2019/07/02 - 2019/07/02
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kanakoさん
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女一人旅。本日ビクトリアの滝観光。後編はザンビア側。ジンバブエからの国境越え、ボイリング・ポット、波乱万丈なジンバブエ通貨の話なども。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
[前編]にてビクトリアの滝のジンバブエ側を見たので、これからザンビア側に渡ります。
ザンベジ川にかかるビクトリアフォールズ橋半ばが国境で、橋の両端にそれぞれの国の出入国管理事務所があります。
写真はジンバブエ側の出入国管理事務所。窓口の列が外までのびています。
ジンバブエのビザは1回入国できるシングルビザほか複数あり、ビクトリアの滝観光は、ジンバブエとザンベジに滞在でき複数回行き来できる「KAZAビザ」が便利。日本人は「アライバルビザ」(入国時空港で取得できるビザ)として取得できるので、私はこれを取得済みです。
ビクトリアフォールズ空港で入国審査のフロアに入ると係の人に声をかけられるので、予め用意したビザ申請書類とパスポートを見せます。
「私はここでビザを取得する必要がある」「何ビザ?」「KAZAビザ」「ではX番窓口の列に並んでください」
申請書類に「K」の字を書き込まれて、列に並んで窓口で入国審査と共にビザ取得、という流れです。
さて、この出国管理事務所でパスポートを見せると
「(ザンビア)滞在は何日?」「滝を見て今日のうちに戻ります」
のやりとりだけで、ビザのシールが貼られているページに出国のスタンプを押されて審査終了。そういう観光客が多いのでしょうね。 -
橋まで歩きます。途中、「山火事の際の集合場所」の看板がありました。今は乾季で大変乾燥していてこれから木々も落葉していきます。山火事のリスクの大きい土地柄なのだと思います。
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橋にたどり着きました。左から順に、ジンバブエ→ザンビアの歩道、車道、線路、ザンビア→ジンバブエの歩道です。
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間近に見るとこんな感じ。
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橋の下には、[前編]で見たボイリング・ポット(川が急角度で曲がって水がまいているところ)が見えます。
これからあそこにも下ります。 -
ボイリング・ポットの上流。ビクトリアの滝の一部が見えます。
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右にある建物でバンジージャンプができます。
橋の左の欄干に黄色い看板が。 -
「あなたは今ザンビアに入国します」
-
反対側の欄干には「あなたは今ジンバブエに入国します」
「ここで『国境またいで反復横跳び』すればよかった!」と後で気づきました。
*アメリカ留学でルームメイトになったサウジアラビア人女性と日本人女性の友情と日常と文化を描いた漫画「サトコとナダ」で、サトコがナイアガラの国境の橋でこれをやって、日本は陸の国境をもたないから珍しいのか、とナダが気づくエピソードがあります。 -
ザンビア側の出入国管理事務所。
入国審査待ちの列が「IN」と書かれた入口の外まで続いています。
その先に「OUT」と書かれた出口があります。
列に並んでいる時、壮年男性に声をかけられました。
観光の客引きの内容の間は無視していたのですが、「スタンプ押す(入国審査受ける)のか?ならこっちだ」と「OUT」から中に入れと私を手招きします。
警戒しつつも、入国審査で外国籍の人は列が別ということ自体はよくあるので、ついて行ってみます。(アジア系は私一人しかいない状況で、一目で外国籍と分かる)
すると、列は1本で、列の一番前に割り込め、と指示します。
あ、これ悪い人だ。
「いいや、私は列の最後に並ぶ」ときっぱり言って戻りました。
私の近くにいた欧州系男性も同様のことを言われ断っていました。
私達が窓口の近くまで来た時、先ほどの壮年男性がまた観光客をつれて来て前へ割り込もうとしたので、欧州系の若い男性が「私達は皆、並んで長い間待っている。後ろへ並びなさい」ときっぱり注意しましたが、強行。
そしてこれらやりとりが窓口前で行われていても、事務所の人は何も言いません。割込みであっても何も言わず受付けます。
不正や客引きを事務所内外で長時間くり返す人を放置していると、迷惑をかけるだけでなく、「そういう国だ」という看板になってしまうので処置した方がいいように思います。
気持ちのいい話でなくて恐縮ですが、皆様も、意図せず不正を行う側に側に参加してしまわないように、賄賂要求等トラブルに巻き込まれないように、という願いを込めてここに書きます。
不正への参加を拒否し、不正にきちんと声を上げ批判した欧州系男性の言動は清涼剤のようでした。こうありたいです。 -
ジンバブエ側の滝を見るため、モシ・オ・トゥニャ国立公園へ。(Mosi-oa-Tunyaはビクトリアの滝の現地語名)
オレンジの建物でチケットを買い、中へ進みます。
バブーンは入園自由らしいです。 -
「バブーンに注意。餌をやったりゴミを散らかさないでください」
「警告 ここは世界遺産地域です。この地を訪問中の、個人的な貴重品、怪我、死、ほか、あらゆるものの損失・損害に対し、(世界遺産)委員会は責任を負いませんのでご留意ください by管理者」
