2017/08/17 - 2017/08/25
311位(同エリア3819件中)
ダッチ君さん
2017年8月17日~8月25日の7泊9日イタリアの旅➕ フランクフルト
ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス
往路:関空→フランクフルト→フィレンツェ
復路:ミラノ→フランクフルト→関空
(フィレンツェ→ミラノはフレッチャロッサで)
(フランクフルトでストップオーバー 1泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13年ぶりの関空発、ルフトハンザ航空は初めての搭乗です。ANAラウンジで時間潰し。ビジネスクラスはフルフラットだが2席配列。今では珍しくなったB747-400 ジャンボ機です!
アッパーデッキを事前に予約していました。ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン
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ランチは和食を選択。
ドイツビールも頂き、美味しゅうございました。 -
座席モニター。何処を飛んでいるかを確認できるので暇潰しできた。
座席は真っ直ぐではなく斜めに配置されているので、モニターを動かして調整。
映画は『チア☆ダン』『ゴースト イン ザ シェル』を観賞。日本未公開の作品で見たいのがあったが、日本語字幕に対応してない作品が多い。
この辺りは残念。 -
12時間後、フランクフルト到着。
入国審査の列が大混雑で1時間以上並ぶ。
ラウンジに寄る時間が無くなったよ!
ウィーンに向かうおじさん、無事に搭乗間に合ったかな!?
その後ルフトハンザシティラインでフィレンツェへ向かう。また1時間半も機上の人に。
ビジネスクラスは普通席と変わらないが、2席使えるのと軽食が出る。さっきも食べたばかりなので夕食はもう要らないな。フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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フィレンツェでの5日間の宿は初めてB&Bに宿泊。サンタマリア・ノべッラ駅やメディチ家礼拝堂に近い〝レジデンツァ カスティリオーニ〟に。
部屋は広くて良いですが、ホテルじゃないので夜間はスタッフがいないし、ティッシュの備え付けもなし、鍵を廻し方は最後まで馴れませんでした。この部屋と立地で7万円台だから納得はしています。良かったと思いますよ!レジデンツァ カスティリオーニ ホテル ホテル
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チェックインして落ち着いたら20時過ぎ。
まずはドゥオーモまで散策しようと外出。
宿近くのサン・ロレンツォ教会の前を通りドゥオーモへ。
ツアーか何かでセグウェイで観光している人達がいた。
サン ロレンツォ教会 寺院・教会
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遂に憧れのドゥオーモに到着。
夜でも広場は結構な人だかりだ。
一時間程ドゥオーモをゆっくり一周しフィレンツェ初日を終える。
明日は早朝からクーポラ登頂だ! -
8月18日(金) フィレンツェ2日目
クーポラに朝一番に予約を入れていた。
予約があっても長蛇の列ですが、やっぱり朝イチが一番良いと思う。体力もあるし、暑くないから。
日本で事前にドゥオーモ共通券を発券していて、プリントアウトしたバーコード付のバウチャーで入場。予約が要ることを知らない人達が長い時間並んでいたにもかかわらず、受付で列を離れるハメに。事前の予習は不可欠です。 -
このような狭い階段をひたすら昇る。
朝一番だから、降りてくる人がいないのが良い。
復路も上がってくる人と道を譲り合いながら降りていかねばならないので、やっぱ朝イチは正解だったかな。400段以上の階段はマジでキツかった。
前後を行く外国人の方々と目で合図しながら『頑張ろう‼』って励まし合って昇って行きました。ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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頂上に向け更に傾斜がキツくなる。もうすぐ頂上だ!
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遂にクーポラ登頂だ!
ジョットの鐘楼が間近に見下ろせる。ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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ヴェッキオ宮殿が見える。
ここには当然行く予定だったが、2日後の夕方入場しようとしたら、日本人の会社員に止められた。TKCとかいう会社がフィレンツェ市長とパーティーで貸し切りであるという。
そのスタッフが首に掛けている名札を見て、フィレンツェへの飛行機で同じ名札をした多数の日本人がいた事を思い出した。
後日の予定もいっぱいで結局行くことは出来ず。
迷惑な団体だ(怒)ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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サンタクローチェ教会方面。
ここには結局行くことはなかった。
行きたかったが。ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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まさに絶景と言っていい!
