2019/04/25 - 2019/04/25
90位(同エリア218件中)
susuさん
GW恒例の欧州旅行5年目は憧れのコーカサスへ。アゼルバイジャン~ジョージア~アルメニアの順に巡ります。半月に及ぶ旅行で3か国(+トランジット)しか廻らないというのは、個人的には少ないけど行きたい所が多すぎてそれでも日数が足りませんでした。航空券を手配した時点では、改元に伴うGW10連休なんてことが起こるとは夢にも思ってなかったので、有休を手加減してしまった。
評判のいいアタチュルク空港のラウンジを一度体験したく、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで行こうと以前から狙っていましたが、ANAの特典航空券には空きがなかなかありませんでした。だいぶ後になって知りましたが、TKのCクラス特典航空券はかなりのプラチナチケットらしいですね。
結局行きしか手配出来ず、復路はLOTポーランド航空~中国国際航空~ANAと乗り継ぐことに。全区間Cクラスで95,000マイル、諸税が48,280円。復路で時間があるのでワルシャワ市内も観光してきます。
04/23(火)成田→イスタンブールへ
04/24(水)イスタンブール→バクー
04/25(木)バクー→トビリシへ
04/26(金)トビリシ→カズベギ
04/27(土)カズベギ→トビリシ
04/28(日)トビリシ→ムツヘタ→トビリシ→ズグディディへ
04/29(月)ズグディディ→メスティア
04/30(火)メスティア→ウシュグリ→メスティア
05/01(水)メスティア→クタイシ
05/02(木)クタイシ→トビリシ
05/03(金)トビリシ→アラヴェルディ
05/04(土)アラヴェルディ→エレバン
05/05(日)エレバン
05/06(月)エレバン→ワルシャワ→北京へ
05/07(火)北京→羽田
長年の期待に応える素晴らしい旅になりましたが、過去に体験したことのない大事件レベルのアクシデントが5回くらい起こりました。本気で焦ったり打ちひしがれたこともありましたが、過ぎてしまえばいい思い出です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8時までぐっすり。1か所しか使えないコンセントでうっかりデジカメの電池を充電して寝てしまい、モバイルバッテリーの充電をし忘れて慌てて差す。デジカメの電池は4つも持ってるから別にする必要なかったのに。今日は夜行列車移動で明日まで充電できないから、モバイルバッテリーがきれると困るんだよなあ。途中ドライヤー使用による中断を挟みつつ、じわじわ3/4弱くらいまで充電出来た所で時間切れ。
11時頃チェックアウトして荷物を預かってもらいました。とりあえず南のカスピ海の方へ。あちこちにF1の看板があるけど、日程がどこにも書いてないんだよなあ。いつなんだろう。 -
バクーのメインストリート、歩行者天国のニザミ通りが全面立入禁止になっていました。うわー最悪。ここの住人とかお店とかどうしてるんだろう?歩道も無いし。
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歩道橋を越えて、その先の中央郵便局へ。わー新しくて立派な建物だ。郵便局以外にも色々入っているようです。
整理券を発行する受付があり、マールキィ(切手)と告げるとその窓口用の整理券を出してくれました。切手窓口の女性スタッフは少し英語が分かるけど、「幾らの切手?」と訊かれて「日本まで、分からないから調べて下さい」と答えたら凄く面倒くさそう。困っていたら流暢に英語を話せる男性スタッフを呼んでくれて、そこからはスムーズ。
切手は1枚0.60AZN(約40円)。こんなに安くて大丈夫?という感じだったので予備として2枚購入。ポストカードは別の売り場にありましたが、観光用では全くなくチャリティー?子供の描いた絵とか鷹の写真のしかありませんでした。いいけど。さっきの受付の女性が対応してくれて、こちらも2枚購入しました。1枚0.50AZN(約33円)。
作業台で書いてそのまま窓口に出してきました。帰国翌日に無事届いて良かった。 -
あちこちに通行止めや検問があって思うように進めない。
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海岸近くのショッピングモールも入れず。
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仕方がないので順路に従って28マイ駅の方に戻ろうとしたら、行き止まり!強烈な日差しの中を無駄に歩かされて怒りしかない。
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カスピ海沿いは全面封鎖されていました。あーあ、全く最悪な時に来てしまった。
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フェンスにカメラを押し付けてフレームタワーを撮影。あ~あ、もっといい角度で見られる筈だったのになあ。
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徒歩で旧市街へ行く道が全て封鎖されているようだったので、地下鉄サヒル駅を目指しますが、その手前も封鎖されてる。もう血管切れそう。
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順路に従い地下道へ。
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この中にメトロがあると思ったのに、ただの通路なのかよ。奥まで進んでからMAPS.ME上のメトロから離れていくことに気が付き戻る。
バクー市内には何か所か、こんな感じで無駄に豪華な「単なる地下道」がありました。お店があるわけでもメトロに繋がっている訳でもなく。 -
地上に出てからサヒル駅を発見。さっき地下道に入った所から車道を挟んで向かいでした。バクー地下鉄には入り口が1か所しか無いのか?
