2016/04/03 - 2016/04/03
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旅人のくまさんさん
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神武天皇2600年大祭が行われていた、橿原神宮の紹介です。崩御日は『日本書紀』によれば紀元前586年3月11日ですが、これをグレゴリオ暦に換算して4月3日としています。今年が2600年となります。
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左が参集所、右が神楽殿の建物です。南神門を潜って左手にある建物です。神門、拝殿、本殿や幣殿などと同じ、檜皮葺の屋根です。
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こちらは、南神門を潜って右手にある建物群です。社務所施設の一部のようでした。檜皮葺ではなく、本瓦葺の屋根のようです。
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神楽殿の建物の葉風部分のズームアップ光景です。神楽殿は、神に奉納するため奏される歌舞が行われる建物です。神楽は、平安中期に様式が完成したとされ、約90首の神楽歌が存在するようです。
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神楽殿から外拝殿方面の建物光景です。中学生の頃に、万葉集の巻一は丸暗記しましたが、その中でも人麻呂や赤人の歌は今でも口ずさむことがあります。人麻呂の歌では橿原から大津への遷宮を詠んだ長歌もその一つです。少し長いですが、紹介しておきます。
『玉たすき 畝傍の山の橿原の ひじりの御代ゆ生れましし 神のことごと栂の木の いや継ぎ継ぎに天の下知らしめししを そらにみつ大和を置きて あをによし奈良山を越え いかさまに思ほしめせか 天離る鄙にはあれど石走る近江の国の楽浪の 大津の宮に天の下知らしめしけむ天皇の 神の命の大宮はここと聞けども 大殿はここと言へども 春草の茂く生ひたる霞立つ 春日の霧れるももしきの大宮ところ見れば悲しも』 -
境内で咲いていた、八重紅枝垂れ桜の花です。先ほどの人麻呂の長歌は、天智天皇(628〜672年)が都とした大津の宮の荒れた様子を見て詠んだ歌です。反歌は、
『ささなみの志賀の唐崎幸くあれど 大宮人の船待ちかねつ』です。 -
斜め前から眺めた外拝殿の光景です。中大兄皇子は、母である斉明天皇の崩御(661年)後、長い間皇位に即かず皇太子のまま称制しました。天智天皇2年7月(663年8月)に白村江の戦いで大敗を喫した後、同6年3月(667年4月)に近江大津宮へ遷都し、翌同7年1月(668年2月)に、第38代天皇に即位しました。
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外拝殿の正面光景です。柿本人麻呂(660?〜720?年)についても紹介しておきます。後世、山部赤人とともに歌聖と称された飛鳥時代の歌人です。万葉集には、長歌19首と短歌75首が収録されています。彼の経歴は『続日本紀』等の史書にも書かれていません。『万葉集』の詠歌とそれに附随する題詞、左注などが唯一の資料とされ、生涯については不明な点が多い歌人です。
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イチオシ
2600年大祭の飾りがあった、内拝殿の正面光景です。20年ほど前に読んだ、イ・ヨンヒさんの著書の中から、『蘇える万葉集』の一節を紹介しておきます。巻一15の中大兄皇子の『わたつみの豊旗雲に入日さし 今宵の月夜さやに照りこそ』の和歌です。万葉仮名を古代韓国語で読み解くと、『大海人が動きだした 同盟は崩れたので 伊理(入鹿)を斬り殺そう さあ、今こそ私の番だ。聳え出て頂上(王)を攻めよう』の入鹿暗殺の歌の意味にもなります。中大兄皇子は後の天智天皇、大海人は後の天武天皇です。
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2600年大祭の飾りがあった、内拝殿正面のズームアップ光景です。『蘇える万葉集』の中から、もう一箇所紹介しておきます。当時、一番衝撃を受けた解読です。巻二148の倭大后の『青旗の木幡の上を通うとは 目には見れども ただに逢はぬかも』の和歌です。倭大后は、天智天皇の皇后です。読み解かれた古代韓国語の内容は、『青(大海人)にやられた 遺言なさる天皇を見つけ 駕籠を留め お乗せしましたが、すぐ息をおひきとりになりました。まことにおかわいそうでした』というものです。大海人は窮地に陥り直ちに出家したとされます。
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内拝殿と、参拝客で溢れる回廊で囲まれたエリアの光景です。仏教の五色期と同様、日本神教でも五色旗が使われているようです。東の青、西の白、南の赤、北の黒と、中央の黄色の五色です。ただし、青は緑、黒は紫であらわされるようです。五色期の間に見えている屋根飾りは、背後の幣殿の千木と鰹木です。斜めが千木、横が鰹木です。
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大祭のためのテントがセットされた、回廊で囲まれたエリアの光景です。広さ3200平方メートルの『外院斎庭』です。テントの中には、来賓席らしい椅子が置かれていました。
