2019/07/10 - 2019/07/14
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binchanさん
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7月11日 木曜日 旅行2日目
今日この後は主に西嶼を歩きます。
西嶼というのは澎湖本島の西側にある大きめの島で、現在は橋でつながっています。
まずは西嶼の北側にある小門嶼という島(現在は西嶼と橋でつながっている)へ。外按線というバス路線で向かうのですが、小門嶼を経由する便は一日13便(往復計)。程よい時間滞在するにはバス便を選ぶ必要があります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
見づらいですが、この5つが橋でつながっている島々です。澎湖本島から白沙嶼の端っこ(通梁)まで行き、バスを乗り換えて西嶼、そして小門嶼へと向かっています。
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7:42
外按線で小門内バス停下車。
西嶼と小門嶼は近いので橋を渡った実感もないまま到着。 -
小門内バス停。
バス停君が手を挙げているデザイン。しっかり手を振らないとバスは停まってくれませんからね。 -
小門嶼の見どころと言えば鯨魚洞。ちゃんと看板も出てます。
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観光地ですねえ。お店もたくさんありますよ。朝早すぎてほとんどやってませんけど…。地元のおじさんに「早ぇ~なあ(這麼早!)」と言われました。
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小門地質館。
このあたりの地景や地質についての展示館と思われますが中に入ってないので詳細不明。お手洗いは外にあって時間外でも利用できます。 -
ウチワサボテン(金武扇仙人掌)の花が咲いてました。サボテンの実は澎湖特産品。甘くておいしいジュースになります。
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奥に見える断崖のようなところが鯨魚洞。
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鯨魚洞が見えてきました。突き出した岬が鯨の頭かな。
注意書きに「大波に注意」と書いてあってビビる。道に救助用の浮き輪が設置してあるのもリアルで怖いよ~。 -
というわけで浮き輪のあったあたりまで行って引き返すことに。周りに誰もいないので不意の大波にさらわれても誰も救助してくれない…。
この日は6時台に満潮でした(現在7:51)。干潮時間ならより安全に近寄れるかも。 -
別方向の岬。台湾海峡方面です。
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小門嶼はほとんど樹木がなく、広い草地と一塊の集落、わずかばかりの耕作地があるばかり。
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集落には思ったより建物が多いです。観光と漁業の町って感じかな。
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畑は強風から作物を守るため低い石垣で囲まれ、小さな区画に分けられています。その景観は「蜂巣田」、畑は「菜宅」というのだそう。菜宅は澎湖各地で見かけますが、蜂巣田になっているのはこの辺りだけかも。
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石垣は低いものは腰の高さほど、高いと背の丈くらいあります。
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材料は玄武岩や珊瑚石。
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地元の人の休憩場所なのか、畑の中に屋根付きベンチ。
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排水路の蓋かな、鯨のデザインがかわいい。
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井戸。めぼしい河川はないので澎湖では井戸水がとても大事。
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集落まで戻ってきました。小菅というのは澎湖で獲れるイカ(スルメイカ?)のこと。この時期澎湖は小菅だらけ!
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8:02
島の北側にある鯨魚洞から島の南側に歩いてきました。砂浜があるんですね。 -
現地の方が岸壁沿いの道で落花生(花生)を干していました。写真を撮らせてもらおうと話しかけたら、「日本人か?」と聞かれました。なんと日本時代を過ごしたことがある90歳のおばあさん。「日本人」と「九十」という単語以外日本語は出てこないご様子でしたが、懐かし気に話しかけてくれたことになんだか泣けてきました。
金門などの離島は日本統治時代がないため、高齢者でも日本語を話せません。台湾本島同様、あるいはそれ以上に台湾的な歴史を紡いできた澎湖ならではと感慨深かったです。左側の影がそのおばあさんのものです。 -
しみじみしながら見る海峡(水道)。対岸は西嶼です。
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海沿いから小門嶼燈塔(灯台)を目指して歩いていきます。
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小門嶼燈塔です。今でも使われているのかなあ。
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小門と西嶼間の水道にかかる橋が見えました。本当に短い橋です。
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トーチカの跡。この沖には小島もないですから、正に大陸に対峙する台湾海峡最前線。かつては観光客が足を踏み入れることすらできなかったことでしょう。
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今やこんなトーチカで戦争がどうこうなるってものでもないんでしょうね。
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遠くに鐵鑠仔塔という塔石敢當も見えます。村を守る魔除けであり、航行する船の指標でもありました。現代の燈塔(灯台)、過去の遺物のトーチカ、魔除けの塔。荒涼とした岬にも歴史が刻まれてます。
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バス停方面へ戻ります。
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ゲートのようなものがありました。軍の管制区域との境界だったのかな。
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コミュニティセンターみたいなところの駐車場を横切ってバス停方面へ。
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集落を見下ろす場所にある塔石敢當。大彎石塔といって、ある氏族が日本時代に男子の誕生と生育を願って建てたものだそうです。ご利益あったそうですよ。
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小門内バス停に戻ってきました。
次の目的地は西嶼外按方面ですが、小門嶼から出るためにまずは馬公行きに乗ります。
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