【2019海外】バルト3国 ＆ ベネルクス3国 周遊8日間 #06 ～ラトビア リガ街歩き（後編） ～

2019/04/25 - 2019/05/03

2019年のゴールデンウィークはヨーロッパへ。
旅の2日目～3日目はラトビア・リガの街を歩いてみました。
この旅行記はリガ観光の後半、1日街歩き午後の部からリガ出発までの記録です。
午後の部は街歩きよりも「食」メイン。
お腹のスペースが許す限り、食事やビールを楽しんでみました。

航空券、宿などの情報はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11489641

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラトビア・リガの散策、午後の部。
そろそろランチの時間帯。
旧市街の中心部にはレストランがたくさんあって、食べるところには困らない。

ただ、一人旅となると話は別。
気軽に食事が出来るところが限られてくる。
そんな中、一人旅にも最適なレストランが「LIDO」。

店内は落ち着いた雰囲気。
レストラン自体はガイドブックやWebで必ず紹介されている有名店。
というのも、、、

こちらのレストランでは自分で好きなものを選んでお会計するシステム。
つまり、食べたいものを少しずつ選ぶことが可能。
一人旅には有難いシステムだね。

ラトビア料理が気軽に食べられる。
メインやホットミールはスタッフが取ってくれます。
種類も多い。

デザートもいろいろ。
LIDOはリガ市内に数店舗あるようで、ローカルの人達もサクッと食事していくような気軽なレストラン。

通りに面したテーブル席へ。
ラトビア語はさっぱり分からないので見た目で取りました。

食事9.75ユーロ（＝1,240円）＋ビール2.55ユーロ（＝320円）
・solanka（スープ）　1.65ユーロ
・Salatu bar Lielais （サラダ小）　4.1ユーロ
・Kartupelu biezeis（マッシュポテト）　1.5ユーロ
・Kupats ar pikanto tomatu（ソーセージ）　2.5ユーロ
・ビール　2.55ユーロ　

サラダが高いな、と思ったら計り売りじゃなくて、1皿の値段みたい。
お皿いっぱいに乗せれば良かった・・・
あと、マッシュポテトは信じられない量なので、他のもの頼んだ方が良いかも。
まぁ、美味しかったんだけど。

