フランスの8つの世界遺産を巡る旅【13】７日目（車窓と【世界遺産】ヴルサイユ宮殿１）

2019/04/28 - 2019/04/28

　フランスは、
昨秋、baba友と巡った
「独仏とベネルクス3か国の小さな美しい村を巡る旅」で
少しだけアルザス地方を訪れましたが、
パリやモンサンミッシェル等、定番の観光地を訪れるのは
今回が初めて（連れは、フランス初上陸！）。
　何故か何度か来たこれまでのヨーロッパ旅行でも、
飛行機のトランジットでさえ、フランスの空港に降り立った
ことさえなかったんです。
　子供の頃、「海外で行きたいところは？」と聞かれれば、
「フランスとスイス」と答えていたはずなのに・・
両国とも縁がなかったんです（スイスもいつか行かなくちゃ！）。
　今回は、珍しく、モンサンミッシェルを見てみたいという
連れの意見を尊重し、ニースやモナコも訪れ、アビニョンや
ロワール地方のお城、リヨンも巡り、フランスにある
世界遺産を８つも見学できるというツアーに決めました。

　
ツアー行程は以下の通り。

〇　1日目（4月22日（月））　出発　成田発～パリ経由～ニースへ
　　　　　　　　　　　　　　（ニース泊）
〇　2日目（4月23日（火））　ニース、エズ、モナコ（ニース泊）
〇　3日目（4月24日（水））　エクスアンプロヴァンス、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産①】アルル（アビニョン泊）
〇　4日目（4月25日（木）） 【世界遺産②】アビニョン歴史地区、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産③】ポンデュガール、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産④】リヨン歴史地区（リヨン泊）
〇　5日目（4月26日（金）） 【世界遺産⑤】ブールジュ、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産⑥】ロワール地方（トゥール泊）
〇　6日目（4月27日（土）） 【世界遺産⑦】モンサンミッシェル
　　　　　　　　　　　　　　（モンサンミッシェル泊）
〇　7日目（4月28日（日））　【世界遺産⑧】ベルサイユ宮殿（パリ泊）
〇　8日目（4月29日（月））　パリ市内（パリ泊）
〇　9・10日目（4月30日（火）・5月1日（水））　帰国　パリ～成田

7日目（観光6日目）。
この日も長距離移動です。
午前中いっぱいをかけ、約350Km 移動して、今回のツアーで最後（8つ目）の、
【世界遺産：ベルサイユ宮殿】を見学します。
私たちの年代の女子にとっては、「ベルばら」で憧れた宮殿です。
期待で胸が膨らみます。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

7日目（観光6日目）の朝を迎えました。
今日は、午前中いっぱいをかけ、約350Km 移動して、
今回のツアーで最後（8つ目）の、
【世界遺産：ベルサイユ宮殿】へ向かいます。