一人旅で写真を撮るのに困るかなと思っていたら親切な外国人の皆さんがいっぱい撮ってくれました。 -
クーポラを降りて、ドゥオーモ共通券で入れるサン・ジョバンニ洗礼場に行ってみた。
天井の金ピカの絵が凄い。
ここは予約無くてもすぐ入れます。サン ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ) 城・宮殿
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続いて共通券で入れるドゥオーモ付属博物館へ。
ここはドゥオーモの建築の歴史を展示していてなかなか見所の多い博物館です。
洗礼場にある天国の門はレプリカでこちらにあるのが本物です。ドゥオーモ付属美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ドゥオーモの天蓋の模型。
こんな感じで建築の歴史を学べます。 -
ドゥオーモ関連の施設の見学を終えて、次の施設を見学する前にフィレンツェカードを入手する為、カヴール通の観光案内所へ。
先客がいて少し待たされましたが、何とかゲットできました。
このカードがあれば混んでいる施設も予約済み扱いで入れるので、多くの美術館や教会などを廻る予定の人はお得になります。
最初に入場した時から72時間有効。1施設1回のみの入場。
ウフィツィやアカデミア美術館もそのまま予約者レーンから好きな時に入れます。(それでもウフィツィ美術館は20分くらいは列に並びましたが・・・)
72ユーロは高いけれど元は取ったと思います。 -
フィレンツェカードを入手して最初に訪問したのがバルジェッロ国立博物館です。
ここは彫刻メインの博物館。ドナテッロやミケランジェロの有名な作品が展示されています。 -
ドナテッロのダビデ像。美しい。
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ミケランジェロのバッカス像。
彼の数少ない完成品のひとつだが、発注者が気に入らないと言って受け取りを拒否した逸話が有名。その後この作品からミケランジェロの評価が高まったというのだから皮肉なものだ。バルジェッロ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バルジェッロ国立博物館からウフィツィ美術館へ向かう間、お昼を過ぎていたので偶然通りかかったお店でランチ。
呼び込みの女の子が可愛かったのと、トマトソースのパスタはなかなか美味しかったです。 -
ベッキオ宮殿前のダビデ像。こちらとミケランジェロ広場にあるのはレプリカで本物はアカデミア美術館にあります。
シニョリーア広場 広場・公園
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13時過ぎ念願のウフィツィ美術館へ。
ここはいつ何時も入場者の列が絶える事は無い。
予約なしで行くのは無謀である。
規模は世界三大美術館より小さいが所蔵作品であるルネサンス期の素晴らしい作品の数々はここでしか見る事ができない。
長いUの字型の館内は持ち物検査の後、エレベーターで上がり3階から鑑賞がスタートする。
休憩入れて2時間半くらいで廻れた。
ブックショップで日本語の図録を売っていたので買って帰りました。ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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フィリッポ・リッピの『聖母子と二天使』
有名ですよね。好きですこの絵。 -
ルネサンス期の傑作のひとつとされるピエロ・デラ・フランチェスカの『ウルビーノ公夫妻の肖像』
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ボッティチェリの『プリマヴェーラ』
遂に本物を見る事が出来た。 -
同じくボッティチェリの『ヴィーナス誕生』
世界史の教科書にも出ているので皆見たことがあるはずの絵画。
ボッティチェリのこの2枚の絵には多数の鑑賞者が集まっていた。 -
パルミジャニーノの『長い首の聖母』
この聖母像は宗教的な礼拝像としては官能的すぎる。乳首立ってるし・・!
大塚国際美術館でレプリカを観た時から気になっていた作品の本物に出会えた。 -
入口から覗くだけでこの広間は入場できない。
順番を待って何とか写真に収めた。豪華な部屋だ。 -
美術館の窓から見えたポンテ・ヴェッキオ
後であそこに行こう! -
メイン中のメインと言えるだろう。
レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』
薄暗い部屋で浮き上がるような存在感があった。 -
ミケランジェロの『聖家族』
フィレンツェにある彼の唯一の絵画である。
ガラスケースで覆われいる事が希少性を表している。 -
カラバッチョの『メドゥーサ』
怖い顔だねー。 -
美術館のカフェがあるテラスに出た。
ベッキオ宮殿が間近に見える素敵な場所。
ただ混雑していたのでお茶はせずに水だけ購入して出た。 -
フィレンツェで行こうと思っていた革製品のお店『オッティーノ』
かつてのイタリア王家御用達のお店で質の良いバッグなどが買える。
その土地でしかしか買えない工芸品を買って帰る。これが旅の醍醐味。
どこでも買えるブランド品は要らない。
本当に質感が良いので自分のリュック、母のバッグを買って帰った。オッティーノ 専門店
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一旦、荷物を宿に置きに帰る途中に道に絵を描いている人に出くわした。
本当に上手い絵だ。
こういう所に出くわすと芸術の国に来たと実感するよ! -
荷物を置いて少し休憩してから本日最後の訪問地、ミケランジェロ広場へ。
サンタマリア・ノベッラ駅の売店で往復分のバスチケットを買い、13番のバスに乗車。終点の広場まで30分かからないくらい。
19時頃に広場着。この時期、フィレンツェの日没は20時半、まだまだ明るい。
フィレンツェの街が一望できて素敵な場所だ。
帰りのバスの時間もネットで調べていたので30分程の滞在で帰途につく。ミケランジェロ広場 広場・公園
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8月19日(土) フィレンツェ2日目
8時15分の開場と同時にアカデミア美術館へ。
ここは何と言ってもミケランジェロのダビデ像が目玉。アカデミア美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ダビデ像の後ろ姿を見れるのも現地に行った人の特典??
