2016～2017：冬のチベット自治区旅行（3-1）成都

2016/12/31 - 2017/01/01

年末年始の旅行先を検討…貯まっていたANAマイレージの特典航空券をチェックすると、成田⇔拉薩（チベット自治区）往復航空券が年末年始なのに取れる事が判明。
ここ数年チベット文化圏の旅行を重ねてきた身としては、総本山・拉薩を見過ごす訳には行かない（？）。
チベット自治区に入るのに必要な入域許可証は、成都の代理店に依頼。受け取り＆四川料理のために、往路の成都で2泊してチベットへ！。

12/31　NH929　 成田 → 杭州
　　　 CA1745 杭州 → 成都
1/2　　CA4401　成都 → 拉薩
1/7　　CA408 拉薩 → 成都
1/8　　NH948　 成都 → 成田

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

乗り継ぎの杭州空港。11月の予約ではさすがに成都直行便は取れず、杭州経由に。

乗り継いで成都到着。空港から街まで高速鉄道で市内へ向かう。まずは成都南駅（火車南站）へ。
※チケットは「東駅」行きを購入。買って車内で路線図を見ていると、南駅で乗り継いだ方が早そうなので途中下車する事にした。

時速135Kmらしい。
地下鉄1号線で省体育館駅で3号線に乗り換え、宿泊先最寄り駅（新南門）に到着。
この駅から宿泊先まで徒歩5分程度と非常に便利。

成都空港20：00到着なので、宿泊先（ミセスパンダホステル）に着いた頃には真っ暗。
今回『四川料理の旅』という本を事前に読み、いくつかの店をピックアップ。宿泊先近くの店（袁記串串香）に行ってみると、まだ営業していた。

中国で300店舗（!）展開する店の本店らしい。
激辛の火鍋スープに、各種串（肉、野菜、魚介、キノコ等）を入れて煮込んで食べる。
手前のスパイシーなつけダレは、店員さんに調合して貰ったもの（ニンニク多め）。

冬の成都は意外と寒い。窓・ドアが無い店のため、最初はコートを着たままだったが、かなり辛口で徐々に熱くなりコートを脱いだ（そしてビールが進む）。
食べた串の本数を数え、ひと串いくらでお支払い。

宿に戻り、バーで飲む。この日は大晦日、ちょっと高級なドイツビールを飲みながら何となく年を越したｗ。

特別感ゼロの元日。
市場の卵専門店を横目に街をブラブラ。遅い朝食（早い昼食？）のために、本でピックアップした店に向かう。

目的の店『宋二姐土鶏火鍋』。

名物（目的）は“板栗鳥土鍋”という、透きとおったスープに鶏と栗を煮込んだもの。まあ、見た目通りにさっぱりした味付け。

一旦宿に戻り、依頼していたチベット自治区の入域許可証を受領！。
（番号等は加工してマスキング済み、念のため）。
これでチベット自治区に行けると思うと、感慨深い。

再度、お出かけ。中心部の繁華街（春熙路～天府広場）周辺を散策。

間食に担々麺。本で調べた老舗の『成都担担面』は閉まっていたため、スマホで調べた店（龍抄手）に入った。

店内はフードコートな感じで、かなり安っぽい（失礼）。
席を取ってからカウンターで注文＆お支払い。席で待っていると、運んでくれるというシステム。

担担麺。確か12元くらいだったかと（￥200程）。
真っ白な麺の上に、ソボロ状の肉。麺の下に辛いタレが隠れていて、混ぜて食べる。

混ぜた後。ファーストフード感たっぷりだが、麺がモチモチで美味しかった。

すっかり大都会。パンダはやっぱりシンボルか。

オシャレなショッピングセンターに無印が。とにかく規模が大きい。

戻ろうとすると、駅に謎の大行列…。全く進まず、地下鉄に乗るまで45分近くかかった。原因は不明。日常的なのか、正月（祝日）特別なのか、事故なのか。

疲れながらも楽しみにしていた夕食に向かう。最後の店は『鍋鍋香』、地下鉄1号線の駅（倪家橋）から15分程歩く。

お目当ては“干鍋兎”という、スープの無い鍋。肉は兎、四川特有の花椒と唐辛子がたっぷりで、痺れる辛さでビールにピッタリ。
これにて成都散策は終了。成都は数回来ているので、観光はせず食べ歩いたのみ。
翌朝は早朝に空港に向かい、念願の拉薩へ！。