2017/08/09 - 2017/08/14
386位(同エリア927件中)
ミータさん
日程
8/9深夜羽田空港発 フランクフルト経由フィレンツェ着9:30頃
8/9 フィレンツェ
シエナ
サン・ジミニャーノ(泊)
8/10 サン・ジミニャーノ
サン・クイリコ・ドルチャ(今回はここ)
ピエンツァ
(モンテプルチアーノ)
キウージ(泊)
8/11 カスティリオーネ・デル・ラーゴ
コルトーナ
アレッツォ
フィレンツェ
ボローニャ(泊)
8/12 モデナ
ボローニャ
ラヴェンナ
ブリジゲッラ(泊)
8/13~8/14 帰国 ボローニャ発フランクフルト経由羽田着12:00頃
ドクトルミ~タの役に立つ(かもしれない)一言メンタルヘルス講座その2
「いつもよりお金遣いが荒くなったら、躁状態かもしれないので気を付けてね」
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
緩やかな丘が連なりに糸杉の並木道。
オルチャ渓谷には、日本人がイメージするトスカーナの田舎の風景が広がります。
しかし、交通の便が悪いので、レンタカーやツアーでないと効率が悪いです。
シエナからオルチャ渓谷観光の中心地ピエンツァまでのバスは、
10:50(夏季のみ)、 13:10 、13:45、 14:15、 16:45、 17:45 。
さらにモンテプルチアーノ行きのバスは少なく、
10:50(夏季のみ)、 14:15、 16:45、 17:45 。
(バスの時刻表のサイト↓ シエナからピエンツァ行きは112番です。
http://www.tiemmespa.it/index.php/Viaggia-con-noi/Orari-e-linee/Siena/Extraurbano)
バスのみの移動も可能ではあるけど、
できればヴィタレータの礼拝堂にも行きたい。
今回の旅行でスケジュールを組むのに一番悩んだところです。
ところが運よくポッジボンシ発9:15の列車に乗れてしまったので、
予定よりかなり早くシエナに着いてしまい、
10:50のバスまで1時間以上あります。
勢いに乗って、タクシーの運転手に声をかけます。
「サン・クイリコ・ドルチャ、ハウマッチ」
「アバウト80ユーロ(1ユーロ約130円)」
「O.K.(1万円なら出しても良い)」
どうせタクシーを使うならヴィタレータの礼拝堂まで乗せてもらえば良いのに、
ちょっとだけケチって手前のサン・クィリコ・ドルチャまで。
それでもバスなら数ユーロで行けるところなので、
私としてはかなり思い切った出費です。
そんな訳で、タクシーの車窓からトスカーナの景色をお届けします。 -
ひまわり畑があったけど、花の時期は終わっていました。
もう少し早ければ一面黄色いひまわりの花だったはず。 -
途中のブオンコンヴェントの町。
「イタリアの最も美しい村」協会に加盟しています。
この町を8:00に出発し、サン・クイリコ・ドルチャ、
ピエンツァに向かうバスがあります。
だから、オルチャ渓谷に時間を割く為にこの町に泊まることも考えました。 -
この糸杉の群生は、オルチャ渓谷の代表的な写真スポット。
タクシーの窓を開けてばっちり撮影。
バスだと上手く撮影できなかったかも。 -
10:40頃にサン・クイリコ・ドルチャの入り口「カプチーニ門」に到着。
ここまで72ユーロほどだったと思います。
タクシーの運転手の言い値より1割安かったです。 -
サン・クイリコ・ドルチャの村。
-
サン・クイリコ教会(Collegiata dei Santi Quirico e Giulitta)。
村名にも「サン・クイリコ」が付いているように、
ここは聖クイリコゆかりの地(聖クイリコがどんな人か訊かないでね)。
サン・クイリコ・ドルチャはオルチャ渓谷のサン・クイリコの村という意味。
観光客が結構いますね。
*聖クイリコについては、コメント欄でクリスさんが解説しています。 -
歴史の古い教会のはずですが、修復されてかなり新しい感じです。
-
でも良く見ると右の窓の上に彫刻とかありますね。
-
こちら側の入り口は、かなりロマネスク様式が残されています。
-
中央が聖クイリコ像で、その下にいるのは2匹の竜?
