2018/09/04 - 2018/09/04
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blumentalさん
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本当に運のよい出発でした。我々が関空を飛びたったのが9月3日の夜です。翌4日午前、台風21号が関西を直撃して全便欠航、さらにタンカーが連絡橋にぶつかり関空は閉鎖という事態となりました。
毎年続けてきた海外旅行のパターンなら4日午前に出発の予定のはずだったのを、今回観光日数を1日多く確保するため、前日の夜飛びたつ便に計画変更したのが運命の分かれ道でした。運に恵まれていたのです。
旅行の前半はボーデン湖の旅。ザンクト・ガレンとシュタイン・アム・ラインを見た後、コンスタンツに戻ってきました。関空が悲惨な状況になっているなんてこの時はまだ知りません、心ウキウキのコンスタンツ散策。しかし大聖堂で不可解なできごとが。。。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
9月03日(月) 19:10関空~22:10香港経由0:05~06:30チューリッヒ着
(機中泊)
9月04日(火) ザンクト・ガレン、シュタイン・アム・ライン、
★ コンスタンツ(コンスタンツ泊)
9月05日(水) メーアスブルク、ウールディンゲン・ミュールホーフェン 、ユーバーリンゲン、シャフハウゼン(コンスタンツ泊)
9月06日(木) フェルトキルヒ、ブリゲンツ、リンダウ(コンスタンツ泊)
9月07日(金) シュトゥトガルト、バート・ヴィンプフェン、ハイルブロン(シュトゥトガルト泊)
9月08日(土) (ホーエンツォレルン城の予定でしたが中止)(シュトゥトガルト泊)
9月09日(日) エーベルバッハ、ハイデルベルク(マインツ泊)
9月10日(月) ザンクト・ゴアール、ボッパルト、オーバーヴェーゼル、バッハラッハ(マインツ泊)
9月11日(火) 13:45フランクフルト~06:50香港(機中泊)
9月12日(水) (08:00香港~12:55関空着の予定でしたが変更)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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スイスの2つの街を見てコンスタンツに戻ってきました(16:33到着)。
大聖堂の入館が17:00までらしいので大急ぎでそちらに直行です。 -
(上)駅前のバーンホフ広場Bahnhofplatzを北へ。
(下)左折して街のメインストリート、マルクトシュテッテMarktstätteを西に。 -
マルクトシュテッテの西にある皇帝の泉Kaiserbrunnen(1897年建造)。3人の皇帝がいます。朝ここを通った時は水はでていませんでした。
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水を吐き出しているのはゼーハスSeehas。See(湖)+ Hase(ウサギ)の造語かと思います。もちろん架空の生き物、半ウサギ・半魚のボーデン湖の妖怪です。この地区を走るSBBの近郊列車の名前にもなっています。
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その先のカンツライ通りKanzleistr.にはフレスコ画が見事な市庁舎Rathausがあります(1864年描画)。本館はこの奥にあります。
この前を通って右折。 -
ヴェッセンベルク通りVessenbergstr.を北に向かうと大聖堂が見えます。今日のコンスタンツは曇り空のようです。青空の大聖堂を撮りたいのですが。。。
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コンスタンツ大聖堂Konstanzer Münster "Unserer lieben Frau"。高さ78m。
前身のロマネスク様式の教会が1054年に崩壊し、1089年に再建、15-16世紀にゴシック様式に改築。さらに1844-60年に修復・改築、この時現在のネオゴシックの塔が完成したようです(1856年)。 -
絵葉書を購入。1856年、塔が完成した時の大聖堂(L.テュムリンク作)。オリジナルはコンスタンツのロスガルテン博物館にあります。
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正面の聖人の像。
ここは1415年に宗教改革者ヤン・フスに異端の判決が下された場所でもあります。 -
入り口の天井にはキリスト磔刑像。
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入り口の扉の彫刻。
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内部正面。身廊の柱も天井も特に装飾していないのが、清楚で荘厳な感じを与えます。
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主祭壇。
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大聖堂の拝廊側。
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パイプオルガン。派手さを控えた立派な装飾。
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側廊に面してたくさんの祭壇とステンドグラスが並んでいます。写真は北側側廊の柱にある説教壇。
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その説教壇を頭で支えている羊飼いのアブラハム。お疲れ様です。
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内陣の北側から回廊に出られます(見逃してしまいそうな場所です)。
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回廊は2辺しかなく、両端は行き止まりです。
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回廊の曲がり角から聖マウリティウスの円形広間Mauritiusrotundeに入れます。中央には正十二辺形の墓(1260年)があります。
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地下礼拝堂にある金箔の銅板マイセスタス・ドミニ(玉座のキリスト)Maiestas Domini(1000年頃の製作)。
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17:00に閉まるかと思っていた大聖堂ですが、少し時間オーバーしても内部見学できています。
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大聖堂の塔に上れる時刻も過ぎています。次に大聖堂の南側の写真を撮るために、南側の広場に行きました。
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大聖堂の南側の光景です。
この時感じた違和感。何かおかしい、何か違う! -
これは今朝9:30に同じ場所で撮った写真です。上の写真と何が違うでしょうか。
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無いんです。柱の上のマリア像が!
