2017/06/14 - 2017/06/17
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FUKUJIROさん
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初日は四日市泊まり。
四日市は仕事で来たことはありますが、宿泊は初めて。駅近の四日市シティホテルにさくっと宿泊します。
翌朝、内部線の始発に乗って、内部駅へ。そして折り返してあすなろう四日市駅に戻りました。
朝飯前に四日市あすなろう鉄道・内部線を完乗して、さあ、仕事に行きます。
二日間の仕事を終えて、JR鳥羽駅から旅を再開。
この日の宿は、昭和元年に創業の星出館。
最終日、レンタカーで朝熊山金剛證寺にお参りし、さらに遙宮と呼ばれる瀧原宮へ詣でました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
四日市シティホテルは、近鉄四日市駅から徒歩2分ほどのビジネスホテル。
到着が夜だったので、翌朝の写真です。
駅前の1番街商店街には飲食店が多数あり、コンビニも近くて、すごく便利でした。 -
なかなか可愛い蓋です。
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近鉄四日一駅(北口)。
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近鉄四日市駅に掲示してあった運賃表示。
中央部分に、近鉄から四日市あすなろう鉄道に変わった名残を見ることができます。 -
四日市あすなろう鉄道のあすなろう四日市駅です。
近鉄四日市駅の南口からからだと、すぐ。高架でもつながっています。 -
始発に乗るので、朝です。
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あすなろう四日市駅のホーム。
これが、見たかった762mmのナローゲージ。
内部線(うつべせん)は、軽便鉄道として建設され歴史から、軌間762mmの特殊狭軌の鉄道です。 -
内部駅からやってきた、あすなろう四日市駅の始発電車です。
すでに20人位の乗客が乗ってきました。
先頭車両の写真。 -
ほとんど乗客はいません。
途中での乗り降りはありますが、始発電車で内部駅まで行くのは私だけかも。
元は近鉄でしたが、採算がとれない路線だったので、2015年4月1日から四日市あすなろう鉄道として経営されています。 -
車内の運賃箱。
あすなろう四日市駅と終点の内部駅以外の駅は無人のため、かつ、ワンマン運転のため、途中で乗り降りする場合はここで精算します。 -
内部駅。
駅の外側から。 -
内部駅のホームから見た終端部。
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最後尾の車両。
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あすなろう四日市駅に戻り、近鉄四日市駅の構内にあったキャラクター「こにゅうどうくん」。初めて見ました。
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近鉄四日市駅からすぐ、1番街商店街。
1番街があるということは、2番街もあるのではと探したら、大人の飲み屋さんとかetc.が集まってました。 -
ホテルに戻って朝食です。
チェックイン時に、和食、洋食、鯛茶漬けの3種類から選択するようになっていました。これは鯛茶漬けです。おいしく頂きました。 -
約30時間が経過して、ここはJR鳥羽駅です。
鳥羽駅は、駅の反対側が近鉄鳥羽駅になっていて、そちらは盛っていますが、JR側は閑散としています。 -
JR鳥羽駅の運賃表。
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JR鳥羽駅の時刻表。
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参宮線の普通列車です。
参宮線(さんぐうせん)は、伊勢神宮への参詣路線として明治時代に建設されました。
1970年の近畿日本鉄道(近鉄)鳥羽線の開業以来、乗客は激減し、存廃の危機に直面しています。
専門誌の推計では、営業係数422.1と評価されたこともあり、JR東海の路線中でワースト2位らしい。 -
乗車直後の車内。
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隣の近鉄線には、特急しまかぜ。
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途中からはポツリポツリと乗客が増えましたが、JRの社員らしき人も3人乗っているので、私を含めて乗客5人、乗員(社員)4人という状況でした。
本当に廃線になるかもしれない路線なので、今回乗れて良かった。 -
JR伊勢市駅に到着。
ここまで240円。
ですが、営業係数422.1とすると、1,013円分のサービスを受けたことになります。
そう思うと、かなりお得な路線です。
電化されていないので、構内がすっきり見えます。 -
JR伊勢市駅。
こちらが外宮、内宮への出入り口になります。
反対側は近鉄の伊勢市駅、かなり質素です。鳥羽駅とは逆の状態です。
ただし、鳥羽駅と違い横断通路がないので、近鉄でもJRでも切符があればどちらからでも出入りできますが、切符がない場合は140円の入場券を買わされます。