地元の人たちのメニューを覗き見してみたら、スープとパンorパスタといった組み合わせが多かったかな。確かにそれならファーストフード並みの価格で食事できる。

食後はぶらぶら街歩き。
直立不動のネコ。ちょっと怖い・・・

とあるレストランの前に置いてあったベリーのシロップ漬け。
どうやって使うんだろう？
ケーキとかに乗ってるやつ？

お土産物屋さん。
琥珀のアクセサリーが多いのはリトアニアと同じだな。

ぶらぶらと歩いて、聖ペトロ教会が見える広場に到着。
この教会は塔が展望台になっている。

ブラックヘッドの会館。

1941年にドイツ軍の空襲で破壊されたが、1999年に再建。

https://youtu.be/xvepKLL55N8

会館の下では民謡を歌う子供たち。

https://youtu.be/uhU0WK9Ryrc

https://youtu.be/_f_yz4djsxQ

https://youtu.be/dU5Gq-2CgZE

民族衣装を着た少女たち。観光案内かな。
写真いただきました。

また直立不動のネコ。
・・・じゃなくて、クマでした。
直立が流行っているのか？？

ブラックヘッドの会館の周りは積木のような建物が並んでいる。

続いてやって来たのはブレーメンの音楽隊の像。

みんなが触るのでお鼻がピカピカ。

https://youtu.be/lRBpDJyfiUw

人が集まるところには土産物屋さんも集まる。

https://youtu.be/DqC9dW1dXqw

旧市街の散策は一旦、終了。
場所を変えます。街の南側へ徒歩で移動。

やって来たのはラトビア科学アカデミー。
この建物のてっぺんが展望台になっているそうで。

エントランスはかなり暗い感じ。
観光客でごった返すような場所ではない。
スタッフも少しヒマそう。

入場料は5ユーロ。
エレベーターで展望台に上がると、、、

おお、なかなかイイ眺めじゃない？
展望台自体は65mと決して高い建物じゃないんだが。

というのも、リガ市内には高い建物が無いんだよね。
逆に言うと、展望スポットはここくらい。

展望台は周囲をぐるっと見渡せるようになっている。
東西南北見てみよう。
北側が正面。下には公園も広がっている。

ズーム。
午前中、訪れた市場も見えた。
かまぼこが並んだような建物。

リガ市内の展望スポットと言えば、奥に見える聖ペトロ教会くらいかな。
でも旧市街をパノラマで眺めるなら、ここの方が良いね。

続いて、東側。
街を横断するように鉄道が続いている。

南側。
こっち側は旧市街の反対側にあたる。
観光で訪れる人は少ないだろうな。

南側。
緑と茶色の建物が続きます。
起伏が無い地形だ。

西側。
ロシアからバルト海まで続くダウガヴァ川が流れている。

こんな感じで展望台をぐるぐると見学。
ちなみに建物はさらに上まであるけど、観光客は登れないみたい。

https://youtu.be/1qIInEU55Mg

展望台の割には若干、マイナースポットな雰囲気もあるけど、途切れなく観光客は訪れていました。

展望台を降りて、時間は15:00。
市場がすぐ近くのなので、再訪してみよう。

リガの観光バスはめっちゃ派手。

市場へ。
この辺りは露店が集まるエリア。
この通りにはずーっと靴屋さんが並んでいた。

5～8ユーロ。
どっちかというと蚤の市みたいな感じかな。

こちらの通りは服屋さん。
女性物が多い気がした。
ちゃんと見てないけど、やっぱり値段は安かった。

そして、展望台からも見えたかまぼこ型の建物の前へ。
この辺りは青果が並んでいる。

https://youtu.be/LrRxanCtEFM

お花もたくさん売られていました。
日常に花は欠かせないようで。

https://youtu.be/ilhR8CWtNio

イチゴが入っていた木箱。
なんか雑貨屋に並んでそうな。
日本だったらコレだけで売れるんじゃないだろうか。

続いて屋内の市場へ。
午前中見学していない魚市場を見て回ることに。

https://youtu.be/u7g7S9iGiHs

鮮魚がずらーっと並んでいます。
やっぱ、サーモン系が多い。

https://youtu.be/i7lqc_f5OhI

そして、サーモンのアラが格安で売られていた。
日本人も大好きなハラスは１Kgでたったの0.95ユーロ（＝120円）
お頭にいたっては、1Kgで0.5ユーロ（＝65円）

激安だな。最初、100gの値段かと思ったけど、1Kgの値段だもんな。

こちらのハラスは１Kgで1.9ユーロ（＝240円）
上ハラスってことだろうか。それでも安い。
簡単に焼くだけで、きっと美味いはず。

日本ではあまり見たことがない魚も。
なんとなく淡水魚っぽい気がする。

ザリガニも売ってました。
スウェーデンとかザリガニ食べるの有名だけど、ラトビアでも食べるのね。
1Kg 0.45ユーロ（＝60円）
意外と安いのね。

イクラやキャビアもたくさん売っていました。
価格はやはりそれなりに高い。

あと、たくさん売っていたのが、燻製（・・・たぶん）
結構、大きめの魚も、開きのまま丸ごと燻製で売られていた。
こちらの燻製は１Kgで6.9ユーロ（＝880円）

ウナギの燻製も売っていました。
1Kgで44ユーロ（＝5,600円）
・・・って、めっちゃ高級食材じゃん。
日本同様、ウナギはお高いようで。

あと、あちこちで目にしたのがこちら。
ぱっと見、何か分からないんだけど、おそらく魚系の燻製の類と察する。
かなり気になったので１つ購入することに。
１Kgで6.2ユーロ（＝790円）
１つ200g前後なので、2ユーロ（＝245円ほど）

謎の食材をゲットしたので、イロドリ用に野菜も買っておこう。
ディルという香草を1束購入。
0.4ユーロ（＝50円）

最後に惣菜パンも購入。
いかにもローカルって感じのやつを。

食材を購入したので、一旦、宿に戻ることに。
っていうか、もう散策はいいかな、って感じで。

宿に戻ってきました。
そうだ、宿の隣のバーでビアテイスティング出来るんだった。
あとは、ビールでも飲みながら、まったり過ごすか。

バーへ。
店の中に車が置いてあって、、、

そこでビールを注文できる。
隣のホステルに宿泊している旨を伝えて、ビアテイスティングを注文。
12ユーロが10ユーロ（＝1270円）にディスカウントとなりました。

