2019/05/15 - 2019/05/15
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shararaさん
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3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭。
友人に誘われてよく分からないまま見に行った前回、以外にも芸術の面白さと奥深さにはまってしまい、今回はぜひ事前に作品鑑賞パスポートを購入し、予定を立てて見て回ろうと決めていました。
今年、第4回目の開催となる芸術祭が開幕しました。
ふれあう春:4月26日~5月26日
あつまる夏:7月19日~8月25日
ひろがる秋:9月28日~11月4日
個人では効率的にまわりにくい場所も多々ある小豆島。
前回に続いて、オフィシャルツアーに参加してきました。
お天気にも恵まれた、穏やかな春の一日。
小豆島の山々や美しい瀬戸内海と共に、アート作品を楽しみました。
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イチオシ
今日も出発は高松港から。
奥にはクルーズ船が入港中。高松港 乗り物
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9:55 発の土庄港行きフェリーに乗船。
1時間後に小豆島に上陸。
高松港にもある「ポール(ハッピースネーク)」
花束と幸福の蛇のダブルイメージによるもの。 -
そこからバスに乗り込み、肥土山にある最初の作品へ。
07「フルイーレ」
使われなくなって15年もの間放置されていたプールを庭園へ、イノベーションした作品。
まだまだ咲き始めのものも多くあり、これからも変わっていくだろうなと感じさせてくれる作品。 -
この丸い樽は、小豆島の名産お醤油の樽を再利用したもの。
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四角の入れ物は、同じく名産のお素麺の保管に使われる木枠を再利用。
色々な種類の多肉植物がありました。 -
バスで中山地区へ移動。
08「小豆島の恋」
同じ場所に同じ方が、毎回地元の方達と協力して新しい作品を作っています。 -
お家で言うならエントランス?
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中に入ると、膨大な竹を組み合わせて作られた巨大ドームがお出迎え。
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靴を脱いで、竹の上に寝転がって寛ぐ。
気持ちよくて、いつまでもいられる感じ。 -
背中の感じも竹の隙間から入り込む日差しも澄んだ空気も、全てが心地よい空間。
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ちゃんと風が通るように工夫されている。
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イチオシ
外へ出るには、竹の廊下を螺旋状に進んで行き…。
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反対側へ出てきました。
雨は防げないけど、とってもおしゃれなドームハウスです。 -
エントランスの奥に見える、棚田の光景もいい感じ。
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側には小川も流れていて、のどかな場所にあります。
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上から見た光景。
周囲の山々にも馴染んでいて、違和感を感じない。
周囲は棚田が広がる、懐かしい日本の原風景。 -
時刻はちょうどお昼時。
近くの公民館で、昼食を兼ねた休憩。 -
先程の作品の近くにある「こまめ食堂」さんのおにぎり弁当。
島らしい、愛情たっぷりのお弁当。
真ん中にあったのは、オコゼの唐揚げ。食べたの何年ぶりだろう…。
旅先でないと味わえないな。 -
続いて、バスは海沿いを走り、草壁港へ到着。
港近くにある作品。 -
20「辿り着く向こう岸」
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廃棄された古い漁船と家具を組み合わせた作品。
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こちらは、同じ作家シャン・ヤン氏の家具を組み合わせた灯台。
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イチオシ
中にも入ることができます。
趣のある落ち着いた空間。 -
屋外展示のそばにある建物では「シャン・ヤン氏の公開企画展」
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壁を彫り物に使うナイフのようなもので削ってできたアート。
下には削りかすがそのまま袋内に展示されています。
本当に「凄い!」としか言えない、繊細で細やかな作業。
見る価値ありです。 -
港近くの公衆トイレ。
21「石の島の石」
地元で採掘された花崗岩と半透明の壁によるアートトイレ。 -
イチオシ
続いてバスを走らせてたどり着いたのは,34「福武ハウス」
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旧福田小学校の校舎内に各作家のアート作品が展示されています。
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2階の空間を建築家西沢立衛氏が新たに改装したもの。
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独創的な絵が並んでいて。
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こちらは台湾の方っぽい感じ。
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見る角度によって、立体感も変わる不思議な電飾作品。
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福武財団の歴史もパネル展示されていました。
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壁の段差を活かした面白い絵。
文化の違いを感じる。 -
懐かしい手洗い場の下にも…
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廊下の壁にもアート。
こちらは日本っぽくて、すんなり入ってくる。 -
「旧福田小学校の校庭」
きちんと手入れされた懐かしさを感じる校庭。 -
福田体育館と隣接する神社境内にある,35「葦田パヴイリオン」
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二枚の銅板の間にできた柔らかな空間。
その先は境内に繋がる子供の遊び場になっています。 -
イチオシ
ちゃんと客席も準備されていて、間から吹き抜ける風が心地よい。
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側には「葦田八幡神社」が鎮座。
地元の方に親しまれている静かな神社でした。 -
最後に向かったのは大部地区。
36「国境を超えて・波」
堤防の内側の広場に数千本の竹による海洋生物を造形。
波は、海の波と伝わるという意味があるそう。 -
イチオシ
向かう途中にある竹を組み合わせたアプローチ。
日本と台湾の子供がしたためた願いが書かれていました。 -
使われた竹は数千本!
