イスタンブール てくてく４days_#12

2019/04/28 - 2019/05/03

イスタンブール３日目　昼下がり
～考古学とテルマエロマエの巻～

トプカプ宮殿から、すぐ横にある国立考古学博物館にも行ってみる　圧倒的な展示物にクラクラしそうです　そして、この旅でやるべきこと10のうちTOP３のひとつ　トルコ風呂へ行ってみる　やはりトルコに来たらトルコ風呂には入ってみねばなりますまい　
トルコ風呂とは、トルコ語ではハマムといいます　因みに、エロくないので先に断っておきます　サウナ + 垢擦り + マッサージ が基本だけど、男女別浴で、三助 ? さんも男です　清潔好きなスルタンがつくったオスマントルコ以降の伝統的な温浴習慣

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

続いて、国立考古学博物館　ミュージアムPASSで入れるので、ここも抑えておきましょう

2～5世紀のヘレニズム文化の出土品がごろごろ　本館は改修中のようです　世界史の教科書で見たヤツが無造作に展示されています　中庭にも展示しきれない彫刻類が転がっています

オスマン帝国のスルタンは、考古学にあまり興味がなかったようで、トロイ遺跡の発掘が有名ですが、多くの出土品は欧州に持ち去られています　トルコが本格的に歴史的な文化財の保全に乗り出したのは第一次大戦あたりからと云われますが、それでもこのクオリティ

アレキサンダー大王の石棺　手を伸ばせば触れちゃうぐらい展示物が間近　展示物の内容といい迫力といい、東京国立博物館の上を行きます

国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

本館が改修中でなければ、考古学博物館は閲覧に半日かかるらしいですが、１時間ぐらいで退出　それでも十分にヘレニズム文化あたりの雰囲気を目の当たりにできます　博物館の後は、とりあえず焼きトウモロコシ食べてみます（8TL）　日本の屋台と変わらず美味

スルタンアフメット広場に戻り、地下宮殿のある通りを進み、チェックしておいたハマムへ　入口がさり気なさ過ぎて見逃さないよう注意

訪れたハマムは、Cagaloglu Hamami（ジャーロウル・ハマム）
イスタンブール最大のハマムで、アヤソフィアの収入源として建設された(1741年)　

利用したいんだけど、ってフロントで聞いてみると、日本語メニューもあってどうやらＯＫみたいです　スマン帝国では一番新しい（最後の）ハマムで、丸いドーム型の天井には採光のために小さな小窓があり、差し込む太陽の光が心地よく、石鹸の香り、オスマン調の音楽などなど素敵なハマムです

世界の有名人や要人も御用達　 料金は50ユーロ、TLで335　一時間半のコースで6,600円と、この国では決して庶民的ではない料金だが、ここは金のかけどころ

内部の写真は撮れないので、以下実況中継
総大理石のサウナでじっくり汗を出す　おお、テルマエ・ロマエみたいだ　水分を補給しろと小瓶を渡される　味は日本のラムネによく似ている　全裸ではなく、腰巻きひとつ　三助はマッチョなおやじ　愛嬌はよく、英語が話せる
天井の高いこれまた温かい大理石の上に横になれと云われる　周りを見ると２人ぐらいがトドのように寝っころがっている　お湯が体にかけられる　お湯の流れ落ちていくのが心地よい　石鹸の泡でふわっと体が覆われる　みのむし ? さなぎ のような何かにくるまれた感覚 そして泡がプチプチ消えていく感じ
26年前、レスリングのように感じたマッサージも、骨、筋肉、リンパを意識したものなのかレベル高い。 気持ちいいし、理にかなっている
そんなハマム体験は、風呂上がりに甘いチャイをいただいてあっという間に終了となった　アジア各国のマッサージとは別次元の体験　これは癖になる　最後にフロントのマネージャーさんの写真を一枚　→ Next to go !

ジャーロウル ハマム エステ・スパ・マッサージ