2018/10/04 - 2018/10/11
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ミズ旅撮る人さん
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「コーカサス3国」は、カスピ海と黒海に挟まれた旧ソ連の国々です。
アゼルバイジャン共和国・ジョージア(グルジア)・アルメニアの3ヶ国を訪れました。
13回目は、アルメニア共和国の4回目(最終回)です。
首都エレヴァンの西にあるエチミアジン大聖堂を出て今度は東へ。
途中、巨大なナンに似たラバシュの昼食を食べました。女性たちがラバシュを作る様子を見てから出来立てをいただいたので、たいへんおもしろく、美味しかったです。
その後、ヘレニズム様式の太陽神殿・ガルニ神殿へ。
まだキリスト教が伝わっていない時期の寺院です。
アルメニアで訪れる最後の寺院は、山間(やまあい)にひっそりと建つゲガルド修道院です。岩山を彫って作られた建物が点在していて、中には清水が湧いています。
装飾の少ないアルメニアの寺院で、珍しく彫刻がたくさん彫り込まれている
見ごたえのある寺院でした。
見学を終えて、エレヴァンに戻ると、最後にカスケードに行きました。
カスケードは、丘の上の勝利公園と麓のフランス広場を繋ぐ巨大な階段です。
ソ連時代に作られたもので、階段の中には7本のエスカレーターがあります。
夜はライトアップされて、たいへん綺麗です。ホテルは、カスケードに近かったので、
歩いて帰り、一旦部屋で休憩してから日付が変わった頃に空港へ向かいました。
コーカサス3国周遊の旅も、これにて完了です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
フリプシメ教会。エチミアジンにある618年創建の古い教会です。
ローマから来て、キリスト教を布教していた美女フリプシメは、
帰依する前のティリダテス3世に求婚され、それを拒絶したために
殺されてしまいました。
殉教者となったフリプシメのために、後世ここに教会が建てられました。
このフリプシメ教会とエチミアジン大聖堂、それにこの近くにある
ズヴァルトノツ遺跡を合わせて、「エチミアジンの大聖堂と教会群
ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」として世界遺産に
認定されています。リブシメ教会 寺院・教会
-
エレヴァンの少し南にあるエレヴァン湖畔に臨む「聖十字架教会(Cathedral of the Holy Cross)」。
珍しく金色の玉ねぎ頭です。 -
イサコフ提督(Admiral Isakov)
ロシア名イワン・イサコフ、アルメニア名ホヴハンネス・イサハキアンは、当時ロシア帝国カルス州(現トルコ領カルス県)の生まれ。
カルスという地名は前回のホルビラップ修道院のところで説明しましたが、ロシア(アルメニア)・イラン・トルコで奪い合う歴史が
長く続いた場所です。
イサコフが生まれた時はロシアになっていました。
1914年、第一次世界大戦が勃発、外国籍のため許されなかった
兵学校試験に合格、士官見習に。
1934年、バルチック艦隊参謀長。数々の功績を積み重ねて1944年、
海軍元帥に昇格。
1946年、ソ連海軍総司令官代理兼参謀総長に任命されました。
1950年退役。ソ連海軍の英雄です。 -
エレヴァンの見える所まで戻って来ました。
エレヴァンの南側はフラズダン川が複数の細い川になって
町を取り巻いています。
手前の塀には、昔の町並みが描かれていました。 -
フラズダン川に架かる勝利橋(Victory Bridge)です。
橋を渡った右側に「NOY」エレヴァン・アララト・ブランデー・ワイン・ウォッカ・ファクトリー(Yerevan Noy Wine Brandy Vodka Factory)が見えます。
工場見学や試飲が出来るようです。寄ってみたいなあ。勝利の橋 建造物
-
エレヴァンの外周を回る道路を走っています。キオスクがありました。
必要最低限の小さな窓口。パチンコ店の景品交換所みたい。
ソ連時代が長かったのと、政情不安がこうさせるのでしょう。
エレヴァンの治安自体は悪くないですが、国内を自由に旅行するというのは難しい面があります。 -
崖の上に大きな丸窓が並ぶおもしろい建物があるので見ていたら、
その下に突如トンネルが現れました。
ちょうどこの横で大きな幹線道路が立体交差しています。
その入り口なんです。 -
さて、ちょっと遅い昼食です。
農家の建物を利用したレストランで、細長い庭を進んで行きます。
途中にある東屋で、女性たちによるラバシュ作りの実演を見学します。 -
綿棒で伸ばした生地を、枕のような物の上に広げます。
-
それを地中の釜の中に張り付けて焼きます。
-
生地は薄いのですぐに焼き上がります。
それにチーズや葉物を挟んでクルクルと巻けば完成。
その場で食べさせてくれます。出来立てですから美味しいです。
が、結構量があるので、この後の昼食がたいへんです。
もちろん、今焼いたラバシュも供されます。 -
可愛いお宅で昼食です。それにしても庭が長い。この3倍はあるんです。
-
ピントが微妙に合ってませんが・・・右上が、先程のラバシュです。
-
それに野菜のスープ。これは羊かな?