何があったんでしょうか。修復か?破損か?盗難か? -
本来ならこの美しいお顔のマリア像(1631年建造)が柱の上にあるはずなんです(この写真は1995年に撮ったものです)。今朝スイスに出かける前にはありました。その時マリア像の写真も撮っておくべきだったと悔やんでいます。
※マリア像のその後の行方がずっと気になっています。どなたかの旅行記に登場するのを待っています。 -
さて、こちらは大聖堂の正面(西側)のミュンスター広場Münsterplatzの風景。ドイツで時々見かける二人乗りのベビーカー。
今夜はこの辺りで夕食を取ることに決めました。もちろんもう少し街歩きしてからです。 -
ミュンスター広場から北へ向かうとライン河畔の道ラインシュタイクRheinsteigに出ます。左手には火薬庫塔Pulvertrum。
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右手にはライン門の塔Rheintorturm。12~13世紀、橋の南側に建造された塔(Turm)でもあり門(Tor)でもあります。
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ライン橋Rheinbrückeより向こうはボーデン湖、橋より手前はライン川。この橋からボーデン湖はライン川となってシュタイン・アム・ライン方向に流れます。
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橋の北側の風景です。橋は、車、歩行者だけでなく、ラドルフツェル方面(つまりドイツあちこちに行くための)の列車も通ります。
さて、ボーデン湖の方を回ってホテルに戻ります(チェックインのため)。だんだん東が青空になってきたようです。 -
橋の袂から南に延びるコンツィル通りKonzilstr.を進み、左手にある踏切を渡ります。目の前を列車ゼーハスが通りすぎました。踏切の向こうはボーデン湖です。
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ボーデン湖! 向こうにみえるのはインぺリア像。
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こちらは和議の館Konzilgebäude。1414-18年、当時分裂していた教会を再統一するため、統一ローマ教皇を選ぶ宗教会議がここで開催されました。今はレストランです。
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大司教の置かれた宗教的中心都市だったコンスタンツですが、宗教改革でプロテスタント側に立ったため,大司教はメーアスブルクに一旦避難してしまいます。その後コンスタンツは再びカトリックの都市となりましたが、最終的に大司教はフライブルクに移り、コンスタンツの宗教都市としての重要性は低下してしまったようです、残念。
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和議の館前の湖畔に立っているのはツェッペリン伯爵記念碑Gedenksäule Graf Zeppelin(1920年建造)。フェルディナンド・フォン・ツェッペリン(1838-1917)はコンスタンツ出身の軍人で硬式飛行船の発明者。
以前もそうでしたが、このツェッペリンを撮る時は必ず頭に鳩が留まっているので、ちょんまげのように見えてしまいます。 -
イチオシ
ボーデン湖の遊覧船発着場にあるのはインペリア像Imperia。右に見えるのは灯台。
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身長9m、体重18トン。インぺリアはコンスタンツ公会議の時に寵愛を受けた高級娼婦で、右手に裸の皇帝、左手に裸の教皇を乗せて手玉にとっています(1993年ペーター・レンク作)。
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インぺリアはゆっくり回っています。一回転するのを動画に撮るんでしたら3分かかりますよ。
湖畔側から線路下をくぐりマルクトシュテッテに出て、駅前のホテルに戻りました。 -
今日から3泊するのはCity-Hotel Konstanz。
チェックインし、朝預けていた荷物を部屋に運び込んで再び外に。 -
まだ18時過ぎ。ホテル前のバーンホフ通りBahnhofstr.。コンスタンツ駅はすぐそこ。夕食をするため、ぶらぶら散策しながら大聖堂方向へ移動します。
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バーンホフ通りの突き当りを右折して歩行者天国のロスガルテン通りRosgartenstr.を北に進みます。
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通りの名前と同じロスガルテン博物館Rosgartenmuseumがあります。昔入ったことがあります。ボーデン湖周辺の芸術文化の歴史が紹介されていました。
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皇帝の泉のあるマルクトシュテッテを横切って、北へ延びるティローラ通りTirolergasseへ。
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続くホーエンハウス通りHohenhausgasseを北に進めば左手に、「金の獅子邸」Zum goldenen Löwenがあります(1580年建造)。壁には人物やら花や果物がぎっしり描かれています。
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ホーエンハウス通りを北に進んで左折、ツォレルン通りZollernstr.の西の突き当りが聖シュテファン教会St. Stephans Kircheになります。
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1130年にロマネスク様式で建てられた後、1428年ゴシック様式に改修。塔は1770年後期バロック様式に改修。
間もなく19時、こんな時間に開いているはずがない、と思いつつも一応教会の入り口の方にまわってみます。 -
何と、入り口の扉が開くではありませんか!