140円を払わないと、踏切を渡るためにすごく遠回りさせられます。
この状況が続いていると言うことは、近鉄とJRが結託しているのかもしれません。 -
お伊勢参りのデザインです。
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今日の宿は、伊勢河崎の町宿 星出館です。
大正時代の建築で、創業は昭和元年という大変レトロな宿です。
私が宿泊した日は、素泊まりのみの営業日でした。 -
入り口は狭いように見えますが、中は広いです。
玄関の内側です。 -
お部屋にあった案内図。
私は、「和倉」の部屋、4畳半です。
営業は全10室。
この日は、私の他に家族連れ1組と年配のご夫婦1組を見かけました。 -
ちゃぶ台です。
テレビは液晶。小さな冷蔵庫もありました。 -
懐かしい衣紋掛け。
和風のハンガー掛けです。 -
中庭をまたぐ赤い橋。
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少し急な階段。
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1階のお風呂場です。
お風呂場は二つ、使っていなければ、自由に使って構いませんとのこと。
使用中は内側から鍵をかけます。 -
水琴窟。
スタッフの男性がわざわざ実演してくれました。 -
中庭と赤い橋。
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この河崎は、伊勢の台所として栄えていた場所のようで、歴史ある河崎の町並みを散策するために宿泊する方も多いようです。
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友人と合流して夕食です。
私は、140円をケチって、遠回りして踏切を渡ってきました。 -
神宮の方向です。
この辺りが飲食店街になっています。 -
翌朝、レンタカーを借りて伊勢志摩スカイラインを走ります。
伊勢志摩スカイラインの通行料は1,250円ですが、ホームページから割引券を読み込み、料金所で見せると1,000円になります。 -
伊勢市内から松阪方向。
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瀬田川、宮川の方向。
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五十鈴川、JR参宮線、遠くにセントレア空港が見えるようですが、見えますか。
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伊勢志摩スカイラインを通って、朝熊岳金剛證寺を目指します。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の俗謡にも唄われているように、昔のお伊勢参りでは3時間ほどかけて山道を登ってきたそうです。
大正時代にはケーブルカーが敷設されて、たいそう賑わったようですが、大東亜戦争によって一般人は入山禁止となり、スカイラインが開通するまで厳しい時代があったようです。 -
朝熊岳は古くから山岳信仰の対象となり、825年(天長2年)に空海が真言密教道場として金剛證寺を建立したと伝えられています。
室町時代には神仏習合から伊勢神宮の鬼門にあたる丑寅(北東)に位置する金剛證寺が伊勢信仰と結びつき、江戸時代以降、宗派を問わず葬儀ののちに朝熊山に登り、金剛證寺奥之院に塔婆を立て供養する岳参りという風習が広まったようです。 -
山門を入って、すぐ左側に大きな駐車場があります。
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山門から少し進むと右側に開山堂があります。
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順路は、駐車場からさらに左方向へ進みます。
「おちんこ地蔵」です。
子宝に御利益があるようです。 -
おちんこ地蔵様です。ズバリのお姿ではありません。
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由緒が書かれています。
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この看板が立っている場所は、仁王門の下です。
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「金佛」、阿弥陀様です。
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仁王門を見上げました。
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仁王門から茶屋の方向。
茶屋で萬金飴を買います。
萬金飴は、沖縄の黒糖に阿仙薬、甘草、桂皮を配合した飴です。
少し苦みがありますが、身体に良いようです。
萬金飴は一袋395円です。
でも、実は400円で、5円は御縁としてお守りがもらえるのです。 -
金剛力士阿形像。
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金剛力士吽形像。
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蓮間の池に架かる太鼓橋.