像の周辺で30分ほど眺めていました。その他の絵画や彫刻はそんなに点数が多くないので1時間もあれば見る事ができる美術館です。 -
続いてサン・マルコ修道院へ。
アカデミア美術館から歩いてすぐです。
この広場はバスターミナルがあります。 -
教会内部。2年前に行ったモン・サン・ミシェルのラ・メルヴェイユを思い出します。
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この修道院の目玉がフラ・アンジェリコの『受胎告知』
2階に上がったすぐの所にあります。
修道院の壁に描かれたこういった絵画は当然、海外の巡回展に出る事は出来ないので現地で見るしかありません。サン マルコ美術館 (修道院) 博物館・美術館・ギャラリー
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出口付近のブックショップの壁に描かれている『最後の晩餐』
これを探していたのですが、ないなーと思ってブックショップで振り返った時に見つけたのでちょっとビックリ。 -
捨て子養育院美術館へ。
その名の通り理由があって育てられない子供を引き取る施設。
熊本の赤ちゃんポストのように赤ちゃんを入れる窓口がある。
いつの日か子供が引き取れる時が来た時、目印をお互いに分け合った記録が残っている。
再会できた親子などいるのだろうか?孤児養育院美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この養育院の3階は美術館になっています。
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施設にふさわしい母と子がテーマの絵画などが並ぶ。
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ここにはボッティチェリの『聖母子と天使』がある。
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午後のピサの斜塔ツアー前に一旦宿で休憩しようと帰っている途中、カヴール通りの〝IL PAPIRO〟を見つける。有名な文具屋さんで、マーブルに似た色調を持つ装飾紙を作る技法は今は殆ど使われなくなり、IL PAPIROだけがこの伝統を守り製作しているそうです。
イル パピロ (フィレンツェ) 専門店
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色々悩んだ挙げ句、写真立てを購入。
50ユーロ(6550円くらい)、伝統工芸品ということもあるのか結構高額です。
本当はマーブル模様の財布などもいいなと思いましたが2-3万するので諦めました。
鉛筆とかノートとかがお土産に良いようです。 -
マーブル模様の紙の見本。裏側にお店や製法の歴史が日本語で書かれています。
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午前中最後は宿の近くのメディチ家礼拝堂へ。
八角形の『君主の礼拝堂』はドーム状の高さ59mもあり、クーポラからみてもひときわよく目立っていた。
(写真は夜間のものなのでドームが映ってないですが・・・)メディチ家礼拝堂 寺院・教会
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ミケランジェロ作の『新聖具室』
午後からはツアーでピサへ向かいます。 -
午後は現地ツアーに参加してピサの斜塔を見に行った。
フィレンツェからバスで約1時間半位。
途中、ミケランジェロが好んで使った大理石の石切場の山を遠くに見ながら歴史に想いを馳せる。
世界遺産『ピサのドゥオーモ広場』に到着。
〝奇跡の広場〟と言われる斜塔がある広場は人の一生を表していると言われています。ドゥオーモ (ピサ) 城・宮殿
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ピサの斜塔の間近に来た。
ホンマに傾いてるよ!
