紅葉終盤に低山を狙う　鼻の下伸ばしてたらまさかの道迷い(^◇^;

2018/11/25 - 2018/11/25

会社の後輩Ａ嬢、百名山踏破を目指している立派な山ガールである。今年の夏は薬師岳をやっつけたらしい。
なぜか私になついているその彼女が、紅葉を見逃したから近場の低山で紅葉狩りをしたいという。
丹沢周辺の低山を教えてやったら、一緒に行きましょうとのたまう。
（教えてやった中で）どこがいいの？と聞けば、なんとまた「矢倉岳」。以前、同級生のオバサンを連れてきた山である。
https://4travel.jp/travelogue/11247068

もう4～5回行っている場所で勝手もわかっているから「じゃ、案内してやる」と安請合い。
これがまさか仇となるとは･･･
それでも、たっぷりの紅葉を楽しめたから良しとしよう。

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは例の如く地蔵堂。

ここの紅葉が見事だった記憶があったので、スタート時点で驚かしてやろう、なんて魂胆(笑)

ところが、ちょっとピークを過ぎてしまっていたようで、Ａ嬢を感激させるまでには至らず(笑)

今回の計画コース。
いつもと同じピストンじゃつまらないので、万葉公園を周回するルート。
まずは矢倉岳を目指して黒ルートを行く。

実はこのルート、分岐を過ぎて山頂直下に至るまで、眺望ポイントは皆無。
それだけに、山頂付近で振り返ると、そこそこ感動するのだ。
しめしめ･･･

ここまで雑談をしながら休憩もせずに一気。
さすがに高山をガツガツ登っているだけあって、脚力は全く問題なし。

そしてこれだ！
大体、ここで歓声を上げる段取りになっているのだが、こちらも筋書き通り(笑)
しめしめ

このルート上には紅葉ポイントもほとんどないのだが、ごくわずかにカエデ。

山頂からのこの開放的な景観も、この山の良いところ。

矢倉岳コース 公園・植物園

富士山と大涌谷を眺めつつのランチタイム、、、の後の一休み。
ここでもアツアツのお汁粉を振舞ってポイントを稼ぐ(笑)

ついでにツェルトの設営練習をしようと思っていたのだが、思いのほか人が多く（これまでで最多）断念。
小一時間の休憩の後、富士山を正面に見つつ出発。

樹間からのぞく紅葉
いよいよ紅葉ゾーンに入ってきた。

ここからは、地図上の赤のコース。
山伏平の分岐から万葉公園に向かうルートである。

このルート、大好物の雑木林の紅葉に溢れている。

見上げればこれ

こりゃピストンより数段おいしい

Ａ嬢も大喜びである

しめしめ

このルートはそにかく楓が多い。
楓林の中を歩いている感じだ。

そして、楓ながら紅ばかりでない点も嬉しい。

足元は落ち葉でふかふか。
快適な紅葉狩りが続く。

赤、黄、橙、緑、、、この色彩がたまらない。

それにしても人がいない
ここまで誰にも会っていない

青い空と黄葉

ヤマガラとコゲラ
これを教えてあげただけでＡ嬢は大喜びだ(笑)

と、調子の良かったのはここまで･･･

というのも、このルートに入って初めて出会った単独男性。
この先まで行ったところで、ベテラン風の男性に呼び止められたという。

曰く
この道を行っても万葉公園には行けない。
万葉公園へのルートは隣の尾根を行くのが正しい。
道が判然とせず、道迷いになりやすいから引き返した方が良い。
（そのベテラン風は、御殿場線の駅に下ると言って、脇道を下って行ったそうだ）

ベテラン風にそこまで言われ、単独男性は不安になり引き返してきたのだが、かえって道に迷ってしまったということらしい。

そんなはずはない、分岐にはちゃんと道標もあったし･･･
地図を広げるも、ベテランが言うところの「隣の尾根」なんかない。

なんだか眉唾の話にも思えたが、なにせこちらも初めてのルートで確信が持てない。

さて、どうする？

カミさんとだったら強行突破してしまうところだが、今日の同伴者は赤の他人、しかもうら若き女性である。

撤収！

ところが、来た道を引き返したつもりが、単独男性と出会った地点に戻ってしまうという不可思議な事態も発生。
たまたま山にまつわる不可思議な体験談を集めた本なんぞを読んでいたもんだから、「これじゃ狐か狸の悪戯だよ」と思わないでもなかったが、まだ13時半前後と時間も早かったので、紅葉の写真を撮る余裕も(笑)

結局30分ほどの彷徨の後、正規ルートを発見して無事下山。
万葉公園経由の周回ルートは果たせずだったが、見事な紅葉・黄葉を楽しめ、Ａ嬢も楽しめたようなので、結果オーライ。