ワインは1,000ドラム(235円)でした。 -
昼食を終えて、バスはガルニ神殿へとやって来ました。
駐車場には土産物屋が並んでいます。ハチミツ・ジャム・ドライフルーツが多いです。
ガタという大きなパイも売られています。 -
毛皮も売られていました。ずっと昔に流行ったけれど、
こちらではまだ使っているのかなあ? -
門の前で、男性がハンマーで何かを叩いています。
-
コイン型の金属に模様を打ち込んで、メダルにしているのでした。
これぞハンドメイド? -
入り口にあるガルニ神殿の俯瞰図です。
現在上部の1にいます。神殿は5です。
それから6・7・8と見学して行きます。 -
神殿に向けて真っすぐに伸びる参道を進みます。
-
今、くぐった門はこちら。だいぶ遺跡らしいです。
-
アルメニア語が出来る以前に使われていたギリシャ語で
ガルニ神殿の由緒来歴を刻んであります。 -
ガルニは紀元前3世紀頃に造られた要塞です。
夏の離宮としても使われていました。
紀元後1世紀頃に、太陽神殿が建てられました。
アルメニア唯一のヘレニズム建築です。
1年に1度太陽が神殿内を照らす構造になっています。ガルニ神殿 寺院・教会
-
ガルニ神殿の石材は、古代ローマの神殿は大理石なのに対し、
青と黒の玄武岩を使用していますと、ガイドが力説していました。
アルメニア人はオリジナリティにプライドを持っています。ガルニ神殿 寺院・教会
-
1918年の大地震で倒壊しましたが、1930年代に再建されました。
-
バラバラになったパーツを、見事に並べ直したものです。
-
神殿には、青と黒の玄武岩が配され、凝った装飾になっています。
-
これもギリシャ語かな?
現在アルメニアは独自のアルメニア文字を用いて、
アルメニア語を話します。
アルファベットのない世界は異文化圏に来たんだなと感じられますが、
まったく予想も出来ない文字なので、途方に暮れます。
おはよう:バリ ルーイス
こんにちは:バレヴ ゼス
さようなら:ツテスチューン
ありがとう:シュノラカルチューン
現地ガイドの女の子に一度発音してもらいましたが、
何が聞こえて来たのか全然捉えられませんでした。
アルメニアはロシアをはじめ、ペルシャやトルコの影響を
ずっと受けて来たのに、独自性を失わなかった気骨のある民族です。 -
太陽神殿の内部には何もありませんでした。
-
かつて、神殿の隣には円筒形をした建物が建っていました。
-
今は、土台だけが残っています。
-
その向こうに見える邸宅がすごいので、ついそちらの方が気になります。
-
ガルニ神殿の裏手はアザート(Azat)川が削った
ガルニ渓谷になっています。
この崖には段々畑の跡があって、気分はマチュピチュ? -
ガルニ渓谷です。
-
もう水量がこれしかないアザート川が、この渓谷を作ったなんて・・・
-
浴室(THE BATH HOUSE)です。
古代ローマの遺跡に付き物の「浴場」がここにもありました。 -
床下に熱湯を流す岩盤浴方式だったそうです。
-
浴場の外観です。欲を言えば、もう少しスマートに整備して
欲しかったな。 -
10月半ば。紅葉と実りの秋はもう来ています。
-
ガルニから更に山奥に入って行きます。
-
ゲガルド修道院が見えて来ました。
-
地図です。Aが首都エレヴァン。Cがガルニ。Dがゲガルドです。
この地図は西が上になっています。 -
駐車場には、見たことのない古い車が停まっています。
ソ連時代の車かな?泥除けにはベンツのマークが付いているけど・・・ -
修道院とは離れた場所にも寺院の遺跡があります。
-
修道院への道すがら、ハチカールと呼ばれる十字架の石が並んでいます。
-
もう結構見慣れた筈なのに、ここのハチカールは質が違います。
-
これはすごい。本来なら博物館行きでしょうに、路上に野ざらしなんて。
-
駐車場からの坂道です。ハチカールが並んでいます。
-
あともう少し上ります。
-
ゲガルド修道院の俯瞰図です。今は「11」と「12」の間にいます。
ゲガルド修道院 寺院・教会
-
興味のある方のために説明文を貼っておきます。
-
今回の表紙は、門からの眺めになります。
そのまま真っすぐに進んで、左に階段状になったテラス「8」を