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外拝殿と内拝殿とを繋ぐ、回廊の光景です。回廊の屋根にも緑釉瓦が葺かれていました。その背後は鎮守の杜でした。
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参拝客の人垣ができた、外拝殿の光景です。その先に内拝殿が見えています。橿原神宮のHPに、『内拝殿は紀元祭その他重要な祭典に使用され、また特別参拝の拝殿となります』と紹介されていました。
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イチオシ
2600年大祭の飾りの提灯と青白幕の光景です。黄色の塗油狆には神社のご紋と歌碑原神宮の四文字が記されていました。
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大きく傾いだ松と、2600年大祭の飾りの提灯があった境内の光景です。広い境内には、丁度良い景色になっていました。
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右前方から眺めた、外拝殿の建物光景です。右側に平成28年の干支の猿の開運飾の大きな絵馬がありました。
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境内の片隅光景です。外から眺めた廻廊かもしれません。中央にお御籤結び、右の方に絵馬掛けが見えました。
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さざれ石の光景です。主だった神社では、ほとんど目にする光景です。国歌に詠われていることの影響が大きいようです。
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『さざれ石』のタイトルがあった説明プレートです。学術名は、『石灰室角礫岩』、岡山県金光町の方の奉納です。
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吹き抜けになった建物光景です。橿原神宮の公式HPには、この建物の名称は記されていませんでした。現在は使用されていないらしく、柵で囲われていました。かつての神楽殿のようなイメージもあります。
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同じく、側面から眺めた、吹き抜けになった建物光景です。屋根は銅葺、軒下にはしめ縄が張られていました。
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イチオシ
木の柵で囲われた建物光景です。建物の名称は分かりません。先ほどの吹き抜けの建物とは別の建物でした。
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針葉樹の大樹の陰から眺めた橿原神宮の境内光景です。先に紹介した、大きく傾いだ松の木の長く伸びた下枝でした。
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境内で咲いていた2本の桜の若木の光景です。『ソメイヨシノ(染井吉野)』らしい桜に見えました。ほぼ見頃でした。
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斜め前から眺めた、北神門の光景です。北参道へと繋がっている神門です。北参道は、外苑道路から分岐し、深い緑の中を通り抜けると北神門に達します。
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正前から眺めた、北神門の光景です。もとは正門として大正4年(1915年)に建造された唐破風造の平唐門です。紀元2600年事業で北神門として移築されました。
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2600年大祭の提灯飾と、青白の幕のズームアップ光景です。現代では、慶事は紅白幕、凶事は黒白幕というように使い分けられていますが、昔は青白幕が普通だったようです。
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広い境内の先に見える、外拝殿の建物光景です。やや青みを帯びた、銅葺の屋根です。
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正面から眺めた、外拝殿の建物光景です。昭和14年(1939年)に建造された、堂々とした姿の入母屋造りです。左右に廻廊の建物が伸びています。
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帆と配電と、その右後方の畝傍山の光景です。畝傍山は、平成17年(2005年)に名勝指定された大和三山と呼ばれる香具山、畝傍山と耳成山の内の一つです。大和三山では一番高い、標高198.8メートルの山です。
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