シュタイン・アム・ライン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 本当に運のよい出発でした。我々が関空を飛びたったのが9月3日の夜です。翌4日午前、台風21号が関西を直撃して全便欠航、さらにタンカーが連絡橋にぶつかり関空は閉鎖という事態となりました。<br /> 毎年続けてきた海外旅行のパターンなら4日午前に出発の予定のはずだったのを、今回観光日数を1日多く確保するため、前日の夜飛びたつ便に計画変更したのが運命の分かれ道でした。運に恵まれていたのです。もちろん、現地に到着するまでは関空が悲惨な状況になっているなんて全く知らず、楽しい旅行が始まることに心は弾んでいました。<br /> 旅行の前半はボーデン湖の旅。ザンクト・ガレンの次はシュタイン・アム・ラインです。<br /><br /> 旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。<br /> 9月03日(月) 19:10関空~22:10香港経由0:05~06:30チューリッヒ着<br />(機中泊)<br /> 9月04日(火) ザンクト・ガレン、<br />★       シュタイン・アム・ライン、コンスタンツ(コンスタンツ泊)<br /> 9月05日(水) メアスブルク、ウールディンゲン・ミュールホーフェン 、ユーバーリンゲン、シャフハウゼン(コンスタンツ泊)<br /> 9月06日(木) フェルトキルヒ、ブリゲンツ、リンダウ(コンスタンツ泊)<br /> 9月07日(金) シュトゥトガルト、バート・ヴィンプフェン、ハイルブロン(シュトゥトガルト泊)<br /> 9月08日(土) (ホーエンツォレルン城の予定でしたが中止)(シュトゥトガルト泊)<br /> 9月09日(日) エーベルバッハ、ハイデルベルク(マインツ泊)<br /> 9月10日(月) ザンクト・ゴアール、ボッパルト、オーバーヴェーゼル、バッハラッハ(マインツ泊)<br /> 9月11日(火) 13:45フランクフルト~06:50香港(機中泊)<br /> 9月12日(水) (08:00香港~12:55関空着の予定でしたが変更)<br /><br />

2018夏ボーデン湖とライン川の旅02:シュタイン・アム・ライン

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2018/09/04 - 2018/09/04

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blumental

blumentalさん

 本当に運のよい出発でした。我々が関空を飛びたったのが9月3日の夜です。翌4日午前、台風21号が関西を直撃して全便欠航、さらにタンカーが連絡橋にぶつかり関空は閉鎖という事態となりました。
 毎年続けてきた海外旅行のパターンなら4日午前に出発の予定のはずだったのを、今回観光日数を1日多く確保するため、前日の夜飛びたつ便に計画変更したのが運命の分かれ道でした。運に恵まれていたのです。もちろん、現地に到着するまでは関空が悲惨な状況になっているなんて全く知らず、楽しい旅行が始まることに心は弾んでいました。
 旅行の前半はボーデン湖の旅。ザンクト・ガレンの次はシュタイン・アム・ラインです。

 旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
 9月03日(月) 19:10関空~22:10香港経由0:05~06:30チューリッヒ着
(機中泊)
 9月04日(火) ザンクト・ガレン、
★       シュタイン・アム・ライン、コンスタンツ(コンスタンツ泊)
 9月05日(水) メアスブルク、ウールディンゲン・ミュールホーフェン 、ユーバーリンゲン、シャフハウゼン(コンスタンツ泊)
 9月06日(木) フェルトキルヒ、ブリゲンツ、リンダウ(コンスタンツ泊)
 9月07日(金) シュトゥトガルト、バート・ヴィンプフェン、ハイルブロン(シュトゥトガルト泊)
 9月08日(土) (ホーエンツォレルン城の予定でしたが中止)(シュトゥトガルト泊)
 9月09日(日) エーベルバッハ、ハイデルベルク(マインツ泊)
 9月10日(月) ザンクト・ゴアール、ボッパルト、オーバーヴェーゼル、バッハラッハ(マインツ泊)
 9月11日(火) 13:45フランクフルト~06:50香港(機中泊)
 9月12日(水) (08:00香港~12:55関空着の予定でしたが変更)