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早くもピンクの花が咲いています。
一ヶ月後には満開でしょう。 -
この橋に向こうには雨宝堂(うほうどう)。
彼岸に建つ御堂には、神仏習合思想の雨宝童子尊を祀っています。
この像は、大日如来の化身である天照大神が、日向の国に降り立った十六歳の御影を弘法大師が刻まれた神像と伝えられています。 -
徳川綱吉公の母桂昌院様が寄進された身代わり地蔵である矢負地蔵尊が祀られている御堂。
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この御堂には、重軽地蔵尊と呼ばれる厄除け六地蔵尊があります。
一度持ち上げて、次に左へ3回まわしながらご真言を3回唱えます。
祈念の後、再度お地蔵様を持ち上げて、最初より軽く感じたら願い事をお聞き届けてくださったことになるそうです。
「オン カアカアカ ビサンマエイ ソワカ」、「オン カアカアカ ビサンマエイ ソワカ」、「オン カアカアカ ビサンマエイ ソワカ」。
最初よりも重いゾ。欲をかいて失敗しました。 -
仏足石です。
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国宝の薬師寺仏足石を模刻したものです。
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本堂。
慶長14年(1609年)姫路城主の池田輝政公が寄進して再建されました。
外部は朱漆、内部は金箔押です。
伊勢神宮の奥の院ともいわれています。 -
扉の中は撮影できません。
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パンフレットの写真です。
御本尊の福威智満虚空蔵菩薩とともに、天照大神をお祀りしています。 -
本堂の手前左側には「福丑」の像。
いっぱい触ります。 -
手前右側には「知恵寅」の像。
頭が良くなりますように触ります。 -
奥之院を目指します。
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明星堂。
伊勢神宮の鬼門除けのために明星天子をお祀りしています。
明星天子は、国土安穏知恵成就の仏神とされています。ここでも神仏習合思想が現れています。 -
朝熊山経塚への山道。
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極楽門。
「この門をくぐった者は仏様の慈悲の誓願によって、全て皆極楽浄土へ往生せしむる」そうです。
有り難いことに、私も極楽浄土へ行くことができるでしょう。 -
天衣菩薩様。
この菩薩様に合掌し、無心の境地でお祈りすると、願い事は菩薩様の糸に導かれてかなうそうです。 -
ここから奥は、左右に卒塔婆がびっしりと並んでいます。
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左右に卒塔婆がびっしりと並んでいます。
男性と比べると、とても大きな卒塔婆です。 -
ここでも左右に卒塔婆がびっしりと並んでいます。
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お墓もあります。
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奥之院が見えてきました。
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卒塔婆の見本です。
それぞれ志納金(価格)が書かれています。 -
奥之院の本堂。
右手の茶店のあたりが富士見台。 -
良く晴れた日には神島の彼方に富士山を望むことができるとあります。
この日は、梅雨の合間の快晴でしたが、見えてないですね。 -
卒塔婆の供養林、と呼んでいるようです。
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極楽門の裏側。
この後、伊勢志摩スカイラインを下り、熊野街道の通る滝原の山間に御鎮座されている瀧原宮へ向かいます。 -
瀧原宮参拝者駐車場。
とても広いです。200台くらいは駐められそうです。 -
駐車場に車を置いて、歩いて行きます。
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道の突き当たりには大木があります。
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その根元には看板。
右へ行きます。 -
ここにも駐車場がありました。
10台+身障者用2台。 -
古来、「遙宮(とおのみや)」として信仰されています。
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鳥居には御榊があります。本物の鳥居の印です。
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トイレがあります。キレイです。
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瀧原宮の起源がわかりやすく説明されています。
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マンガの方がわかりやすいですが、由緒書きです。
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パンフレットから。
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パンフレットから。
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鳥居をくぐり、参道を進みます。
樹齢数百年の杉の木立です。 -
蝮がいるんですね。
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参道にベンチもあります。
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橋を渡って。
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御手洗場の矢印に従って、川へ下ります。
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頓登川(とんどがわ)の水で清めます。
静かに見ていると、メダカ位の小さな魚がいました。 -
足の悪い方は、川に下りなくても大丈夫です。
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ご祈祷受付。
お守りを求めることもできます。 -
まだまだ歩きます。
参道はおよそ600m。 -
御宮が見えます。
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お参りする順番が決まっています。
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瀧原宮。
天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)がお祭りされています。 -
瀧原竝宮。
こちらにも天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)がお祭りされています。 -
瀧原宮の東(右)の石段を上がります。
-
若宮神社。
御祭神ははっきりしません。 -
敷地の東端に立つ長由介神社。
川島神社が同座されています。
御祭神は不明。 -
駐車場に戻りました。
駐車場の隣には、お土産屋さんがあります。 -
瀧原宮からの帰り道。PAで一休みです。
-
近鉄の伊勢市駅。
JR側と比べて簡素な駅です。出入りする人も少ないです。 -
近鉄が運行する特急です。
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私が乗ってきた急行電車。乗車券だけで利用できます。
これは名古屋駅について、折り返すときの写真です。
今回は伊勢神宮の別宮にお参りしました。
参拝する人も少なく、静かな気持ちでお参りできました。
お読みいただきましてありがとうございました。
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