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この移動で4回券を使い切り、チャージを試みるもやっぱり出来ない。バクー交通はとにかくストレスが溜まる。
イチェリ・シャハル駅の真裏に旧市街への入り口がありました。 -
入ってすぐにあったお店でアイス(2AZN≒132円)を購入。ケバブサンドより高い。
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すぐ後ろの頭像のある広場のベンチで食べました。天気が良いけどダウンを着ていても暑くなく、むしろ脱いだら日差しが痛そうな感じでしたが、アイスを食べ終わる頃には寒さを感じました。
私に(アイスに?)興味津々の男の子、可愛い。 -
食べながら気になっていた頭像の髪。
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イチオシ
広場の高い所からフレームタワーが見えました。
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すぐ近くに初め予約していたホテルを発見。ここならF1の影響は無かったな。
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路地は凄く狭くなっている所も。
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日差しが強すぎて思わずダウンのフードを被る。
フレームタワーがもっと綺麗に見えるスポットを探して、城壁沿いに急坂を上ると… -
何故か投石機が。大砲はよく見るけどこれは珍しいかも。
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イチオシ
シルヴァンシャフ宮殿とフレームタワー。
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迷宮のような旧市街。
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シルヴァンシャフ宮殿は15世紀に創建された宮殿建築群。モスク、会議場、霊廟、浴場跡等があるそうです。この丸屋根もその一部でしょう。
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脇を抜けるとカスピ海が見えました。ここが旧市街で一番高い所なのかも。
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そこから階段と坂を下った所にあったベイラーモスク。坂の上のシルヴァンシャフ宮殿越しにも、このミナレットが一際高く見えていました。
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だまし絵の建物。
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お洒落な玄関、高級そうなホテル!
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旧市街は観光客向けのエリアはごく一部で、あとは閑静な住宅街でした。
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お行儀の良い猫。撫でさせてくれましたが、じっと見上げていた出窓からご主人様?が顔を出すとするっと行ってしまいました。忠犬ならぬ忠猫だ。
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好きなだけ道に迷って、観光地に近そうな所に出ました。
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ハマム跡?現役?
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洗濯物がいい感じ。
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観光地というか、城壁の出口の近くだったのか。夕べ通った辺りですね。
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迷い込んだガーデンカフェのトイレが可愛い。LADYの脚どうなってるんだと思ってズームしたら、顔はもっと凄かった。
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昨日も見た時計。夜の方が素敵だな。
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綺麗な建物、地図によればフィルハーモニー?
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ゴージャスな噴水は人気の記念撮影スポットでした。
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旧市街内は自由に歩けて良かったのに、出るとあちこち通行止め。うっっっざ!!