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道
航空会社
キャセイパシフィック航空

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  • ザンクト・ガレンを観た後、バスでヴィッテンバッハに移動(代行運転)。13:42ヴィッテンバッハ発のS-Bahnでシュタイン・アム・ラインに向かいました。<br />列車はボーデン湖沿いを走り、今朝乗り換えたクロイツリンゲンを通過すると今度はライン川に沿って西に向かいます。

    ザンクト・ガレンを観た後、バスでヴィッテンバッハに移動(代行運転)。13:42ヴィッテンバッハ発のS-Bahnでシュタイン・アム・ラインに向かいました。
    列車はボーデン湖沿いを走り、今朝乗り換えたクロイツリンゲンを通過すると今度はライン川に沿って西に向かいます。

  • 14:57シュタイン・アム・ラインに到着。

    14:57シュタイン・アム・ラインに到着。

  • 駅前から北に延びるバーンホフ通りの突き当りのロータリーから山上にホーエンクリンゲン城が見えました。ここを右折して次のロータリーを左折してブルク通りBurgに。

    駅前から北に延びるバーンホフ通りの突き当りのロータリーから山上にホーエンクリンゲン城が見えました。ここを右折して次のロータリーを左折してブルク通りBurgに。

  • 丘を登ると聖ヨハネ教会St. Johanniskirche (Kirche Burg)があります。

    丘を登ると聖ヨハネ教会St. Johanniskirche (Kirche Burg)があります。

  • ここに寄ったのはこの教会を見るのが目的ではありませんが、中をちらりと。

    ここに寄ったのはこの教会を見るのが目的ではありませんが、中をちらりと。

  • 祭壇の向こう側には古そうな壁画がありました。

    祭壇の向こう側には古そうな壁画がありました。

  • こちらは入り口側です。

    こちらは入り口側です。

  • 旧市街に行く前にここに寄った目的は、ここが絶好の展望スポットだからです。丘の北側斜面には椅子まで用意されていました。

    イチオシ

    旧市街に行く前にここに寄った目的は、ここが絶好の展望スポットだからです。丘の北側斜面には椅子まで用意されていました。

  • ここからはライン川と旧市街と山上の城が3点セットで見られます。

    ここからはライン川と旧市街と山上の城が3点セットで見られます。

  • 聖ゲオルク修道院Kloster St. Georgen。

    聖ゲオルク修道院Kloster St. Georgen。

  • 旧市街に続くライン橋Rheinbrücke。

    旧市街に続くライン橋Rheinbrücke。

  • そしてホーエンクリンゲン城Burg Hohenklingen。

    そしてホーエンクリンゲン城Burg Hohenklingen。

  • さて、丘を北側に下りてライン橋を渡ります。

    さて、丘を北側に下りてライン橋を渡ります。

  • 旧市街の西側には船着き場が見えます。

    旧市街の西側には船着き場が見えます。

  • 旧市街の東側には聖ゲオルク修道院。

    旧市街の東側には聖ゲオルク修道院。

  • ライン川がすごくきれいです。心地よい風景。

    イチオシ

    ライン川がすごくきれいです。心地よい風景。

  • 橋から東の風景。このライン川はボーデン湖畔のコンスタンツから流れてきています。

    橋から東の風景。このライン川はボーデン湖畔のコンスタンツから流れてきています。

  • 橋を渡ったところにあるえらく目立つ赤茶色の建物。

    橋を渡ったところにあるえらく目立つ赤茶色の建物。

  • クマの絵が壁が描かれています、肉屋でしょうか。

    クマの絵が壁が描かれています、肉屋でしょうか。

  • この店の真向かい(東側)に聖ゲオルク修道院があります。<br />もともと漁村であった村が11世紀に南ドイツの支配下となり、ベネディクト派修道院が設けられました。

