2016/04/30 - 2016/04/30
60位(同エリア951件中)
琉球熱さん
「最近、山に行っていない~」
3/20に黒斑山に行ったきりだ。
丹沢、今シーズンも行きそびれた感あり、既にヤマビルシーズンに突入で秋までおあずけ。
じゃ、どうする?・・・というわけで目を付けたのが金時山。
せっかくだから、使ったことの無いルートを試してみよう。
往路は定番の公時神社から、復路は夕日の滝に降りて混雑回避のルート。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8時ちょい過ぎに箱根湯本駅着。
連休中日だからか、まだクルマも人も動き出していないようだ。箱根湯本駅 駅
-
湯本からバス。
金時神社入口までの直通バスは極端に本数が少ない。なので、桃源台行きのバスに乗り、「仙石」で下車。
そこからしばらく車道歩きになるが、この方が早い。
ただ、そこそこの交通量の、極端に狭い歩道を歩くのは快適ではない。
登山口手前のコンビニ(ローソン)。ここでトイレ休憩する人、多し。
正面にもきれいな公衆トイレあり。
また、この先にも左手にセブンイレブンができたので、空いている方を利用すればよいだろう。
車道歩きが嫌な人は、このコンビニの脇から登ることもできる。矢倉沢峠への道だ。 -
退屈で危険な車道歩きの後、ゴルフ練習場の駐車場を奥に進むと登山道入口。9:25
実はここにもトイレがある。このゴルフ練習場は、クラブハウス内のトイレこそ開放していないものの、駐車場の一部を登山者用としていて、トイレもあるので、ここまでクルマで来る登山者も多い。 -
公時神社
この神社周辺には金太郎にまつわるものが沢山。
それらを見て周るのも面白い。公時神社 寺・神社・教会
-
金時宿り石
ここで雨宿りするのは度胸がいるだろうな。 -
第一スミレ発見
まさか、この後「これでもか」というくらいのスミレを拝むことになるとは・・・ -
宿り石を過ぎるとようやく登山道っぽく。
-
最初の群生
実はスミレは種類が多く、どれも非常に似通っているので、よくわからない(笑) -
徐々に傾斜がきつくなって少々息が荒くなり始めた頃、樹林帯の切れ目から、ドーン!
芦ノ湖、大涌谷が一望。
汗ばんだ体に初夏を思わせるそよ風が心地よい〜〜 -
そうこうしているうちに、矢倉沢峠からの尾根道と合流。10:14
金時山まであと一息。 -
ここからの道がなかなか厄介で、かなりの急登が続く。
-
時折、こんな景色を拝める。
なんとか気持ちが折れずに済む・・・ -
大涌谷のアップ。
そう言えばロープウェイも大涌谷まで運転可能になったばかり。
でも大涌谷駅では外に出られないらしい。無論、危険だからなのだが、噴火や火山性ガス大量噴出、なんて起こったらどうなるんだろう? -
これはキバナキンポウゲか
ここまでスミレばかり見てきたものだから、黄色の花が新鮮。 -
道はまだまだ続く。
わかりにくいが、これもまたそこそこの急登。 -
ようやく山頂到着! 10:35
既にかなりの人で大賑わい。金時山山頂 自然・景勝地
-
この山に来たらこの構図がお約束。
富士山は残念ながら雲の中。
しばらく待ったが、これ以上晴れることはなかった。 -
山頂には2軒の茶屋。
上)神奈川県の金太郎茶屋。バッジ購入。
下)静岡県の金時茶屋。『金時娘の茶屋』でもある。
敢えて昼食を持たずに、ここで調達もアリ。金太郎茶屋 グルメ・レストラン
-
息子にまさかりを持たせようとする若いお母さん(笑)
-
さすがに手軽な山だけあって山頂は人だらけ。
どことなく、塔ノ岳を狭くしたような雰囲気。
目の前には大涌谷や芦ノ湖が広がって、のんびり食事をとるには良いのだが、何せ場所がない(涙)
グズグズしていても仕方ないので、10分ほど休憩して下山開始。 -
足柄峠方面の道を行く。
ここにもキバナキンポウゲ。 -
マメザクラ、だそうだ。