きっぱり。毅然としていっそ清々しいです。 -
公園への入口。ここでチケットを見せて入ります。
園内は大きく分けて4つの行き先へ行く遊歩道があり、入口すぐの場所にいる揃いの蛍光色のベストを着た係の人が地図を指しながら説明してくれます。
しかし、その男性が「ガイドとしてあなたと一緒に行く。チップ不要。バブーンは女性を狙って攻撃する。蛇が出る」等少々仕事熱心すぎに言い続け、私は延々断り続けるという状況に。同僚らしき人が間に入ってくれて終了。
怪しいガイドでなかったとしても、一人で回りたかったので少々困りました。
なお、園内沢山の観光客がいましたが、同ベストを着ているガイドと一緒だったのは一組しか見かけませんでした。ガイド同行でなきゃいけないのかな、と不安になる必要はありません。 -
ビクトリアの滝を東側から見渡したところ。迫力です。
ビクトリアの滝 (ザンビア) 滝・河川・湖
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滝の上。左上の方に滝の水煙が見えます。あの辺りで水が落ちています。
ザンベジ川の滝の付近は大変川幅が広く、こうしてみると流れが穏やかに見えます。 -
しかし意外と流れが速く水量もあります。
人がいますが、この川瀬は立入禁止という看板があります。のちに係の人が全員外へ出しました -
ザンベジ川はザンビアから始まり、各国を経てここへ流れ、更にインド洋に流れます。
私はタンザニアを旅した後にここへ来たので、地図にタンザニアがあって感慨無量。実はタンザニアとザンビアはお隣。ここに来るのに飛行機3機乗り換えましたが(^^;
地図で水色に塗られているタンザニアのタンガニーカ湖の水は残念ながらザンベジ川へは合流しませんが、モザンビーク・マラウイ・タンザニア3か国の国境であるマラウイ湖を水源とするシーレ川は海近くで合流します。 -
今度はボイリング・ポット(直訳:沸き立つ鍋。滝からの水が勢いよく巻いている地点)へ下る遊歩道を行きます。滝の高さが100m位なので、滝の上から水面まで結構長い下り坂になります。
水が近くて岸壁で日陰になり乾燥が抑えられるせいか、植生は熱帯雨林の様に緑が濃くなります。 -
先程渡ったビクトリアフォールズ橋を見渡せます。右がジンバブエ、左がザンビア、下がザンベジ川。
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遊歩道は、やがて現れる小川と交差しながら進みます。ザンベジ川の一部か地下水が水源でしょうか。
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足場が悪いので、サンダルはお勧めしません。
私は底の厚さが踵部分で2cm以上あるしっかりしたスニーカーで丁度よかったです。
石だらけの上を踏んでも痛くないし、多少石段に水が被っていても中に染みません。 -
小川が遊歩道の上にも流れるようになりました。サンダルを手に、裸足で歩いている人も。
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ボイリング・ポット間近。小川は水量が増え激しい流れになりました。
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かなり勢いがあります
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ボイリング・ポット。
写真右の方に滝があり、ここで急カーブして流れます。
水量や勢いが大きく、流れが巻いています。鍋が沸いています。
上にビクトリアフォールズ橋。ビクトリアの滝 (ザンビア) 滝・河川・湖
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滝から流れてくる川と遊歩道脇の小川が合流。どちらも沸いています。
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崖上に戻ります。
途中、遊歩道の脇の茂みに動く3つのシマシマ。 -
シママングース(Banded Mongoose)でした。
群れで行動します。 -
一番滝から遠い遊歩道から見渡します。
岸壁の向こうにビクトリアの滝、そこからボイリングポットへ向け水が流れこみます -
最後に、滝を正面から見る遊歩道へ行きます。[前編]のジンバブエ側で「あの岸壁がザンビア側」と書いた岸壁に進みます。T字の谷の、横棒右端から中央へ向かう道です。
滝の東の端、イースタンカタラクトの辺りに二重虹がかかっていますビクトリアの滝 (ザンビア) 滝・河川・湖
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滝の真下は沸き立っています。
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ザンビア側の端です。
左の岸壁がジンバブエ側。
写真左上隅、岸壁上に小さな人影が見えます。[前編]で居た展望台です。 -
滝観光は終了です。お疲れさまでした。
これからジンバブエに戻ります。
写真は公園外の道路わきにいた親子。本当にバブーンが多いです。 -
ビクトリアフォールズ橋から見下ろすとザンベジ川下流はこんな感じです。あれほど川幅が広かったのがうその様です。多分深いのでしょうね。
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行きにご紹介したバンジージャンプの場所はこんな感じ。
ところで、影の向きから、画面左前方から陽がさしているのが分かりますでしょうか?
