2019/06/30 - 2019/07/01
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kanakoさん
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女一人旅。タンザニアのアルーシャを午後に出発し、キガリ空港、ヨハネスブルグ空港経由でジンバブエのビクトリアフォールズへ翌日午後着。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昼過ぎまでタンザニアのアルーシャの町をふらふらして、14時頃キリマンジャロ空港へ。小さい空港です。写真は空港入口。
ここからジンバブエに向かいます。
町では、マサイシュカという赤地にチェックの布を着た方をよく見かけました。
マサイ族の方らしいスレンダー長身な男性が肘と膝から先だけ出して体に巻いた伝統的な着方のほか、上に革ジャンを羽織ったり、下にパーカーを着たり、Tシャツにジーンズで首に巻いたりと、現代的な着方の方も。
柄や赤い色の意味は諸説あり、おそらく現地の方もそれぞれ認識が違うので、私も送迎のツアー会社運転手の方に聞いてみました。
私「マサイの人が着るあの布の意味は?」
運転手氏「あの布はマサイでなくても使ってる。今の時期(冬)は朝晩冷えるから肩にかけたり首に巻いたりするのにちょうど良い。欲しい?スーパーで15USドルで買えるから連れていこうか?」
赤い色は動物に見え辛い、文化的背景等、各種説が聞き出せるかと更に食い下がる私。
私「赤い色に意味はあるのか?多くの場合赤、時々青のものを町で見かける。緑や黄色はみかけない」
運転手氏「確かに緑や黄色はないなぁ。皆赤を買う」
私「何故赤を選ぶのか?」
運転手氏「赤が好きだから」
そんな理由?!
キリマンジャロ空港はシステムが色々珍しくて戸惑いました。これから行く方のご参考になればと思い書いてみます。
写真に写っている空港入口で、荷物と本人のセキュリティチェックを受けます。(先進国などでは空港入口ではチェックがないことが多いかと思います)
入るとすぐバスケットコート位の広さの出発ロビーで、正面にチェックインカウンターが5つ程並んでいます。
その手前に係の人が一人座れるブースがあって、そこにいた係の人が私の航空券とパスポートを見て、「あなたのチェックイン手続きはまだできないからあちらの席で待っていて」と指示されました。
そして、勝手にカウンターに並ぶのではなく、自分の便のチェックインが始まってから「一人座れるブース」の係の人の所に並び、航空券とパスポートを見せOKが出てから各カウンターへ割り振られる、という手順でした。
この出発ロビーは国内線ロビーも兼ねていて、チェックイン後、国内線ならチェックインカウンターの背後に位置する国内線ゲートの方へ、国際線なら空港玄関から向かって右にある出国手続きの部屋へ進みます。
しかし私はこういうシステムの空港は初めてで全く見当がつかなかったうえ、港内に各種モニターがなく視覚的に情報の確認ができません。
よくある空港では、チェックインカウンターの上にはモニター画面があり、自分の航空券の航空会社のカウンターがチェックインできる状況になったら「XX航空」等モニター表示されるので見当がつきます。また、発着掲示板(便名、出発時間、運行状況等をリアルタイム掲載)がそこかしこにあります。
当空港はこれらが一切なく、英語のアナウンスのみが情報源です。そしてスワヒリ語訛りなので英語が得意でない私には上手く聞き取れません。
途方に暮れていたら神の助けが。現地ツアーでセレンゲティ等でご一緒だったスペイン人カップルのお二人と偶然遭遇。国内線でザンジバルへ行く途中とのこと。自分達は既にチェックインを済ませているのに、より早い便の私が未だここにいるのに驚き、女性の方が即座に係の人に聞いて「あの列にもう並ぶんだって!」と教えてくれました。
お二人とも、ツアー中もこんな風にとても親切で親身になって下さる方々で、大変お世話になりましたした。最後まで本当にありがとうございましたm(_ _)m。神ですか。キリマンジャロ国際空港 (JRO) 空港
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搭乗ゲートもモニターがなく(TVはある)、今搭乗中なのが何便かはアナウンスのみが頼りした。心細いので、紙にマジックで便名書いて掲げるだけでもして頂けると大変助かります…
キリマンジャロ空港(タンザニア)→キガリ空港(ルワンダ)→ヨハネスブルグ空港(南アフリカ共和国)→ビクトリアフォールズ空港(ジンバブエ) 19時間の旅。
3便乗り換えで始めの2便はルワンダ航空。機内食はこんな感じ。 -
ルワンダ航空は日本に就航していなくて情報が少ないですが、海外(主に欧米人)の口コミを見たら概ね問題なかったので利用しました。
若干狭く感じ、サービスはものすごくいい訳ではありませんが、短いフライトで小さな機体だったこともあり、個人的には「普通」の範囲内に感じました。 -
ルワンダは、ほんの四半世紀前には民族間大虐殺が起こり、日本でも「ルワンダ難民」の言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
1994年ルワンダと隣国ブルンジの両大統領を乗せた旅客機が、ルワンダ首都キガリ国際空港に着陸する際に撃墜され、紛争の背景はあったもののこの事件が大虐殺の一つのきっかけになったと言われています。
写真は現在のキガリ国際空港。綺麗で治安が良く、夜でしたが安心して過ごせました。
