2019-07台湾　12　歩く澎湖　通梁から馬公へ

2019/07/10 - 2019/07/14

７月11日　木曜日　旅行２日目

　この日はバスに乗って西嶼を観光していました。この後はバスに乗って馬公へ戻るのですが、往路で撮影できなかった澎湖跨海大橋の撮影をするため途中下車します。跨海大橋は西嶼と白沙嶼の間に架っていて、西嶼側にも記念碑などがあるのですが、バスの都合で白沙側の通梁で撮影します。

　この旅行記でやっと二日目終了です。

エリア 澎湖 (澎湖諸島)(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

16：44
　通梁終點バス停で下車。

　目の前に林家古厝の門牌があったので見に行ってみます。

　立派な門牌なわりにものすごく普通の廃墟があるのみ。本当にここが古厝？
　調べてみると1768年以前に建てられたものらしい。めちゃめちゃ古いじゃん！そんな時代の建物にしちゃあしっかり残りすぎのような…。

　気を取り直して橋へ。
　橋詰のアーチが撮影ポイントです。

　ちょっとだけ橋を歩いてみましょう。

　全長2,494メートル。対岸のバス停まで歩こうとすると30分近くかかります。
　この橋は二代目で、古い橋の橋脚が右側に残されています。それらもなかなか興味深いんですが、この時はしっかり見てくるの忘れました。
　

　橋がかけられている吼門水道は潮の流れが激しいことで有名な航海の難所。橋の上からそれを確認しようと海の上に出るまで歩こうと思ったんですが、この辺で飽きてしまった…。海の上までけっこう遠いんですよ。

　もともと通梁の港は小さな突堤があるだけでしたが、橋を建造する際に、資材を運ぶ大型船のために大きくしました。でも土砂がたまりやすく港としては使いづらいらしい。橋があるからこそ通梁は西嶼への表玄関だけど、船ならもっと奥まった入り江の方が適してます。

　橋を臨む公園に蒋介石さんの銅像。撤去して専用の公園に移設したものも多いようですが、まだまだ台湾各地で見かけます。銅像が残っている地域は国民党の地盤なんだろうなあと思って調べてみると、やはり澎湖縣は縣長（県知事）も議会議長も国民党の人だった。

　橋の方を見る蒋介石さん。橋のアーチに書かれた「澎湖跨海大橋」の文字は彼の書だそうです。

　通梁の見どころといえば古榕樹（ガジュマルの古木）。
　1672年、付近で遭難沈没した商船から漂着した苗木を土地の人が植えたものとのこと。これもまた古いですねえ。660平方メートル余りを覆う大樹だというんですから納得。

　榕樹が植えられたのは保安宮の近く。
　保安宮は榕樹よりさらに歴史が古いですよ。1645年創建、現在の建物は1995年に建て直されたもの。宮の前の広場は完全に榕樹に覆いつくされています。

　お宮にもお参り。

　宮の前は門前市のような商店街になってます。

　こちらのお店で買い食い。
　海菜煎餅を注文して出来上がるのを待っていると、近所のお店から試食の人がやってきます。

　海菜煎餅。
　青海苔のチヂミみたいなもの。ちょっと油っぽかったかな。

17：30
　通梁終點から馬公行きのバス乗車。
　今度のバスは降車ボタンが故障。降りるときは口頭で伝えてって、ハードル高っ。終点まで乗る予定でよかった。

18：20
　馬公總站で下車。
　バスターミナルの北側が降車場。

　小海豚市區巡迴公車（市街地の循環バス）に乗って夕食を食べに行こうと思ったのですが…

　18：40発があるはずなんですが、待ってもやってきません。表示はあるけど実は乗り場が違うのかな。

　仕方ないので歩いて店を探してみましたが、どこも団体さんでいっぱい。そのうえ雨まで降ってきた。
　この写真は城隍廟前。字の書かれた石がたくさん置いてあった。売り物じゃないようですが、何なんでしょう・

19：13
　というわけで結局コンビニめし。澎湖限定海鮮弁当とかないかな、と探したんですがご当地モノは何もなかった。明日の夜はもう台北だし、二崁でウニ食べておいてよかった。

　ようやく二日目が終了。今日はたくさん歩いて、たくさん日焼けした！明日もがんばります。