2018/03/08 - 2018/03/13
20位(同エリア96件中)
kiyoさん
ドイツ初日はフランクフルト中央駅前のサヴォイホテルで1泊して、いよいよ鉄道の旅が始まりました。
2日目朝7時15分フランクフルト中央駅発のICE都市間超特急でワイマールを目指します。ワイマールへの直行列車はなくて、エルフルトでローカル線に乗り換えて1駅で到着予定です。
今回の鉄道の旅は、フランクフルト→ワイマール→デッサウ→ベルリン→フランクフルトという予定。
ベルリンへの日本からの直行便がないのでフランクフルト イン・アウトとなりました。直接ベルリンに入ることができればとても便利だったのですが、ドイツの空の玄関はフランクフルトなのですね。
それとそもそも今回の旅の計画を思いついた原動力は、ANAのアップグレードポイントの有効期限が3月末に迫り、どうしてもそれを活用してビジネスクラスでドイツへ行きたい、という思いが強かったことです。このアップグレードポイント、国内ではプレミアムクラスに6回乗れますが、最大メリットを活かすためには国際線のビジネスクラスへアップグレードすることなのではないか、というのが今の私のポリシー。
そのため、どのような使い方をするかは1年前から考えていないとすぐに有効期限が切れてしまいます。
ドイツ路線も意外と搭乗率が高いので、実際にアップグレードできるかどうか出発ぎりぎりまで不安でしたが、なんとかその目的は達成することができました。というわけで、フランクフルトへ行くのがその確率が高かったのと、ビジネスクラスの空席が多い日程を選んだというのも、今回の旅程に影響がありました。
そんなことよりも実は重大なミスをしてしまって、そもそもはフランクフルトからベルリンへ向かいその後デッサウ・ワイマールを訪れる予定でしたが、ホテルを予約する日を間違って逆ルートになってしまいました。エクスペディアでベルリンのホテルを予約した日が1日後の日だったのでキャンセルしようとすると、格安で申し込んでいたのでキャンセル料が全額というシステム。そんなの、予約するときには知らなかった。。。
そう思っても万事休す、レイルヨーロッパというサイトで申し込んでいた鉄道の予約を全部キャンセルして、間違ったホテルの予約に合わせて再びドイツ鉄道の予約を取り直すという至難の業を成就することを強いられたのでした。初めて使うレイルヨーロッパのサイトと睨めっこしながら、なんとか予約は取り直したものの大きな不安を抱えての鉄道の旅となったのです。
そもそも日本からネットで予約して、そのプリントアウトした紙には8桁の予約番号しか書いてなくて、これで本当にICEに乗れるのか、それも1等席を予約していましたが、そこに座れるのか当日乗るまで不安が続きます。おまけに、そのプリントアウトでは列車に乗れなくて、駅の自動発券機で事前に乗車券と交換しなければならない、というハードルがあったのでした。
1等席はフランクフルトからベルリンまで\6200と格安でしたが、これは変更や解約ができないチケットで正規は約3万円ほどするみたいで、いずれかがチョイスできます。飛行機も正規の金額と同等なので迷わず格安を購入。結果的に予定通りに行くことができたのでお得でした。飛行機だと飛行場から市内までの移動時間やコストがかかるので、鉄道の移動の方が時間の無駄がないと考えたのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
PR
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ホテルとフランクフルト中央駅はこの地下道で繋がってはいるものの、朝7時15分発のICE1555に乗車するために6時から朝食を摂って、7時にホームへ到着しようと思いました
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地下からフランクフルト中央駅にエスカレーターで上ると、すぐ左にドイツ鉄道のオフィスがあり、その前に乗車券の自動発券機が数台並んでいます。
昨日のうちに発券は全て済ませていたので、朝はバタバタしなくて済みました -
フランクフルト中央駅ホームへ出ます
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ホームにはいろいろな朝食が売っているので、ここで購入してもよかったかも
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ドレスデン行きのICE1555はあの列車のようです
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ホームの後ろ側には大きなガラス窓があって、ヨーロッパらしい造りになっていました
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9番線からICE1555は発車します。
この表示を見てやっと確信が持てました。
A,B,Cのところに列車マークがあるのは、9番線のA,B,Cの表示の所に列車が止まるという意味ですが、決して列車が3両編成という意味ではありません。20両編成くらいになると、EとかFのところまで使われることもあります。
乗り換えのエルフルトは、3駅目のようです -
列車にも”ドレスデン中央駅行き”と”28号車”の表示がありました。
28両編成ではないのですが、”28”の意味がわかりません。12両編成くらいで、一番最後尾の車両だったのですが。 -
車両の中は、1人席とボックス席が並んでいます
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まどの上には、座席番号72と、この席がフランクフルトからエルフルトまでの予約席であることが表示されていました。日本でネット購入した割にはそれがICEにきっちりと反映されているところに感動!!
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ICEのチケット。指定券というところでしょうか。
3月9日、7:18フランクフルト→9:38エルフルト ICE1555 28号車72番の座席 1等席ということが示されています -
発車前に車掌さんが列車の時刻表を配ってきました。
この時刻表が凄い!乗り換えなどが詳しいんです -
途中の停車駅とその時刻、またそこからの乗り換え列車で何処へ行けるかなど詳しく出ています。
ワイマールまで確実に行ける気持ちになりました -
隣のホームには2階建て列車が停車中
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こちらは都市間特急列車で、先頭の機関車は二重連結でした
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スーツケースは専用の棚がありましたが、有料の鍵付きだったのでこの辺りに置いておきます。網棚に上げている人も結構いたので、そのようにしても良かったかなと思います
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今回は天気予報が思わしくなく、雨を覚悟していました。フランクフルトを出た頃は重々しい雲が空一面を覆っていましたが、ワイマールが近づくに連れて晴れてくるような感じでした
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途中、車窓から真っ白な山が見えて、これは雪なのだろうかと思いましたが、この季節そんなわけはないし、回りの山には一切雪もない。結局、何か分かりませんでしたが、鉱物を掘り出した残りか何かでしょうか?
