温泉地めぐりとキャンプついでに長野電鉄の全２４駅を自転車で各駅停車してみた

2019/06/01 - 2019/06/01

CARRYMEでキャンプしてみたいと思い涼しそうで人が少なそうで駅から近くて手ごろな価格で利用できそうなキャンプ場を探したところ信州中野と別所温泉にキャンプ場を見つけたため長野まで行ってみることにした。ただキャンプ場に行くだけでは面白くないので長野電鉄と上田電鉄の全駅を自転車で各駅停車しながら移動してみた。輪行でソロキャンプのため今までに無い大量荷物の旅行となり帰りの電車乗り継ぎ移動が面倒だった。。。
今回はカメラを家に忘れてきてしまったので全てスマホの写真となる。そのため全てズームなしの撮影となったり撮影条件に様々な制約が生じてしまったがとりあえず、それなりに写真を残すことができたので良しとしよう。

長野電鉄について少し調べてみた

長野電鉄の距離は？
→33.2kmらしい

長野電鉄の特急料金は？
→100円均一らしい
　成田エクスプレスとロマンスカーの中古車が走っていて
　普通運賃に１００円追加で乗れる。

長野電鉄の全駅数は？
→下記のとおり24駅だった。

長野
市役所前
権堂
善光寺
本郷
桐原
信濃吉田
朝陽
附属中学前
柳原
村山
日野
須坂
北須坂
小布施
戸住
桜沢
延徳
信州中野
中野松川
信濃竹原
夜間瀬
上条
湯田中

エリア 須坂(長野)

新宿から４０００円の４列シートの夜行バスで長野駅に到着
２週間前に仙台行きの４列シートの夜行バスを利用したのだがあまりに辛かったため２度と４列シートには乗るまいと思っていたのだが乗ってしまった。今回はバス会社が違いシートが工夫されていて少し良かったのと、隣の人が標準体型だったので大丈夫だったのだと思う。

まずは４００円のコインロッカーに全部荷物を預け身軽な状態で出発。
写真中央に写っているのが長野電鉄の長野駅で地下にある。
本当は湯田中まで電車で移動して湯田中スタートにしようかと思ったけれど早い時間から始めた方がよいと思い長野からスタートすることにした。

１駅目：長野
5:56スタートである。

道路沿いには面白いオブジェがいくつか並んでいた。

2駅目：市役所前

何の変哲もない大通り沿いをひたすら進む

3駅目：権堂
ここも地下駅である

アーケード街がちょっと気になるけれど先は長いのでスルー

善光寺に寄り道する

お坊さんが出勤時間帯のようでお寺に向かって歩いている姿を時々目にした

朝の6時になったばかりなのに大勢の人でにぎわっていた。

4駅目：善光寺

ここまでが地下駅

いい感じの古民家が続く道路

5駅目：本郷

駅の上のデパートがとても気になる

線路沿いを進む

6駅目：桐原

東急の車両が走っている

線路の下に道路を掘っているようだ

7駅目：信濃吉田

典型的な住宅街の駅といった感じ

ＪＲの北長野駅が近い

8駅目：朝陽

旧い感じの駅舎だった

突然、田舎な風景に切り替わった

9駅目：附属中学前

あたり一面が畑

10駅目：柳原

千曲川を渡った

眼下には緑がたくさん

11駅目：村山

旧そうな駅舎だが普通の民家のような外観だ

いろんな会社が並ぶ一画

12駅目：日野

同じ駅名の中央線の日野とは全く違う

時々見かける古民家を楽しみながら進む

廃線跡
以前は須坂から屋代まで路線があったらしい、一部はサイクリングロードとして整備されているらしいが、ここはダートだった。

carrymeではこのような道を走ることはできないので全区間が整備されたら走ってみたいと思う。

道路上に残るレール

須坂の裏道

13駅目：須坂

長野電鉄の車庫もあった。

須坂を過ぎるとまた一段階過疎な感じになった。
踏切に遮断機も無いがすごい勢いで電車が通過していく

14駅目：北須坂

昔は退避できるようになっていたようで線路が撤去された跡がある

古民家の集落を通過

15駅目：小布施

綺麗で立派な駅だ

小布施は見どころがあるようで案内板とかあったが、何処が見どころなのかよくわからないまま街を通過してしまった。

16駅目：戸住

山が近くなってきた

行かなかったけれど古墳跡もあるらしい

ここを走っているとき気候もよく空気もよく最高に気持ちよかった。

右カーブのあと左に大きくカーブ。いいコーナーだ。ＭＴ車に乗ってこのコーナー手前でシフトダウンしてエンブレかけながらアクセル煽ってカッ飛んだら気持ちよさそうだなぁーと思いながらCARRYMEで12kmくらいのマイペース速度でのんびり走り抜けていった。

