初夏のカナディアン・ロッキー2019 Day4-4（すぐそこなのに、Lake Louiseは遠くなっていた！）

2019/07/01 - 2019/07/09

「今年の夏は、家族でコスタリカへ行こう！！」
なんて、去年、計画を立てている最中に、諸々の事情で計画は中断。
今年は、息子も娘も予定があって、旅行へは行けず…
「じゃぁ…カナダ国内でバンクーバーから1週間くらいで車で行ける場所」って事で、1ヶ月くらい前にパタパタと決めて、夫婦だけで初夏のカナディアン・ロッキーに行ってきました。

バンクーバーからレイクルイーズまで800km弱あります。
1日で行けない距離ではないけれど、行こうと決めたのが、つい最近だった為、カナディアンロッキーで残っている宿はバカ高い所ばかりだったし、過去に何度も行っているので、今回の旅は、リサーチも兼ねて道中の町も楽しめるような旅程にしました。

Day4-4（すぐそこなのに、Lake Louiseは遠くなっていた！）

レイク・ルイーズへ向かう為にモレーン・レイクを出たのですが、直接、レイク・ルイーズへ行ってくれるシャトルバスはなく、山を下り、ビレッジも通り過ぎ、ハイウェイをダァーーーと、高速でとばして、1km程、離れた場所にあるオーバーフローパーキングへ…
で、そこで、レイク・ルイーズ行きのシャトルバスに乗り換えて、また1km程ダァーーーと、高速でとばして、ビレッジを通り過ぎ、ついさっき下ったばかりの山をまた登り、やっとレイク・ルイーズに到着しました。

モレーン・レイクとレイク・ルイーズは、そんなに離れていないので、簡単に観て周れると思って、今日は、モレーン・レイク→レイク・ルイーズ→ボウ・レイクの順で3ヶ所は行けるだろうと予定をたてていたのですが、予想外に、モレーン・レイクとレイク・ルイーズの移動に時間が掛かってしまった為、この時点でボウ・レイクへ行くのは諦めました。

そんな風にして、やっと戻って来たレイク・ルーイズなので、やっぱり、もの凄い人で溢れていました。
湖自体の美しさはモレーン・レイクに負けるけど、ここは後ろから迫ってくるかのような氷河が大迫力なので、時間があったら周辺にあるトレイルをハイキングして氷河近くまで行きたかったのですが、この後、Canmoreで4時に待ち合わせをしていたので、今回はハイキングもなしで、レイク・ルイーズの表の顔を拝むだけで、ここを後にしました。

エリア レイク・ルイーズ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

レイク・ルイーズへ行く為に、モレーン・レイクからシャトルバスに乗りました。

このほんの少し上辺りに私達の車を止めたパーキングがあるので、この辺で降ろしてくれたらいいのに、もちろん、そんな事はしてくれず、どんどん坂を下って、レイク・ルイーズから遠ざかって行きます。

レイク・ルイーズ・ビレッジにあったバス停も通り過ぎ

え～、もっとビレッジ近くにあるのかと思ったら、オーバーフローパーキングって、ここから1kmも先だってよ…。

シャトルバスは、ハイウェイに乗って、１ｋｍ、ゴーーーーと高速で走り、オーバーフローパーキングを目指します。

あーあ、私達の車から、どんどん遠ざかっていってしまうよー

オーバーフローパーキングに着いたのですが、レイクルイーズ行きのシャトルバスを待つ人達の長蛇の列。
（げっ！？あの長蛇の列に並ばないとダメなわけ！？）と思った瞬間、ドライバーが、「これからレイク・ルイーズに戻る人は、前に止まっているシャトルバスに乗り換えるように」と、数を数え始めたので、ホッと一安心！
ここで、また行列に並んで待っていたら、いつ車に戻れるのかわからないしね…

で、一番前に座っていた私達は一番最初にバスを降りれたので、その流れで、また一番前の席へ

再び、さっき来た道の反対車線を高速でゴーーーーーーと走りだします。

「あ～あ、今日、時間があったら、ボウ・レイクも行きたかったんだけど、この調子じゃ無理だね。」
「さっきまで、あんなにレイク・ルイーズの近くにいたのに、遠いね…レイク・ルイーズ」

左の方のロッキー山脈を眺めながら諦観。
ジタバタしたって何も状況が変わるわけではないしね…

シャトルバスは、やっとレイク・ルイーズに戻って来ました。
ここで、こんなに無駄な時間を使ってしまうことになるとは、思いもしませんでした。

1920年に建てたコテージだって。

ホテルのお客さんを安全に山まで案内する為のスイス人ガイド達が滞在していた家のようです。

ふぅ、やっと、レイク・ルイーズに辿り着きました。

目の前の山やトレイルの説明書き

左手の方にカヌーレンタル

結構、人は並んでいるみたいかな…

カヌーに乗って湖に漕ぎ出す人々

皆、湖の奥の方に入っていってます。
カヌーからは、どう見えているんだろ？

迫力がある、この景色！

凄い氷河！

確か、あの氷河の上の方のどこかに、Abbot Pass Refuge Cabinがあるような事を聞いたんだけど…
で、そこまで、この裏側に位置するヨーホー国立公園のレイク・オハラから、トレイルがあるのだとか。

レイク・オハラ、行ってみたかったなぁ…
サイトでもチェックして、シャトルバス予約の電話も、何度も掛けてみたけど、皆無で残念しした。

あなた方はどなた？
右の人は、Tom Wilsonってお方。

あそこの雲、ちょっとどいてくれたらいいのにねー

カヌーレンタルの方までやってきました。

ひっきりなしに、カヌーが出ていきます。

ガイド付きのグループカヌーもあります。
90分で大人$55、子ども$30
出発は12時と午後3時30分

カヌーレンタル

大人3人か、大人2人と子ども2人まで（55パウンド以下）
30分　$115で、1時間　$125
これじゃぁ、皆、1時間借りるでしょ。
ここは、エメラルド・レイクよりも遅い時間までやってます。