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ケーブルカー乗り場に行きたいのに道を阻まれ続け、気が付いたらどんどん坂を上って官公庁街のような所にいました。公園に滝があるな~と思って写真を撮ったら、警備の人にやんわり止められる。えっ、こんなインスタ映えスポットで写真NGとは。
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フレームタワーがだいぶ近いけど、天気が悪くなってきたので色が良くない。
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ここも通行止め。歩道が確保されていることを確認してから坂を下る。
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ケーブルカー乗り場へ向かい始めてから1時間弱、漸くその近くにある絨毯博物館に辿り着きました。
この目の前にあるバス停でバクーカードを買っておこうと思い0.30AZN(約20円)入れてから、カード代0.20AZNが必要なことを思い出し、それ以上小銭を持っていなかったので一旦キャンセルしたら、レシートだけ出てきてお金は戻りませんでした。もう本当ふざっけんなや!!金額の問題じゃねえんだよ!!っていうかこの状況でレシートが出てくる意味が分からん。ちゃんと0.30AZNって印字されてるし。「騙し取りました」っていう領収書? -
やっと辿り着いたケーブルカー乗り場。
手前のこの像は何だろう…竜殺しということは聖ゲオルギウス?ターバン巻いてて中東風だけど。 -
運賃は片道1AZN(約66円)。何でもそうだけど、歩き方の情報より値上がりしてる。スタッフに支払うと、改札にジェトンのようなコインを入れて1人ずつ通してくれます。一番乗りだったので先頭の席にしましたが、足を踏ん張れず前に滑り落ちそうで座り心地が悪い。時刻表があるようでほぼ満席になっても出発せず、次の便を外で待つ乗客もいました。30分に1本なのかな。
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発進するとすぐに、窓ガラスに雨が打ち付けてびっくり!降ると思わなかったから傘置いてきちゃったよ。
線路はこのように、すれ違う中間地点だけ複線になっていました。 -
座席はこんな感じ。
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すぐ止むとは思うけど結構な雨脚だったので、乗客はひとまず待合室的な部屋へ。自販機やソファ等があります。
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思った通り10分程で止んで、少し青空も見えてきました。でも気温が一気に下がったようで寒く、旧市街散策の時は暑くて脱ぐこともあったダウンの前を閉めてフードまで被りました。昼間は日差し除けで被ってたけど今度は正統派。
ケーブルカー乗り場の隣には、アゼルバイジャンでは初めて見るトルコ風のモスク。 -
ケーブルカー乗り場を出て目の前に見えたこの建物は、国会議事堂のようです。
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1918年のアゼルバイジャン民主共和国独立に関する慰霊碑のようです。左右の黒い帯状に見える部分は、表札サイズの大理石がずらっと並んだもの。犠牲者の名前が書かれているのかと思いきや、1300年代の年号が書いてあったりしてよく分かりませんでした。
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フレームタワーが道を挟んですぐそこです。改めて見るとますます不思議な形。
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この一帯は殉教者の小道。ソ連末期のバクーにおける騒乱や、アルメニアとの戦争で犠牲になった方を追悼する場所です。
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お墓が並んでいます。
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亡くなった年号が皆1992年でした。同じ日付の人も多い。1992年…アルメニアとのナゴルノ・カラバフ戦争の犠牲者ですね。大量虐殺もあったらしい。
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供えられている花が新しい。故人にそうしてやりたかったのか、花輪で飾られている墓石もありました。
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先へ進むとカスピ海が見える展望台に出ました。
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展望台には柵に向かうベンチが設置されおり、大きなレストランもありました。
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イチオシ
カスピ海とバクー市街地が一望できます。
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なんだこの建物は、蓮の花?
