２０１７春のバラ園散歩♪　と、美味しいポテトもね！＠中之島バラ園

2017/05/23 - 2017/05/23

毎年、春と秋は楽しみにしているバラ園散歩♪

靱（うつぼ）公園のバラ園は年々寂しくなっているように感じるのでこの春はパスし、いつも時間が足りずあまりゆっくり見れた試しがない中之島バラ園に行ってみることにしました。

中之島バラ園には約３１０品種・３７００株のバラが咲くそうです。

京阪電車のHPによると、園内中央の「パッチワーク花壇」は１８００年代から２０００年代まで１０年ごとに区切られていて、流行の変遷を歩いて知ることができるようになっているそうです。

これまで何度か訪れているのにまったくそのことに気づかず、どうやって見るのが一番いいのかな？と思ってました…(。-∀-)

でも、いつもは気づいたら見頃を過ぎてしまっているのに、今回は珍しくいいタイミングでバラを見ることが出来たのでヨシとしますヽ(*＾ω＾*)ﾉ

そして今回はちょっと気になっていたグルメスポットにも立ち寄ってみました☆

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

フロリバンダ系（四季咲き、中輪房咲き）の『カミーユ ピサロ』。

こちらも１色ではなく色が混じっています。

フランスの育種会社デルバールのものです（１９９６）。

『トロピカル シャーベット』

日本の京阪園芸が作ったフロリバンダ系（２００３）。

多色のバラが気になります(*´∀｀*)

中之島バラ園は「バラ園」と「バラの小径」の２つのエリアに分かれます。

そしてバラ園は「ばらぞの橋」を挟んでさらに２つのエリアに分かれています。

まずは行ったことのないばらぞの橋の向こう側へ。

まず最初に目についたのはハイブリッドティー系（四季咲き、大輪１輪咲き）の『パラダイス』。

アメリカのバラ育種会社ウィークスのもの（１９７８）。

縁の色と中心の色が違っていてとてもキレイ。

中之島バラ園 公園・植物園

シュラブ系（半つる性）の『キャンドルライト』。

優しいイエローがステキです♪

ドイツのローゼン・タンタウ社作出（２００１）。

フロリバンダ系の『カスク ドール』。

同じイエローでもこちらは少しオレンジが強い感じ。

フランスのデルバール社のものです（１９８６）。

同じくフロリバンダ系の『うらら』。

なんて可愛い名前！

日本の京成バラ園芸が１９９５年に作った品種です。

ハイブリッドティー系の『アンドレ ル ノートル』。

ヴェルサイユ宮殿やヴォー・ル・ヴィコント城の庭園を造った人の名を冠しています。

フランス、メイアン・インターナショナル社のものです（２００１）。

こちらの『マダム ヴィオレ』は日本の寺西菊雄氏が作出したハイブリッドティーローズ（１９８１）。

彼自身も大好きなバラだそうです。

シュラブ系の『セント セシリア』。

イギリスのデビッド・オースチン社のもの（１９８７）。

オースチンのバラはとてもキレイなので大好きです(〃ω〃)

フランス、メイアンの『シャルル ドゥ ゴール』（１９７４）。

ハイブリッドティー系のこちらはパリの空港の名前ですが、元々はフランスの第１８代大統領の名前に由来しています。

ピントが・・・（~_~;）

フロリバンダ系の『ヨハン シュトラウス』。

ワルツの『美しく青きドナウ』で有名な作曲家ですね。

フランス、メイアン社（１９９６）。

こちらは画家『エドガー ドガ』の名を冠したシュラブ系のバラ。

ドガと言えば『踊り子』の絵が有名ですね。

フランス、デルバール社（２００３）のもの。

寺西菊雄氏の『スィート ムーン』（２００１）。

フロリバンダ系でとても美しいラベンダー色をしています。

その華やかな美しさに思わず歩みを止めた『ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ』。

ハイブリッドティー系でアメリカのキース・ザリー氏の作出（１９９９）です。

あまりにも美しいのでアップでもう一枚。

剣弁高芯咲きで、花びらの縁が外に反り返って尖っています。

このバラは元々、苗木の売上金15%を「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ記念基金」に寄付することを約束して『ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ』と名づけられていましたが、現在は契約が切れて『エレガント・レディ』が正式名称となっているそうです。