どうやって作られたのか、「小豆島の恋」とはまた違った空間がありました。
こんなアートもあるのか…芸術の奥深さを考えさせられた作品。 -
太陽の光が竹の隙間から差し込んで気持ちいい。
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海風が吹き抜ける空間。
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そしてその先にあったもの…
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それは3年前にこの場所にあった「国境を超えて・潮」の子供。
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3年ぶりに一人の子供がこの浜に帰ってきたという素敵なストーリー。
でも私には何か訴えかけているようなその眼差しが少し寂しそうに見えて…。
満潮時には首まで浸かっている時もあるとか。 -
イチオシ
浜から見た竹と笹のドーム。
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まだ完成形ではないというこの作品。
次見るときはまた違った思いで見ることができそう。 -
土庄港に戻ってきました。
小豆島の案内看板「フラワー」 -
フェリーを待つ間に、港周辺の作品を鑑賞。
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03「再び…」
犬のような小豆島の地形と波紋が広がるように造られた金属彫刻。 -
そして小豆島ターミナルへ。
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中にあるのは、02「アートノショーターミナル」
コシノジュンコ氏の「SPIKE DRESS」 -
ここのトイレもアート。
気持ち、落ち着かないかな? -
最後に見たのは小豆島を代表する作品。
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01「太陽の贈り物」
金色に輝くオリーブの王冠。 -
葉には、島の子供達が寄せたメッセージが刻まれていました。
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作品は新たに見るものや、今回さらにパワーアップしたもの、前回から続くストーリー性のあるものと様々でした…。
作品を見て回ることで、その島々を知ることができるのも瀬戸芸の醍醐味。
夏会期は7月19日から!
また予定を考える日々が続きそうです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- あーさん 2019/06/24 06:29:11
- 中山千枚田のあの作品は
- 中はこうなってたのですねー。
こまめ食堂は長蛇の列で断念。
芸術祭のときはどこもかしこもものすごい混みようだったと聞いたので、その時でなくて良かったと主人が言ってましたが、なんだかとても素敵ですねー。
今度行くときは是非芸術祭に合わせていってみたいなと思いました。
豊かな時間を感じられました。ありがとうございます。
- shararaさん からの返信 2019/06/24 21:20:37
- Re: 中山千枚田のあの作品は
- あーさん様
初めまして! こんばんは。
私の小豆島の旅行記へのいいね&フォローをありがとうございます。
ついこの間、香川へ旅行されてたのですね。
小豆島でのハートの木の前で撮られていた写真、素敵でした!
瀬戸芸の期間中は、週末になると人でいっぱいになりますが、平日であれば比較的ゆっくりと見ることもできます。
瀬戸内の島々、どこも穏やかでゆったりとした時間が流れています。また夕日がとても美しいです。
この夏も、豊島や女木・男木島など廻る予定です。
暑さとの戦いになりそうですがどうなることやら…/(^o^)\
また、機会がありましたら遊びに来てください。
コメント、ありがとうございました。
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