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イチオシ
封鎖されて人通りのない海岸公園。
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憎たらしいF1会場。
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フェリーターミナルとか遊覧船乗り場の辺り。当然ながら軒並み運休。
都市の機能を数日停止させてまでやる価値があるものなの?街中でF1って。 -
イチオシ
バクーの中心部。
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旧市街の辺り。右端にベイラーモスクのミナレットが見えます。
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どんどん奇抜なビルが増えていきそうな辺り。ドーハを思い出しました。
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フレームタワーは日が当たった方が綺麗です。
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カスピ海沖の方向。
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観覧車の周囲も人がいなくて寂しい。
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さっき来た方向に永遠の火のドームを発見。
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イチオシ
近付いてみると想像してたより大きい!そして火の燃える音が凄い!ゴオーーという音がこの距離でも聞こえます。もっとずっと離れても聞こえる。
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結構色々な国の「永遠の火」を見ているけど、火の国アゼルバイジャンは流石の火力でした。
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あのドームが丘の頂点なのかと思いきや、さらに階段を上がった所に何やら廃墟がありました。何だろう。全く人気が無いし、階段が途中から整備されてなくてボロボロになるけど、上り口の所に人が常駐している詰所があります。マジックミラーじゃないけどうっすら中の人が見える感じで、ちょっと怖い。
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廃墟からは、さっきの展望台からは見えなかった南の辺りが見えました。綺麗に整備されている旧市街周辺や駅前と違ってローカルな雰囲気。目と鼻の先なのに。
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思ったよりさらに遠い所にあったテレビ塔。
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ドームから真っ直ぐに無数の墓石が並んでいました。巡礼者の小道は1本の道ではなく、斜面に平行に作られた何本もの道が所々階段で繋がれています。お墓からカスピ海とバクーの街が見えるようにということなのかな…木で遮られているけど。
お墓参りに来る遺族の為か、階段ではなくエスカレーターが設置されている所もありました。 -
年齢や性別はバラバラですが、亡くなったのは全員が1990年1月20日。1990年…130名以上が犠牲になったという黒い一月事件(バクーにソ連軍が侵攻した)の日なのかな。
1つだけご夫婦の墓石がありました。写真が無く名前が不明らしい墓石も幾つかあります。 -
それからまたケーブルカーに乗って(またしても一番乗りで20分くらい待った)来た道を戻り、イチェリ・シャハル駅前の公衆トイレ(0.30AZNだったかな?)に寄ってから旧市街へ。今度は夕べと同じ道。
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Sweet Memoriesだって、何のお店か分からないけど可愛い。
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沢山の土産物屋さんがあるけど、ポストカードは本当にどこにも売ってない。
なんか南部鉄器みたいな鉄瓶まで売ってるのに。 -
旧市街からフレームタワーが見えました。乙女の望楼に上ったらもっとよく見えるのかもしれないけど、今日はそこまでしたい天気じゃないな。
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F1の開催がいよいよ近付いているのか、ケーブルカーを降りた頃にコースを試走しているらしきマシンの爆音が聞こえました。ヘリも何度か上空を旋回しています。ヘリコプターって意外と素早く、現れたと思ったらカメラを向ける前に姿を消しているのだった。