傾きを止めたのはほんの十数年前という事だ‼ -
斜塔の入り口。
もちろんイタリア軍によるボディチェックを受けます。 -
入り口内部から斜塔頂上を見上げる。
やっぱ筒状の空洞だよね。 -
斜塔を昇る。
フィレンツェのクーポラと比べたら半分位の階段数だが斜めになってるし、大理石だから滑りそうになる!ピサの斜塔 (鐘楼) 建造物
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頂上のすぐ下の鐘楼がある所に着いた。
実際の鐘の音は近くのスピーカーから出てて、この鐘が鳴ることはないそうだ。 -
ピサ市内の街並み。
ピサ大学はイタリアでも3番目位に古い大学でガリレオ・ガリレイを生んだ街。
ガリレオは斜塔の上から重さの違う物を同時に落とし、物体の落下は質量に左右されないと証明した。
ちなみにピサ大学の学生は卒業するまで斜塔に昇らないという慣わしが有るそうだ。
途中で滑るといけないからという迷信を信じて。 -
斜塔の頂上から大聖堂を見下ろす。
迫力ある景色だ! -
フィレンツェに戻り予約していたレストランへ。
修道院を改装したお店でフィレンツェ名物のビステッカ Tボーンステーキを食べる。
ただ前菜を含め量が多過ぎて苦しくなった。
二人で一人分がちょうど良い位だ。
55ユーロ位したと思うが選択を誤ったかな。
宿に帰ったのが21時過ぎ。
フィレンツェ3日目を終える。 -
8月20日(日) フィレンツェ4日目
この日は1日 ガイドさんをお願いして案内して頂いた。主なテーマは『メディチ家の繁栄と影』、
メディチ家の足跡を辿る旅。
先ずはタクシーでフィレンツェ郊外のペトライアの邸宅へ。『トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群』として世界遺産登録されています。ぺトライアの別荘 建造物
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一番乗りで訪問した。
イタリア人の学芸員が30分おきに個別に案内してくれるのだが、イタリア語は解らないからガイドさんと同行していて大正解。
言葉が通じないと多分館内を自由には観られなかっただろうな。 -
美しい調度品の 数々。
よく保存出来ている。世界遺産にふさわしい。 -
占領した何処かの都市から部屋ごと持ってきたらしい。
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別の都市から移設した部屋②
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ペトライアから徒歩で10分程、同じくメディチ家のヴィラであるカステッロの庭園に来た。
開園時間が不定期でこの日は午前中のみ見学できた。
ウフィツィ美術館所蔵のボッティチェリの『プリマヴェーラ』『ヴィーナス誕生』は元はこのヴィラに飾られていたそうだ。
幾何学的に配置されたレモンを植えた鉢は女性の背丈くらい大きいモノだ。カステッロの別荘 城・宮殿
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庭園中心部に大きな噴水がある。
かつてメディチ家隆盛の頃は3m以上も水が吹き上がる豪快な噴水だったそうだ。
その後は辺鄙な場所でタクシーが捕まらないから、バス停まで歩きフィレンツェ市内に戻る
。この旅でタクシーに乗ったのはこの日の朝の往路一回のみだった。フィレンツェは歩いて廻れるからね。 -
市内に戻りランチを済ませた後、ブランカッチ礼拝堂へ。
行く予定はなかったがランチのお店から近かったのとフィレンツェカードで入れるので寄ってみた。
普段は予約制で30分入替らしいがこの日はそれほど厳密に入替をしている風には思えなかった。
カルミエ教会内にある礼拝堂で教会はかつて火事で消失したが、奇跡的に礼拝堂だけ残った。教会側からは入れません。
マザッチョが手がけその50年後にフィリッピーノ・リッピが完成させたフレスコ画には奥の深いストーリーが描かれている。サンタ マリア デル カルミネ教会 (ブランカッチ礼拝堂) 寺院・教会
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ブランカッチ礼拝堂から少し歩いてピッティ宮殿に着きました。
ぺトライアの邸宅で見たかつての絵では当初のピッティ宮殿はこれほど大きくなく、後で横に増築されたということ。
ブックショップでフレンツェカードを提示してチケットを発行してもらう必要あり。ついでに日本語の図録も購入(店員さんはとても感じの良い方でした)ピッティ宮殿 城・宮殿
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ピッティ宮殿内の銀器博物館に。
メディチ家の骨董品であるガラス器や琥珀で作った食器などが展示されています。
他にも衣装博物館、陶磁器博物館(ボーボリ庭園内の小屋にある)、馬車博物館があります。銀器博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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宮殿内のパラティーナ美術館に入る。
ここはラファエロのコレクションが特に充実しています。
写真は『大公の聖母』、2013年のラファエロ展で日本に来ていたんだね。
