フランスの8つの世界遺産を巡る旅【4】3日目（雨のエクスアンプロヴァンスと晴天のシャトーレストラン）

2019/04/24 - 2019/04/24

　フランスは、
昨秋、baba友と巡った
「独仏とベネルクス3か国の小さな美しい村を巡る旅」で
少しだけアルザス地方を訪れましたが、
パリやモンサンミッシェル等、定番の観光地を訪れるのは
今回が初めて（連れは、フランス初上陸！）。
　何故か何度か来たこれまでのヨーロッパ旅行でも、
飛行機のトランジットでさえ、フランスの空港に降り立った
ことさえなかったんです。
　子供の頃、「海外で行きたいところは？」と聞かれれば、
「フランスとスイス」と答えていたはずなのに・・
両国とも縁がなかったんです（スイスもいつか行かなくちゃ！）。
　今回は、珍しく、モンサンミッシェルを見てみたいという
連れの意見を尊重し、ニースやモナコも訪れ、アビニョンや
ロワール地方のお城、リヨンも巡り、フランスにある
世界遺産を８つも見学できるというツアーに決めました。

　
ツアー行程は以下の通り。

〇　1日目（4月22日（月））　出発　成田発～パリ経由～ニースへ
　　　　　　　　　　　　　　（ニース泊）
〇　2日目（4月23日（火））　ニース、エズ、モナコ（ニース泊）
〇　3日目（4月24日（水））　エクスアンプロヴァンス、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産①】アルル（アビニョン泊）
〇　4日目（4月25日（木）） 【世界遺産②】アビニョン歴史地区、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産③】ポンデュガール、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産④】リヨン歴史地区（リヨン泊）
〇　5日目（4月26日（金）） 【世界遺産⑤】ブールジュ、
　　　　　　　　　　　　　　【世界遺産⑥】ロワール地方（トゥール泊）
〇　6日目（4月27日（土）） 【世界遺産⑦】モンサンミッシェル
　　　　　　　　　　　　　　（モンサンミッシェル泊）
〇　7日目（4月28日（日））　【世界遺産⑧】ベルサイユ宮殿（パリ泊）
〇　8日目（4月29日（月））　パリ市内（パリ泊）
〇　9・10日目（4月30日（火）・5月1日（水））　帰国　パリ～成田

3日目（観光2日目）。
この日もニースは雨模様。
テンションがあがりません。
昨日痛めた左ひじも腫れあがり、
肘が90度くらいまでしか曲がらず、顔も片手で洗う始末・・(T_T)
でも、骨折はしてないと思う。ちょっとひどい捻挫かな。

ところが・・南仏の天気って急変するのかなあ。
この日は途中で天気が急変します(*'▽')

エリア エクス=アン=プロヴァンス(フランス)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

3日目（観光2日目）の朝。
この日のニースも雨模様です。
朝食会場には美味しそうなメニューが沢山並んでいますが、
左ひじも痛むし・・テンションがあがらない私の朝食は
こんな感じ。これでも普段に比べたら十二分に食べてますね(;^ω^)
私の肘を心配したメンバーの方が、「1枚しかないけど・・」と
シップ薬をくださいました<(_ _)>
本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)>

今日からパリまでの5日間は長距離移動の多い行程になり、
3列シートのデラックスバスの利用となりました。
バスはゆったりして良いけど、私にはゆったりし過ぎて、
フットレストに足が届かない・・( ;∀;)
まあ、座席の下の部分が少し上がって、ひざ下をサポート
してくれるから良いんですけど・・。
それにしても外は風雨共に強め。
（トリコロールとEUの旗を見ると風の強さがわかりますよね。）

この日、まずは約177Km移動して、
エクスアンプロヴァンスを目指します。
途中、サービスエリアで休憩。

エクスアンプロヴァンスに着きましたが・・
やはりここも雨・・・
エクスアンプロヴァンスはセザンヌの出身地としても
有名な都市なんですって。
ここはド・ゴール広場。大きな噴水がありますが、
この日、水は出ておらず、噴水らしさを感じられず残念。