見ながら、正面が「2」です。 -
新しいベンチには「ロンギヌスの槍」が描かれていました。
「ゲガルド」とは「槍」の意味です。
前回で訪れたエチミアジン大聖堂にあった「ロンギヌスの槍」は、
かつてここに保管されていたのだそうです。 -
「8」のテラスから上の部分を見ています。
こうした岩山を掘って、この修道院は出来ています。
創建は4世紀ということですが、現存しているのは
13世紀に改築されたものです。 -
青や黄色の箱は、ミツバチの巣箱です。
ジョージアでも買ってしまいましたが、
コーカサスではハチミツが安くて嬉しいです。 -
元が岩山だったのが、よくわかる場所です。
ここから本堂の中に入って行きます。
左の上に人が見えますが、「3」や「6」に行くルートです。
これは後ほど向かいます。 -
入り口の扉は新しく、そうした新しく作られたものに
「ロンギヌスの槍」が描かれているようです。
世界遺産の売り文句がゲガルド=ロンギヌスの槍なのでしょう。 -
本堂の中はかなり暗いです。
長年のロウソクの煤なのか、壁も柱も真っ黒です。
その壁に、ゆらゆらとオレンジ色のロウソクの灯りが反射しています。
なんとも荘厳な舞台装置を見ているようです。 -
左の壁は岩山そのものです。
この本堂だけは洞窟ではなく、石材を用いて作られていますが、
洞窟そのもののような雰囲気です。 -
天井には小さな明り取りの穴が開いています。
-
穴には、ちゃんと屋根が付いていました。
-
明り取りはいくつかあります。
それでもあまりに小さく、広い堂内を照らすにはまったく足りません。 -
アルメニアの寺院には、外も中もあまり彫刻や絵画といった装飾が
ありません。
その中で何故か天窓付近には、バリエーションのある彫刻が
施されていました。 -
暗い堂内を丹念に見て行くと、
ゲガルド修道院には予想外に彫刻がありました。
これは扉の上。モチーフはやはり十字架です。 -
こんな大きな彫刻があるとは驚きました。何故、ライオンと羊を掴んだ鳥なのか・・・
ゲガルド修道院は、隅々まで見て行くと、美術に関心のある人には
おもしろい寺院です。
ただ、とにかく暗いので、よ~く目を凝らして見る必要があります。
壁の四角い窓の枠にも彫刻があるのですが、明暗が強すぎて
撮れませんでした。
なかなか手ごわい寺院です。 -
いや~、見事な彫刻です!アルメニア最後の寺院で、
正直言って、初めて感動しました。
なにしろあまりに装飾がないので、かなり寂しかったんです。
ゲガルド修道院は、そうした心の飢えを満たしてくれる
素晴らしい彫刻がいっぱいです。
ところが、ツアーとは悲しいもので、ガイドがずんずん説明しながら
移動して行くのについて行かなければなりません。
しっかり撮影することが出来ないんです。
暗いから撮影するのに時間が掛かるのに、
気が付けばもう移動している・・・ああ、悲しい。 -
この辺りは、岩をくり貫いて、彫り込んだ部分です。
-
この雰囲気。すてきです。
-
十字架の4辺に、それぞれまた十字架が付いています。
-
細かい造りではないのですが、力強さを感じる十字架です。
-
イチオシ
これは、狙って撮ったのではなく、アルメニアの神様の賜物です。
窓からの光が青く、ロウソクの灯りがオレンジ色に画面を彩ります。
柱に彫られた十字架が青く浮き上がって、すごく素敵です。 -
こちらの絵画はポーズがキリスト教というより、
仏教それも密教に近い気がします。 -
密教の聖地チベットから逃れて来た人々が暮らすインドのラダックでは、
寺院で長年ロウソクを灯し続けたため、壁画が煤で覆われてしまい、
屋内での点灯が制限されていました。
油分を多く含んでいたので、独特の匂いもしていました。
アルメニアのロウソクは匂いがしないので、成分が違うのでしょう。 -
最近掛けられたらしい聖母子画。
アルメニア使途教会は、キリスト教の中では特異な部分を持っています。
カトリックの三位一体説と対立し、キリストの単性説を信奉する教会
なんだそうですが、非キリスト教徒には理解不能の世界です。
単性説は451年のカルケドン公会議で異端とされましたが、
それはカトリックがそうしただけ。