朝起きて外を見ると、太陽は上っているようですが、
ちょっと雲が多いです。

部屋からモンサンミッシェルを望みます。
走っているバスはシャトルバスとは違うような・・

少し潮が満ちているようです。

朝日を浴びたモンサンミッシェルを見たかったなあ。

朝食。
ホラ、すりおろしりんごはここにもありました。

せっかくなのでテラスでも写真を撮ってみます。

今日も大天使ミカエルは尖塔の上で輝いています。

この写真のバスはシャトルバスのようです。
名残惜しいですが、今日はベルサイユ宮殿へ行かなくちゃ！

モンサンミッシェルを後に、長閑な農村地帯を進んでいきます。

緑の真ん中で菜の花畑の黄色が目立ちます。

すご～く広い菜の花畑。

素敵な景色。
青空だったらもっと良かったのに・・

馬が放牧されています。

寄生木が目立っています。

湖？
周りを犬の散歩をしたり、ジョギングしたりしている人が
いますね～。

お天気が心配ですね～。

途中の休憩。

小さな川も良いんですよね。
（雨が降っています・・(T_T)）

ベルサイユに近づくにつれて、どんどん
菜の花畑が増えてきました。

ベルサイユの街に入ってきたようです。

落ち着いた雰囲気の街ですね。

この通りは並木の新緑が綺麗ですね。

なんか人が沢山いますけど・・
もしかしてあそこがベルサイユ宮殿？

ベルサイユ宮殿の駐車場には観光バスが
沢山停まっています。
ってことは、それだけ観光客の方も多いって
ことですよね。

ベルサイユ宮殿見学の前に、ランチです。

今日のランチは宮殿近くのこのレストラン。

何のパイ包み焼きだっけ・・・

メイン・・
なんだっけ。ロールキャベツ？？
オシャレなジャガイモの付け合わせ。

デザートはエクレア。

ランチの後、ベルサイユ宮殿へ。
宮殿に入るには、最初のゲートでセキュリティーチェックが
あります（白いテントのところでチェックを受けます。）。
ここで再び私に災難が・・・(;O;)
持って行っていた折り畳み傘が壊れたんです！
まあ、確かに、安物ですし、かなり使ってはいましたが・・
閉じようとすると、2本の骨が曲がらなくて上手く
閉じないし、開こうとしても開かないし・・
で完全にお手上げ。
この後、だんだん雨が強くなってきたというのに・・
傘が使えず、雨合羽もバスの中に置いてきてしまったという失態・・

セキュリティーチェックを終えた後
内側の黄金のゲートに沿って並んでいる人たちは、チケットを
購入するために並んでいる人たちです。
私たちは、現地ガイドさんがチケットを購入し、
入場時間を予約してくださっています。

グル~っと回り込んで、列が続いています。
日曜日のこの日はいつにも増して
観光客が多いようです。
どのくらい待つんでしょう。

あれ？なんか違和感？？
アッ！あの建物は絵ですね。
あのカバーの奥には王室礼拝堂がある
ようですが、現在は工事中のようです。
内部はあんな風になっているんですね。

煌びやかなゲートに近づいてみます。

門扉をアップにしてみます。
風雨にさらされているんでしょうに、この輝き！
王冠やその下の盾（？）にはフランス王家の紋章ユリの
花があしらわれています。

ゲートの両端には女神の像

ん？
男性の背中に腰掛けてる？？

4月末ですが、真冬の装いでちょうどよい気温です。

予約してある団体入場時間まで、まだ時間があるので
まずは庭園を見学します。

この庭園の散策、とっても楽しみにしていたんです。

中央右端の噴水は、一定の時間がくると起動して
水を噴き上げるそうなのですが、この時は噴水と
いうよりは池・・で残念。
雨が少し本格的になってきました。
カメラのレンズに雨粒が・・

庭園内。

スフィンクスに乗っかっているのは？？
よく見ると天使の羽のようです。
写真を撮る位置が間違っていますね。
（適当に撮っているのがバレバレ・・(^-^;　）

噴水の周りには沢山の銅像。

天使の像が多いですね。

まだまだ続く庭園。
晴れていたら、時間内で行けるところまで
行ってみたかったのですが・・・
雨がだんだん強くなってきました。

帽子はかぶっていましたが、冷たい雨には勝てず、
フリータイムが残っているのに、早々に庭園を
退散します。

みんな寒そう。
残りのフリータイムはベルサイユグッズの店内に
避難しました。

チケット売り場ですね。
左奥に進んでいくと庭園があります。

雨が上がったようなので、ゲートの周りを撮って見ます。
王冠の下の模様は「ルイ14世」の「Ｌ」をデザイン化
しているんだそうです。
太陽王としてのモチーフも。

ゲートの間から中を覗きます。
ベルサイユ宮殿は、おとぎ話に出てくるような、
ローヌ川沿いの見るからに「ザ・お城」と言うよりは、
立派な、超立派なお屋敷・・といった感じの宮殿ですが、
威厳とか、権威といった雰囲気(?)を感じる宮殿です。

日曜日のこの日、ベルサイユ宮殿は大混雑！
人混みが苦手な私は、見学が始まる前から
若干憂鬱。

トリコロールがはためき、風の強さがわかります。
今、3時40分。私たちの見学は3時50分から。
そろそろ集合の時間です。

予約団体の見学入り口もこの混雑！
いつもはほぼ時間通りに入城できるそうなのですが、
この日は、予定時間よりかなり遅れているそうで、
30分前に入城予定だった団体がまだ待っている
とのこと。

団体入り口には
「フランスのすべてに栄光を」と
書かれています。

彫刻には、かつては彩色されていたような
跡が見受けられます。

あそこは出口かな。

それにしてもチャコールグレーの屋根における
黄金の使い方が見事ですね～。
予定時間より20分強遅れて、ようやく内部の
見学が始まります。