2008/01/06 - 2008/01/06
452位(同エリア984件中)
km45さん
成都市中心の天府広場から西に約1キロ余、蜀都大道の金河路の北に位置し、長順上街(東)・下同仁路(西)に東西を挟まれた、寛巷子と窄巷子という小街路があります。この辺り一帯は清朝時代に満州八旗の居住したところ(少城と称していました。現在でも中国共産党四川省委員会はこの辺りに位置しています)として、清朝時代の支配層地区で、現在でも清朝後期の四合院造の住居などが残っています。いわば昔の成都を偲ばせる街です。
現在、町並み保存の再開発により(2008年6月14日寛窄巷子歴史文化保護区修復竣工オープン)、観光地として賑わっています。そこで、この再開発中の寛窄巷子をお見せします。
表紙写真は寛巷子の西入口から見たものです。巷子の北に隣接して自由市場があるせいか、路上に店が出ています。
なお、最寄りの地下鉄駅は2号線人民公園站・通恵門路站(駅)です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この門はほぼ補修が終わっています。
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こちらはまだ補修を終えていない門です。
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こちらも補修中の李家四合院で、特に内部はまだのようです。住民が自転車で通ります。
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再開発後の李家四合院です。内部は往事の生活を再現して公開しています。
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「茶馬古道」茶館です。今日は営業していないようです。本茶館は再開発後も同じ場所で営業しており、当時の庶民価格が高くなりましたが、それでも本巷子内では安価です。
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これは再開発後の「茶馬古道」茶館です。成都の戸外茶館らしく、竹の椅子を道に出しています。この後、繁盛して、2階にも席を増設しました。
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これは民国初期の民家です。門を駐車場に改造して、高級車が前に駐まっています。本民家は現在でも居住者がいます。
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雑貨店です。本店は再開発後営業を止めました。
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再開発中の民家です。ここも住民が居住しています。工事の労働者ががれきを運んでいます。
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まだまだ補修中の門です。道には中での建築材として石材か積み重ねています。
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こちらも民国初期の民家で、現在も居住者がいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スイカさん 2016/09/01 01:21:17
- これは驚きの寛巷子!
- こんばんは、km45さん
旅行記の写真を見て、タイトルの場所を再確認して驚きました。8年前は、こんな状態だったんですね。
昔の家屋が、ほとんど残っていたのですね。中国の古街再建は至るところで行われて、皆似たような建物になってしまいちょっと残念です。中国人観光客も昔のオンボロ建物が好きなような気がしますけど、どうなんでしょうか…。
貴重な情報ありがとうございました。
中国の再建の規模は、ハンパ無いですよね。いくつか見ましたが、現在の都江堰の開発は凄いです。ちょっと名前は忘れましたが、近々何か大きな催し(博覧会?)があるためか、一大レジャーランドを建設しています。私が驚いたのは、その近くに建設中の高層マンション群です。恐らく10万戸は下らないと思います。街を新築してるとしか思えません。
レジャーランドもマンションもすべてワンダグループが造ってました。
スイカ
- km45さん からの返信 2016/09/01 08:47:02
- RE: これは驚きの寛巷子!
- スイカさん、こんにちは
現在の寛窄巷子から往事は分からないかもしれませんが(新築の家屋の方が多いです)。それでも、写真にあるように、保存価値のあるものは補修して保存しており、この点、文殊坊や錦理のように、新建築で古街を作り出したのとは違います。
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