イスタンブール てくてく４days_#11

2019/04/28 - 2019/05/03

イスタンブール３日目
～令和の日が昇るの巻～

4/30→5/1、令和元年最初の日の出をボスポラス海峡で拝みました
モスクの丘から日が昇るのを眺めながら、新元号を迎えるのはなんだか痛快な気がします　それでなくても、ボスポラス海峡の夜明けは素敵です　イスタンブールで宿を選ぶときは、この海峡がよく見える場所を選ぶべきです　金角湾だけでもダメ　ボスポラスだけでもダメ　マルマラ海だけでもダメ　とするとスルタンアフメット地区のトプカピ宮殿に近い側がベストということになります
さて、昨日混んでで諦めたトプかプ宮殿から本日はスタートです
隣のホテルではおばちゃんがテラスの掃除をはじめています

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます　イスタンブール３日目の朝です
明け方のスルタンアフメット・ジャーミイ

なんといっても、宿の決めてはルーフトップのこの眺め　しかも誰も知らないのか、誰にも邪魔されず眺めを独占　夜が徐々に白んでいきます　

マルマラ海とアナトリアの大地

日本では元号が替わった特別な１日のはじまり　ボスポラスを挟んでアジア側から昇る日の出　そして令和の初日の出を　アジアの西の端で眺めています

ボスポラス海峡にも朝日が差しはじめます

マルマラ海には漁をする小舟の影が見えます

ホテルの朝食

明日はほぼ移動日になるので　イスタンブールでやり残したことがないよう　今日も張り切っていきましょう

本日の一発目は、1923年にアンカラに首都が移るまで、オスマントルコ400年の政治・文化の中心地、26人のスルタンが居城としたトプカプ宮殿
皇帝の門の前

正面の皇帝の門から入場しようとすると、一時間待ちぐらいになりそうな長蛇の列なので(朝イチなのに)、考古学博物館側へ迂回し、横から入るとすんなりです　※裏技 !

あっさり挨拶の門へ　ここからが宮殿内ということになります

ハーレムやら図書館やら、財宝の数々　どれをとっても見事としかいいようがない

北は金角湾、東にボスポラス海峡、そして南にマルマラ海と三方向に囲まれた小高い丘に建っています　トプカプとは「大砲の門」を意味し、ボスポラス海峡側に大砲があったことからその名がついたそうです

戦国から江戸になろうという時代に、純金の懐中時計,,,皿の一枚一枚まで、全方位から集められた珠玉の品々 国宝級のオーラを放っている　宮殿内の人口は最盛期は6,000人に上ったといいます

スルタンアフメッド２世のコンスタンチノープル攻めは、怖じけずいて後退してくる同胞を容赦なく半月刀で切り殺すという苛烈なものだったといいます

スルタンの絶大な権力をまざまざと見せつけられます

議事堂（ディバン）
スルタンとパシャ（高官）、広大なオスマン帝国全土から将軍たちが集まった政治の中枢であった場所　スルタンは、いつも会議に出席する必要はなく、好きな時にハレムからの地下道を通り、誰にも気付かれず会議を覗くことができた、なんて紹介してある興味深いWEBもあったけど、地下道はわかりませんでした

金角湾からこの宮殿を直接攻撃するのは、上から見ても困難としかいいようがありません

そして後宮（ハーレム）へ　ハーレムは、母后、寵妃、女奴隷、宦官たちが生活した場所　外界と完全に隔離され、スルタンのただ一人の後継になれなかった、男児は殺されるか、幽閉される運命にあったのですが、そういった皇子たちの居室「鳥籠」もここにあったといわれています

謁見の間　

イズニックタイルの深いブルーは本当に美しい　

後宮（ハーレム）は広く、迷路のように複雑なつくりになっています　町の側だけに窓がつくられており、女たちが男の姿を見ることのないよう宮殿側に窓は一つもないとか

ハーレムの調理場　
これとは別に宮殿の調理場もあるが、こちらには、マイセン、リモージュなどヨーロッパの陶磁器、ベネチアングラスなど、食器類も世界の粋が集合しており、数々の展示品をいまも見ることができます　調理場では、年間に３万羽の鶏と、４万頭の羊が料理され100種類以上の料理が作られたといわれています　→ Next to go !