フランスの8つの世界遺産を巡る旅【９】5日目（車窓と【世界遺産】ブルージュ大聖堂）

2019/04/26 - 2019/04/26

　フランスは、
昨秋、baba友と巡った
「独仏とベネルクス3か国の小さな美しい村を巡る旅」で
少しだけアルザス地方を訪れましたが、
パリやモンサンミッシェル等、定番の観光地を訪れるのは
今回が初めて（連れは、フランス初上陸！）。
　何故か何度か来たこれまでのヨーロッパ旅行でも、
飛行機のトランジットでさえ、フランスの空港に降り立った
ことさえなかったんです。
　子供の頃、「海外で行きたいところは？」と聞かれれば、
「フランスとスイス」と答えていたはずなのに・・
両国とも縁がなかったんです（スイスもいつか行かなくちゃ！）。
　今回は、珍しく、モンサンミッシェルを見てみたいという
連れの意見を尊重し、ニースやモナコも訪れ、アビニョンや
ロワール地方のお城、リヨンも巡り、フランスにある
世界遺産を８つも見学できるというツアーに決めました。

　
ツアー行程は以下の通り。

〇　1日目（4月22日（月））　出発　成田発～パリ経由～ニースへ
　　　　　　　　　　　　　　（ニース泊）
〇　2日目（4月23日（火））　ニース、エズ、モナコ（ニース泊）
〇　3日目（4月24日（水））　エクスアンプロヴァンス、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産①】アルル（アビニョン泊）
〇　4日目（4月25日（木）） 【世界遺産②】アビニョン歴史地区、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産③】ポンデュガール、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産④】リヨン歴史地区（リヨン泊）
〇　5日目（4月26日（金）） 【世界遺産⑤】ブールジュ、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産⑥】ロワール地方（トゥール泊）
〇　6日目（4月27日（土）） 【世界遺産⑦】モンサンミッシェル
　　　　　　　　　　　　　　（モンサンミッシェル泊）
〇　7日目（4月28日（日））　【世界遺産⑧】ベルサイユ宮殿（パリ泊）
〇　8日目（4月29日（月））　パリ市内（パリ泊）
〇　9・10日目（4月30日（火）・5月1日（水））　帰国　パリ～成田

5日目（観光4日目）。
ツアーはアッと言う間に5日目。
この日は300Km以上移動してブールジュに向かいます。
前日の雨がスッキリ上がり、青空の中出発です。
私の大好きな車窓も満喫しながら進みます。
訪問したブールジュ大聖堂はまるでお城のような外観の
素晴らしい建物でした。

エリア ブルージュ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

5日目（観光4日目）。
リヨンでの朝を迎えました。
この日の朝食。なんだかまだ準備が完全に整っていない
感じで・・簡単な朝食になりました。
ジュースの隣にあるのは、「すりおろしりんご」
ゼリーではなくて、本当にすりおろしりんごなんです。
フランスでは結構ポピュラーなのか、ほとんどの
ホテルの朝食メニューに顔を覗かせていました。

この日は、約310㎞も移動してブールジュへ向かいます。
リヨンは昨夜の雨とは打って変わり、きれいな青空が
広がっています。
フルヴィエールの丘に建つノートルダム大聖堂も、
青空を背景に美しい姿を見せています。
（バスの車窓から）

ソーヌ川にも別れを告げて・・

青空にウキウキして、車窓の景色を楽しみます。
しばらくバスの車窓からの景色が続きます。

バスの車窓から
この辺り一帯、低く、細長い雲がかかっていました。

バスの車窓から

バスの車窓から

バスの車窓から
牧場が多いようで、牛や羊が放牧されているのが
散見されます。

バスの車窓から
村の小さな教会発見！

途中の休憩。

バスの車窓から
少し雲が増えてきたけど、
ブールジュの天気はどうかなあ。

バスの車窓から
この辺りの木には宿り木が沢山！

バスの車窓から
菜の花畑が増えてきました。

バスの車窓から
羊が沢山！

バスの車窓から
ここでは白い牛。
奥には茶色の牛もいます。

バスの車窓から
こんな風景、好きです。

バスの車窓から
道路の近くで牧草を食んでいます。
（雲が・・・( ;∀;)）

バスの車窓から
広大な菜の花畑。

ブールジュに到着。
市役所の近くにあった噴水。

5つ目の【世界遺産：ブルージュ大聖堂
（サン＝テチエンヌ大聖堂）】が見えてきましたが・・・
これって教会？お城じゃないの？？

この大聖堂は、単独だけでなく、
「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」
の一部としても世界遺産に登録されているそうです。