17駅目：桜沢

町工場のような駅だ

成田エクスプレスの中古車が走り抜けていく

18駅目：延徳

伝統家屋のような駅舎だった

面白くない道を進む

19駅目：信州中野

明光義塾が駅ビルを全占拠？
須坂も駅構内に明光義塾があった。
駅近とか駅前は聞くけど駅直結はなかなか無いかも。

当初、ここの近くにあるキャンプ場を利用しようとしたが時間的に中途半端なので別所温泉のキャンプ場を利用することにした。

ここから次の駅までの間は上り坂が一番きつい区間だった。

学校では運動会が行われていた。
あまりにも多くの生徒がいるので驚いた

20駅目：中野松川

この駅舎も古そうだ。
近辺でバラのイベントが行われているようだった

道路沿いに同じ規格の蔵が並んでいた。

21駅目：信濃竹原

昔の日比谷線の車両だ。

昔の車両はデザインがしっかりしていてかっこういい。

ずいぶんと山になってきた。

22駅目：夜間瀬

ゴミ屋敷のような駅舎だ

でも、ホームからの眺めはとても素晴らしい

畑の中の農道を進んだ
空気もよくとても気持ちいい

23駅目：上条

さきほどの夜間瀬駅と似た風景の駅だ

温泉街っぽくなってきたので湯田中の温泉街に入ったようだ。

写真左側のような温泉を時々見かけたが鍵が無いと入れず地元の方しか利用できないようなことが書かれていた。

24駅目：湯田中

ゴーーーール！！！
現在１１：０９ということは5時間強かかったことになる。
標高の低い方から高い方に登るコースなのでしんどいかと思ったけれど意外に行けた。

まもなくすると小田急ロマンスカーの中古車が来た。
これに乗って帰りたいけれどすぐに出発してしまうので湯田中散策のため見送ることになった。

駅の先に延びる空き地

旧駅舎にはスキー板で造られたベンチが置かれていた。

湯田中温泉の入り口

人が全然いない

風情ある浴場の建物

廃業している宿がちらほらある感じだった

スーパーでくるみパンがあったので買ってみた。

山の下に降りて市街地に出てみた

川を渡ると温泉街らしきゲートがあったので行ってみた

何もない。。。

遠くにスキー場が見えて萌えた

旧駅舎のところにある足湯で電車の時間まで暇つぶしをした。
すぐ目の前に温泉があったがあまり入りたい気分でもなかったので湯田中温泉はこの足湯だけで終わり。

ロマンスカーに乗りたかったけれど時間が合わないので成田エクスプレスで長野に戻った。成田エクスプレスに乗るのははじめてである。

自転車で走った風景を眺めながら50分程度であっという間に長野駅に到着

長野駅周辺を軽くサイクリングしようかと思ったけれど結構いい時間になってしまったので上田に向かうことにした。

ロッカーから荷物を出したところ荷物の重さに驚いた。
400円をケチらずロッカーを利用しておいてよかったと思う。

上田に到着。
左側の電車に乗ってきたが向かいにはレストランのような特別列車が停まっていた。

上田のアリオで軽く食材を調達して上田電鉄で別所温泉に移動した

別所温泉は温泉街らしい風景でいい感じだ

別所温泉駅からず～っと坂道が続き温泉街を抜けたところから坂が急になったので自転車を引いて歩き続けた。
本当にキャンプ場にたどり着くのだろうかと思うような道が続いた。

一応案内板があるので大丈夫なようだ。

時々足を止めながら進み少しでも坂がなだらかな区間は自転車を漕いで進んだ。駅から3キロ程度の距離なのだが、とにかくしんどくて、自転車とキャンプ用品を全て山の下に投げ捨てたい気分だった。

受付で850円を支払い持ってきたテントを組み立てた。
2000円で買った新築のテントだが、肝心な部分に1ヶ所縫い損じがあり他にはポールで強く引っ張られる付け根の部分の4ヶ所中の2ヶ所の縫合が不完全で糸一本でつながっている状態で、いつテントが大破してもおかしくないといった危うい状況であり修理しない限り使い捨て状態。さすが中国製。ちなみに寝袋も新品で2000円でかさ張って邪魔だった。。
キャンプ料含めて総額5000円程度なのでこれで減価償却といったところだろうか。。。

キャンプ用品は持っていないし余計なもの持ってくると重たいので、旅館の小鍋に付いてくる固形燃料とアルミの器だけでコンロを作りお湯を沸かして1年前に賞味期限切れとなった非常食を湯戻しして食べた。他、先ほど調達した牛タンをアルミの器で焼いたり、スープを飲んだりした。こんないい加減な機材で料理をしたのははじめてだが何とかなった。

高台から見える景色は素晴らしかった。
向こうに見えるのは上田の街だろうか。
これだけデジタルズームで撮影したがやはり不鮮明で画質が良くない。カメラを忘れてきたことが悔やまれた。。。

別所温泉に温泉に入りに行きたいが場所が悪すぎで行くのが面倒なのでやめた。テントの中でのんびり夜を過ごそうと楽しみにしていたが夜行バスで一睡もしていないこともあり19時台には寝てしまった。。。

キャンプは続く
そして明日は上田電鉄の全駅を走る予定だ。