まだ健気に咲いていた。 -
青空〜
絶好の登山日和だ。 -
マムシグサというのも、被写体に良いね
-
さて、こちらのルート、山頂直下からかなりの急登が続く。
あまりに傾斜がきつすぎて、梯子に近い階段がいくつも出現する。
普通に歩けば大丈夫だが、下りはザックが引っ掛からないように注意。金時山コース 公園・植物園
-
これ、ほとんど梯子だ
-
ちょいと荒れている箇所もアリ。
-
過激とも言える急登を降り切って、振り返って見る鳥居。
こちらのルート(足柄峠)は、史跡や信仰の跡が見られて、興味深い。 -
そしてまた、道標にはユーモラスな金太郎の人形が鎮座。鯉のぼりも楽しい。
左に行けばダイレクトに足柄の集落。ここは左に進路を取る。 -
分岐から階段を降りると、足柄峠に続く、広く開放的な尾根道。
サクラの季節は見事だ。 -
いいよな〜、こういう道。
というわけで、ここで昼食をとることに。
ベンチもあるので快適休憩。50分ほどの〜んびり。 -
これはタチツボスミレだろうか?
自信がない・・・ -
アカヤシオが沿道に色を添える。
-
夕日の滝分岐 12:13
ここは丸鉢山でもあり、正面には富士山がドン!
ベンチもあるが、千客万来ゆえにそのまま通過。
ここから夕日の滝ルート。 -
またスミレ(笑)
-
またまたスミレ。しかも群生。
アカネスミレだろうか?自信がない。 -
箱根エリアではお馴染みの風景。
名前は失念したが、箱根外輪山で多く見られる竹林。 -
路傍には相変わらずスミレ
これはヒナスミレか? -
アカネスミレ
どうでもよいが、カメラの調子が今ひとつで、マクロのピントが合わない! -
時折登ってくる人に会うくらいで、このルートは本当に静か。
緩やかな下り。振り返れば明るい雑木林。 -
アカマツの多いところでは、地面が赤っぽく見える。
落ちた松葉が優しい絨毯になっている。 -
マザーツリーか?
立派なアカマツがあった。 -
さらに進むと枯れた川にでくわす。川に沿って下って行くと、その川はいつの間にか水を湛え、流れを生んでいく。
何度かその川を渡り渡り返し、苔むした一帯に入って行く。 -
苔も元気。森の生命を感じる。
-
岩の上、小さな森
-
道がピンクに染まっていた。
仰ぎ見ると山桜の大木。 -
奥入瀬に行ってきた・・・
と言っても疑われないかも? -
最後の渡渉。そして合流点。13:29
右から来る道は、夕日の滝分岐をさらに進んで、足柄峠ハイキングコースのスタート地点から降りて来る道。 -
ここからは穏やかな道が続く。
ホウチャクソウがあちこちに咲いていた。 -
夕日の滝入口に到着するも、最後はずっと平坦な道で「下山」の感覚もなく、下山口の写真を撮り忘れる。
キャンプ場の横を抜け、小さな集落の中を歩く。
オダマキが路傍に咲いていた。これは園芸種のはずだが、庭を飛び出てしまったか? -
懐かしい里山の風景が、ここにはまだ残っている。
-
そうそう、これこれ。
前回ここを通った時は毛皮は一枚でよくわからなかったが、今回はイノシシの毛皮であることがよくわかった。
とても神奈川県とは思えない光景だ。
前回は・・・
http://4travel.jp/travelogue/10957539 -
園地が見えてきた。
竹竿1本ずつに1尾ずつの鯉のぼり。
面白い挙げ方だ。 -
金太郎の生家跡 14:08
前回来た時はなかった説明板。
生垣のような囲いの中はこの説明板があるのみ。 -
敷地内には立派な八重桜が一本。
サクラの絨毯ができていて、その中にはレンゲが咲いている。
長閑な光景。 -
生家跡の前には、先ほど見えた園地。
ここには「金太郎遊び石」が鎮座。
こちらが「かぶと石」で、後方の田んぼの中に「たいこ石」がある。
ちなみにこの石が置かれている小さな広場、金太郎が動物たちと相撲を取った場所だとか・・・
足柄エリアは金太郎伝説だらけ。楽しい。 -