アルメニア使途教会の信者はトルコ、イラン、アゼルバイジャン、
イラク、シリア、レバノン、パレスチナのほか、
19世紀以降の移民が多く住むフランス、アメリカ合衆国等で
コミュニティーを形成しています。
これは、ペルシャやトルコ・ロシアなどの侵略を受ける度に
難民として世界各地にアルメニア人が散らばったためです。
余談ですが、ジョージアでは聖母マリアの原罪を強調するために、
その母までも聖処女だったと教えているそうです。
自分が無宗教で良かったと思ってしまいます。 -
奥の御堂です。もうここには窓もないため、足元も見えません。
-
石の床が濡れていたのは、この湧き水のせいでした。
岩の間から染み出しているんですね。
あまりに真っ暗なので、誰かがライトを照らしている時に
撮らせてもらいました。 -
新しい祭壇です。
アルメニア使途教会の祭壇は、
他の正教会のようなイコノスタシスはなく、
カーテンはあっても、いつもオープンでした。 -
祀られているのは、かなり新しい絵画です。
アルメニアは、これまでの歴史の中のほとんどを他の民族に
支配されて来ました。
しかし、その中でも民族の独自性を保ち、アルメニア語、
アルメニア文字を維持しています。
宗教もキリスト教とは言え、西ヨーロッパを席巻した
カトリックに準ずることなく、アルメニア正教会(使途教会)を
発展させています。
九州よりも小さなアルメニアですが、
独自性を失うことなく保持して来た根性はすごいです。 -
ここのシャンデリアもなかなか凝ったデザインで気に入っています。
アルメニア使途教会の礼拝は「バシリオス典礼」に基づいています。
パイプオルガンを用いないので、聖歌を斉唱することに
重点を置いています。
ミサの際に堂内に響き渡る聖歌は、予想していたより明るくて、
あまり派手な音調ではなく、
相和すことに意義があると、よくわかります。
その歌を増幅させる装置として、このドームがあるのです。
アルメニアでは、1月6日をキリストの生誕(クリスマス)として
祝っています。
この日を公現日(こうげんび)(顕現日ともいう)と言います。
また、エチミアジン大聖堂に座すのが、カトリコスと呼ばれる首長です。 -
本堂の外に出ました。外観は他のアルメニア教会と変わりがありません。
ドームの細い窓は12あって、十二使徒を表しているのだそうです。 -
俯瞰図の7から8を見ています。
「周辺にはあちこちに洞窟があることからアイリヴァンク(洞窟修道院)とも呼ばれ、修道士たちはそこで禁欲的な生活を送っていたと
言われています。
1215年から1283年にかけて建造された中央聖堂の天井には、
イスラム建築のムカルナスの影響ともられる鍾乳石装飾が施され、
僧院や礼拝堂、食堂などは聖堂の北側の洞窟に設けられていました。
(アルメニア観光情報局のHPより抜粋)」 -
左側の入り口が俯瞰図の6への入り口です。
真っ暗な通路になっています。 -
入り口からの明かりだけの暗い通路の壁には、
びっしりと十字架が描かれています。 -
天窓からのわずかな明かりしかないからもう本当に暗いです。
-
ライトの光が青く見えて、すごくいい雰囲気になるので、
ありがたいです。 -
柱に刻まれている文字は、昔からほとんど変化していないアルメニア文字です。
-
聖域への通路の雰囲気がバッチリです。
ここでタイムアウト。猛ダッシュで駐車場に向かいます。
これだけ見どころが多いのに、ツアーの見学時間は
あまりにも短すぎます。 -
首都エレヴァンに戻って来ました。
かつて走っていた路面電車の車体なのでしょうか、
今はお店になっています。
エレヴァンには、地下鉄とバス・トロリーバスが走っています。
今回はエレヴァンの滞在時間が短くて、地下鉄を見に行くことは
出来ませんでした。
なにしろ、今夜12時半にホテルを出発なんです。 -
アルメニア最後の観光地はエレヴァンのカスケードです。
カスケードまたはカスカードは、滝という意味です。
丘の上の勝利公園と麓のフランス広場の高低差118mを繋ぐ
572段の階段です。
夜はこのようにライトアップされて、暗いエレヴァンの街を照らします。
彫刻の台座の下で、ひょうきんな若者がポーズをとっています。
