はじめてのバルト三国2017-<2>ヴィリニュス1日目後半・雨のウジュピス共和国&カジューカス祭の旧市街で迷子に

2017/03/03 - 2017/03/03

数年前から気になっていたバルト三国へ行ってきました。
寒さが苦手な私ですが、なぜか急に、寒さを噛みしめながら異国を歩きたくなりました。
ヴィリニュスに入るチケットとタリンから出国するチケットだけ日本で手配し、後は行ってからその日の気分で動きました。
3月のバルト三国は、ホテルもバスも空いているので当日手配で問題なく、自由に動きたい私にはとても楽でした。
夏に比べてホテル代が安かったのも良かったです。
寒波が来て雪が舞い散る日もありましたが、雪景色のリーガの街並みが一番の思い出となりました。

3月2日　ロンドンからリトアニアのヴィリニュスへ到着　ヴィリニュス泊
3月3日　カジューカス祭初日&旧市街散策&ウジュピス共和国散策　ヴィリニュス泊
3月4日　カジューカス祭2日目&旧市街散策　ヴィリニュス泊
3月5日　カジューカス祭3日目（最終日）&カウナス観光　ヴィリニュス泊
3月6日　ラトヴィアのリーガへ移動　リーガ泊
3月7日　旧市街散策　リーガ泊
3月8日　新市街散策　リーガ泊
3月9日　エストニアのタリンへ移動　タリン泊
3月10日　旧市街散策　タリン泊
3月11日　アムステルダムへ移動

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月3日　橋を渡って川向うに行ってみます。この時はここがウジュピス共和国の入口だと気づいていませんでした。もっと分かり易い、税関を模した建物か何かがあるのかと思っていました。

ウジュピス共和国 観光名所

橋を渡ってそのまま真っすぐ。

落書きだらけでひっそりとしています。

道が二手に分かれています。真っすぐの道と右に曲がる道。右の角にはスーパーikiがありました。

真っすぐの方の道には、天使像。これを見てやっと、ウジュピス共和国に入っていたことに気が付きました。

天使像 モニュメント・記念碑

先に右側の道へ行ってみます。スーパーの前にはレストランがあって、帰りに通った時には人がたくさん入っていました。人気店のようです。明日の夜ご飯は友人と一緒なので、ここも候補として覚えておきましょう。

そろそろカフェに入りたい気もしますが、好みじゃないのでここはパス。

ウジュピス共和国、なんだか思っていたのと違うなー。閑散としてるし、あまりお洒落な印象でもありません。お店を期待していくとちょっとガッカリするかもしれませんが、この寂しげで絵になる街並みは好みです。

ここは何かな？

やっと可愛いお店を発見！

Knygynas KEISTOTEKA 専門店

本屋さんかな？

店先のディスプレイ。

字が読めませんが、0.10ユーロだけ分かります。猫ちゃんのお触り代が有料ってこと？猫だけ触って何も買わない人がいるのかな？っと、勝手に想像しましたが、本当はなんて書いてあるのでしょうね。

使えそうな可愛いポストカードがあったので、購入しました。お店の人に、猫ちゃんの写真を撮って、触っても良い？と聞くと、どうぞ、と言われ、0.10ユーロは請求されませんでした(笑)
人懐っこくて、ふわっふわで可愛いのねー。

でもツンデレです。急に私に興味を無くして、ふいっと立ち去ってしまいました。そしてこのドアを見て、旅行直前に読ませて頂いた、4トラのukigumoさんの旅行記で、猫と一緒に入ったドアだ！とやっと気が付きました。ということは、あの時の猫がこの子ですね。あれ、ちょっと痩せた？(笑)

同じ猫ちゃんが登場する、ukigumoさんの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11215687#bbs