モレーン・レイクよりも$5高いけど、ここは大人気だね。
さすが、レイク・ルイーズ！

大きなChateau Lake Louiseもあるしね…

赤いカヌーとChateau Lake Louise

色はモレーン・レイクの方がずっと綺麗なのに

こっちのカヌーレンタルの方が人気があるのは、湖も大きいし、下から見ても大迫力な、この氷河があるからでしょうかね？

湖畔を歩いている観光客の数も違います。

ここで暮らしている小動物達
確か、昔、ここに来た時はシマリスとピカも沢山いました。

ここが、レイク・ルイーズの水の出口。

さてと、湖の反対の方へ行ってみましょうかね。

反対側から、入り口付近を見ると、観光客の多さにびっくり！

右手のカヌーレンタルの方まで続いています。

深くて、冷たくて、美しい！！

11月から6月は凍っていて、真冬は1m以上のぶ厚い氷が張ります。

６つの氷河から溶け出した氷河湖で、水深は70m
冷たい水で、夏でも10度以下です。

Chateau Lake Louiseの前まで来ました。

Chateau Lake Louiseの部屋からは、この景色を少し高い所から眺められるのでしょう。
色ではモレーン・レイクに負けるけど、この周りの景色は負けてないかな。

ルイーズ湖 滝・河川・湖

「昔、ここに来た時は、あっちの方まで歩いたよねー！」
「うん。あっちから観るChateau Lake Louiseも良かったよね。」

一番最初にここに来た時、下の娘はまだ2歳前で、ストローラーに乗せて歩いていたのに…
「子ども達の成長はアッという間だったね…」
なんて、子ども達抜きで初めての旅行だったので、なんとなく思い出話が多くなります。

「どうする？向こうの方まで行く？」
「んー、4時にCanmoreのキャンプ場で、キャンピングトレイラーのオーナーと待ち合わせだから、2時過ぎくらいには、ここを出ないと。」
「じゃぁ、歩いてる時間はないね。」

って訳で、歩くのはやめてホテルの方へ

湖の方を向いたベンチが、いくつも並んでいます。

Fairmont Chateau Lake Louise ホテル

ホテルの敷地内からの景色も良いね♪

旗も一緒に♪

ちょっとだけギフトショップを覗いたら、原住民の衣装を身にまとった人がいました。
てっきり、そういうスタッフなのかと思ったら、どうも普通の観光客の人が好んで買って着ていたようです。

天井のライトがユニーク

素敵なデザイン

この景色！
なんだか、リゾート気分に浸れそうな感じ。

どこも人は多いねー

窓が大きいので明るくていいです。

でも、ここも待っている人が沢山だね。

なんか、お洒落♪

これも、ユニーク

ここ、この日は、1泊$1000超えしてました。
宿泊料金がサービスや施設の快適さ、満足度などと比例していないケースを、前日に、エメラルド・レイク・ロッジで経験してしまったので、「ここは、どうなんだろ？この金額に見合うホテルなのかな？」って、ちょっと懐疑的になってしまっているのですが…

このサイン、レイク・ルイーズの坂道を登り出す前に出しておいてくれればいいのにねぇ…
そしたら、ここまで登らずに、下のオーバーフローパーキングに止めたのに。

レイク・ルイーズのパーキングを通り過ぎて、トレイルを少し下って下のパーキングに行きます。

シャトルバス バス系

行きに車を止めた時にも、少し話をした、ここで交通整理をしていたお兄さん、私達の事を覚えていて、また話しかけてきました。
ずっと立ちっぱなしで、退屈していたのかな。
「ここ、数年、7月8月は、毎日こんな感じだよ。6月だったら、もっと空いているよ。」と言っていました。

さてと、車に乗って、山を下ります。

前方左の方の山には、スキー場（Lake Louise Ski Resort）が見えます。
ここの雪景色はどんななのでしょうね。

パーキング、見付からないかな？と思ったんだけど、入ってみたら、運良くすぐに見付かりました。

ヴィレッジ マーケット スーパー・コンビニ

向こうに、お店やレストランが並んでいますが

私達は、向こうのビジターインフォメーションに行きたくて、ここに入ってきました。
でも、ビジターインフォ周辺は工事中で立ち入り禁止

観光案内所 (レイク ルイーズ) 散歩・街歩き

パーキングの隅の方に、仮設ビジターインフォがありました。
まずは、これから行く今夜のキャンプ場、CanmoreにあるBow River Campground付近の地図を貰い、場所を確認。
そして、明日、ハイキングしようと思っている、Sunshine VillageのSunshine Meadowについての情報も貰い、出てきました。

さてと、時刻は2時15分

高い氷河の山の天辺を眺めながら

トランス・カナダ・ハイウェイを東へ走ります。

昨夜、降ったばかりっぽい新雪のかかった氷河の山

ぐーんと近づいてみると…
この山と雲の感じ、好きかも。
ここに、稲光とか欲しいかな。
それか、雲が少し開いていて、一筋の太陽光が射しているとか。

３つ重なり合った山

前方には別の山脈があり

それを目指すかのように

ダダダダダダダーーーーーーーーーーと、車を走らせます。

ねぇ、あそこ、右手に入って行く車、多いね。

あ、さっき、シャトルバスで来たオーバーフローパーキングだ！
やっぱり、レイク・ルイーズから、ここまで、かなり遠いよね。

でも、このパーキングも、いっぱいの様子です。

レイク・ルイーズを後にして、これから、Canmoreへ向かいます。