2019年3月、インスブルック、ウィーンの旅(8) インスブルックの二つの教会

2019/03/04 - 2019/03/04

3月４日（月）
アンブラス城見学の後、再びサイトシーアバスに乗ります。本当は教会の鐘を鋳造しているGRASSMAYER　Glockengiesserei 博物館へ行きたかったのですが、その手前のヴィルテン修道院付属教会前で降りて、２つの教会の中を見ました。
ここから歩いてGRASSMAYER　Glockengiesserei に行ってみようと思っていたのですが、疲れました。トラムの乗り場が見つかったのでこのまま旧市街に戻ります。


旅のスケジュール
3/1 羽田空港～フランクフルト～インスブルック
3/1～3/7 インスブルック滞在
3/7～3/11 ウィーン滞在
3/11～3/12 ウィーン国際空港～ミュンヘン～羽田空港

エリア インスブルック(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴィルテン修道院付属教会(Stift Wilten)
1138年創建
17-8世紀に建てられたロマネスク様式の建物が火災で破壊された後に1665年、バロック様式で現在の形に建設されました。

こちらは修道院の入口
修道院は予約をしないと入れないようです。

中に入ってみたら、こんな状態。

鉄の扉の間から撮影します。
鉄道と交通の要所だったブレンナー峠に近いこともあり、第二次世界大戦で数回爆破されました。
1944年6月13日に特に激しい攻撃をされました。

1952年、クリスマスの間だけ教会は再開されました。
1982-1988年全面改装され、850周年を祝いました。

こんなに美しく再生されたのは、つい30年前なのですね。

ここから写真を撮るしかないのは少し残念ですが、仕方がない。

入口近くには小さな部屋があります。

この、鉄格子も美しいです。

この像にも、意味があるようです。ですが、ネットの文章を日本語に訳しても理解が出来ませんでした。

ベルクイーゼルジャンプ台が見えます

さて、次は隣の教会へ。

ヴィルテン巡礼教会（Basilika Wilten）

美しい取っ手のついた扉を開けます。

右側の奥が教会の祭壇があるところ。
扉が閉まっているのは「薔薇の月曜日」と関係があるのでしょうか。

柵の間から写真を撮ります。
中はこんな感じ。
ロココ様式のとても美しい教会です。

教会の天井画がまるで空に向かって高く伸びているように描かれています。

そして、上にはたくさんの人がいます。

色使いも柔らかな印象で、素敵ですね。

ちょっと疲れました。鐘の鋳造所のミュージアムは諦めて、今度はトラムで旧市街に戻ります。

ランチは、土曜日にピザのテイクアウトをしたイタリアン、「マンマミーア」に行きました。
お客さんでいっぱい！
期待が膨らみます

とりあえず、ラドラー（ビールのレモネード割り）

窓際の席に座りました。向こうに見えるのは、ホテル・ゴールデナーアドラーです。

BEST WESTERN Plus Hotel Goldener Adler Innsbruck ホテル

たっぷりのミートソース。ま、普通かな。それにパスタはアルデンテじゃなかったし。
隣のテーブルではアーリオ・オーリオを食べていました。ネットの口コミでもアーリオ・オーリオを誉めていたから、それが良かったのかな～
でも、その気分では無かったので…

インスブルックの町の博物館（Stadtmudseum)前の広場
黄金の小屋根の並びの建物から、土産物屋の中を通っていくと、こんな場所に出ました。

こんな細い道が続いています

市の博物館は、街の成り立ち、時代を追って街の風景の変遷などがわかるようです。

古い建物と新しいエレベーターのコントラスト。
入り組んだ直線的な構造が絵のようですね。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2019/05/31 22:59:11

  なつかしい～～、ロココのヴェルテン教会

  ペコリーノさん、こんばんは。
  体調いかがですか？
  
  懐かしいです、ロココのヴェルテン教会。
  美しい教会の内部は同じですが、どこか私が訪れた時と雰囲気が違う・・・、と思って私の旅行記で確かめました。
  私の時は団体客でごった返しており、大混雑していました。祭壇に進むのもままならないって感じでした。
  ペコリーノさんは美しい空間を独り占めできてラッキーでしたね。
  
  修道院ですか、もう一つの方は。私もあちらは見ていません。
  でも閉まっていても、外からカメラを差し入れて、しっかり撮影するって根性ありますね。（笑）
  その甲斐があって、こちらも大変美しい内装を見せていただき、ありがとうございました。
  鉄柵の飾りも美しいですね。
  
  前回のアンブラス旅行記も素晴らしかった。
  コメントを書こうと思ったのに、用事ができて他のことをやっているうちに遅くなってしまって、時宜を失してしまいました。
  アンブラスもヴェルテンももう一度行きたくなりました。
  
  himmel
  

  ペコリーノさん からの返信 2019/06/01 12:35:32

  Re: なつかしい～～、ロココのヴェルテン教会

  frau.himmelさん、こんにちは。
  早速コメントいただき、ありがとうございます。
  体調はぼちぼちですが、月初は比較的仕事も暇なので、これからはほっと一息つけそうです。
  
  二つのヴィルテン教会はどちらも柵で仕切られていて中に入ることは出来ませんでしたから、frau.himmelさんの時のように人であふれかえる様なことは無かったのですが、豪華なパイプオルガンは見ることが出来ませんでした。ちょっと残念です。
  私がここを訪れた時は、カーニバルの「バラの月曜日」、「すみれの火曜日」と言われる日で、この2日間は何をしても神様が許してくれる時期だそうで、そんなわけで教会もお祈りをしに来なくてもいいよ。と、柵をしているのかも知れません。
  教会を訪れるならば、その文化を知っていた方が良いと思った出来事でした。
  インスブルックでも、火曜日にお祭りがありました。
  そして、「灰の水曜日」から、教会の祭壇には紫の布がかけられたりしているようでした。
  
  旅行記は、もうしばらくインスブルック周辺です。のんびりと作成して行こうと思います。
  
  ペコリーノ