ルワンダは今は「アフリカのシンガポール」とも言われ、急成長を遂げています。首都キガリは清潔で美しい街並みで、夜も気軽に歩ける位治安がいいそうです。キガリ国際空港 (KGL) 空港
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明かりのある搭乗ゲートの上のガラスに「KIGALI INTERNATIONA(L AIRPORT)」と見えます。
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ヨハネスブルグ空港に着きました。ここでAM2:25~AM11:25待ち時間。
国際線乗り換えのこのロビーで夜明かししました。
同様の旅行者が死屍累々と椅子に横たわっていて、危険は感じませんでした。(荷物は肩紐を体に通し開口部を自分に密着させます)
奥にチェックインカウンターが見えます。ヨハネスブルグ国際空港 (JNB) 空港
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カウンター上のモニターに英国航空が表示され、やっと乗り換えチェックインができます。ここでビクトリアフォールズ空港(略称VFA。モニタ中に「乗換デスク」「VFA」とあります)行きの搭乗券をピックアップします。
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トランジット用ホテルもあります
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空港内の案内はこの機械が使えます。(でも深夜のせいか私が見たものは利用停止中でした)
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ヨハネスブルグ空港は南アフリカのハブ空港で、大きくて華やかです。垢ぬけていて、欧米風です。
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出発ゲート待合室。
外が明るいので画面が暗くなってしまいましたが、安全に不安を感じない位明るいです。 -
機内食。英国航空ですがお土地柄でクスクス。
機内食って、クスクスやお米と一緒にパンが出るのが不思議な感じです。(欧米ではクスクスや米は野菜扱いなことが多いから?) -
ビクトリアフォールズ空港に着き、予め予約していたタクシーでビクトリアフォールズの町へ。
雲一つない青空で暑いですが、まだ乾季の始め。木は葉が黄色くなり出しているものが多く、これから落葉して丸坊主になるそうです。
町は良くも悪くも「アフリカというテーマパーク」のような印象を受けました。オーストラリアのケアンズのような、「欧米の開拓地で、自然をメインにした観光地だから極端な都市化はしていない小さな田舎町」のイメージに近いです。 -
学校。四阿は生徒さんが休み時間に涼めるのかな?
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本日の宿、Victoria Falls Rest Camp and Lodges。
その名の通り、敷地内に自分でテントを張って泊まれる場所とロッジがあります。 -
私はロッジ利用で、一泊3500円程度。
部屋は広くて昼間涼しく夜暖かく、素晴らしく快適でした。
しかし、電灯がつかず電源も使えなかったので、フロントに訊いたところ、町全体が停電中で恐らく22時頃に復旧する予定とのこと。
その通りでした。 -
部屋を外から見るとこんな感じ。
広さなどいくつかバリエーションがあるようです。 -
共用のWashroom。左がトイレ、右がシャワーです。
マラリア対策としては蚊に刺されないことが重要ですが、ビクトリアフォールズでは全く蚊を見ませんでした。しかし一回だけ、このトイレで個室1つあたり3匹密度で蚊がいた時がありました(翌日は強い消毒液のにおいがして蚊はいませんでした)。
下水はどうしても蚊(ボウフラ)が発生しやすいので、掃除のタイミングが影響するかもしれません。
なお私は、シャワー浴びた後で虫よけ(deet30%で強いので就寝前には洗わなければならない)をまた塗りたくなかったので、個室にいる間手足を振り回して蚊にとまらせないようにして、無事刺されずに用を済ませました(笑)。 -
敷地内にプールがあり無料。この左隣にレストランがあります。
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こちらはテントスペース
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テント泊の方の炊事場です
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ゾーセージのようなものが庭に沢山転がっています。木の実です。
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あちこちの木に実がなっていました。
この木の遠目に見える茶色は実。マメ科の実をよく見かけました。 -
こちらはインゲンのような実ですね。
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木に咲く花もあちこちで見ました。こちらも実が不思議な感じですね。
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赤い花の木
さて、あしたはビクトリアの滝へ行きます.
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