald Lake Trail）
https://4travel.jp/travelogue/11537245

トレーニングしているのか、走って登って行く人もいます。

坂を下るに連れて、木が多くなっていきます。

木々の中にスキーリフトのワイヤーが見えます。

雪の上に、針葉樹の枯葉が落ちたよう…

てくてくてく…

てくてく・・・

建物が見えてきました。

朝、乗ったリフトと、その後ろにサンシャイン・マウンテン・ロッジ

サンシャイン マウンテン ロッジ ホテル

ログハウス

サンシャインビレッジの中心部まで下ってきました。
ゴンドラで下界へ下りる前に、ちょっとだけ、右手のCentennial Lodgeに入ってみましょう！

Sunshine Village Ski Resort 体験・アクティビティ