アレクサンダー・タマニアン(Alexander Tamanyan)の像です。
タマニアンは、ロシアの建築家でエレヴァンの都市計画を指揮した
人物です。
共和国広場の総督府や、自由広場にあるオペラ座・バレエ劇場も
彼の設計です。 -
カスケードの頂上の左にライトアップされている建物があります。
シャルル・アズナヴールの家です。現在は記念館(Charles Aznavour House Museum)になっています。
アズナヴールは、1924年5月22日生まれのパリ出身の
シャンソン歌手です。母がアルメリア人でした。
本名はシャアヌール・ヴァリナグ・アズナヴーリアン。
エディット・ピアフに見込まれて本格的に歌い始め、
1400曲以上のシャンソンを書き「シャンソンの神様」と呼ばれました。
また、60本以上の映画に出演するなど俳優としても活躍しています。
2018年9月には来日し、東京と大阪のNHKホールでコンサートを
行いましたが、これがアズナヴールの最後のコンサートになりました。
10月1日に南仏の自宅で亡くなりました。
ここは昼間に見るより、夜の方が綺麗でいいかも。
でも、ここの最上段からはアララト山が見えるんです。 -
エレヴァンの街を刻んだ地図です。
1679年に起きた大地震により多くの建造物が倒壊しました。
ソ連に併合された時代に、町は計画的に再編されたので、
古い建物は滅多にありません。
「碁盤の目」ではなく、菱形に作られているので、
全体がちょっと捉えにくい街です。
自由広場は、指を指している真下の黒い四角形の場所です。
カスケードはそこから上に二重線で表わされています。 -
公園にはベンチがたくさんあるので、
好きなように座って宵闇を過ごすことが出来ます。 -
公園にはたくさんの彫刻があります。
コロンビアの彫刻家 フェルナンド・ボテロの「黒猫」という彫刻です。
人間や動物を誇張されたふくよかな体型で表現した作品で注目されるようになった彫刻家です。 -
階段の脇に、エレベーターの入り口があります。
階段ではたいへんなので、エレベーターがあるのですが、
なんと7基も乗り継いで行くのです。運転時間は8~20時。
健全な生活をしているんですね。 -
カスケードを真下から見上げると、なかなか迫力があります。
右端に青いオブジェがあります。鉄棒の上に置かれた座像なんですが、
フランスのニースでも同様のものを見掛けました。
夜になると、色々な色に光るんです。 -
まるでファラオの墓に入って行くみたい。ちょっとワクワク。
-
こんなエレベーターが7基、続きます。
それぞれ脇に彫刻が置かれていて、単調さを紛らわせてくれます。
このカスケードは、ソ連時代に造られたもので、
ちょっと無骨で素っ気ない造りになっています。 -
最上段の一つ下でエレベーターから逸れて、テラスに出ました。
-
ここも彫刻がいっぱい。絶妙なバランスが気持ちいいです。
-
テラスから階段がずっと伸びています。
ここは、エレヴァンの夜景スポットですね。
真正面の大きくて緑色のライトが並んでいる建物は、
オペラ座です。 -
少し降りたところのテラスです。
先程の座像が青・水色・赤になっているのが見えます。 -
一番下には、カラフルなガラスの木が立っていました。
-
カスケードからホテルまで歩いて移動していると、
突然警官たちが交差点を封鎖しました。
何が起こっているのかわからないまま待っていると、
数台の車がかなりのスピードで通過して行きました。
どうやら政府の要人が乗った車が通ったようです。
この後、ホテルで一旦休憩をとった後、
午前3時のドーハ行きの飛行機でアルメニアを後にしました。
それでも羽田到着が22時40分。
それも遅れたので、もうほとんど一日掛かりました。
(時差があるので実際の時間ではありません)
カタール航空だと時間が掛かり過ぎるので、
アゼルバイジャン航空が日本に就航するのを待ってから行くと
ずっと楽に行かれるようになると思います。
長旅にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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