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薄暗いものの明かりはついています。身廊には誰もいません。
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祭壇前に人が。お掃除でしょうか。
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主祭壇とステンドグラスとおばさん。
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こちらは入り口側、何か幻想的な感じ。
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パイプオルガン。緑色っぽいですね。
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この教会は側廊の壁や柱の絵が綺麗なことで知られています。細部まで見るには少し暗かったようです。
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聖シュテファン教会の東側(ヴェッセンベルク通り)に出れば大聖堂はすぐそこです。東の空が2時間前より明るくなっているような気がします。
大聖堂正面にあるレストランMünsterhofで夕食にしました。 -
旅の出だしは好調、1年ぶりのドイツビール、何より台風を免れたことに乾杯。
今日夕方はコンスタンツ旧市街の北半分をまわりました。残りの南半分は明日の夕方にします。明日はボーデン湖を渡ってメーアスブルクからスタートです。 -
20:30、レストラン前の大聖堂を見上げてホテルに戻ります。
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聖シュテファン教会の東側にこんなものがあります。暗がりで見たら不気味です。何でこんな所にトイレ?と思ってしまう人いないでしょうか。
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駅前のホテルに到着。部屋に入ってWiFiにつなぐと娘からのメールが入っていました。
台風でタンカーが関西空港連絡橋に衝突し関空は閉鎖、しばらく空港の再開はないというショッキングな知らせです。にもかかわらず、我々は1週間後の帰国までには再開しているだろうと安易に考えていました。
心配しても始まらないので、明日のメーアスブルク行きのために今夜は良く休んでおこうということで旅行初日は終了。
(メーアスブルク)https://4travel.jp/travelogue/11531555
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この旅行記へのコメント (2)
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- フィーコさん 2024/10/21 11:16:19
- コンスタンツ見所多い~
- blumentalさん おはようございます。
昔、ツアーでメーアースブルクからボーデン湖渡りコンスタンツ経由
冬のマイナウ島へ連れて行かれ
「行きたくない!コンスタンツに1人置いてってくれ」
と思った覚えあり。
ツアーだからしょうがなかったんですが。
コンスタンツ、いい街ですね。
別ツアーでコレまたクリマ時期の
ザンクト・ガレン
人でごった返し夕暮れ迫り建物見る余裕なく、、、
ボーデン湖まわりの街巡り
行ってみたいと思いました(フリーでね)
先日、図書館でベルギーの小さな町紹介みたいな本をみて
トゥルンハウト ヘーレンタールス
もう一度見てみようと思います。
5月の私のベルギー旅行
やっとこさリールやルーヴェンの編集にたどり着来ました。
のでblumentalさんの旅行記チョロチョロしまくってますし、貼り付けさせて頂いてます。(完成には程遠い泣)
勝手にフォローさせていただいてます。
これからもよろしくお願いします。
フィーコ
- blumentalさん からの返信 2024/10/21 15:55:41
- Re: コンスタンツ見所多い~
- フィーコさん、
コンスタンツ旅行記に、訪問ならびに投票ありがとうございます。フィーコさんのメーアスブルクとシュタイン・アム・ラインの旅行記拝見しました。どちらも小さな町なのに見ごたえのあるいい所でした。
マイナウ島が予定にあったとはいえ、コンスタンツの街歩きができなかったのは残念ですね。再訪の機会があれば、ぜひフリーで街歩きを(歩いてスイス側に行くこともできます)。
リールやルーヴェンの旅行記を準備中だそうですね。私はリールの旅行記を書いたのがちょうど150冊目で、それに少し満足したせいか執筆のファイトが薄れ、それ以降(1年以上も)執筆から遠ざかっていました。昨日1年ぶりにトゥルンハウト旅行記を投稿したところ、早速お読み下さりありがとうございました。フィーコさんも間もなく150冊越えですね。たくさん旅行ネタをお持ちのようですから、ベルギー旅行記も楽しみにしています。
今後も、どうぞよろしくお願いします。 blumental
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