https://youtu.be/KkW-QtN4AHQ

100mlずつ、14種類。
って、ことは全部で1.4リットルじゃん。
そんなに飲めるか・・・？

ちゃんと種類が分かるようにメモ紙が付いてます。

せっかくなので、通りに面した外のテーブルで飲もう。
雑踏をBGMにビアテイスティング、スタート。

ちなみに、グラスはらせん状に並べられていて、内側から順番にメモ紙のビール名と対応付けしてあります。

というわけで、ビール名を確認しながら、順番に飲んでいく。
でも、途中から名前なんかどうでも良くなってきた。

後半３つは、ハニービール、クランベリービール、ジンジャービールといった変わり種も。
ラトビアビールってこんなに種類があったのね。
全部で1.4リットル。飲みきれないだろうと思っていたけど、、、

見事、完飲！
ビアテイスティングはアメリカやカナダで良くやるんだけど、普通4、5種類で1000円とか。
14種類もまとめて楽しめて10ユーロはかなりお得だな。

ビールで気分が良くなったところで、ふらふらと街歩き再開。
特にあても無く、散策してみることに。

https://youtu.be/RX74zkQLa3E

午前中も立ち寄ったBastejkalna park。
めっちゃ居心地の良さそうなカフェ。
皆さん、勝手に寛いじゃってる。

宿のある場所から東の方へと歩いてみる。

ヴェールマネ庭園。
これまた大きな公園だ。

そしてこの公園の近くにあるのが、、、

Lido Vērmanītis。
本日ランチを食べたレストラン「Lido」の支店。
たまたま見つけたんだけど、ラトビア料理を自分で選べるシステムが楽しかったので、また訪れてみた。

時間は17:00という中途半端な時間だけど、店内はお客さんでいっぱい。

料理はこちらから選びます。
トレーとお皿を片手に、物色開始。

ランチで訪れたお店と微妙に料理が違うみたい。

なんか、このへん、美味しそう。パンケーキ？
１つ試してみるか。

お会計を済ませて、外のテーブルへ。
・kartupelu pank（ジャガイモのパンケーキ） 0.9ユーロ
・pank ar biezpiena pild（カッテージチーズのパンケーキ）　1.3ユーロ
・gurkis（キュウリのピクルス）　0.8ユーロ
・ビール小　1.75ユーロ

合計4.75ユーロ（＝600円）

良く分からず選んだこちらは、カッテージチーズ入りのクレープのような食べ物でした。
どちらかというと、おやつの感覚かな。
ジャガイモのパンケーキはハッシュポテトみたいで大好きな味だった。
そして、またビール飲んでしまった。。。

帰りはヴェールマネ庭園の中を通って。
ベンチがたくさん並んだ広場では、、、

地元の人たちがチェスを楽しんでいたり。

少し影も延びてきたヴェールマネ庭園。
宿の方面へと戻ります。

途中、やって来たトラムに適当に飛び乗る。
リガではあんまり公共交通機関を使う機会が無かった。
旧市街の中は基本的に徒歩散策だし、その他の観光スポットも近場にまとまってるんだよね。

https://youtu.be/gIqcuOcHs1Q

本日の散策、昼の部は終了。
宿に戻って、市場で買った食材を試してみることに。

謎の燻製。
燻製なら火は通ってるはず、、、ということでレンジでチンしただけ。
ホステルなのでお皿が使えるのはいいよね。
彩にディルを添えてみる。

とりあえず、ビールもセットして。
いざ、実食。はたして、正体は・・・？

これ、サーモンのハラスをグルグル巻きにして、マヨネーズをたっぷり乗せた旨いやつでした。
こんなの旨くないワケないじゃん。
香草のディルはスモークサーモンとかにちょこっと乗っかてるやつね。
「魚のためのハーブ」ハーブとも言われるやつ。
図らずも最高の組み合わせ。