知らなかった・・・。パラティーナ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルドヴィゴ・チーゴリの作品もある。
映画『冷静と情熱のあいだ』で主人公の順正が修復していた絵がチーゴリ作のものでした。
ガイドさんが解説してくれないとチーゴリだと分からなかった。 -
鑑賞後、宮殿の裏手に広がるメディチ家の世界遺産であるボーボリ庭園に出ます。
あまりに広大なのと疲れから奥の方までは行きませんでしたが、美しい庭園です。ボーボリ庭園 広場・公園
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ボーボリ庭園内の小屋にある陶器博物館を観た後、ベルヴェデーレ要塞に行きました。かつては転落事故とかで閉鎖されていたようです。
巨人の骨格?が置かれていて現代アートだという事です。何か不釣り合いだ。
ここから眺めるフィレンツェの街はミケランジェロ広場よりドゥオーモが近く見えておすすめです。ベルヴェデーレ要塞 史跡・遺跡
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ベルヴェデーレ要塞の入り口。
ボーボリ庭園から廻ってくるとここから入場する事はない。
帰りにここを通りたかったが方向が判らず入り口だけ写真に収めた。 -
要塞から更に移動し、バルディー二庭園を通過。
ここは花の咲く時期はとてもきれいだそうです。 -
ベッキオ宮殿があるシリョーニア広場まで帰ってきた。
今は期間限定で宮殿からウフィツィ美術館へ渡れる回廊が公開されています。まあベッキオ宮殿から混雑するウフィツィまでさっと入場できるようだが、料金が高いしフィレンツェカードがあるのに追加料金払いたくないから元々渡る予定はありませんでした。
(こんなに短い回廊だからね・・・) -
ベッキオ宮殿が日本企業によるまさかのパーティ開催で入場できなかったので、Bプランでフェラガモ博物館に行きました。
フェラガモはフィレンツェが本店。本店内の地下は博物館になっています。フィレンツェカードで入場できます。サルヴァトーレ フェラガモ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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フェラガモを出て食事まで少し時間があったのでサンタ・トリニタ橋からヴェッキオ橋を眺める。
夕暮れのポンテ・ベェッキオも美しい。サンタ トリニタ橋 建造物
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予定より30分早かったけど予約していたレストラン『GOLDEN VIEW』へ。
その名の通りベェッキオ橋からウフィツィ美術館までのアルノ川の美しい流れが観られるリバーフロントのお席を用意頂いていました。
夕暮れから夜に変わる時間帯は特に美しい。ゴールデン ビュー ステーキ・グリル
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パスタ。美味しかった。店員さんもフレンドリーでサービスが良い。
言わなくてもWi-Fiパスワードを持ってきてくれた。 -
昨日はTボーンステーキだったので、今日のメインは事前にお魚にしていました。フィレンツェで魚は珍しい。
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美術館方面の景色。20時すぎにはこの席も埋まりお客さんで店内はいっぱいになっていました。景色が良いからフェスブック上げたり色々してたら1時間45分くらい過ぎていた。
フィレンツェ4日間が終わる。 -
8月21日(月) フィレンツェ5日目
この日は一日ツアーで世界遺産チンクエ・テッレとポルトヴェーネレへ行きました。
SMN駅からバスで約3時間。リヴィエラ海岸に位置する5つの美しい街。ヴェネツィアにするか悩みましたが、半年くらい前にTBSの世界遺産で放送されたのを見て是非行きたいと思っていました。
最初に訪れた街は2番目に小さいマナローラ。 -
マナローラから次に行くヴェルナッツアまでは電車で移動。
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チンクエ・テッレ 二か所目の訪問地はヴェルナッツア。
葡萄畑のある斜面から観る街並みは絶景だ。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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塔がある麓側からの街並み。
小さなビーチがあり海水浴を楽しんでいる人たち。 -
葡萄畑側の景色。
崖を削り棚田を作って栽培された葡萄を使ったチンクエ・テッレ産のワインは世界的にも有名だ。 -
チンクエ・テッレで最大のビーチがあるモンテロッソ・アル・マーレ。
ここのレストランで昼食を食べたが、ツアーで昼食付の日本人は私だけでメキシコ人一家3人に囲まれてランチしました。
つたない英語でいっぱい話しました。
メキシコの有名な行事である『死者の日』をいつか見に行ってみたい。モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ
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モンテロッソのビーチはとても綺麗だ。
