2018/05/27 - 2018/06/01
528位(同エリア1811件中)
ポポポさん
次は旧参謀本部にある新館の観光です。新館は主に印象派の絵画が展示されています。
3階にはファベルジェの宝飾品や参謀本部時代の部屋の装飾が見学できますが、時間の都合でこちらは見れませんでした。
美術館の新館は参謀本部の東部分なので、そちらから入場しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
エルミタージュ美術館本館の向かい側にある建物が旧参謀本部、現在はこの建物が美術館の新館になっていて、以前本館の3階に展示されていた近現代美術品が4階に展示されています。美術館として開館したのは2014年12月ですからまだ最近のことですね。
美術館になっているのは建物左側部分が美術館で、おもな展示室は3階と4階に集中しています。
各階にはエレベーターで行けるので本館よりは便利でした。エルミタージュ美術館新館です。 by ポポポさん旧参謀本部 建造物
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旧参謀本部の上にある彫像は6頭立ての戦車に乗っている勝利の女神ニケです。
この像は1812年のナポレオン戦争の勝利を記念して製作されました。美術館の入り口はアーチの手前左の建物、本館同様手荷物検査を受けて中に入ります。入ったところにトイレとクロークがありました。
我々は購入した分厚い美術本をクロークに預けて観光開始。エルミタージュ美術館新館です。 by ポポポさん旧参謀本部 建造物
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1階から2階に上がると大きな階段があります。その先に入り口があります。中に入るとの吹き抜けの広間があり現代彫刻が多数展示されていました。(写真はその彫刻)
建物の中にあるエレベーターで4階に上がります。この建物で現在主要な美術品が展示されているのは3階と4階ですが、我々は時間が限られているので4階にある近代絵画の観光のみでした。
時間があれがば3階にあるファベルジェの美術品(イースターエッグがあります。)や近代美術を鑑賞されたらいかがでしょうか。エルミタージュ美術館新館です。 by ポポポさん旧参謀本部 建造物
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4階に到着。主に印象派の作品が展示されていました。印象派の作品は沢山ありますので、本館同様ガイドさんが作品をピックアップしながら説明していかれました。
オルガさんは印象派美術に大変造詣が深いようで、作品の時代背景や主題、画家の作風の特徴や描かれた時期(若い時か円熟期か晩年など)などなど、詳しく説明してくださいました。オルガさんの側で聞き逃さないようにと耳を傾けていたはずなのに今ではすっかり忘れてしまいました。
最初は説明に耳を傾けていましたが、絵に近寄りすぎると写真が撮れないため途中からは写真撮影に切り替えました。そのため最初の方は写真が少ないです。
最初は403号室モネの間から。
これはモネの「モンジュロールの池」です。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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モネの風景画。
モネと言えば睡蓮の絵ですが、睡蓮の絵は1枚もありませんでした。 -
モネの「ウォータール橋」。
ロンドンのウォータール橋ですが、この橋の名前を聞くと思い出すのが映画「哀愁」です。
主演はロバート・テイラーとヴィヴィアン・リー。私が高校生の時リヴァイバルで見た映画です。
ナイトクラブで「別れのワルツ(蛍の光)」が流れる中、ロウソクが1本ずつ消されていくシーンは今でもはっきり記憶に残っています。とてもいい映画でした。
その後この映画によく似たソ連映画が「帰郷」という映画。リュドミラ・サヴェーリエワが主演した映画ですが、哀愁と似た筋書きでした。これもいい映画でした。
筋書きを書けば長くなるので、興味のある人はネットで調べてみてください。 -
次は404号室、マネとドガの部屋です。
これはマネだったと思いますが、画題は不明。 -
マネです。これも画題は不明。
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次はドガの「コンコルド広場」。
ドガは踊り子の絵を多数描いた画家ですが、こんな絵も描いていたんですね。 -
ドガの「踊り子」。
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406号室はシスレーとピサロの部屋です。まずはシスレーから。
シスレーは非常に多くの風景画をかいた画家で、最も典型的な印象派の画家と言われています。
この絵はシスレーの「川べりの風景」です。 -
シスレーの風景画。
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カミーユ・ピサロの「Palce du Theatre Francais,Paris」。
ピサロは印象派の父と呼ばれ、前期印象派と後期印象派の両方で活躍した人です。 -
カミーユ・ピサロ「パリのモンマルトルの並木道」。
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407号室と408号室はルノワールの部屋でした。たくさんの作品がありましたが、ガイドさんが説明された絵や、気になった絵のみ写真をとりました。
中にルノワール以外の作品もありましたが、なぜかは不明です。その点についてガイドさんから説明があったかどうかは覚えていません。
ルノワール「扇子を持つ女」。
行きつけのカフェの娘で、時々タダで食べさせて貰ったお礼に描いた絵です。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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「ジャンヌ・サマリーの肖像」。
ジャンヌ・サマリーは女優でルノワールの恋人です。ルノワールが心酔していたそうですが33歳の若さで亡くなりました。 -
ルノワールの絵ですが、画題は不明。
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ルノワール「黒い背景の婦人」。
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ルノワール「バラとジャスミン」。
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ルノアール「髪を結う女」。
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これもルノワール?ルノワールにしては珍しい風景画、さらに筆のタッチがルノワールとは違うのでは?点描法のような描き方をしています。
左下の作者名は欠けてて分かりませんが没年は1891年なのでルノアールではありません。(ルノアールは1919年です。)
では誰なんだろう?どうしてルノアールの間に展示してあるのでしょうか?