ついでに買ったパンも。
上の2つは2個で0.4ユーロ（＝50円）
下のパイみたいやつは0.65ユーロ（＝80円）

この日はパイだけ食べた。
中はひき肉。
なんとなく、でっかい餃子って感じ。
ビールのお供になりました。

21:30
外はようやく暗くなってきた。
この季節、日没は22:00くらい。

というわけで、散策、夜の部を開始。
街灯の明かりに反射した石畳がキレイ。

旧市街のレストランはお客で賑わっていた。

#旧市街

https://youtu.be/zVnCo9a2eM4

ドーマ広場。
それほどライトアップされていない。

旧市街は全体的に灯りが控えめな感じがしました。
まぁ、日本が明るすぎるというのもあるけれど。

インスタ映えしそうな路地を発見。
細い路地に星型の照明が飾られていた。

ブラックヘッドの会館もライトアップ。
でも、ここも昼間の方が綺麗だな。周りの建物もセットで美しいので。

https://youtu.be/JnHRVSPq2nI

ダウガヴァ川までやって来ました。
川の向こうには比較的新しい高層ビルも立ち並んでいる。

川にかかる鉄橋もライトアップ。

https://youtu.be/Z-wwhaMf7o0

しかしまぁ、このあたりはデートスポットっぽいね。
カップルが多かった。

カップルだらけのダウガヴァ川をあとにして、宿へ。
途中、絵になりそうな路地を写真に収めながら。

宿の周辺はコンビニやファストフードのお店が多くて、賑やか。
時間は22:30。
この日の街歩きはこれで終了。
あとは、ホステルでまったりビールタイムのしよう。

シャワーを浴びて、ビールタイム。
ローカル製造のポテチはディル味。
市場で買ったディルね。
もしかして、ラトビア人はディル好き？？

確かにディルの香りとポテチは合うんだよな。
日本でもやってみよう。
そんなことを考えながら、2日目の夜は終了。
明日7:00のバスでリトアニアに出発だ。

翌朝、6:00。
まだ日の出前だけど、外は明るくなってきた。
チェックアウト前に少し朝の散歩。

朝焼けが綺麗だ。
トラムの架線が蜘蛛の巣のよう。

昨日歩いたスポットをなぞるようにもう1度歩いてみる。

ライマの統計塔

https://youtu.be/xVd7EptbLs0

ブラックヘッドの会館

ドーマ広場

聖ペトロ教会

結局、旧市街の中を昼、夜、朝と3周した感じ。
うん、これでももう思い残すことは無し。

朝の散策、終了。
6:30　チェックアウト。

宿の近くにある大通り。
地下道で行き来できる。

宿から徒歩5分でバスターミナルに到着。

早朝からターミナル内は人がたくさん。
これにて、リガの旅、終了です。

次はエストニアへ。
7:00のバスでタリンへ向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• jaikochanさん 2020/01/15 11:57:33

  参考になります！

  森さん、ご無沙汰しております、じゃいちゃんです。
  
  ２月にバルト２国へ行くので参考にさせていただいてます。
  ＬＯＤＯっていうレストラン、美味しそうですね。
  １人ではなかなかレストラン入るの勇気がいりますが、システムも詳しくかいてあるので入りやすくなりました。
  見つけれたら行ってみたいと思います！
  あと、めちゃくちゃ歩き回ってますね。
  読んでるだけでも行動範囲が広いなって感心しちゃいます。
  体力がないので同じ行程は到底無理です～。
  体力つけて歩き回れるようにしないとですね！
  
  じゃいちゃんより

  森 武史 さん からの返信 2020/01/15 18:35:19

  Re: 参考になります！

  ご無沙汰です。
  バルトの2国訪問なんですね。ラトビアのレストランLIDOは一人旅には最適です。毎食、LIDOでも良いくらい。
  歩きは基本スタイルですね。やっぱり歩いて回った方が、「気付き」が多いです。気になる方へ、足の赴くままへ・・・って感じでしょうか。
  バルト、楽しんで下さい♪

• 好奇人さん 2019/07/04 21:46:30

  アレ～？？？

  楽しそうな一人旅だったようですね、最後の 「次はリトアニアへ。7:00のバスでタリンへ向かいます。」とありますが、リトアニアならヴィリニュス、もしタリンならエストニアですよね！小生老夫婦はタリンからバスでリガへ、リガからレンタカーでカウナス経由ヴィリニュスへ行きました。今後も楽しい旅を続けて下さい。

  森 武史 さん からの返信 2019/07/04 22:30:57

  Re: アレ～？？？

  あ、間違えました（汗）
  リトアニアじゃなくて、エストニアですね。（修正しました）
  好奇人さんとは逆ルートでバルト3国を回りました。
  バルト3国、名前が似ていて混乱・・・
  ご指摘ありがとうございました！