左は西、正面は北です。
南半球なので、太陽は東から昇り、北の空を通って西へ沈みます。午後の今は、北西に太陽があります。 -
橋からしばらく歩いてジンバブエ側の出入国管理事務所へ。
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案内板があるので分かり易いです
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道路向こう岸がジンバブエ側国立公園入口。その前の土産物店のある場所へ戻ってきたのですが…トラック一杯のお揃いの帽子の警察官が気になります…
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お疲れ様。ビールをどうぞ。
朝も来たホテルのレストラン。 -
全然美味しそうに撮れなくて恐縮です。
牛の煮込み、ほうれん草農村風とサザ添え。
ほうれん草は日本と種類が違うのかもっとしっかりした歯ごたえで、炒め油を生かしています。大根の葉炒めような感じ?(いい例えが思いつかず恐縮です)
白いのは「サザ」といいジンバブエの主食です。白とうもろこし(maize)の粉をお湯で練ってつくったもの。はじめ、マッシュポテトかと思いましたが、もっとさっぱりした味と舌ざわりでした。
トウモロコシやキャッサバの粉を練ったものを主食とする国はアフリカに多く、少しずつ違っていて、サザ、シマ、ウガリなどがあります。
海外旅行時、ホテルのレストランが高くて外で食べることが多いのですが、町のレストランよりここの方がコスパがよかったので通い詰めました。
******
さて、[前編]で触れた朝の買い物の難問の話です -
水は必需品。しかし宿のフロントで買うと500mLで2USドル。高い。
そこで町のスーパーで買おうとしましたが、通貨が今一つ不明瞭でした。
出発前調べた情報では。
ジンバブエの法定通貨は9種、主にUSドルと南アフリカランドで、中国元も可です。
ジンバブエドルは超インフレで信用を無くし廃止されました。道を歩いていると1日3,4回「1億ジンバブエドル札等5枚セットで10USドル!」等声をかけられます。
なのでジンバブエではUSドルを使うつもりでいて、実際、入園料はUSドルが使えたのですが… -
町の最大のスーパー「OK」にて。
大半の値札は数字だけで通貨単位の記載がありません。キャベツ8.5位、ジャム27位。幾つかは$とついていますが、全部USドルとするとキャベツ1個千円。流石にありえません。直感的には「1通貨単位=0.1USドル位(キャベツ96円、ジャム300円位)。
日本に比べ主食や野菜等は安め、輸入加工品等は高め」位に見えます。
そこで店員さんにUSドルは使えるか訊いてみました。
店員Aさん「使えません。セントだけです」
1ドル=100セント。しかしキャベツ8.5セント(10円)ではやはりレートに違和感があります。
それに、$の値札があるのに「使えない」とはどういうことでしょう? -
悩んだ末、写真左の白と赤のコンビニ(?)に行ってみました。(この商店街の一番端に「OK」があります)
USドルが使えました!朝1本、夕方2本、2Lの水を買って、更に翌日も行ったら、店主の女性は私の顔見ると微笑んで下さるようになりました(^^;(丸3日間歩いてアジア系は私一人だったという町なので、珍しくて覚えやすい背景も)
だって、水が1本2USドルでホテルで買うと500mL、コンビニなら2Lなんですよ!
大変助かりました。
水の問題は解決。そして通貨の問題の真相です。
翌日ホテルフロントさんに訊いてみました。
フロント「スーパーでもUSドルは使える。クレジットカードを試してみて」
…確かに使えるかもしれません。でもキャベツ千円のレートで引き落とされたらそれはそれで怖い。
再度スーパーへ。
店員Bさん「この値札は全てドルです」
私「US dollar?」
店員Bさん「No. Local dollar」
Local dollarという言葉は聞いたことがありません。しかし心当たりがあります。
ジンバブエ国内の米ドル不足を受け、政府は米ドルと等価交換される「ボンドノート」という通貨を発行しました。ATMでUSドルを指定して現金を引き出すと、これが出てきてしまうという情報も。そして闇レートでは価値が下落してるという説も。
…これなのかもしれない。
銀行も「現地通貨とUSドルの為替レートは1」と表示していて、両替するとキャベツ千円レート。厳しい。諦めて旅行中はUSドルが使える所だけ行きました。
…そう解釈して、帰国後数日たって真相判明。
「2019年6月24日、政府は『RTGSドル』を唯一の通貨とし定めた」
(ロイター記事 https://jp.reuters.com/article/zimbabwe-economy-currency-idJPKCN1TQ06O)
…これがLocal dollarか!
私は6/23日本出国、7月初旬ジンバブエ滞在で、時間的に行き違いになり知りませんでした。
そして推測ですが、補助通貨であるセントは、USドル時代のものがRTGSドルの今も使われていて、「旧通貨で払いたいなら、USドルは使えないけどセント硬貨なら使える」と店員Aさんは言おうとしていたのかもしれません(確認できず)。
皆様がお越しの際は、最新の通貨情報をお確かめください。
怒涛の如く駆け抜けた旅行、明日はゆったり街歩きです。
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