しかしいくらシャッターチャンスとはいえ、上空でホバリングされると迫力あって怖いな!観光客をおちょくるのが仕事のドンドゥルマ(トルコアイス)屋のおじさんも空を見上げています。
ドンドゥルマといいケバブといい、アゼルバイジャンの印象は「ほぼトルコ」でした。言語も似てる気がする。駅とかに書かれている「出口」っていう単語が、トルコのイミグレで押されるスタンプの文字と同じだと思う。 -
帰国後に調べたらF1(アゼルバイジャングランプリ)の開催は翌26日からで、決勝が28日だったようです。
地面の下に遺跡が埋まってるみたい。 -
フライングカーペットですって。トルコでも見たことあります。円形の絨毯を投げるだけだけど。
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ドラム缶の植木鉢が大胆でお洒落。
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夕べと同じルートで旧市街を出て、同じFizuli Streetのバス停へ。バクーカード買うと手数料が掛かるから、現金でバスに乗れないかなあ。しかしいざ来たバスの運転手にお金を見せるとダメだと言われてしまいスゴスゴ降りる。素直にバス停の券売機を操作するも、どういう訳か買えないんですけど。何度操作してもダメで、もう次のバスに現金で乗せてくれるよう懇願しようと決意。
次に来たのが古い車体のバスだったのでいけるかと思いきや、やっぱりダメ!もう足が棒なので絶対逃したくなく、必死で拝んだら後ろを指さして乗せてくれました。ただ乗っていいよという感じじゃなくて「後ろで何かするように」という感じの身振りだったので、後ろに券売機とかあるのかと思い奥に進んだら、えっ何もない。どういうこと?結局0.50AZNコインを握り締めてオロオロしたまま目的地で降りました。私の後に乗り込んだ男性が、運転手に呼ばれてもう1回バクーカードをタッチしてたけど、彼が私の分まで払ってくれた訳じゃないよなまさか?それならお金払いたかったけど何も言われず、男性の顔が分からなくなってしまったので声も掛けられませんでした。 -
ホテルの近くで降り、客引きに声を掛けられたBUYUKFIRATというレストランへ。
メニューを見るとドネルとかピデとかトルコ料理なんだけど、アゼルバイジャン料理なのかもしれない。アゼルバイジャンで見る飲食店って全部この内容だからよく分からん…。 -
シャワルマを注文しようとしたら品切れだというのでドネル in bread(3.30AZN)とコーラゼロ(1AZN)を。そもそもシャワルマとドネルの違いが分からん。っていうかせっかくレストランなのに持ち帰りみたいな料理を注文してしまった。金額的には路面店の倍くらいします。
初めラップサンドが運ばれてきましたが、メニュー写真を指さして違うと告げたら引っ込めてくれました。
パンはサクッとして美味しい!羊肉をメインに細かく刻まれたキュウリ、トマト、紫キャベツ、マヨネーズが挟まっています。付け合わせは北キプロスで食べたのと同じ、青唐辛子のピクルス。よせばいいのに1本食べて悶絶しました。
会計は5.30AZN(約350円)、コーラがメニューの2倍の金額でした。確かにメニューには量が250grって書いてあるけどさあ、500mlのペットボトル出しといてそれってどうなの。 -
それから駅前の28モールに入っているスーパーBRAVOへ。同じ商品でも昨日のスーパーNEPTUNよりちょっと安い。全部で7.28AZN(約481円)。
ハルヴァ(左下)を発見!去年中央アジアで買って好評だったからまた買いたかったんだ。コーカサスでもあちこちで見かけたハルヴァは、結構紙粘土とか石鹸くらいのサイズの大きな塊で売っていたので、小分けになっているものはなかなか見つけられませんでした。ロクムも色々あって迷ったけど、重いのでやめとこう。まだ旅の序盤だから。右のロシェン(ウクライナの有名お菓子メーカー)のチョコレートはどっちも激ウマ!うわーどこかで見かけたらまた絶対買わなきゃ。
レジは激混みでしたが、スタッフの男性がニコッと笑ってくれて癒されました。バクー滞在は交通面でストレスが大きかったけど、人は良かったです。 -
ホテルで荷物を受け取り駅へ。
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駅前は大混雑だけど、駅の中は空いてる。
しかしホームを表示する電光掲示板とかがどこにも無くて困惑。 -
通りすがりの駅員さんに尋ねたら、トビリシ行きはプラットフォームNO.1。発車の1時間半ほど前ですが既に入線しており、先頭車両が付いていない状態。
列車の両側にホームがあってどちらから乗り込むのか戸惑うも、駅員さん曰くNo.2と共通のホームではなく外側のこちらだそう。本当?凄く人気が少ないんだけど、一応トランクを持った長距離移動風の人はいるな。 -
時間があるので周辺をうろうろ。1番ホーム直通の商店街のようなモールがありましたが、並んでいるのは服屋とかおもちゃ屋とか、出発直前の旅行者のニーズには合わないお店ばかり。お菓子を売っているお店もあったけど問屋のような雰囲気で、ロシアからの輸入品を売っているそう。こういう所にこそケバブ屋とかスーパーとかがあるといいのに。公衆トイレはありました。