本屋さんの並びにあった可愛い窓。中を覗くと、テーラーか何かのようでした。人がいたので堂々とカメラを向けることが出来ず、斜めからの写真です。

ちょっと気になったカフェ。でも入る勇気が出ませんでした。入れば良かったな。

朝からずっと気になっている、細い路地の向こう側。ここは空き家かと思ったら、ドアの向こうに人が住んでいるようでした。

気になる、気になる・・・

新しそうなきれいなレストラン。気になると言えばここもかなり気になって、滞在中に一度来たかったのですが、チャンスがありませんでした。

また川に出ました。

こんなところにまで。

川は渡らずに引き返します。

またさっきの本屋さんの前を通って・・・

正面に見えるのが角のスーパーです。今度はここを右へ曲がります。天使像のある道です。

ここにも細い路地。

狭く暗い入口からは想像もつかないような、綺麗で広い住宅地があるようです。入ってみたいけど、入るべきじゃなさそうですね。ズームの写真で我慢します。

さっきの道よりも、綺麗な建物が多いです。

あ、教会がありました。

ここは何でしょう？今は廃墟のようですが、その内なにか出来そうですね。

ここも廃墟っぽく見えますが・・・

立派なレストラン。ここも明日の夕食の候補にしようかな？後でホテルで調べてみると、夜は雰囲気が良さそうでした。

雨が降ってきました。

公園があって、ちびっこたちが遊んでいます。公園の向こうのきれいな建物はレストランかな？もっと先にもお店がありそうでしたが、雨脚が強くなってきたので戻ることにします。

クロワッサンの看板は、閉店したパン屋さん。
数メートル先に移動したと貼り紙がありました。このクロワッサンは連れて行かなかったんですね。

近くにあった新しいパン屋さん。さっきのパン屋さんの移転先かな？新しい看板もクロワッサンでした。

最後に角のスーパーikiに入ってみました。

イキ エキスプレス（ウジュピス店） スーパー・コンビニ

小さい割には品揃えが良かったです。

パンも美味しそう。部屋でコーヒーを飲むための小さなパック牛乳を買いました。英語表記が無かったので、店員さんに聞いてみようと話しかけると、ノーイングリッシュ！！！と言われてしまいました。分からないんじゃなくて、英語にウンザリしているようでした。でもこんな観光地のスーパーなんだから、仕方ないじゃないの・・・
レジのお兄さんにこれフレッシュミルク？と聞くと、今度は愛想よく、ミルクはこれで合ってるよ！って。良かった。

端を渡る手前にあった、タトゥー屋さん。なんだかうまく説明できないのですが、ヴィリニュスのイメージというか、なんかこう、独特の暗さを感じると言いますか、うーん。やっぱり説明できませんでした(笑)

ウジュピス共和国から出国します！！また後日ゆっくり再入国するつもりでしたが、結局この1度で終わってしまいました。次に来る機会があったら、ウジュピス共和国をくまなく散策したいです。そして、人魚像を探すこともすっかり忘れてしまいました。それも次回ですね。

ウジュピス共和国には1時間くらいしかいなかったと思うのですが、カジューカス祭に戻ると人が増えていました。少し活気が出てきましたね。

大きな犬を連れた黒いマントと帽子の女性がとても素敵で、追い付かずにズームで写真を撮りました。木の枝が邪魔だなぁ。

裏庭のようなところに来ました。ここもなんというか、ヴィリニュスのイメージなんです、私の中では。おどろおどろしいとまでは言いませんが、ちょっと暗くて・・・うーん、こう書いてしまうと身も蓋もない感じですが、オバケが出そうっていいますか・・・

ちょっぴり怖い落書き。

再びお店を見て回ります。奥のキャンピングカー？は、売り物の様でした。

前を行くプリプリの可愛いお尻を盗撮！

あれ？さっきこんなのあったかな？

テントの中は、少しデザインされたファッショナブルな工芸品が並んでいました。

このドライフラワーのアレンジメントはいたるところにありました。イースターの飾りのようです。

イースターエッグもありますよ！

お店によってデザインが違って、カラフルでとても可愛かったです。

雨が止んだと思ったら、今度は急に晴れてきました。昨日のロンドンの天気も良く変わりましたが、今日はそれ以上です。傘を閉じたり開いたり。

晴れるとやっぱり写真の色がきれいに写りますね！

木彫りの動物に、人に、

これは木？葉っぱ？で出来た美しい造花。

リアルすぎて気持ちが悪いカタツムリに、

巨大な椅子の下に同じ形のミニチュア椅子。

どっと人が増えてきました。やっとクラフトマーケットらしくなってきましたね。

ヴィルニュスの歴史地区 旧市街・古い町並み

この戦車みたいなものは、コトコトスープを煮込んでいるお鍋です。まだ出来上がっていないようでした。

こんな風に写真を撮って楽しんでいるかのようですが、実は私はさっきからずっと、ホテルへ帰ろうとしています。うーん、ここはどこだー。

また雨が降ってきました。晴れていたのは、ほんの数十分でした。

人が多いし、疲れたし、雨だし、早くホテルに戻りたい・・・

お巡りさんが立っていたので、夜明けの門までの行き方を聞いてみます。が、夜明けの門がなかなか通じなくて、ガイドブックの写真を見せたり、地図を見せたり。
分かったぞ、この道を真っすぐ進んで3つ目を左だよ。えー、ホント～？？なんか違う気がしますが、方向音痴の自分自身も信じることは出来ないので、言われたとおりに進んでみます。