入り口付近にあるバラのアーチ。

たくさんの人が撮影していたので、写らないようにしたら中途半端な写真になっちゃいました(￣▽￣;)

さて、ばらぞの橋を渡って、手前側のエリアに戻ります。

フロリバンダ系の『アストリッド スペース ストライプド』（１９９３）。

花びらにストライプ模様の絞りが入ることから名付けられたようです。

作出はドイツ、スペースとなっていますが、個人なのか育種会社なのかまではわかりませんでした。

アーチには数種類のバラが使われていましたが、その中で気になったのがシュラブ系の『スヴニール ドゥ ルイアマード』（１９９８）。

フランス、デルバール社のスヴニール・ダムールシリーズのもので、とても良い香りがするそうですが、人がたくさんいるのでなかなかクンクン出来ません（笑）。

お次は土佐堀川に面した植え込み部分を見て廻ります。

艶やかなピンクが印象的だった『シャンテ ロゼ ミサト』。

こちらもフランス、デルバール社のスブニール・ダムールシリーズのもので、ハイブリッドティー系と書かれていましたがシュラブ系（つる性）のようです。

花の名前は「バラ色の歌ミサト」の意味で、歌手の渡辺美里さんに捧げられたバラです。

フランス、メイアン社の『オーナー ドゥ バルザック』（１９９４）。

こちらは正真正銘、ハイブリッドティー系です。

土佐堀川側から堂島川方面を見ています。

可憐な姿が愛らしい京成バラ園芸の『早春』（１９９１）。

フロリバンダ系です。

同じくフロリバンダ系の『アクロポリス ロマンティカ』。

フランス、メイアン社作出です（２００２）。

ドイツ、タンタウ社の『アスピリン ローズ』。

こちらもフロリバンダ系です（１９９７）。

美しい赤の『リリー マーレン』。

この辺りの植え込みは面積が広いので、必然的にフロリバンダ系が多くなりますね。

ドイツのコルデス社作出（１９５９）。

赤い蕾からは想像出来ない優しいピンクの花が咲く『マダム バタフライ』。

ハイブリッドティー系でアメリカのE.G.ヒル社の作出（１９１８）。

剣弁高芯の花型を確立した『オフェリア』の枝変わり品種だそうです。

黒みがかった『フレンシャム』。

先ほどの『リリー マーレン』よりも深みのある赤で、系統は同じくフロリバンダ。

１９４６年の作出でイギリス、ノーマンとありましたが、こちらも育種会社なのか個人名なのか判明せず。。。

さて、またパッチワーク花壇に戻ってきました。

優しいオレンジの『シンシア ブローク』はハイブリッドティー系。

北アイルランドのマグレディ社のものです（１９４３）。

さてさて、色んなバラを見て癒されたら、次はお腹も満たさねば！（笑）

バラ園の中にある”R” Riverside Grill & BEER GARDENにやってきました。

ここ、前から気になってたんですよねー(*´ω｀*)

アール・リバーサイドグリル&ビアガーデン グルメ・レストラン

クリスピーフライドポテト（４５０円）とアップル＆ベリーのサングリア。

サングリアは５８０円でしたが、外のテラス席用にテイクアウト出来ますか？と聞いたら５００円にしてくれました(=´∀｀)人(´∀｀=)

そしてポテトのクリスピー感がめちゃウマでした！

鳩が寄ってきて大変でしたけど・・・

お腹も満たされたところで「バラの小径」へ向かいます。

こちらは『ブラッシュ ランブラー』という八重咲きのつるバラで、柱に見事に巻き付いていました！（笑）

ランブラー系に分類され、イギリスのカント（Benjamin R. Cant & Sons）作出です（１９０３）。

クライミングハイブリッドティー系の『つる 天津乙女』。

作出が台湾の張氏（１９６７）となっていましたが、天津乙女と言えば日本の寺西菊雄氏の代表作。

どちらが正しいんでしょうね？

ちなみに天津乙女は往年の宝塚スターの名前にちなんで付けられたそうです。

最後に中之島バラ園の標識（と言うのでしょうか？）をパチリ。

見ているときは写真を撮るだけ撮って、後から色々調べながら旅行記を作成したので結構時間がかかりましたww

いい香りがするバラと知らず、ほぼその香りを感じないまま通り過ぎてしまったものも多々・・・( ；∀；)

次回は香りも楽しめるようになりたいなぁ（´-`）.｡oO

この旅行記へのコメント （4）

• レッドウイングさん 2017/06/06 07:10:07

  バラとポテト〜♪

  りぽちゃんさん
  
  おはようございます。
  今年のバラの鑑賞は中之島に行かれたんですね！
  見頃のときは、すごいきれいですね！
  バラといえば、中之島のほかに、靱本町公園と長居植物園と
  市内では、３ヵ所も？も見れるんですね！
  あとは、舞浜のパークでも!!
  