園地にはためく幟も金太郎の図。
-
前回も和ませてもらった金太郎人形の数々。
-
熊に乗った金太郎。
クマに見えない? まぁそこはご愛嬌。 -
記念写真を撮ろうかと思ったが、小さな子供を連れたお母さんがいたので止めた(笑)
変なオッサンとオバサンと思われること間違いなし。 -
里山の春・・・的な風景。
-
さて、金太郎の園地からゴールである地蔵堂までは目と鼻の先。
無事地蔵堂に到着(14:19)、運よく新松田行きのバスがすぐに来た。
山登り姿の乗客が多数いたが、矢倉岳に行ってきた人たちだろうか? -
新松田行きのバスを関本で下車して、大雄山線に乗り換え。
こちらも待ち時間なく、乗換スムース。
世界の車窓から・・・というわけには行かないが(笑) -
今回の山バッジ。
やっぱりまさかり(笑) -
【今回の記録】
歩行距離:6.8km
最大標高:1,212m
積算標高: 838m
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この旅行記へのコメント (4)
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- mayたんさん 2016/05/12 14:07:31
- 金時娘
- 金時山行かれたんですね〜。
気になってて行けてない山です。
人気を伺わせる山頂のすごい人。
この時期の山は新緑がきれいですね。
花もチラホラ姿を見せてくれ、夏山ももうすぐ到来!
mayたん
- 琉球熱さん からの返信 2016/05/13 23:09:23
- RE: 金時娘
- mayたんさん、こんにちは
金時山はいくつかルートがありますが、今回のルートはあまりオススメではありません。たぶん、mayたんさんには物足りないと思います。
どうせ歩くなら、御殿場線の足柄から金時山、さらに外輪山の丸岳を経由して湖尻まで、、、という少々長いルートの方が良いかもです。
足柄古道ではいにしえの街道の雰囲気と古戦場や史跡を見ることができますし、足柄峠から金時山までの稜線が快適(眺望なし)、金時山から丸岳・湖尻までは富士山・芦ノ湖が間近に見えて眺望良し。
全行程アップダウンは少ないものの、長いのでそれなりに疲れます(笑)
ところで、今年の夏山はいずこへ?
-
- みちるさん 2016/05/02 20:16:20
- 金時山
- 琉球熱さん、こんばんは
久しぶりの登山は、金時山♪
私も最近、山らしい山登ってませんが、金時山ならお話できます^^
琉球熱さんの山頂は、富士山が顔出ししてくれなかったのですね。
私の場合は、裾野どころか、ガスガスで、視界0でした〜
金時娘さんて、今もお元気なんでしょうか。
10年以上も昔ですが、登る前に、テレビで金時娘さんの事放送してたので、見たかったのです。
夫と二人、小屋に入って、お蕎麦かおうどんか忘れちゃったけど注文してみたら。
何と、テレビで見た通りのおさげ髪のおばちゃんが、皿洗いしてたの!
毎日、麓から通勤してるので、とても元気そうでした。
懐かしい山、ありがとうございました。
- 琉球熱さん からの返信 2016/05/02 23:37:33
- RE: 金時山
- みちるさん、いつもありがとうございます。
みちるさんも金時山に登っているのですね。
私は2回目でしたが、前回は足柄から金時山を経由して湖尻までと言う、超ロングトレイルでしたので、何となく「それなりの山」という印象があって構えて臨んだのですが、あまりにあっけなく山頂に着いてしまったので、少々拍子抜けでした。
手軽に絶景が楽しめるという点で、人気があるのもうなづけます。
金時娘さん、実は見ていません。店は覗いてみたんですが、、、
おさげなんですか!そりゃ見てみたいなぁ(笑)
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