休暇を取っているヨーロッパ人でパラソルはいっぱいだった。
海辺まで近づいた時、日光浴をしていたご婦人が真っ裸だったのには驚いた。ここは避暑地なんだなと思えます。 -
旧市街へ移動。
日本でたまたまHPを観ていたお店を偶然見つける。教会の近くです。
綺麗な色付けをした食器を販売している。
ポットとか買いたかったが、道中で割れると困るので、モンテロッソの風景を色づけた陶板をお買い上げ。
カップかお皿を買っておけばよかったと今は少し後悔。ファッブリカ ダルテ モンテロッソ 2 専門店
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コレがモンテロッソの旧市街のお店で買った絵付けタイル。
可愛い絵なのでリビングに飾ってます。 -
モンテロッソから船に乗りポルトヴェーネレへ。
船上からチンクエ・テッレの5つの街を順番に眺めながら向かいます。
さっきまでいた3つの街、行かなかった2つの街を海上から見つめてチンクエ・テッレを離れます。
ポルトヴェーネレもチンクエ・テッレと一緒に世界遺産登録されています。ポルトヴェーネレ 散歩・街歩き
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上陸後、美しい教会を目指して歩きました。
カフェでのんびりコーラを飲んで出航まで過ごしました。
途中のお土産屋でチンクエ・テッレ産ワインを購入。11ユーロ。
後で思えば、高くても良いからシャケトラを買えばよかった。サン ピエトロ教会 寺院・教会
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ポルトヴェーネレを出航してラ・スぺツィア港に到着。
個人で旅する人はこの港からチンクエ・テッレの各街へ移動する人が多いみたい。ひとつだけ港のない街があるそうです。
これからバスでフィレンツェに戻ったら21時半ごろでした。 -
8月22日(火) フィレンツェからミラノへ
いよいよフィレンツェを離れます。
街自体が世界遺産で見所たっぷりの歴史地区。
行けなかった所もあったけど、とても楽しかったです。
これからフレッチャロッサでミラノに移動。
どのラインに電車が入ってくるかは15分前にならないと分からない。
ラウンジで時間潰しできたから妙なジプシーに絡まれることもなくね。フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅 駅
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ミラノ行のフレッチャロッサが入ってきた!
早くから日本でネットで予約していたので、9700円くらいでエグゼクティブクラスに乗車できました。 -
1号車はこんな感じ。
何とエグゼクティブの乗客は自分だけ。貸切状態です。
本革シートのリクライニングが快適でした。 -
1時間40分くらいでミラノ中央駅に到着。
予約していたミラノカードを引き換えにビジターセンターを目指します。ミラノ中央駅 駅
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ミラノカードには地下鉄1日券も付いてきます。
これを使ってスフォルツェスコ城に向かいます。 -
ミラノは地下鉄が便利。
徒歩でほとんどの観光地に行けるフィレンツェもいいけど、一気に都会に来たって感じ。
スフォルツェスコ城に到着。ミラノも良い天気だ。
帰り際にジェラートが食べたくなって売店で注文してたら、背後に噂のミサンガ売りの黒人が・・・。
NOと怒鳴ってもしつこく手に結び付けようとするので手で払って下に落とせば諦めます。ガイド本や旅行記で書かれている通りであった。スフォルツェスコ城 城・宮殿
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スフォルツェスコ城に来た理由はミケランジェロの『ロンダニー二のピエタ』を観るため。
ピエタ像がある建物でチケットを購入しようとしたら係員が向こうで券をもらってこい!と・・・、何の事か判らずとりあえず行ってみたら、
何と!この日は無料デーらしく中央の入り口で入場券を配布していた。
ピエタはミケランジェロは死の数日前まで制作していた最後の未完の作品である。目もほぼ見えていなかったらしいのにここまで彫っていたなんて・・・。
その後、城のメインは時間が無く次の場所へ移動。
そう、本日のメインイベントに向かって。 -
スフォルツェスコ城から徒歩でサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会まで移動。15分くらいだったかな。途中、親切な叔母様に道を聞きました。
今回の旅でミラノで1泊するのは『最後の晩餐』が観たかったから。
公式サイトで予約しようとしたら既に売り切れ。
アーモ・イタリアという業者から3倍近くの値段で購入しました。
(だいたい4000円くらい)
旅程が決まっていたらすぐ予約しておきましょう。
予約番号を別棟の事務所で見せてチケットと交換します。
10分前になったら写真左側のクリーム色の建物に入ります。サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会
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遂に対面。『最後の晩餐』
この旅で5つ目の世界遺産だ!