  バラを見た後は、舞浜でもで定番りぽちゃんさんといえば！
  やっぱりポテト!!!
  でもロゼがない!?
  まあ日中ですのであっても飲まないですよね（笑）
  舞浜以外でポテトが出るのは初めてですね!?
  
  サングリアは、テイクアウトにしたらワンコインの500円になるなんて得しましたね〜
  
  舞浜のパークもバラの時期ですのでそちらも楽しむのも悪くないですね！
  
  そういえば別件ですが、サンルートプラザ東京のお部屋ですが、
  以前はよく利用しておりましたが、3年前の冬に利用した際に
  お部屋の照明スイッチが壊れていたり、朝食のメニューが少なくなって
  質が落ちたと感じたので最近は、他のオフィシャルホテルかディズニーホテルに泊まるようにしてます。
  
  お部屋は一番安い、クルージングキャビンというお部屋は、ベッドが壁際にあり、
  狭いのですが、安い日だと1万円以下で利用できるのでいいのですが、
  あまりおすすめしませんね…
  スタンダードの他に料金が高くなりますが、個人的にはプレジャールームがマシです！
  トイレ・バスは別で夜になるとエントラスの前で夜食が販売されていますよ！
  参考までに機会がありましたら、宿泊してみてください。
  
  
  レッドウイング
  

  りぽちゃんさん からの返信 2017/06/06 22:09:31

  RE: バラとポテト〜♪

  レッドウイングさま、こんばんは☆
  
  今年の春バラは中之島だけしか行きませんでした。
  程よい規模のわりにバラの種類は多く、
  短時間でもじっくり滞在でも楽しめると思います。
  
  ほんとはこのあと食事に行く予定だったんですが、
  ポテトの誘惑には勝てませんでした(笑)。
  さすがにシャンパンはありませんでしたが、
  サングリアで多少アルコールを摂取しました(*´∇｀*)
  
  サンルートはやっぱりイマイチな感じですねww
  ちょっといいお部屋を選んだとしても、
  なんとなく後悔しそうなのでやめておきます(笑)。
  夜食はヒルトン、オークラ、舞浜ベイでも販売されてますね☆
  クラブリゾートはお夜食バイキングがありますが、
  唯一シェラトンは何もなさそうでした。
  そういう意味でもシェラトンのリピートはしないかな…
  
  来週のインパまでに体調整えなければ〜(^◇^;)
  
  りぽちゃん

• パディントンさん 2017/06/05 10:40:56

  中之島にバラ園があるのですね！

  りぽちゃんさんへ
  
  　この頃梅雨前の爽やかなお天気が続いていますね。
  中之島バラ園…があるのを知りませんでした。
  どのバラもうっとりするくらいきれいですね。いい香りもしてきそうでした。
  
  さすが花の中の女王！どれも気品が漂ってきますね。
  楽しませていただきました！
  
  ではまた
  
  パディントンより

  りぽちゃんさん からの返信 2017/06/06 21:52:17

  Re:中之島にバラ園があるのですね！

  パディントンさま、こんばんは☆
  
  コメントをありがとうございます！
  
  バラ園、あるんですよ〜中之島に♪
  とてもキレイに整備されていて、
  気軽に楽しめる規模なので行きやすいと思います。
  
  年代ごとに分かれているとは知らず、
  ただ単に「キレイだなぁ」「こういうの好き♪」
  という感じで見てしまったので、
  次回はもっと注意深く見てみようと思ってます！
  
  近くには中央公会堂や中之島図書館、
  東洋陶磁美術館などもあるので、
  パディントンさまも機会があれば
  ぜひお出かけください( ´ ▽ ` )ﾉ
  私も近々ヘレンドの展覧会を見にいく予定です♪
  
  りぽちゃん