タンザニア滞在記34（バガモヨ：カオレ遺跡編）

2017/10/28 - 2017/10/29

前回のバガモヨ編ではさっと街の様子をご紹介しましたが、今回はバガモヨ中心地から南へおよそ5Km進んだ場所にある13世紀に成立したとされるアラブの都市遺跡をご紹介いたします。
アフリカはどこへ行っても悲しい奴隷貿易の歴史から目をそらすことが出来ませんが、その現実を受け止め明るい未来を創るのが私たちの役目なのかなと最近思います。
さてバガモヨはダルエスサラームから車で約2時間程度なので気軽に行くことが出来てかつゆったりとした雰囲気の味わえる街です。漁師町でもあり、新鮮な魚が水揚げされていますが調理方法がどの魚も素揚げという・・・
お洒落なカフェやホテルも多くあり、是非とも訪れて頂きたい場所です。

エリア バガモヨ(タンザニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

今回は愛車でお出かけなので、BAGAMOYO RDをひたすら北上します！

行きはVIPの通行規制などで若干の渋滞があり、およそ3時間半でバガモヨに到着。
本命のカオレ遺跡は明日行く予定なので、ホテル近辺のドイツ時代の建物を見て回ります。

少し芸術性をと考えてみましたが、木でほとんど見えないですね（笑）

こんな感じで歴史的建造物が街の中に点在しています。

今回の宿「FIREFLY」に到着です。
ここも歴史的建造物をリノベーションして使用しています。

右の入り口が自室です♪

中々良い雰囲気です。

流石歴史的建造物！
部屋の鍵は南京錠です！

室内は結構モダンな感じで雰囲気良いですね♪

水を守るためにシャワーヘッドが小さいですと書いてありますが、これウォシュレットのノズルですよ(;´･ω･)

でも開放的で過ごしやすいです♪
ただ隣の魚市場からの魚の匂いが・・・

良い雰囲気！
ただエアコンがないので夜寝るときは寝苦しかったです（笑）

部屋の前の廊下も良い雰囲気です♪

一階の公共スペースです。

中庭はプールがありとても落ち着いた雰囲気です♪
ただ魚市場の匂いが・・・

とりあえずまったりします

朝からなにも食べていないので、ベジタブルパスタを頂きました♪

レセプションの雰囲気も中々いかしてます♪

中庭からキャンプサイトへ抜けるアーチです♪

キャンプサイトから愛車とホテルを(^^♪

海では漁師に皆さんが漁に出ていました♪

キャンプサイト側からホテルを望みます。
とても良い雰囲気です♪

夕食を摂りに行きがてら周囲を散策しました。
ホテル入口も灯りがともると一段と雰囲気が良いですね♪

ここはかつて郵便局でしたが現在はカフェとして運営されている、
その名もPOSTACAFE!!

中には昔の私書箱などがそのまま残されていました。

このPOAPOAレストランで夕食を頂く事にします！

ここも古い建物をリノベーションして使用しています。
雰囲気は最高です♪

タンザニア料理のチャパティで野菜炒めを包んだものをオーダーしてみました。
これがなんと醤油テイストで物凄く美味しかった♪

それとトマトスープです。
タンザニアはトマトをとても多く消費するので、トマトスープも非常にメジャーです。

翌日です！！
朝食を頂いてからカオレ遺跡へ向かいます。

まずは紅茶がこんな良い感じで登場です！！

メインはトーストにスパイシーカレーテイストの玉子焼きがのっているものです。
スパイシーカレーがなんとも美味しかったです♪「

朝食後車でカオレ遺跡へ向かいます。
途中素晴らしいインド洋の景色が広がります♪

カオレ遺跡のゲートです。
ここからチケットオフィスまで２００mほど歩きます。

車はすぐ横のスネークパークの駐車場に駐車します。
ここは色々爬虫類やキャメルライド等が楽しめるらしいですが、興味が無いのでパスしました。

この小さい小屋がチケットオフィスです。

私は居住外国人なので10000Tzs（約500円）で入場です。
通常の外国人は20000Tzsです。

最初にこの小さな博物館を見学します。

奴隷貿易についてや出土品などが展示解説されています。

そとから博物館をもう一度♪

ガイドと共に回ります。
この樹齢500年以上のバオバブから野外展示がスタート。
この木の周りを時計回りに回ると・・・反時計回りに回ると・・・
と話していましたが、すみません興味ないので聞き流してました(;´･ω･)

