町屋の片泊まりで巡る京都の桜2019 　その11 わら天神・平野神社・北野天満宮

2019/04/01 - 2019/04/01

５泊６日で巡った桜の京都旅行
四日目　４/１(月)の第１弾です。

石塀小路の片泊まりの宿「うえむら」を後にして、今日は未だ行ったことのない「原谷苑」に行ってみたいと思いました。
シャトルバス乗場の「わら天神」までは取り敢えず行きましたが「三分咲き」の情報に挫折。
近くの「平野神社」なら早咲きの桜もありそうです。
そこまで行ったら隣の「北野天満宮」に行くのは当然の成り行きとなりました。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

石塀小路の「旅館うえむら」を7:50に後にして、歩いて５分程の今夜のお宿、八坂神社南「福久家」に荷物を預けに行きます。
ところが、玄関には鍵が掛かっているし、電話をしても応答なし。
女将さんが8:20頃に戻って来ました。
「いらっしゃるのは9:00頃だと伺っていたので・・」とのこと。
「うえむら」の食事を6:30と早めに出して貰ったので早くに来てしまったのですが事前の連絡と違うとこういう行き違いが生じてしまいます。
ホテルと異なり片泊まりのお宿は24時間対応ではないので気をつけたいものです。
特に、午前中時間指定で観光の予定が有る場合は要注意ですね。

祇園のバス停から203号系統のバスに乗り、「原谷苑」行きの無料シャトルバス乗り場がある「わら天神」まで行こうとしました。
40分ほど乗車した「北野白梅町」のバス停で「わら天神」方面に直進してほしかったのですが「北野天満宮」に右折してしまいました。
慌てて降りたのですが、

「市バス一日券」は乗り降り自由で、分かり辛い京都のバス旅にも心強い味方です。
「わら天神」まで２停留所なので歩いても大したことはないのですが、丁度北方向に行くバスが来たので飛び乗りました。

「原谷苑」行きの無料シャトルバスは、

「わら天神」の鳥居前から出ています。

9:30に到着したところ、次は9:40発とのこと。
誰も乗っていませんでした。
係員さんに「開花は今どのくらいですか？」とお聞きしたところ「3分咲き」なんだそうです。
う～ん、微妙・・・

折角なので「わら天神」にお参りしました。
綺麗なトイレもあります。

結局、「原谷苑」に行くのは来年以降に持ち越すことにしました。
1,500円もする入苑料なんです。
やはり満開の景観でなくちゃね。

そこで、すぐ近くの「平野神社」に。
北西角の裏の方にはこんな長い壁が続いています。
塀には最高の格式を表す5本の線が入っています。

西側の鳥居です

桜林の中には露店が沢山出ています。
ここでは飲食を伴ったお花見もOKなんですね。

枝垂れ桜は結構咲いていてくれました

昨年（平成30年）の台風で拝殿が壊れて解体工事をしています。
釘を1本も使わない「接木の拝殿」だったそうです。

本殿のお参りをするため順番待ちの列が。
間口の狭い神社です。

境内には種類の異なる桜が沢山あります

「八重紅枝垂」はまだ全然

こちらは綺麗に咲いています

台風の被害復旧のために「桜養生園」は今年から有料エリアになりました

紅白幕の内側は有料です。
でも、外から見えないことはありません。

枝垂れ桜は比較的早く開花しますね

「平野神社」の正面の鳥居

駐車場の桜は大きな枝ぶりです

「平野神社」から「北野天満宮」の北門までは直ぐです。
双方とも裏口入学になってしまいました。

国宝の「本殿」はいつ見ても豪壮です

灯篭も格式あります

本殿から向かって右側にある「飛梅」

ほんの数輪だけ咲き残っていてくれました。

「三光門」は重要文化財

天満宮の牛さんはいつもピカピカです

鳩が３羽バランスよく固まっていました

「紅梅殿？」の前では梅だけではなく桜も綺麗。

「楼門」

最後に「一の鳥居」です。
北門から入ったので逆さに巡って来ることになってしまいました。

傘を出したり仕舞ったりの「狐の嫁入り」の「北野天満宮」でした

このあと、門前の「とようけ茶屋」で早めのランチです。