
2016/03/30 - 2016/03/30
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旅人のくまさんさん
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円山公園界隈の寺院と桜散策です。円山公園で一番有名な桜が『祇園枝垂れ』ですが、残念ながら樹勢が衰えていました。表紙の写真は、その『祇園枝垂れ桜』です。
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- 観光バス
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別の門から入場し、正門に当たる大谷祖廟の唐門を振り返って眺めた光景です。浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の墓所です。
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石段を少し下って、もう一度振り返って眺めた、総門の唐門の光景です。先に紹介しましたが、門の右手でソメイヨシノが見頃を迎えていました。
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少し日が陰ってきた、参道の入り口付近の光景です。車止めの両脇に、大きな石灯篭がありました。
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大谷祖廟の参道の入口にある大きな石灯篭です。『大谷』の文字が刻まれていました。『大谷』は、弘長2年(1262年)11月、親鸞が入滅し、京都鳥部野北辺の『大谷』に葬られたのが呼び名の始まりのようです。
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一対で置かれた石灯篭の、もう片方の石塔です。相似形のようでした。本願寺は東西に分かれ、浄土真宗本願寺派が定める親鸞の墓所は、大谷本廟(西大谷)、真宗大谷派が定める親鸞の墓所は、大谷祖廟(東大谷)とされます。
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石灯篭と、その先に続く緩い坂道の石畳の参道の光景です。こちらは、『大谷祖廟』ですから、真宗大谷派の東大谷になります。
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長楽館の敷地内にある洋館風の建物です。長楽館は、明治42年(1909年)、『たばこ王』と呼ばれた実業家の村井吉兵衛により建設された、国内外の賓客をもてなすための迎賓館です。現在は京都市の有形文化財に指定されています。
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『ねねの道』の石標です。慶長10年(1605年)、豊臣秀吉に先立たれた正室・ねねは、夫との思い出のいっぱい詰った伏見城の化粧御殿と前庭をここに移し、自らの住まいとしました。この地で19年の余生を送った、北政所(きたのまんどころ)の『ねね』に因んで名付けられました。
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『本山・龍池山・大雲院』の総門です。東京から移築された、旧宮家の門とされます。この寺院の創建は、安土・桃山時代の1587年、あるいは天正年間(1573〜1592年)とも伝わります。第106代・正親町(おおぎまち)天皇の勅命により、1582年の本能寺の変で亡くなった織田信長、信忠父子の菩提を弔うために建立されました。
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『本山・龍池山・大雲院』の由来が記された石碑です。天正年間(1573〜1592年)
の創建で、400年の歴史を持つお寺が、昭和48年(1973年)、旧知の市場南から、この地に転じたことなどが記されていました。 -
『本山・龍池山・大雲院』の近くにあった、地蔵菩薩の光景です。背後に鐘楼らしい建物と、ソメイヨシノの花がありました。
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先ほどの地蔵菩薩は、『円山地蔵尊』と呼ばれているようです。まだ新しいその石碑の光景です。蝋燭立なども置かれていました。
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望楼が付いた『龍池山・大雲院』の建物光景です。安土・桃山時代に創建された鐘楼のようです。『鐘楼』は、かつて北野天満宮にあり、江戸時代の1607年、豊臣秀頼が寄進しました。
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『広域避難場所・円山公園・将軍塚周辺』のタイトルがあった看板です。『将軍塚』は、円山公園の東の華頂山頂大日堂の境内にある、直径13メートルの円墳です。
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周りを取囲む塀越しに眺めた、『龍池山・大雲院』の建物光景です。中央付近に、高さ36メートルの祇園閣が見えています。
