スイス　古代ローマの面影＋バーゼル（９）

2018/08/24 - 2018/08/28

バーゼルの郊外、アウグスタ・ラウリカでローマ祭りがあると聞いて行って見た。それからバーゼルも。

（９）バーゼル最終日
バーゼル市内観光を楽しむぞ、と思っていたらあららの結末。

エリア バーゼル(スイス)

昨日カイザーアウグストへ出掛ける前に、駅のインフォメーションでシティツアーバス（１便で駅前から乗る）の予約をしていた。
1日３便あり２時間ほどのツアー、ドイツ語・英語・フランス語の音声ガイドがある。（日本語は COMING SOON と書いてあるけど、１年前からそのまま）
（土）（日）は早めに予約しないと、一杯になるそうだ。
月曜日は美術館や博物館、遊覧船も休みなのでちょうどいいと思った。
バーゼルカードで半額の 12CHF 。

３国国境モニュメントにも行くようだ。
11時前から、駅前の空港行きのバスの後ろで待っていたら、それらしい派手なバスがやってきた。と思ったら、止まりもせずにUターンして走り去った。え～～～！呆然として見送る。
インフォメーションに駆け込んで、つたない英語で訴えた。次の便の提案もあったけど、飛行機の時間に間に合わないため諦めた。係りの女性は 12CHF を返金し、ごめんなさいと言ってくれた。あなたのせいでは無いのに、でもそう言ってくれて嬉しい。

さて、あと２時間をどうしよう。
トラムにでも乗ってみようか。11番でライン川に沿って北上しよう。大きな製薬会社ノバルティの本社があるようだ。

乗り込んだトラムはなんだか反対方向に進む。乗り間違えた、右側通行なのよね。
一つ目の Peter Merian で降りるとちょうど SBB駅の裏側で、たくさんの電車が見えた。
街に落書きが多かったので、これも落書きかなと思った看板がある。（表紙の写真）

反対のホームから乗って、いろいろなトラムを写す。

工場地帯ふうな終点で折り返して、街に戻る。

折り返し便で、検札があった。バーゼルカードを見せる。
切符を持っていないと、高額の罰金があるらしい。

バーゼルの街には信号機が少なく、特に駅前はトラム・バス・自転車・人が混沌として動いているように見える。
写真のように、トラムのすぐそばで通過を待つ人や、バスに当たりそうなほど近くを走る自転車をよく見た。危ないように見えるが、トラムも車も歩行者優先を実践しているようだ。トラムは線路内に人がいると、カンカンと鐘を鳴らす。

早めに空港へ行くことにして、シャトルバスに乗る。帰りはバーゼルカードがあるので無料、誰も確認しないけど。
空港ラウンジでゆっくりするぞ。
バーゼル空港の（プライオリティパスが使える）ラウンジは、保安検査後免税店を通り抜けて34ゲートを目指すと見つかる。

受付のある１階にも食事スペースはある。右側の丸いエレベーターで２階へ行くと、スカイラウンジという名前の通り、360度ガラス窓の解放的なスペースになっている。くつろげる椅子もあって快適。
出発まで、ゆったりと過ごすことができた。

沖止めの BMI REGIONAL（という聞いたことのない会社＝チェックインはルフトハンザ＝の）小さなジェット機にのり、ブリュッセルで ANA に乗りかえて日本に帰ることになっている。

さよなら、バーゼル、スイス。