    この店の真向かい(東側)に聖ゲオルク修道院があります。
    もともと漁村であった村が11世紀に南ドイツの支配下となり、ベネディクト派修道院が設けられました。

  • 修道院部分は郷土博物館になっていますが、今回はそちらには入りません。

    修道院部分は郷土博物館になっていますが、今回はそちらには入りません。

  • アーチをくぐると中庭です(修道院回廊の中庭は別です)。

    アーチをくぐると中庭です(修道院回廊の中庭は別です)。

  • 昔のワイン圧搾機やワイン樽がありました。

    昔のワイン圧搾機やワイン樽がありました。

  • 修道院外壁の内側です。ライン川に抜ける通用門があります。

    修道院外壁の内側です。ライン川に抜ける通用門があります。

  • 通用門を出た所から見た対岸(ライン川の南岸)の風景。丘の上に聖ヨハネ教会が見えます。先ほどあそこからこちらを眺めました。

    通用門を出た所から見た対岸(ライン川の南岸)の風景。丘の上に聖ヨハネ教会が見えます。先ほどあそこからこちらを眺めました。

  • 次に修道院の付属教会(市教会Stadtkirche)に入りました。

    次に修道院の付属教会(市教会Stadtkirche)に入りました。

  • 内装も祭壇もシンプルです。

    内装も祭壇もシンプルです。

  • 祭壇奥のステンドグラス。この幾何学模様に、何か宗教観が潜んでいるのでしょうか。

    祭壇奥のステンドグラス。この幾何学模様に、何か宗教観が潜んでいるのでしょうか。

  • 入り口側です。

    入り口側です。

  • 市教会の西側(キルヒホッフ広場Kirchhofplatzから)。

    市教会の西側(キルヒホッフ広場Kirchhofplatzから)。

  • そのすぐ北側にあるのが武器庫Zeughaus。

    そのすぐ北側にあるのが武器庫Zeughaus。

  • 教会からキルヒホッフ広場を西に。中央の木組みは市庁舎の裏側(東側)です。

    教会からキルヒホッフ広場を西に。中央の木組みは市庁舎の裏側(東側)です。

  • 市庁舎広場Rathausplatzに出ました。木組みと壁のフレスコ画が見事な市庁舎Rathaus。1539-42年に建設、これは19世紀末に再建されたもので、壁画は1900年頃の製作です。

    イチオシ

    市庁舎広場Rathausplatzに出ました。木組みと壁のフレスコ画が見事な市庁舎Rathaus。1539-42年に建設、これは19世紀末に再建されたもので、壁画は1900年頃の製作です。

  • 広場の中央にはマルクトの泉Marktbrunnen。

    広場の中央にはマルクトの泉Marktbrunnen。

  • 泉に立っているのはこの街の守護聖人ゲオルク。

    泉に立っているのはこの街の守護聖人ゲオルク。

  • 逆光ですが、市庁舎広場の南側、見事な壁画の建物が並んでいます。建物にはいろいろ名前があるようで中央の高い屋根の家は「王冠の家」Vordere Krone(壁画1734年)、その右側は「赤い牛の家」Rothen Ochsen (壁画1615年)。<br />

    逆光ですが、市庁舎広場の南側、見事な壁画の建物が並んでいます。建物にはいろいろ名前があるようで中央の高い屋根の家は「王冠の家」Vordere Krone(壁画1734年)、その右側は「赤い牛の家」Rothen Ochsen (壁画1615年)。

  • さらにその隣の建物。左が「石の葡萄の家」Steinerner Trauben(壁画1688年)、右が「太陽の家」Sonne(壁画1900年)。綺麗に飾られた出窓もありますが、これは裕福な人々が財力の証として建てたものです。ザンクト・ガレンと同じですね。

    さらにその隣の建物。左が「石の葡萄の家」Steinerner Trauben(壁画1688年)、右が「太陽の家」Sonne(壁画1900年)。綺麗に飾られた出窓もありますが、これは裕福な人々が財力の証として建てたものです。ザンクト・ガレンと同じですね。

  • さらにその隣。右の建物は「黒い角笛の家」Schwarzes Horn(壁画1914年)。

    さらにその隣。右の建物は「黒い角笛の家」Schwarzes Horn(壁画1914年)。

  • こちらは市庁舎広場の北側。右端の「白い鷲の家」Weissen Adlerの壁画は1520年頃に描かれた最も古いもので、ボッカチオの「デカメロン」の場面です。<br />その左隣のホテルレストランAdlerの壁画はスイス出身の絵本作家アロイス・カリジェの作品(1956年)で、この街で一番新しい壁画のようです。