待合室で待って時間が来たら奥の鉄柵が開き、チケットのバーコードチェックをを経て次の部屋へ。また時間が来ると次の部屋へという感じで区切られた部屋を2回ほど移動して壁画があるホールにたどり着きます。
よって少しでも遅刻したら見る事はできません。
鑑賞時間は15分限定。写真撮影は可だが、動画はダメ。
注意され、消去させられました。
15分でも充分鑑賞できます。
最後の晩餐だけではなく反対側の壁画も要チェックです。 -
ブックショップで日本語のガイド本を買って、教会内部を見学してから徒歩でドゥオーモ方面へ。
目指すはサン・マウリツィオ教会。
ここのフレスコ画もすごいです。サン マウリッツィオ教会 寺院・教会
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最寄りの地下鉄からドゥオーモへ移動。
ミラノ大聖堂に到着。
広間は人と鳩でいっぱい。
案の定、鳩のウンコが左肩を直撃!!ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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エマヌエーレ2世のガッレリア。
高級ブランドのお店が並んでいます。ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
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天井が凄いなぁ~。ずっと見上げていたら首が痛くなりそうだ。
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お腹が空いたのでガッレリア内のお店で早めの夕食。
相変わらずパスタは美味しいが、場所柄か食事代は高かったです。
良い雰囲気を味わえたから場所代と思っておこう。ビッフィ イン ガッレリア 地元の料理
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美味しそうだったので、デザートも頂きましたが、イタリアのケーキはどうも甘すぎていかん。
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歌劇の殿堂、スカラ座。もう閉まっていましたが。
スカラ座 劇場・ホール・ショー
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明るい内にホテルに戻りました。
1万くらいしたホテル。部屋はなかなか良い。
フロントの対応はダメだけど・・・。
ミラノは一泊だけ。
明日はフランクフルトにストップオーバーで1泊します。スターホテルズ アンダーソン ホテル
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中央駅の側からリナーテ空港行のシャトルバス(大きめのバン)が5ユーロで出ています。たいへんおトクな価格だ。
リナーテは欧州内移動が主体の空港なのでマルペンサほど混まないんだろう。20分くらいで到着。
空港でHUGO BOSSのニットとアレッシィのワインオープナー(40ユーロ)を購入。
搭乗手続きをして搭乗券に印字されたゲートに行ったらローマ行だった。
結構アテにならないね。
フランクフルトに戻ってストップオーバーで1泊します。
サヨナラ、イタリア。チャオミラノ リナーテ空港 (LIN) 空港
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1時間15分でドイツ・フランクフルト空港に戻ってきた。
シェンゲンで国内線扱いみたいなものなので入国審査が無いのは簡単だが、フランクフルトカードを売っているインフォメーションを見つけられなかった。
Sバーンの乗り場を間違え、ルフトハンザのCAさんとかに聞きながら9番乗り場へ。中央駅を目指します。フランクフルト空港近距離駅 駅
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フランクフルトの宿は中央駅を出てすぐ右手にある“ホテル モノプール”に。
ここは冷蔵庫の飲み物が無料なのが嬉しい。
瓶ビールとペプシが2本ずつ。オレンジジュース、缶のペリエがあったと記憶しています。
到着後にペプシを頂き、外出先からペリエを頂き、シャワーの後にビールを頂きました。
旅行ではチェックイン後、まずスーパーが何処にあるのか聞きますが、飲み物を買いに行かなくて済むのは本当に助かります。
あと、ドアは2重になっていました。
8千円程度(朝食付)で泊まれるのは日本のビジネスホテルと変わらないのでたいへんおトクだと思われます。
部屋はエアコンがありませんが、扇風機があります。8月中旬のフランクフルトはこれで充分だと思います。
またフランクフルトに泊まる機会があれば利用したいです。ホテル モノポール セントラル ステーション ホテル
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フランクフルトで1泊するのはドイツに行った実績が欲しかったのとシュテーデル美術館に行きたかったためなのです。
シュテーデル氏は金融業で財をなし生前集めた数々の素晴らしい美術品のコレクションを寄贈したことがこの美術館の起源となっています。
4年前に行ったNYのフリックコレクション同様、フェルメールを所蔵していますが、残念ながら今はダブリンに貸し出し中で見る事ができませんでした。
14ユーロの入場料はなかなか高いと思う。
カフェやレストランも併設しています。
図録を買いたかったのですが、あまりに大きくて断念しました。シュテーデル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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シュテーデル美術館のチケット?
