ロヴィリイェナツ要塞とピレ門

2019/06/05 - 2019/06/05

ドヴロヴニクを防衛する目的で造られたロヴィリイェナツ要塞は高さ37m、12 階建てのビルほどの高さがあり、敵の襲来を早期に発見でき、攻撃もしやすい、ドゥブロヴニクの防衛上、非常に優れたポイントにあります。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ピレ門前はローカルバス、ツアー専用バス、タクシー、ホテル送迎車の乗り場でもあるため人も車も大変な混雑ぶりとなっています。
完全に飽和状態でドヴロヴニク市には早急にその解決策を望みます。

こちらはピレ門前の観光案内所

ピレ門の前には趣のある建物が

ピレ門横を歩いて行くと海岸に沢山のカヤックとボカール要塞が見えます。

ロヴィリイェナツ要塞（Fortress Lovrjenac）への案内で小道を歩いて行きます。

やがてドゥブロヴニクで最も古い港でもある美しい入り江、コロリナ（Kolorina）に出ます。

コロリナ（Kolorina）から見たドゥブロヴニク城壁

再び階段を上がるとロヴィリイェナツ要塞が見えてきます。
城壁には守護聖人・聖ヴラホの彫刻が見えます。

階段の途中から見たスルジ山と真下にコロリナ（Kolorina）の海岸と右側にはミンチェタ要塞も見えます。

ここから見たドゥブロヴニク城壁

コロリナ（Kolorina）の海岸とドゥブロヴニク城壁

ドゥブロヴニク城壁がすり鉢状になっているのが分かります。
実際にドゥブロヴニクの旧市街へ行くとプラッツ通りの両サイドは階段ばかりです。

ドゥブロヴニクカードを提示するとそのままロヴィリイェナツ要塞へ入場できます。

４トラの地図の場所は城壁内となっていますが誤りです。
いつも感じていますが４トラの地図の場所はここだけでなく世界各国、日本全国に場所の誤りが見受けられます。
４トラのスタッフはチェックする義務があります。
クチコミの内容は主観によりバラバラで問題はないのですが地図の場所は一点に決まっているのです。

ロブリイェナツ要塞 史跡・遺跡

ロヴィリイェナツ要塞は展望台があるだけです。

ロヴィリイェナツ要塞から見たドゥブロヴニク城壁
自然の岩を利用して造られているのが分かります。

沖にはロクルム島が見えます。

この大砲はいつの時代の物でしょうか？
もし１９９１年の紛争で使われていたのであれば生々しいのですが？　大砲の方向はスルジ山を向いています。

いずれにしろ過去には要塞の言葉通り防衛に使われたのは間違いありません。

現在では観光としての財産となっています。

この大砲について案内板は見当たりませんでしたが平和になった証拠です。

ロヴィリイェナツ要塞の見学を終えて戻ります。
ドゥブロヴニクで最も古い港でもある美しい入り江、コロリナ（Kolorina）を眺めています。

ドゥブロヴニクで最も古い港は一般的に言われているドゥブロヴニク旧港とは別です。

美しい入り江、コロリナ（Kolorina）

ドゥブロヴニク旧市街へのメインゲートのピレ門
さすがに多くの観光客が通るのでロープが張られて一方通行になっています。

ピレ門 史跡・遺跡

ピレ門手前の橋
橋の下は道路となっていますが防衛のための堀(海水が導入されていた)が掘られていたのです。

４トラのクチコミには歴史的な記述がないのは残念です。
また、橋の名前は固有の橋の名ではありません。

Pedestrian Bridge 建造物

ピレ門から見たドゥブロヴニク城壁
手前はボカール要塞ですも４トラの地図は場所が違っています。

守護聖人・聖ヴラホの彫刻がこの町を守っています。
ドゥブロヴニク市も定期的にメンテナンスを行っているようで綺麗に磨かれています。

ピレ門の木製の跳ね橋は現在は開いたままですが有事の際は閉められたのです。

現在でも残されている木製の橋と巻き上げ用の鎖は世界遺産としての財産です。
木製の跳ね橋の欄干には猫が休んでいるのも平和になった証拠です。

城壁内部から見たピレ門の奥には開閉用の鎖が見えます。

これが開閉用の鎖で跳ね橋とのバランスを得るために錘が付いています。

私はこれからこの上にあるドゥブロヴニク城壁を一周回ります。