最後に、ラーメン食って家路についたとさ。
ちなみにＡ嬢は既婚者である･･･

（写真は登山口にある『金太郎の大モミジ』）

この旅行記へのコメント （8）

• yamayuri2001さん 2018/11/29 21:44:04

  琉球熱さん、こんばんは。

  可愛い山ガールとの登山、
  それは　道にも迷いますね。
  お汁粉でポイントを稼ぐなんて
  なかなかのやり手ですね！
  ツボを心得ていらっしゃいます。
  
  矢倉岳の紅葉、凄いですね。
  燃えるような色に
  惚れ惚れしてしまいました。
  神奈川の紅葉も捨てたもんじゃない！
  と感じながら拝見しました。
  
  まさか、迷い道も計算に入っていたのでは？
  
  yamayuri2001

  琉球熱さん からの返信 2018/11/30 00:19:57

  RE: 琉球熱さん、こんばんは。

  yamayuri2001さん、こんにちは
  書き込みありがとうございます。
  
  > 可愛い山ガールとの登山、
  > それは　道にも迷いますね。
  
  いえ、面目丸つぶれです。
  なので、「擬装」道迷いじゃないですよ！(笑)
  
  真面目な話、いまだに正しいルートが不明で･･･
  
  > お汁粉でポイントを稼ぐなんて
  > なかなかのやり手ですね！
  > ツボを心得ていらっしゃいます。
  
  雪山などではコーヒーより断然お汁粉or甘酒ですね。
  途中で腹が減ったとうるさいので、お菓子もくれてやりました(笑)
  年が離れすぎているせいでしょう、どうも私を異性と見ていない(笑)
  
  
  > 矢倉岳の紅葉、凄いですね。
  
  確かにあのルートのカエデは見応えありました。
  絶妙に他の紅葉も混じって、とてもきれいでした。
  
  いよいよ紅葉も終わりですね。
  これからは雪山だ〜
  
  ------琉球熱------
  

• PHOPHOCHANGさん 2018/11/29 15:29:39

  ワハハ、楽しませていただきました♪

  紅葉も楽しめました(笑)。
  ところで既婚者に「嬢」を使ってはいけません、とオバァさんは余計な忠告をします。
  自分も誰かに連れて行って欲しいと思いますが、ツレは道には詳しい癖に、年寄り面して歩くの嫌いなので困ります。
  琉球熱様、次回は是非ともご一緒に。

  琉球熱さん からの返信 2018/11/30 00:12:31

  RE: ワハハ、楽しませていただきました♪

  PHOさん、書き込みありがとうございます。
  
  > 紅葉も楽しめました(笑)。
  
  「も」ってことは？(笑)
  
  > ところで既婚者に「嬢」を使ってはいけません、とオバァさんは余計な忠告をします。
  
  だっはっは
  でも「女史」って感じでもないです。
  機関銃のようにしゃべり続ける様は、やっぱり「女子」だなぁ
  
  > 琉球熱様、次回は是非ともご一緒に。
  
  え！？マジですか？
  そりゃ光栄です。
  PHOさんのためなら、甘酒も用意します。
  
  ------琉球熱------

• picotabiさん 2018/11/29 14:33:32

  ぶはは

  琉球ネタさんのモテオトコ記事。
  A嬢、絶対可愛い！
  
  >ちなみにＡ嬢は既婚者である･･･
  
  この一文が意味深だわ～ニヤリ

  琉球熱さん からの返信 2018/11/30 00:07:57

  RE: ぶはは

  picotabiさん、まいどどうも！
  書き込みありがとうございます。
  
  > 琉球ネタさんのモテオトコ記事。
  
  遂に私は「ネタ」オトコになったか！
  
  > A嬢、絶対可愛い！
  
  まぁ、それはご想像にお任せします･･･
  コメントできる立場にないので(笑)
  
  > >ちなみにＡ嬢は既婚者である･･･
  >
  > この一文が意味深だわ?ニヤリ
  
  あれ？そうですか
  そりゃ考え過ぎってもんですぜ(笑)
  なぜか、こんな私に妙になついてますが。
  
  ------琉球熱------
  

• ねもさん 2018/11/29 14:13:31

  羨ましい！

  琉球熱さん　いつもご投票ありがとうございます。
  若くてチャーミングな女性との２人山旅、素敵です。また赤や黄色の紅葉や展望がきれいで、大当たりですね。
  矢倉岳、私も７年くらい前の秋に登りました。箱根の山にしては混んでいなくて、富士山もばっちりで良い感じでした。
  山北駅に向かって、弟と車道をトボトボ歩いていたら、地元民からみかんをもらいましたよ。中高年男性が２人で気の毒に見えたんでしょうか(笑)

  琉球熱さん からの返信 2018/11/30 00:03:44

  RE: 羨ましい！

  ねもさん、書き込みありがとうございます。
  
  ねもさんも矢倉岳に行ったことがあるんですね。
  超難関のアルプスからハイキングレベルの低山まで、実に幅広く登ってますね。
  先日の石老山は、確かにねもさんには物足りないでしょう。
  
  今回の相棒はともかく話好きで、移動中もずっとしゃべりっぱなし。こっちはちょっと寝たいのに(笑)
  まぁ面白かったですが･･･
  
  > 山北駅に向かって、弟と車道をトボトボ歩いていたら、地元民からみかんをもらいましたよ。
  
  矢倉から山北駅というとけっこうな距離ですね。ねもさんじゃなくてもトボトボ歩きになってしまうでしょう(笑)
  
  ------琉球熱-------