Myanmarひとりっぷ(1/25 )　ヤンゴン①　空飛ぶ車椅子ふたたび＆まちあるき

2016/01/27 - 2016/01/27

1月27日（水）
唐辛子爺の出張中にと急に思いついたミャンマー旅行。
今回も「空飛ぶ車椅子」できないかしらと問いあわせてみましたら
ヤンゴンに受け入れ先が見つかりました。

空飛ぶ車椅子について
http://www.nisshasai.jp/soratobu/

以前ベトナムに運んだ時のことはこちらです。
運んでみたいなと思われる方は詳細をどうぞこちらでご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10866719

ホーチミンではホテルに受け取りに来てくださいましたが、今回はホテルまでの車が確保できないとのことでタクシーでお届けすることになりました。

★Myanmarひとりっぷ　洞窟の壁画をもとめて陸路旅　25編のサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/11106076

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA

ミャンマーはアウンサンスーチーさんが選挙に勝利したばかりで
政治が刷新中の少し不安定な時期かもしれないので
いつもより慎重に行動しようと思ってピースインツアーという
早稲田の旅行社に国内便とホテルとガイドの予約をお願いしました。

【ミャンマー旅行の注意点】
・ミャンマー仕様の貸し出し携帯は今のところないそうです。
・折れたドル紙幣は受け取ってもらえないそうです。

ヤンゴンでの最初と最後のホテルはネットで探して予約し
初日のスカイビューホテルには空港までのピックアップをお願いしました。

空港からホテルまでは渋滞がひどかったです。
運転手の話では所要時間45分だとのことでしたが
1時間後ぐらいにあと25分と言われました。
しかもホテルのありかを確実には知らなかったようで
探し探しようやくたどり着いた時にはほっとしました。真っ暗だったし。

迷ったのは表通りからこの細い道を入っていくから。

この小道は左側が大きな敷地のお寺（観光用ではなくジモティー専用のやう）
右側が建築途中なのか取り壊し中なのかわからない一角で
ビニールシートで覆われたなんともいえない殺風景な小道でした。

朝こうやってみると緑の豊かな散歩道のやうに見えますが
両側になにもない真っ暗な小道をはいっていくのは心細かったですよ～。

この奥がホテルです。

スカイビューホテルはエレベータがない、ホテルのミニバーにビールがない。
でもスタッフはとてもフレンドリーで親切。

ワイファイはとても速い。日本の我が家のより速い！
このクラスのホテルだとネット情報でクレジットカードが使えると書いてあっても実際には使えないことがままありますがこちらでは何の問題もなく使えました
テクノロジー的には全てがとても新しい印象で、簡素なビジネスホテルみたいでした。

朝食はもう少しバラエティがあってもいいのではと思いました。
ホーチミンで泊まった35＄のホテルの方がうんと充実してました。
ツナサンドがあったのでかろうじて満足。

セイフティボックスを使ったら開かなくなって
メイドみたいな人が鍵束を持ってきて奮闘したがあかなくて
ボーイが別のものすごい量の鍵束をもってきて
ボックスをクロゼットのなかから引っ張り出して（！）挑戦したら
何回目かで開きました。

でも金輪際使いませんとも！

お部屋は清潔で水回りも良く、熱いお湯がたっぷりでした。シャワーのみ。

このあとレストランにタイ料理クイティオパッタイ（焼きそば）があったので軽くいただきました。キッチンから野菜の刻む音が聞こえてきてなんだか町の食堂というカンジでしたし食べていたら「あ、これ忘れてた。」といってタマネギのピクルスを持ってきてくれたり＾＾。

1月28日（木）
さて、翌朝はさっそく車椅子を届けに行きます。
タクシーには3人のブッダも同乗。

ヤンゴン郊外の新興住宅地に届け先の「難民を助ける会」はありました。

難民を助ける会のHPはこちらです。
http://www.aarjapan.gr.jp/

到着。
無事に手渡すことができました。
係りの日本人の男性が案内してくださいました。
ミャンマーには障害のある人が120万人ぐらいいるのに
85％が仕事につけないとか。

名称は難民を助ける会となっていますが
ここには難民はいなくて障害者の職業訓練所となっているそうです。
ミャンマーにはこの種類の学校は政府のが一軒とここだけ。

理容・美容・コンピュータ・縫製などの技術を教えているそうです。

障害にあわせていろいろ工夫された施設。

ミャンマー人はタナカという清涼感のある粉？をほっぺに塗っています。

コンピュータの教室では

手先の不自由な人がキーボード操作の助けとなるような錘（おもり）を使ってました。

縫製教室

ううう、唐辛子婆の脳みそに数学というものは存在しない。
物理も科学も。
なのでこういったことがわかる人は100％尊敬いたしまする。

こちらはお店で働くための練習所。
今までにこの訓練所から1300人以上が卒業しているそうです。

男子寮。
この訓練校は授業料も生活費も無料だそうです。

食堂。
この学校はとても人気があり3か月半の研修ですが訓練生が次々と入ってくるそうです。

日本人のNさんはタジキスタンからヤンゴンに移って５年。
「今の仕事はやりがいがあってとても楽しい。」と話すさわやかな青年でした。
専従の日本人は一人でスタッフは19名ぐらいいるとか。

後日、「空飛ぶ車椅子」は車椅子が入手できなくてベビーバギーに（無理矢理）乗っていた少年に使ってもらえることになったという報告をいただきました。

さてミッションを完了してホテルに戻ったらお腹がすきました。
ホテルのおとなりにある建物には

目がある・・・。

歩いてすぐのフレンドシップというカフェでガパオをおいしくいただいて。

ヤンゴン最大の寺院シュエダゴォンパゴダに向けて歩きます。
店先には飲料用の水瓶が置かれてて。

ほら、ここにも。

シュエダゴォンパゴダ編はこちらをご覧くださいね。
http://4travel.jp/travelogue/11103169

午後はダウンタウンを少しだけぶらぶらしました。
なにせ翌日は暗いうちに起きてマンダレー行きの飛行機に乗るという
朝寝坊の唐辛子婆には超緊張のスケジュール。

バンコクではあまり見る機会のなかった尼さんが
こちらには沢山いらっしゃる。

道路はいつも渋滞してる。

男子生徒の制服もロンジー（腰巻）

ヤンゴンではオートバイに乗れるのは軍人とポリスだけだそうです。
ホーチミンと大違い！

ココナツ味のお菓子売り。

ダウンタウンのボージョーアウンサン市場にやってきましたが

あまり興味をそそられるものがなくて

印度人街の小路へと

はいっていきます。

印度人街のそばにはチャイナタウンもあるそうなので
地方からヤンゴンに戻ったらいってみやう。

お父さんのお手伝いに

サトウキビの皮をむく小学生。

このあたりには

ほら

すばらしく古い優美な建築が残っていて。
でも住むのはなにかと不便かも。

複雑怪奇な電話線を修理？

日本の車がここにも。

さてタクシーを拾ってホテルに戻ります。
明日はとてつもなく早い便でマンダレーに向かいます。

この旅行記へのコメント （1）

• ほいみさん 2022/01/07 23:00:48

  お疲れさまでした・・

  空飛ぶ車椅子・・・改めて検索してみます。
  ところで、私も同じ頃ミャンマーにいました。正確には2016年1月21日から2月1日の期間でした。とっても楽な旅をしちゃいました。こういう旅がいいなぁ・・・と、あれ以来すっかり軟弱に。
  
  ほいみ