2017/07/13 - 2017/07/18
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binchanさん
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7月15日土曜日、7:54。
旅のメインテーマからちょっと脱線して、雲林縣内の鉄道駅を巡っています。
朝一番に最北の林内駅を訪問しましたが、この石龜は県内最南にある駅です。
1958年に信号站が設置され、1971年に正式な駅になりました。駅前には民家一つない場所ですが、台鉄の2016年統計で年間103,727名の利用者(上下車計、一日平均283名)がいます。さすが西部幹線ですね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
7:54、区間車3108に大林駅から乗車
7:58、石龜駅下車 -
南行き区間車3133がやってきました。
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いってらっしゃ~い。
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駅前裏は田んぼ。
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駅前も田んぼ。
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1971年当時の駅舎です。繁体字の「龜」は画数多くて大変だ。
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上車用と下車用のカード読み取り機が並んでいるので、かざす方を間違えないでね、と注意書きがあります。
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周囲でのポケモンGOはやめてね。
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ここからはバスに乗り換えます。
列車本数が少ない路線での全駅訪問では、死活問題としてバスを利用してますが、ここでは周囲散策のためにバス停へ行きます。ただ下車して次のに乗るを繰り返すだけでは面白みに欠けるので。 -
石龜の地名の由来。
「言い伝えによると清の時代、このあたりの土地には一匹の霊亀が住んでおりました。霊亀の霊力によりこの地は大変繁栄しておりましたが、ある日突然霊亀は南へと向かい、あろうことか諸羅(嘉義の古名)の城門を押し倒してしまいました。土地の法師により亀は石碑の下に封じ込められ、ゆっくりと石になって行きました。その霊亀を記念しこの土地は石龜と名付けられましたとさ。」
その石化した亀を封じている石碑は現在嘉義公園にあると括弧の中に書いてありますが、そんなものあったっけ?もしかして福康安紀功碑のこと?あれはまた別の由来があるし、そもそも厳密には亀じゃあないのでは?
さらに、下に小さな文字で「この話はこの地のお年寄りの説です。明確な由来は雲林縣のHPをご覧ください」とあります。
で、探してみました。
http://www2.ylccb.gov.tw/from2/index-1.asp?m1=10&m2=32&id=674
この土地に流れる川に石と亀が多かったから川の名前が石龜溪になったのが由来とのこと。面白くないけどこっちが事実だろうな。
ちょっとうがった見方をすると、諸羅の城門を倒した亀が林爽文で、鎮圧されてしまった反乱軍へのオマージュとして先の伝説が語られているのかも。(林爽文事件については説明割愛) -
では駅を出ましょう。
次の列車は8:18ですが、今から歩けば途中の踏切でその列車が見られます。 -
外観。最初から無人駅なので待合室以外何もないです。
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線路と道路の間に排水路。
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駅をあとに、線路に沿って北上します。
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駅前の道なのに一軒も家がないです。
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警報機が鳴り始めたところで踏切到着。今列車は石龜駅で停車中です。
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やってきました。
これに乗れば早いんだけどね。 -
1号線に出ました。
向こう側は工業団地です。 -
台北から屏東の楓港まで、台湾西部を縦に貫く幹線道路。今まで至る所でこの道に出会ってきましたが、どの区間を切り取ってみても、ここを徒歩で歩くのは嫌だなあという印象。
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幸いほんのちょこっと歩いただけでバス停です。
目の前にちょっとしたお店。ここで「反核」の旗を背負った二人組が休憩していて、その後1号線を徒歩で南に向かって行きました。すごいなあ。 -
石龜溪バス停。
員林客運6880、嘉義客運・台西客運共同路線7700、7701が停まります。 -
私が待っているのは員林客運6880。
嘉義から西螺に行く路線です。
停牌にある6872は現在ない路線です。 -
8:39、員林客運6880、石龜溪バス停より乗車。
斗南駅までバス移動です。
つづく
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