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厳重な木の柵で立入りが制限されていた、山門らしい建物の周りの光景です。旧宮家の門だった『総門』は、東京より移築され、『南門』は、四条寺町の旧地より移築されたとされます。
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山号が途切れてしまいましたが、『龍池山・大雲院』の石碑です。東山区にある浄土宗系単立寺院です。通常は院内非公開とされます。
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イチオシ
銅葺屋根は、『龍池山・大雲院』の境内にある『祇園閣』です。国登録の登録有形文化財の建物です。昭和3年(1928年)に建築された、3階建ての建物です。大倉財閥の設立者である大倉喜八郎(1837〜1928年)が別邸として建てた別邸、『真葛荘』の一部です。屋根は銅板葺きですが、これは大倉喜八郎が、金閣、銀閣に次ぐ銅閣として造ったとされます。
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『祇園女御供養塔』の表があった石塔です。『祇園女御(ぎおんにょうご)』と呼ばれる女性は、白河法皇の寵愛を受け、『平家物語』では平清盛の母として描かれています。実の母説や、育ての親説があるようです。中学生の頃に読み終えた、吉川英治さんの『新平家物語』では、清盛の実母と想定されています。
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再集合場所の知恩院がある、北方面に向かう通りの光景です。まだ時間の余裕がありましたから、散策しながらゆっくりと歩きました。
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同じく、再集合場所の知恩院がある、北方面に向かう通りの光景です。石畳の散歩道でした。
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先ほど近くを通った、『長楽寺』などの案内があった標識です。右端には、『頼山陽先生之墓碑』の文字が刻まれた石碑がありました。頼山陽(1781〜1832年)は、大坂生まれの江戸時代後期の歴史家、思想家、漢詩人で文人です。主著に『日本外史』があり、幕末の尊皇攘夷運動に大きな影響を与えました。
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『円山公園周辺案内』のタイトルがあった案内標識です。円山公園を中心に、左側の北側には平安神宮まで、右の南側には、西大谷本廟までが記されていました。
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『祇園枝垂れ桜』と呼ばれている古木の光景です。昭和22年(1947年)に枯死した枝垂桜の二代目です。幹周は2.80メートル、樹高は12.0メートルとされますが、樹勢が衰えてきているようです。樹種は、長寿とされる『一重白彼岸枝垂桜』です。樹齢は90年を超えているようです。
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イチオシ
満開の『祇園枝垂れ桜』の花の光景です。初代の桜は樹齢二百余年、根廻り約4メートル、高さ12メートルに及び、明治の中頃に盛観を極めたと伝わります。初代の樹齢の半分にも満たない歳か経ていませんが、少し残念な姿です。
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『祇園枝垂れ桜』の周りの光景です。立入り制限された花壇の中で、大切に育てられいるようですが、現在の二代目枝垂れ桜は、右京区の植木職人・十五代佐野藤右衛門氏により、昭和初年(1926年)に種子を採って育てられたものです。昭和24年(1949年)にこの場所に移植されてからは、67年ほどが経っています。
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石のモニュメント風に作られた時計塔の光景です。現在時刻は17時5分ほど前、再集合時間まではもう少しあります。
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『祇園小唄』の石碑です。昭和5年(1930年)の歌謡曲で、作詞は長田幹彦、作曲は佐々紅華です。『月はおぼろに東山』の歌い出しで始まり、『東山』、『祇園』、『大文字』、『鴨の河原』などの京都の地名や風物詩などのほか、『振袖』、『だらりの帯』、『口紅』などの舞妓さんを連想させる語句も歌い込まれいます。
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イチオシ
『祇園小唄』の石碑付近からの石橋の眺めです。瓢箪池に架かる太鼓橋です。振袖姿の若い女性の方たちが記念撮影中でした。『祇園小唄』の歌詞で締めに繰り返される『だらりの帯』とは、舞妓さんが着る振袖の、『だらり結び』にした帯を指します。
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橋の上の振り袖姿のズームアップ光景です。今日は大勢の方の振り袖姿を目にしました。京都の舞妓さんに話に戻ります。見習い期間に、姐さん芸妓と茶屋で修業する際は、半分の長さの『半だらり』の帯となるようです。
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