14ユーロ?
フランクフルトカードが有れば割引あり。シュテーデル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入館後、すぐに目についた作品、『カンパーニャのゲーテ』
詩人・作家のゲーテはフランクフルト出身だ。
絵を前に作品解説がされていた。 -
クロード・モネの『朝食』
モネのこのような作品があったとは・・・。
かなり大きめの作品だ。 -
ボッティチェリの『女性理想像』
モデルの人はウフィツィ美術館にある『ヴィーナス誕生』や『プリマヴェーラ』に描かれている人と同一とされる。 -
レンブラントの『サムスンの目潰し』
大塚国際美術館でレプリカを観ていた。
旧約聖書の話の一部を描いている。
傑作と言われているが内容がちょっと・・・。 -
2時間くらいの滞在でこれからレーマー広場を目指します。
天気が良いし、マイン川のほとりを散策しながら、15分くらい。充分徒歩で行けます。 -
レーマー広場に到着。
ドイツらしい切妻屋根の建物が旅情を深める。
向こう側に大聖堂も見える。レーマー広場 広場・公園
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広間の建物の裏側に廻るとカイザーサールの入り口があります。
自販機で2ユーロの入場券を買って階段を上がると、神聖ローマ帝国の皇帝が戴冠式をした広間に行くことが出来ます。
歴代皇帝の肖像画がズラリと並んでいます。
ドイツの地方から来た老夫婦が『これが初代皇帝よ!』『フリードリヒ〇世よ』と説明してくれましたが、ドイツ語はよく分かりません。
あまり知られいていないのか訪れる人は少ない。 -
広場でドイツビールを飲みながらフランクフルトを食べた!!
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ゲーテハウスに移動。ゲーテの生家を再現している。
閉館前だったから外観のみ見て帰った。ゲーテハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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ホテル方面へ歩いて帰っていたら有名なユーロマークが!
今は移転したようだが、欧州中央銀行があったビルです。 -
かなりバテたから目の前に来たトラムに乗って中央駅まで戻る。
行先が不安だったので隣にいたドイツ人の女性に『中央駅に行くトラム?』って聞いたら『2駅で着くわよ!』って。
1日券を買っていたが、ほとんど歩いて行動したことになる。
フィレンツェ5泊、ミラノ1泊、フランクフルト1泊の旅も終わりを迎えます。
明日は空港のルフトハンザワールドショップでルフトハンザ×リモアのスーツケースを買って日本に帰ります。フランクフルト中央駅 駅
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ルフトハンザワールドショップで買ったルフトハンザRIMOWA ボーイング747-8
旅の最後に買うと決めていた。
場所がなかなか判らなくて2回くらい警官に聞いたが意外と近くにあったのを見逃していた。
10分位で即決購入。839ユーロ、免税で93ユーロ帰ってくるので、746ユーロ。98,000円くらい。
日本で買うよりかなり安い。
というかルフトハンザモデルは日本で売っていないが・・・。
免税書類を作ってもらい自分の住所等を記入→ルフトハンザ航空でチェックイン。機内預入のスーツケースは預け、買ったRIMOWAの箱は受付だけしてもらい一旦返却してもらう→税関に行って免税書類にスタンプを貰う(その際、RIMOWAは税関職員が搭乗する飛行機まで運んでくれる)→プレミア・タックスフリーで返金手続き(クレジットカードに返金にした)
こんな流れです。
因みに機内持ち込みの免税手続きは出国審査の後、制限エリア内にある税関で申請する。
フィレンツェで買ったOTTINOのバッグとリナーテ空港で買ったBOSSのニットは出国してからで2回免税手続きが必要なのだ。
13時20分発のフライトだが10時に空港着にしたのはこういった手続きの時間も考慮してのものだ。
余った小一時間はビジネスクラスラウンジで過ごしました。
20歳の時から使っていた小さめのスーツケースは退役。ロンドン、ローマ、NYやパリ、ハワイやシンガポール、カンボジア、色々な所に持って行った。よく今まで持ってくれました。ありがとう。
次の海外旅行はRIMOWAをデビューさせるぞ。ルフトハンザ ワールドショップ (フランクフルト空港ターミナル1ホールA店) 専門店
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