-
入り口の両脇の柱頭彫刻は、いかにもロマネスク。
-
反対側の柱頭彫刻。
-
柱の下にはライオン像。
この古そうな感じはオリジナルの像よね、多分。
何か食べているところ? -
反対側のライオン像は前足で何かを持っています。
-
聖クイリコ教会の内部。
-
小さな商店があります。
-
聖フランチェスコ教会。
ヴィタレータの礼拝堂に安置されていたマリア像は、現在はこの中にあります。
ヴィタレータの礼拝堂は http://4travel.jp/travelogue/11278547 参照 -
残念なことに、聖フランチェスコ教会の内部は写真撮影禁止。
もし撮影できたとしてもマリア像は透明ケースの中なので、
光が反射してうまく撮影できなかったと思います。 -
次に公園を散策します。
「オルニーニの庭(Horti Leonini)」と呼ばれているそうです。 -
この村はかつてキージ家が支配していて、
公園はキージ家の庭園だったところだそうです。
(『イタリアの小さな田舎町』という本を参照) -
きれいに手入れがされています。
-
この像のモデルはよく分かりません。
メディチ家のコジモ3世という噂もあります。 -
公園の奥の高台に行きます。
階段のところにゴミ袋みたいなものが並べられていますが、
野外美術展の様なもので、本当のゴミではありません。 -
上の公園は城壁に囲まれています。
-
上の公園から見たオルチャ渓谷の景色です。
-
城壁の一部(塔)が崩れていますが、
これは大戦の爆撃で壊されたのだそうです。 -
このゴミと野良犬も野外美術展の一部です。
-
サンタ・マリア教会です。
ここもロマネスク様式の教会です。 -
サンタ・マリア教会の入り口。
-
教会の入り口にはロマネスクらしい奇妙なバケモノの彫刻。
人を食べているところなのか、口(?)の辺りから片足だけ出ています。 -
反対側の彫刻。
こちらもバケモノが何かを食べているように見えます。 -
サンタ・マリア教会も内部は写真撮影禁止です。
-
サンタ・マリア教会の後ろの方に回ってみましょう。
-
サンタ・マリア教会。
アーケード型の鐘楼と半円柱状の後陣です。
狭いので全体が撮影できず、後陣は上部のみになってしまいました。 -
サン・クイリコ・ドルチャは30分もあれば一通り回れそうな小さな村です。
-
狭い路地とか風情があって良いです。
-
そろそろバス停に向かいましょう。
-
バスの時刻表です。
シエナからのバスは1時間くらいでサン・クイリコ・ドルチャに到着し、
さらにピエンツァなどに向かいます。 -
ピエンツァ行きのバスはガラガラでした。
続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- クリスさん 2017/09/04 19:11:09
- 聖クイリコ
- 聖クイリコは、ディオクレティアヌスの迫害(4世紀)のおりに殉教した聖人(殉教聖人)です。母親はジュリエッタという未亡人だったそうですが、捉えられて一緒に処刑されたそうです。
聖クイリコは子供で、子が先に神に召された事を感謝してジュリエッタは処刑されたという逸話が残っていますよ。
タンパンの像は小さいでしょ? 上手な表現ではないかもしれないけれど、一応子供姿なんですね。
サンタ・マリア教会の後陣は狭いから全景の撮影は難しいよね。
- ミータさん からの返信 2017/09/04 20:51:20
- RE: 聖クイリコ
- さすがクリスさん、聖クイリコの説明ありがとうございます。
教会の正式名称も“Collegiata dei Santi Quirico e Giulitta”で
「聖クイリコと聖ジュリエッタ教会」ですね。
この「ジュリエッタさん」も誰かと思っていたら、
聖クイリコのお母様でしたか。
スッキリしました。
教会は改修されてかなり新しい感じですが、
しっかりロマネスク様式の彫刻が残されていました。
サン・フランチェスコ教会のマリア像が撮影できなかったのは残念です。
のどかなで良い雰囲気の村でした。
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