町屋の片泊まりで巡る京都の桜2019 　その19 二年坂・産寧坂・イノダコーヒ・清水寺

2019/03/29 - 2019/04/03

５泊６日で巡った桜の京都旅行
六日目最終日　４/３(水)の第１弾です。

祇園花見小路東の「旅館 紫」に荷物は預かって貰ったまま7：30に宿を後にしました。
未だ人も少ない「円山公園」で朝の枝垂れ桜を見た後、「二年坂」の先の「イノダコーヒ清水店」で朝食の食べ直しです。
ここでは「産寧坂」を越えて定番の「清水寺」を一巡するまでの記録です。

その後、南座の「都をどり」を12：30の回で見て、東山安井の「ゆう豆」で美山湯葉のランチを頂き、京都駅に向います。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「旅館紫」の朝ご飯は6:30に出して貰えたので、チェックアウトは7:30に出来ました。
今日は最終日なので荷物はこちらで預かっておいて貰います。
女将さんもお勧めのこの近辺の清水寺などの観光をします。

円山公園の近くに重厚感のある「長楽館」という洋館があります。
今は高級ホテルやレストランになってしまいましたが、少し前までは「レディースホテル長楽館」と言って割と気軽に泊まれる穴場の宿だったんですけれどね・・

未だ人もあまり来ていない円山公園の枝垂桜

昨夜見たライトアップされた枝垂れ桜

青空を背景にすると又違った趣です

遠くからも見える祇園祭の山鉾を模した「祇園閣」の周りの桜も相変わらず開花は進みませんね。
大成建設や帝国ホテル、サッポロビール創業に関わった大倉喜八郎の90歳を記念して建てられたものだとか。
ごくたまに内部公開もされるそうですが不思議な建物です。

昔、清水舞台モノで一度だけ夕飯したことのある料亭「高台寺和久傳」

「寧々の道」・・などを見ながら、

「二年坂」に来ました。
早朝はこんな感じ。

人も殆んど居ません

二年坂を上り産寧坂の手前に「イノダコーヒ清水店」があります。
ここまで歩いて来たら急に本降りの雨。

今回の京都は傘が手放せませんでした。
時間も8:30です。
以前一度来たことがありますが「イノダコーヒ清水店」は雰囲気のあるカフェで、朝9:00から「京の朝食」というモーニングが食べられます。
お宿で6:30に食べた朝ご飯が正直物足りなかったので、食べ直しに丁度お誂え向きです。
雨宿りを軒先で30分して、

一番で入店したので、

全面ガラス張りの窓際席をゲットしました。
コーヒーは「アラビアの真珠」。
いつもはブラック派ですがこの店だけは定番スタイルの砂糖とミルク入りで頂きます。

「京の朝食」は厚切りのハムにスクランブルエッグと生野菜のサラダ。
食べ始めてから気付いたのですが、キャベツの下にポテサラとアスパラガスが隠れていました。
インスタ映えが重視される昨今、盛り付けにもう少し拘って欲しかったな・・
その他、焼きたてのクロワッサンとオレンジジュース。

税別1,440円とチョット高めですが、うどん一杯で1,100円するご当地ですから、まあ、妥当な線かも・・

店内もレトロな設えです

テラス席もあります

庭園に出て散策も出来ます

結構お勧めのお店です

食事をしている間に青空になりました

「産寧坂」に一本だけある枝垂れ桜は

初日に来た時からこのように綺麗に咲いてました。
今日も未だ見頃です。

「産寧坂」を登ると程なく「清水寺」

拝観料は大人400円ですが、これは「清水の舞台」に行こうとする場合のみ必要な経費です。
この度とある筋から仕入れた情報ですが、

楼門から入らずに逆回りに楼門の右側のこの道から

下道を行くのです

途中の「舌切茶屋」を右手に見て進みます。
昔ここで母とトコロテンを食べた事があったっけ。

「音羽の滝」に突き当たるので、

その左側の階段を上ると、

左側には「清水の舞台」。
今は覆いが掛かって修復中なんですね。

工事の様子

階段を上ると目の前は「地主神社」

縁結びに御利益のある事であまりにも有名。

奥の方の「恋占いの石」から

手前のこの石まで目をつぶって辿り着けば恋が叶うとか・・
外国人も沢山チャレンジしていました

恋とか何とかはもう関係無いので人様の様子だけ見ながら・・

奥の院にも行けてしまいます

奥の院からは清水の舞台が眺められます。
今はこんな感じ。

京都タワーとか市内が望めますね

桜はこんな感じ

「子安の塔」です

「清水の舞台」の遠望

順路に従って坂道を下ると、

再び「音羽の滝」に行き着きます

補修中の清水の舞台を右に見ながら

楼門の先の有料エリアの手前まで行くと、抹茶が頂けるスペースもあります

雨も上がって青空と朱塗りの堂宇が綺麗です

市内を見渡せる展望スペースもあります

楼門

桜も少し咲いていてくれました

相変わらず沢山の人で賑わっています。

この後、前以てチケットを購入してある「都をどり」を南座に観に行きます。