疑問が残りました。ガイドさんはこの絵説明してくれたのかな?その記憶もない。 -
ルノワール「帽子の少女」。
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ルノワール「バラの静物」。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルノワール「庭で」。
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409号室、セザンヌの間です。絵はセザンヌの「ピアノを弾く若い女」。
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セザンヌの「鳥打帽をかぶった自画像」。
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同じくセザンヌの「静物オレンジとリンゴ」です。
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セザンヌの「リンゴのある静物」。
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セザンヌ「サント・ビクトワール山」
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411号室はゴーギャンです。
絵はゴーギャンの「パウラ・パウラ(おしゃべり)」。 -
ゴーギャンの「果実を持つ女」。この絵は有名ですね。美術本でよく見かけます。
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413号室、ゴッホの部屋です。
絵は「アルルの競技場」。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ゴッホの「あばら家」。
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ゴッホ「アルルの女」。
写真を撮り忘れたのでWikipediaから借用しました。 -
ゴッホ「ライラック」。
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452室はロダンの彫刻です。
ガイドのオルガさんから「殿方が喜ばれる部屋に行きましょう」と案内された部屋がロダンの部屋でした(笑)。部屋に入るとなるほどと思いました。
ロダンの彫刻というと考える人やカレーの市民、地獄の門などのブロンズ像でしたが、ここにあるのは大理石の彫像でしかも大多数が男女の抱擁をテーマにしているようでした。この像は「永遠の春」。 -
ロダン「詩人とムーサ」。
芸術的創作を促すのは女性的要素であるという19世紀初めに台頭した思想が具現化されている。
ムーサに身を任せるように寄り掛かった詩人は夢想に遊び、創作のエネルギーを充填する。(美術本の解説より) -
ロダン「抱擁だったかな?」。
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ロダン「ロミオとジュリエット」。
作品に描かれる人物がどんな文学作品や神話の中の登場人物だろうと、それが作品を左右する訳ではなく、抱擁し合って接吻する恋人たちの姿は時代を超越している。
(美術本の解説より) -
ロダン「ロミオとジュリエット」
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416号室、ボナールの「三連の地中海の風景」
モスクワのモロゾフ邸の階段を飾るために制作されたそうです。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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417号室ヴァロットンです。ヴァロットンの絵があるとは思いませんでした。後期印象派の画家近代木版画の発展における重要人物なのだそうです。スイス人でフランスに帰化して以降は油彩画に力を入れるようになったそうです。彼の絵の中では秀作と言える絵では無いでしょうか
美しい婦人の絵でした。 -
418号室、ルイ・ヴァルタ。後期印象派の画家ですが私は名前を初めて知りました。多分絵を見たのも初めてだと思います。
この美術館では後期印象派と呼ばれる初めて聞く人の名前が多かった。 -
419号室マルベール・マルケの「ナポリ」
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マルケの「パリのサント・トリニテ広場」
サンラザール駅の近くにある広場。モローの自宅もすぐそばにあったそうです。遠くに見える建物のシルエットはサクレ・クール寺院です。 -
キース・ヴァン・ドンゲン「黒い帽子の女」
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この絵は誰かわからない。印象に残った絵なので写真に写したんですが画家のプレートも一緒に撮っておくんだった。
図録を購入していないため作者が分かりません。ユトリロもあったのですが、ユトリロのタッチではないと思います。 -
ロックウェル・ケントの作品です。
アメリカの挿絵画家であり作家です。美術本に載っていないので作品名は不明。 -
同じくロックウェル・ケントの作品です。
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431から434号室、ここからはピカソの作品です。青の時代以降の作品が展示されています。作品がとても多いので写真は一部のみです。
「ベネット・ソラーの肖像」エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ピカソの「対面、姉妹の出会い」