12世紀末から13世紀末にかけて建造された司教座聖堂で、
フランスにおけるゴシック美術の傑作のひとつだそうです。
奥行き124m、幅41mの大規模な聖堂です。

円錐形に刈り込まれた植木と芝生が美しいお庭。

見上げると柱が塔のようになって
屋根の上まで突き出して、それが
独特の外観を作っているようです。

修復工事も行われているようです。

脇のこの入口から内部に入ります。

アーチをくぐると、ここもまた、ドアの上には
最後の審判をイメージした彫刻がほどこされていました。

広い教会内部は身廊の左右が二重側廊になっています。

この大聖堂はステンドグラスが美しいことでも
有名なそうで、古いものは13世紀に作成されたものも
あるそうです。

ステンドグラス。

ステンドグラス。

ステンドグラス。
下のモノトーンのステンドグラスも素敵です。

バラ窓の下の黒い影は
パイプオルガンです。

バラ窓の部分をアップ。

このステンドグラスはちょっと変わった
雰囲気。

ステンドグラス。

ステンドグラス。

後から気づいたたのですが・・
このステンドグラスの左側、下から3番目の丸の中に
最後の晩餐の様子が描かれていたんです。
添乗員さんから「最後の晩餐のステンドグラスが
ありますよ。」って聞いていたのですが、もっと
大きなものを想像していて、見つけられなかった・・と
思っていたのですが、後で写真を確認したら
ピンボケのこのステンドグラスにありました・・( ;∀;)

このステンドグラスの前には

聖母子像。

マリア様。

ステンドグラス。

ステンドグラス。

ステンドグラス。

ピンボケの主祭壇（？）(T_T)

主祭壇上部のステンドグラス。

祭壇の上には大きなシャンデリア。

このシャンデリアのロウソクに炎が灯った
ところを見てみたい。

木製の説教台。

集合時間まであまり時間が残っていません。
急いで正面を見に行きます。
大聖堂前の広場はあまり広くないので、
全景をカメラに収めるのは無理そうです・・。

路地に入って、なんとか、大聖堂の特徴である
5つの正面入り口を収めました。
これらの入り口から左右2重の側廊と中央の身廊が
続いています。

それぞれの入り口を右側から見てみます。
右端の入り口。

入り口上部の彫刻部分をアップ。

右から2番目。

上部の彫刻部分。
あら、個々の彫刻は一部に色彩が残っています。
出来上がった頃は、これらの彫刻すべてが
彩色されていたってことですか！！
どんなに煌びやかだったんだろう・・。

中央の大きな入り口。
人がいるとその大きさが良くわかりますね。

中央の入口上部の彫刻は
「最後の審判」が描かれています。
中段中央には天秤持った大天使ミカエルが
いますね。
この彫刻は13世紀ゴシック彫刻の傑作と
言われているそうです。

左から2番目の入り口。
ここはドアが開いているようですね。

左から2番目の入り口の上部をアップ。

左端の入り口。

左端入り口の上部の彫刻。
残念なことにこちらの聖人の顔の部分は
残っていないようです。

最後にもう一度
全体をカメラに収めて集合場所に急ぎます。

ブルージュ大聖堂。
さすが世界遺産の称号を2つ持っているだけある
素晴らしい大聖堂でした。

道路の真ん中に噴水

素敵ですね。

ブルージュ大聖堂の余韻を残しつつ
バスが止まったのはキャンピングカーが
たくさん停まっている駐車場。
この近くでランチのようです。

今日のランチのレストラン。

遅い時間だったため、広い店内には
私たち以外にお客様はいない模様。

ベーコンとレンズ豆のサラダ。

ホワイトクリームのかかったお肉。
（フライドポテトは揚げたてで美味しかった。）

デザート。

この季節、本当に新緑が綺麗です。

ランチの後、
まだ約125km移動してロワール地方の古城を
見学します。

途中、雨が降っているところもあったりして
天気が心配。
風力発電と送電塔。
塔の形が面白くて(^^)