まっすぐ、まっすぐ。3つ目ってどの3つ目だろう？細い路地も入れるんだろうか・・・
普通に野菜なども売っています。

リンゴ、やすっ！

壁に何かいるぞー

まだ２つめですが、ここが道の端っこです。旧市街から出てしまうし、ここを左に曲がってみます。

ぐるっと回って旧市街の外から夜明けの門に出ろって事かなー。

おっ！ビリニュスのウォールアートは4トラでもいくつか写真を見ましたが、これは見たことがないかも。

偶然これが見れて良かったです。

旧市街の中ばかり歩いていたので、こういう普通の街並みも新鮮です。

うーん、でも。違う気がする。ここから夜明けの門に辿り着く自信がありません。やっぱり旧市街の中に戻りましょう。

旧市街に戻ってまたウロウロすると、朝に見た巣箱のオブジェに再会！あー、良かった・・・と思ったのですが、これが間違いでした。朝見たのとは色が違うことに、この時は気づきませんでした。
結局この後に歩き回って疲れてしまい、そろそろトイレも心配になって来たので、仕事帰りっぽい女性に声を掛けました。こちらの方は地図が苦手なのか、ホテルでもらったリトアニア語の地図を見せても、よく分からないようでした。必死に地面に足で地図を描いてくれるのですが、石なので見えません(笑)地図を渡しても、クルクル回すばかり。ガイドブックの日本語の地図を渡すと、こっちの方がいいわ、と受け取ってくれて、ようやく地図の中にカテドゥロス広場を見つけてくれたようです。カテドゥロス広場から夜明けの門へ向かいなさい、と。でも、現在地点が地図上で見つけられなかったようで、結局は付いてきて！と歩き出しました。わーありがとうございます！！

女性にケディミノ大通りまで連れて来てもらい、あっちに行けば王宮だから、と教えてもらったところで別れました。感謝、感謝です。あー良かった。
私はどうも、ピリエス通りの1本か2本横の道を、ホテルへの道と勘違いして、ぐるぐる回っていたようです。この国立ドラマ劇場の前を通り過ぎて、ケンピンスキーホテルを通り過ぎてから、やっとピリエス通りですね。この翌日からは、国立ドラマ劇場の3人を目印にしました。

国立ドラマ劇場 劇場・ホール・ショー

雨が止んで、また晴れてきました。

カテドゥロス広場 広場・公園

こっちが今朝見た巣箱でした。朝は何もなかったのに、ドライフラワーのアレンジメントに囲まれていました。

誰もいないので、写真を撮らせてもらいました。

雨で濡れたりしなかったのかな？

ここからはもう大丈夫。やっと帰れます。

ピリエス通り 散歩・街歩き

カフェにも行きたいしまだ見たい気もしますが、とにかく1度ホテルに戻りましょう。せっかく晴れて来たし、少し休んでまた出直そう。

聖三位一体教会です。装飾がとっても可愛い。

聖三位一体教会 寺院・教会

ここまで来れば、もう着いたも同然！ホテルはこの左にちょっと写った聖テレサ教会の奥にあります。あれ？右奥の建物のベランダに、何かいますね。

黒い犬が通りを見下ろしていました。この子は翌日にも同じように外を見ていたので、ここを通る時には探してみて下さいね。

振り返るとまた雨雲が・・・

夜明けの門通り 散歩・街歩き

スーパーでレジのお兄さんがミルクで間違いない！と言ってくれたこれ、ミルクではありませんでした。無糖のヨーグルトドリンクのような・・・よく見ると、ケフィアと読めなくもない。スウェーデンやフィンランドに行った時によく飲んだ、ケフィア＝紅茶キノコですね。これはこれで美味しいのですが、コーヒーには入れられません。

ロンドンのホテルにあったインスタントココアを持っていたので、コーヒーの代わりに淹れました。バラマーケットで買って空港で齧ったクロワッサンの残りがあったので、それとココアで遅いお昼ごはん。
この後もう一度ウロウロするつもりが、とっても疲れて眠ってしまいました。

目覚めるともう夜の8時過ぎ。今から夜ご飯に行ってもいいのですが、洗濯したりネットしたり、今日はもうホテルで過ごすことにしました。
シャワーを浴びて温まって、おやすみなさい。

Domus Maria ホテル