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バッハ号は大陸の平原を延々と走り続けているのですが、田舎の風景を眺めていると少しづつ太陽も射してきました。これがドイツの風景かあ、と思います。どこも似たようなものですが。
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フューダの次の駅、アイセナッハに到着。下車駅エルフルトは次です。
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この駅には、カラフルな色合いのローカル線が見られました。連結器が重厚な印象
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貨物列車も平行して走っていましたが、車両には落書きがしっかりしてあります。ベルリンからフランクフルトへ帰りの白いICEにも、車両の外壁一杯に落書きが書かれていたのには、お国柄とはいえ驚きでした
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雨に濡れながらワイマールの町を歩き回ることを想像していましたが、ICEで走っている内になんとか晴れてきて、今日に期待がでてきます
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このドレスデンまでのドイツ鉄道のルートは、ゲーテ街道ともいわれるのですが、町や村が連続しているのではなく、農耕地が続いて町があり、それが途切れて草原が続く、という感じです。いい雰囲気でした
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エルフルトに到着。ここでドレスデン行きのICEから下車して、各駅停車でワイマールへ向かう計画。上手く乗り継げるでしょうか?
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エルフルトでは9番線にICE1555は到着して、その向かいの10番線からワイマール行きは出ることが確認できました。一安心
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行き先もドイツ語で表示されており、今一よく分かりません。とにかく、10番線でRE3に乗れば、次がワイマールということです。
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フランクフルトから乗車してきたICE1555バッハ号はドレスデンへ向けて行ってしまいます
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エルフルトも乗換駅のためなのか、たくさんホームがあって帰りには迷ってしまいそうです。
この日、ワイマールを散策して帰りにはここまで一旦戻ってきて、またまたICEでデッサウへ向かわなければならないのです。そして、夜デッサウに到着し、ホテルに泊まるという予定です。 -
ホームにある改札機。
ドイツ鉄道では、切符を購入したらここで改札しないと罰金となります。切符を差し込んで、時間が印字される仕組みで、これで正規に列車に乗ると言うことになるみたいです -
RE3が入線してきました。
これは各駅停車ですが、1駅間がとても長い。車両は真ん中で連結しています -
ICEが1等席だったので、こちらのローカル線も1等席。
指定はありません。というか、自分以外に誰も1等席にはやってきませんでした。席が特別良いというわけではないので、こちらが空いている程度なのかも -
エルフルト駅でも、いろいろな列車が走っていて物珍しく思いました
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エルフルトを出ると、農業地帯を列車は走ります。遠くには、沢山の風力発電の風車が見られます。ドイツはエコエネルギーの先進国だから、風車は多いはず!!
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いよいよワイマールの町が近づいてきました。うれしいことに青空も広がっています。
ワイマールは、子供の頃”ワイマール憲法”を手本に日本国憲法を作った、と聞いた記憶がありますが、一時はドイツの中心でありゲーテも大臣として活躍した町なのです。
何よりも、バウハウスが誕生したのがこの町でした。 -
そして、やっとワイマール駅に到着。ここへ来るのにどれ程の時間を要したことか。。。
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ワイマール駅のホーム。事前情報では、街中を観光する間スーツケースを入れておくコインロッカーがホームにあるはず
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乗ってきた1等席を見送ります。結局、2等席とは別空間で空いているだけでした。ICEの1等席のオマケくらいのものです
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こちらに停車している列車も、2つが連結しています。日本の新幹線やローカル線よりもガッチリ繋いでいる感じです
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スーツケースを入れるためのコインロッカーはすぐに見つかりました。1日4ユーロ。ここに、カッパなども不要なので置いておきます。
コインロッカーは別のホームにもあり、旅行社が考えることは似たり寄ったりだと思いました。 -
ワイマール駅の駅舎に入りました。
ドイツ鉄道は、ローカル線でも行き先表示など詳しく情報が出ていました。路線が複雑に網の目のようになっているので、これくらい情報が無いと間違えるのかもしれません。 -
ワイマール駅のメインホール。
トイレにも行きましたが、現在工事中で不便でした。仮設を使用 -
ワイマール駅のファサード。さすがです
しかし、ワイマール駅は中心部からかなり離れたところにあり、とても不便です。トラベラーは、ここからゲーテ広場まで歩いていた人が多いようでしたが、ちょっと時間を節約するためにバスの利用を考えます -
駅前の広場とメインストリート
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実は、このホテルに宿泊したら駅前なので便利で良いなあ、と思っていたのですが、ルートが逆コースになったのでワイマールでは泊まらないことになってしまいました
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ここからどのバスに乗るのか悩みます。駅前からバスでゲーテ広場へ行ける、と地球の歩き方に書いてありましたが、バス停も2カ所有り料金はどう支払うのだろうか、などと考えました
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こんな感じのバスと、二両連結のバスがやって来ます
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結局、二両連結のバスで、乗ったときに乗車運賃を払いました。しかし、市民は途中で乗ってきたり、勝手に降りたりで料金を支払っているようには思えません。これは、定期券のようなものを持っているのだろう、あるいは1日切符のようなものかもしれませんが、性善説前提とかなのでしょう。
結局、電車も同じ料金の仕組みのようです。 -
バストは言いながら、次のバス停まであと何分かが表示されています。日本よりも進んでいると思いませんか?
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