女一人旅。ビクトリアフォールズの街歩きの日。町を普通に歩く動物、奇妙な実がなる木、病院や消防署など。

ビクトリアフォールズ3日目　街歩き　女一人旅

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2019/07/03 - 2019/07/03

186位(同エリア458件中)

エリア

ビクトリアの滝周辺(ジンバブエ)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

本日はビクトリアフォールズの街を歩いてみます。
土地を贅沢に使っていて（比較対象：日本）、建物は一階建てが多く景色が横長な感じです。
乾季らしく空は雲一つない晴天、地面は乾いたサラサラの土が多く、木は乾燥に強そう。
2Lのペットボトルの水を持ち歩いてこまめに飲んでいましたが、それでも舌先がチリチリする程空気が乾燥しています。
そのため、火事、特に山火事は重大な災害になるかと思います。
写真は消防署。赤い消防車は世界共通ですね。
教会。モダンなデザインです。
ジンバブエの宗教は、キリスト教と部族宗教だそうです（by外務省サイト）
医療センター。一階建てなので小規模に見えますが、看板を見ると充実しているようです。
24/7とは24時間週7日、つまり年中無休の意味です。

看板が英語しかないので疑問に思い調べたところ、ジンバブエの公用語は英語で、現地語としてショナ語やンデベレ語、トンガ語等があり、都市部では英語がよく話されているそうです（在ジンバブエ日本大使館サイト https://www.zw.emb-japan.go.jp/itpr_ja/gaikan.html）
警察署

滝より少し下流のザンベジ川沿いの絶壁の上にあり、眺望がすばらしいと人気の「Wild Horizons Lookout Cafe」を目指しました。
しかし…存在しません。何かを工事中です。
景色だけ見ました。谷間に張られているワイヤーはアクティビティ用のもの。

帰国後公式サイトを見たら、なんと火災に遭ったそうで、2019年12月1日にオープンとのことです。
http://www.thelookoutcafe.com/?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral
それ以降行かれる方はお楽しみに。

* お食事中の方は、次から写真6枚分は飛ばしてください。食後にまたいらしてください。
そこから街に戻るのに、地図を見ると大きな2つのホテルの付近を経由して街に戻れるようです。
なのでそれらしき遊歩道を行ったのですが…

写真の白く蛇行した道が遊歩道。しかし象の落し物が素晴らしく沢山あります。
…看板も何もないけれど、この道現在放棄されているのでしょうか？
対比物として置いている四角いものはカメラのバッテリーで、3cm四方位です。
滞在中象には出会いませんでしたが、この街近くでは象と人が遭遇し事故が起こるという話は聞きます。
道が藪でふさがれ、かき分けて進むことに。
…やはり現在放棄中の道の様です。多分カフェが再オープンしたら整備されるのでは。
地図を見る

ザキングダムアットビクトリアフォールズホテルの裏手。赤い矢印の辺りに動き回る沢山の何かが。

The Kingdom at Victoria Falls ホテル
イボイノシシ(warthog)の群れでした。
高級ホテルのそばまでイノシシ。
そして落し物。
地図を見る

ザビクトリアフォールズホテル。綺麗です。

ザビクトリアフォールズホテルホテル
フェンスは電気柵でした。
畑と同様、動物が侵入や接触するのを防ぐためかと思います。

なお、私は自分の泊まっている宿の同様のフェンスで感電しました。デコピンのように、痛みより弾かれる衝撃に驚く感じでした。

塀の上に針金が渡してあって、注意看板もないので鉄条網のような普通の針金かと思って隙間から写真を撮ろうとしたら、手に握ったキーホルダーから下がったルームキーが触れた事故でした。
皆様お気を付けを。電気柵が皆この程度で済むのかは私は知りません。
街へ戻ってきました。

この木は茸に襲われたかのようにびっしり何かが幹についています。

近くで見るとこんな感じ。
植物の幹に直接開花及び結実する形態の木を幹生花（かんせいか）といい、熱帯には割と多いそうです（カカオなど）。

しかし。ここビクトリアフォールズは文献により熱帯に分類されたり、温帯である「温帯夏雨気候（Warm semi-arid climate(BSh)、温暖半乾燥気候）」に分類されたりしていてカオスです。
木は熱帯と判断しているようなので熱帯でいいかと（笑）。
街中、綺麗なホテル前の道の両端に3つの影が。
これまたイノシシでした。
車も人も気にしません。
間近で写真を撮っていたら、このホテルの従業員らしい制服を着たアフリカ系の格好いい女性が、「イノシシはとても危険な動物だから離れた方がいいですよ」と声をかけてくれました。ありがとうございます。
そして危険と分かっていても駆除という方向性でないありようが素敵です。
猿も多いです。（2匹写っています。中央と、その右の方）
乾いた土に猿の足跡
ミナミクロヒタキ(black flycatcher)。
街中でよく見かけました。全身真っ黒で、光彩が濃茶色の目と四角いしっぽがきりっとしています。翼の端がわずかに茶がかっていて上品です。
ムナジロガラス(Pied Crow。直訳"まだらのカラス")。ゼッケンをしてるような白黒です。
多分ルイチガイセイキチョウ(Southern Cordonbleu）。
優しい茶と水色です。
セイキチョウ(青輝鳥。Red-cheeked cordon-bleu Waxbill) にも似ていますが、東西アフリカにいてジンバブエには分布していないようです。そして多分もう少し強い茶と水色な気がします。
緯度が低いので、夕日は垂直に近くストンと落ちて夕暮れが短いです。
「北欧の方が『日本の夕暮れは短い』と言った」という話を読んだことがあり共感しました。

夜は星が綺麗です。雲一つないのでよく見えます。
天頂近い高い位置にさそり座があって異国を感じました。
（黄道十二星座は天球上の太陽の通り道を通るので、緯度が低ければ高い位置に見えます）
アフリカ旅行最後の夜なので少し華やかに。
鮮やかなカクテル。
クスクスのサラダ。相変わらず美味しそうに撮れなくて恐縮です…
揚げたイボイノシシ肉、サラダ、マッシュポテト。
イノシシはやはり豚と似ています。思ったより柔らかかったです。
今日沢山出会ったイボイノシシです。
夜食にコンビニで買ったおやつ。ショートブレッドと書いてありますが、有名なWalkers社のショートブレッドのようなずっしりした方向性ではなく、クッキーのような軽さです。

長い旅でしたが、明日帰国です。