青の時代最良と言われる作品。実際に目にした光景を元に、モデルを使った下絵を幾度も重ねて完成させたものです。
サン・ラザールという収容所に収容された娼婦の妹(左側)を見舞う尼僧の姉(右側)を描いた物です。 -
ピカソの「Fruit in a VAse」
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「3人の女」
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画題は不明。
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ピカソの陶器です。陶器まで作成していたんですね。
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「Table in a Case(Bottle of Pernod)」
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「工場」
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436号室からはマチスの間です。
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マチス「セビリアの静物」
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マチスの「赤の部屋」
この絵は最初緑で描かれていました。マチスは寝室に飾る絵頼まれていて、緑で塗られた絵を部屋に持っていくと寝室の壁も緑でした。壁と同じ色では絵が引き立たないので急いで赤に塗りなおしたそうです。そんなエピソードのある絵でした。 -
マティス「ダンス」
モスクワのシチューキン邸のために制作した装飾性の高い作品。マチスは色を極めて高い密度で塗りこむことによって、空の青、陽光の下に裸体で踊る人の肌の朱、そして植生の緑というそれぞれの色が持つ概念を最後まで実現したと語っている。
(美術本の解説より)
単純化された中に躍動感がある作品です。 -
マティス「音楽」。
ダンスの躍動感に対して、こちらは静寂が特徴です。
マチスはこのほかにも作品がありましたが、写真はこの絵まで。美術館新館の観光はここまででした。3階にはファベルジェの展示室があり、イースターエッグがあるので見たかったのですが次の機会にお預けとなりました。
休憩も入れて4時間の観光はこうして終わりましたが、最後にこの美術館を体験した私見を述べてみたいと思います。
世界三大美術館の一つと言われる300万もの美術品を収蔵している美術館にしては絵画の目玉作品が少なすぎると思いました。期待外れの感は否めません。
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品を2点所蔵しているとはいえ、いずれもダ・ヴィンチの若き日の作品で円熟期の作品ではありません。ラファエロのマドンナも同様です。
フェルメールは1枚もありません。カラヴァッジオはわずか1枚、ゴヤも1枚のみです。エル・グレコも受胎告知のような有名作品ではありません。大原美術館の「受胎告知」の方が遥かに名画だと感じるのは私だけでしょうか。
絵画は確かに多いのですが、名も知らないような画家の作品が多いのです。こと絵画に限ってみればルーブルやプラドの方が遥かに充実しています。プラドではラファエルの絵画は8枚近くあったと記憶しています。
レンブラントは充実していましたが、それだけかという印象でした、
ただし宮殿装飾は素晴らしいです。まだ観光していない部屋はいくつもあります。ゴールデンルームやダイヤモンドルームもそうです。
絵画に関しては見損ねた絵がまだあるので6時間の観光ができるツアーでいずれ再訪してみたいと思っています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ことりsweetさん 2019/03/07 09:26:42
- エルミタージュ新館♪
- ポポポさん、おはようございます。
長崎旅にイイネをありがとうございました。
エルミタージュ美術館、
さすがに沢山の有名な画家の絵がありますね。
ジャンヌ・サマリーの肖像
こちらに展示されているんですね。
柔らかな表現、実際見ていたい絵です。
ピカソの陶器、おちゃめですね。
ロシアにいったら美術館めぐりでドップリになりそうです。
- ポポポさん からの返信 2019/04/11 22:44:07
- RE: エルミタージュ新館♪
- ことりsweetさん、今晩は。返信が遅くなり申し訳ありません。
元来が筆不精でありご迷惑をおかけしました。
>
> エルミタージュ美術館、
> さすがに沢山の有名な画家の絵がありますね。
> ジャンヌ・サマリーの肖像
> こちらに展示されているんですね。
> 柔らかな表現、実際見ていたい絵です。
> ピカソの陶器、おちゃめですね。
エルミタージュ美術館は収蔵品の数が大変多い美術館ですが、主要な作品は限られていると思います。レオナルド・ダ・ヴィンチもラファエロも若い時の作品ですし、スペイン絵画は少ないです。充実しているのはレンブラントと印象派、近代絵画でしょうか。ピカソの作品は沢山揃っていて数の多さに驚きます。
一番素晴らしかったのは宮殿装飾でしょう。ツアーでは宮殿の一部の部屋しか観光していませんが、観光できる部屋はまだ沢山あります。但し広い宮殿なので美術作品も併せて見るとなると、足が疲れます。一日がかりの観光にしてカフェなどで休憩を取りながら観光されるといいでしょう。
> ロシアにいったら美術館めぐりでドップリになりそうです。
そうですね、印象派の収蔵で有名なトレチャコフ美術館もありますからね。
寒の戻りで寒くなった今日この頃ですが、体調にはお気をつけください。
ポポポ
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