いよいよ遺跡に接近です。
正面に見える搭は重要人物のお墓だけに建てられるもの首長が最も高いそうです。

このお墓は永遠の愛と名付けられたお墓で、理由は夫婦一緒に葬られたからだそうです。

ここが初代のバガモヨ港です。
今干潮で水がありませんが、満潮時にはここまで海が来るそうです。
ここから干潮時の海岸線までは2.5Kmもあるそうです。

ここはモスク跡です。
左側に見える扉の方角がメッカです。

この階段は今のようにスピーカーが無かった時代なので、人が登り肉声でアザーンを流すためのものです。

ここは確か学校だったと思います・・・

遺跡全体を眺めます。

結構充実した遺跡でした。

一度ホテルの駐車場に車を預け、キャラバンサライ跡を見学します。

ここがホテル駐車場入り口です。

キャラバンサライへ向かう途中昨日夕食を頂いたPOAPOAレストランの看板がありました。

徒歩5分キャラバンサライに到着です。

こうした部屋はアラブ人の奴隷商人たちが使用し、奴隷たちは鎖で木に繋がれたまま屋外で過ごしたそうです。
また、内部は博物館となっており奴隷貿易の暗い歴史を考えさせられました。

博物館内部です。

キャラバンサライ中央棟2階からいりぐちほうこうを望みます。

1850年以前の柱跡だそうです。

外ではそんな歴史を感じさせない普通の生活が溢れていました。

街の中心部にツーリストインフォがありましたが、公設なのか私設なのかは不明です。しかしここでバガモヨ発のサダニ国立公園へのサファリやバガモヨ市内観光などをオーガナイズしてくださいます。
サダニ国立公園はまだ行っていませんが、象やライオンが海岸まで来るらしいので是非とも見てみたいです。

ホテルへ車を取りに戻ります。
途中イスラム様式の学校がありました。

魚市場方面は活気があります♪

ここも歴史的建造物ですが不勉強で内容は分かりませんでした。

ホテル駐車場で帰り道を探索していたら「MISSION CROSS」なる文字が、気になって来てみました。

海をバックに立つ十字架は雰囲気が良いですね♪

今は平和なインド洋！
いつまでもこの平和が続きますように！！

さてさてダルエスサラームへ帰ります。
帰りは日曜で渋滞もなくスムーズです。

およそ2時間ダルエスサラームの街に入りました！！

ここは自宅から徒歩3分のマーケットです♪
ここまでくればもう安心、今回の旅も無事終了です。
ダルエスサラームから近い所にも沢山の見所があります。
今後も出来るだけ多くご紹介できればと思います。

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2017/11/19 19:52:32

  今頃だけど(*_*)…、

  こんばんは、ムロろ～んです。
  バガモヨへ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  って、そうそう、一番気が付いたこと、タンザニアって左側通行だったんだぁ～って。
  日本車でも改造しなくって良いのだなぁって思ったんです。
  そのままハンドルも改造しなくても良いですよね(^_-)-☆。
  ケニアは右側だったんじゃなかったかなと？？？
  
  って、あんなにたくさんタンザニアの旅行記を見ているのに、今頃気が付いたの私だけ？アハ(笑)。
  
  
  ムロろ～ん(^人^;)

  eahawkさん からの返信 2017/11/20 05:40:34

  RE: 今頃だけど(*_*)…、

  ムロ様
  
  いつもコメントありがとうございます♪
  
  そうなんです！！
  なので街を走る車の9割が日本車です！！！
  ケニヤも昔イギリスの統治下だったことから左側です(^^♪
  
  ウガンダも左で、ベルギー統治だったルワンダは右です。
  
  eahawk
  

• gontaraさん 2017/10/30 12:07:06

  リノベーション

  南京錠から想像できない素敵なホテルですね。
  ま、手っ取り早くて、一番確実なのが南京錠？
  バガモヨ、色々な見どころが有って、お得感有りますね。
  キャラバンサライかぁ～
  過酷な旅だったんでしょうが、夢がありますね。

  eahawkさん からの返信 2017/10/31 03:46:20

  RE: リノベーション

  gontaraさん
  
  ドアがアラブ式なので南京錠なんですが、これがまた雰囲気を醸し出すというか♪
  街は非常にコンパクトなので手軽に楽しめて良いですよ！
  物価もダルエスサラームよりも安いですし♪
  お勧めです！！
  
  eahawk