ジョージアで両替できないだろうマナトコインが残っていたけど、購買意欲が沸かず使いそびれてしまいました。 -
発車まで1時間を切ってから、どこからともなく先頭車両がやってきました。暇なので接続される瞬間をじっくり見学。2両目の直前で停まった先頭車両から1人の作業員(?)が降りてきて2両目の接続部分の何かを手で動かし、先頭車両に戻ってそのままゆーっくり2両目に追突(?!)。これで接続されたらしい。
それから車両の入り口ごとに駅員さんが立って、チケットチェックと乗車が始まりました。チケットにA3と書いてあったので自分の席は3両目だと思い込んでいましたが、2両目の駅員さん(運行中この車両の世話をしてくれる車掌さんでした)に手招きされ検札してもらうと、そのまま乗り込みなさいと指示されました。 -
えっ、中から3両目に行けるのかな?と思ったらデッキは開通しておらず行き止まり。私のチケットは2両目の23番シートで良いのかな。間違っていて他の乗客が来たら気まずい。
暫くそわそわしていましたが、チケットを改めて確認したら「2号車」らしきことが書いてある部分にアンダーラインが引かれていることに気が付きました。昨日のチケット売り場の女性駅員さんが、チケットの文面のうち重要な部分に線を引いてくれていたんだった。漸く一安心。 -
一番安い3等車は開放寝台(って言うの?)。寝る時に閉め切られるコンパートメントだと暑いことがあるからこっちの方がいいと思って。5日前にネット予約した時点では殆ど予約が入っていなかったのでガラガラかと思いましたが、最終的には下段がほぼ全て埋まるくらいの混雑度でした。
私の席は画面右下。窓の横に読書灯と、Cタイプのコンセントがあってラッキー!独占できる訳ではないけど。コンセントはサイドも含め6席に1か所しか無いようです。早速充電器を差しましたが、走行中しか通電しませんでした。
座席下の物入れにバックパックを仕舞おうとするも、スペースのうち3/4くらいが蓋で覆われていて入らず。蓋の下には配線だか機械のようなものがありました。座席下の物入れを使ったことがなかったからこれが普通なのかと思ったけど、この写真の左の席の下を見るに、たまたま私の席だけのようだ。 -
20:40の定刻に音もなく発車。チケットは2枚綴りになっており、検札では1枚目をちょっと破いて2枚目を回収していきました。既に乗車時に見ているからか、車内での検札はチラ見程度。
発車して間もなく、全員にシーツと枕カバー、タオルが配られました。あれっ私シーツ代払ってないのに。ネットでのチケット購入時に、シーツ代3AZNを加算するかどうかは任意で選択できます。 -
発車してから何度か車両後方にあるトイレに行きましたが、ドアが開きませんでした。中に人がいるんじゃなくてまだ使用可になっていないっぽい。3回目くらいで、早くも寝る体制に入っていたトイレ手前の席のカップルが、こっちのトイレは稼働してない、前方のが使えると教えてくれました。
トイレはレトロな寝台列車のスタンダードなタイプ。汚いけど水が出るし普通。これまでに多分10回近く海外の夜行列車に乗っていて初めて気が付きましたが、列車のトイレって便座の上に土足で乗るのが正解なのかも。どう見ても便座に座れる綺麗さじゃないから毎回空気椅子だけど、上に乗って和式のように使うと安定感が全然違う。ガッチリしたステンレス製だから丈夫だし。目から鱗。 -
ベッドメイクして寛いでいたらアゼルバイジャンの出国カードが配られました。貰った時には出国カードなのかジョージアの入国カードなのか分からなかったけど、今なら分かる。コーカサスの3か国のうちラテン文字を使っているのはアゼルバイジャンだけだから。あとの2か国はもう全く歯が立たないから。
私の向かいの席の女性が「英語のカードは無いの?」と車掌に質問するのを、寛いだままなんとなく聞いていると、無いそう。ロシア語のならあるそうだけど、私が貰ったこれはロシア語ですらないですね。Yes/No的な部分すら読めない、アゼルバイジャン語だ!女性はパスポートを出して、車掌に各項目を教えて貰っていました。
いくら読んでもパスポートナンバーの欄くらいしか分からないので遅まきながら焦り、女性に声を掛けると快く教えてくれました。名前、国籍、出発地と目的地、Yes/Noの部分は所持金が大量だったり申告するものがあったりしない限り全部Noで。
女性は三つ編みにした髪が腰まである美女で、モンテネグロ人。私が日本人だと知ると「漫画のNARUTOが好きなの」と教えてくれました。凄いなNARUTO!ワールドワイドだな。4年前の旧ユーゴ旅行の記憶を引っ張り出して「フヴァーラ」とお礼を言ったら、びっくりしつつ「どういたしまして」と日本語で返してくれました。そっちの方がびっくりだわ!
私は夜行列車が好きですが、どうも乗った翌日は昼寝したり早寝したりしてしまってフルに活動出来ないので、今回はとにかく早く寝たい。明日は憧れのジョージア軍用道路ですからね!
22時半前には耳栓とアイマスクをして寝る体勢に。寝付くまで時間が掛かったけど、まあまあよく眠れたと思います。
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