    こちらは市庁舎広場の北側。右端の「白い鷲の家」Weissen Adlerの壁画は1520年頃に描かれた最も古いもので、ボッカチオの「デカメロン」の場面です。
    その左隣のホテルレストランAdlerの壁画はスイス出身の絵本作家アロイス・カリジェの作品(1956年)で、この街で一番新しい壁画のようです。

  • 市庁舎広場からウンターシュタット通りUnterstadtを西に向かいます。木組みの家もかなりあります。

    市庁舎広場からウンターシュタット通りUnterstadtを西に向かいます。木組みの家もかなりあります。

  • 通りから北へ向かう路地の先に見えるのは、オーバー門Obertor(1363年建築)。

    通りから北へ向かう路地の先に見えるのは、オーバー門Obertor(1363年建築)。

  • オーバー門をくぐると北西の方向にホーエンクリンゲン城が見えました。古城好きの私としてはあそこまで行きたかったのですが、女房の賛同は得られそうにないので断念。

    オーバー門をくぐると北西の方向にホーエンクリンゲン城が見えました。古城好きの私としてはあそこまで行きたかったのですが、女房の賛同は得られそうにないので断念。

  • 外から見たオーバー門。再びくぐってウンターシュタット通りまで戻ります。

    外から見たオーバー門。再びくぐってウンターシュタット通りまで戻ります。

  • 再びウンターシュタット通りを西に進みます。市庁舎広場から外れるとフレスコ画の壁は見当たりません。

    再びウンターシュタット通りを西に進みます。市庁舎広場から外れるとフレスコ画の壁は見当たりません。

  • カラフルな壁や鎧戸の家が続く綺麗な通りです。左の建物はリントヴルム博物館です。

    カラフルな壁や鎧戸の家が続く綺麗な通りです。左の建物はリントヴルム博物館です。

  • 通りの西の突き当りはウンター門Untertor(1367年建築)。1945年米軍の誤爆により破壊、翌年再建されています。

    通りの西の突き当りはウンター門Untertor(1367年建築)。1945年米軍の誤爆により破壊、翌年再建されています。

  • 門をくぐってウンター門を外から。

    門をくぐってウンター門を外から。

  • 門に向かって右方向に見えるのが魔女の塔Hexenturm。ライン川の船着き場はすぐそこです。

    門に向かって右方向に見えるのが魔女の塔Hexenturm。ライン川の船着き場はすぐそこです。

  • 列車の時間もありますので、再び門をくぐってウンターシュタット通りを東へ戻ります。

    列車の時間もありますので、再び門をくぐってウンターシュタット通りを東へ戻ります。

  • 市庁舎広場を通って。。。

    市庁舎広場を通って。。。

  • 右折してライン橋に向かい。。。

    右折してライン橋に向かい。。。

  • ライン橋から船着き場を眺め。。。

    ライン橋から船着き場を眺め。。。

  • シュタイン・アム・ライン駅へ。コンスタンツに戻るため、15:56発のS-Bahnでクロイツリンゲンに向かいます。

    シュタイン・アム・ライン駅へ。コンスタンツに戻るため、15:56発のS-Bahnでクロイツリンゲンに向かいます。

  • ライン川に沿って東へ。これは途中のベルリンゲンの風景(船着き場があります)。ここらではライン川がウンター湖Unterseeを通過していますので川というより湖です。<br />16:26クロイツリンゲン着。16:31発に乗り換えて16:33コンスタンツ着。さあ、大聖堂(17:00に閉まります)が待っています。<br /><br />(コンスタンツ)https://4travel.jp/travelogue/11529518

    ライン川に沿って東へ。これは途中のベルリンゲンの風景(船着き場があります)。ここらではライン川がウンター湖Unterseeを通過していますので川というより湖です。
    16:26クロイツリンゲン着。16:31発に乗り換えて16:33コンスタンツ着。さあ、大聖堂(17:00に閉まります)が待っています。

    (コンスタンツ)https://4travel.jp/travelogue/11529518

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