エクスアンプロヴァンスのお勧めは、
この時期、新緑が美しいプラタナス並木が続く
メインストリート、ミラボー通りの散策・・
なんだそうですが。

如何せん雨が強い・・しかも風もある・・・。
右手で傘をさしていたら、痛めた左手だけで
写真を撮るのもちょっとキツイし・・
また転ぶのも嫌だし・・と、
　すっかり雨の石畳に臆病になってしまっている私は
早々に散策をあきらめ、通り沿いのモノプリ
（スパーマーケット）に避難して時間を潰します。
ドラッグストアを見つけ、前夜、翻訳アプリを駆使して、
フランス語で「シップ薬が欲しい」と訳した文書を見せ、
ようやくシップ薬とテーピングテープもゲットしました。

雨の中、頑張って、添乗員さんと一緒に
セザンヌのアトリエまで行ったメンバーの方も
いらっしゃったようです。
集合時間まで、広場にあるこのお花屋さんの
軒先をかりてバスを待ちます。
でも・・だんだん風雨が強まって、雷まで鳴り出しました！

バスに乗り込むときにはこの始末！
雨が一段と酷い時で、
排水の良くない道路わきの水たまりにバシャバシャと
足を突っ込みながらバスに乗り込むといった感じです。

フロントガラスもこんな感じ(T_T)
バスはアルルに向けて走ります。

ところが・・
バスに乗ってほんの数分（1~2分）・・
ん？？なんか明るい。

エッ！嘘でしょう。青空？？
さっきの豪雨は何だったの？

　後1時間エクスアンプロヴァンスの到着が遅ければ、
美しいポプラ並木を堪能できたでしょうに・・。

バスの窓ガラスの水滴もどんどん流れ、
だんだん乾いてきます。
フランスに来て初めての青空！
テンションが上がらないはずがありません。

車窓からの風景が好きな私でも、
雨の車窓では、あんまりシャッターを切る
気にはなれません。
求めていたのはこんな感じよ～！

少し雲は多めだけど・・・

車窓を流れる緑が綺麗です。
　小川も太陽を反射してキラキラ光って！
私自身も、エクスアンプロヴァンスを出るときには、
今回のツアーで「晴女の称号」は返上しないとダメかな・・と
沈んだ気持ちでいたのに、徐々に気分がウキウキしてくる
から不思議です。

青空の下、着いたのはシャトーレストラン。

それにしても、青い空と新緑、白い雲・・
良いなあ～！！

あっ！ワンちゃんがいます♪

繋がれてもいないのに、大人しい、おりこうさんの
ワンちゃんです。

Château de Richebois
というレストランですね。

周りには畑しかないような、静かな場所に佇んでいます。

メニューの表紙。

「美味しい！」とメンバーに大好評だった
サーモン3種盛りの前菜。

お魚×の私には、ライスコロッケを提供して
くださいました。

メインはお肉。

デザートはミルフィーユ

私たちが利用したお部屋の雰囲気。

シャンデリアも素敵。

少し内部を見学させていただきます。
窓辺に飾ってあるのはこの邸宅の画ですね。

ピンクのチューリップが壁紙の色とマッチして
可愛い。

この辺りの民族衣装でしょうか・・。
一見、日本髪を結ってる日本人にも見える(^-^;

素敵な窓ガラス

邸宅内部

中央の画、民族衣装に身を包んだご婦人方が
邸宅の前でおしゃべりに興じています。

踊り場。
ここの窓ガラスも素敵！

この方のお屋敷だったみたいです。
海軍を率いる将軍だったとか。

1階、入り口近くのお部屋。
ここは、ビュッフェスタイルのメニューが
提供されるのかなあ。

レストランに続く道はポプラ並木！

午前中のエクスアンプロヴァンスのミラボー通りも
晴れていたら、こんな感じだったのかなあ。

ニースやモナコで見たかった青空！

みなさん食事を終えてバスを待っています。

小さな小川沿いの道を走っていきます。

こんな風景を眺めているだけでも
癒されます。

ああ、良いなあ～。
この後はアルルの見学です。