2015/10/31 - 2015/10/31
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ジェラードさん
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この旅行記スケジュールを元に
一度は乗りたいと思っていた黒部峡谷鉄道ですが、富山マラソンの前日に乗ってきました。
ちょうど紅葉シーズン真っ盛りで、少し寒かったですが、十二分に峡谷の風景を楽しむことができました。
また、午後はちょっとシュールな立山博物館にも立ち寄ってきました。
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今回の旅のスタートは宇奈月温泉駅です。
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ベンチが、富山地鉄型?
ちょこっとかわいらしいですね。 -
少し時間があるので、少しだけ温泉街を散策。
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足湯がありました。
ちょっと熱めですが、入っているうちにちょうどよく感じてきます。 -
黒部川沿いはすっかり紅葉模様。
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想影展望台はちょっと奇抜な形が特徴です。
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これは黒部川電気記念館です。
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記念館の前に、黒部峡谷鉄道の拠点駅となる宇奈月駅があります。
号車指定が必要となりますが、朝一は当日券が出ているようでした。 -
これが、乗車するトロッコ。
軌道が狭いので、すごくシャープな車両となっています。 -
これが、もっとも標準的なトロッコです。
屋根は付いていますが、横から風が入ってきますので、この時期は寒いです・・・ -
追加料金を払えば、窓付きの車両の乗車も選択できます。
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トロッコが動き出しました。
まずは、黒部川を渡りますが、赤いアーチの橋が見えてきます。
ちなみに、この橋は歩道橋となっていますが、かつてはここをトロッコが走ったようですね。 -
宇奈月温泉の宿群を右手に見ながら進みます。
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宇奈月ダムを通過しますが、水の色が緑色に見えます。
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柳橋駅を通過中に、まるでヨーロッパにある古城のようなものが。
どうやら、新柳河原発電所の施設の用です。
ちなみに、この柳橋駅は一般客は利用できません。 -
渓谷を落ちる滝のように見えますね。
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乗車中なのでうまく撮れませんが、渓谷の上にかけられているのは、なんと猿専用の橋ということのようです。
猿は怖くないのかな・・・ -
石仏に似た形をしているのは「仏石」です。
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森石駅を通過。ここも関西電力専用の駅となります。
なお、ホームの向こうにあるコンクリートの壁の中に歩行者専用トンネルがあります。
ここは、冬は鉄道が休止になるので、作業者の通路となります。 -
だいぶ山深くなってきました。
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黒薙駅に到着。
ここは一般客が降りることができる最初の駅になります。 -
駅からは謎の軌道線がありましたけど、作業用なのでしょうか。
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黒薙駅を出発すると、すぐに後曳橋に差し掛かり、くたびれた石アーチ橋が現れます。
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出し平ダム横を通過。
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出平駅で一旦停車
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標高も徐々に上がってきました。
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トンネルは結構長く、ひんやりしていました。
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トンネルを抜けると、名所の山が眼前に見えます。
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集落のようなものが見えてきましたが、これは黒部川第二発電所の施設群のようです。
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猫又駅にあるこの施設も発電所関係の施設ですかね。
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さらに電車は渓谷沿いを先に進みます。
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前に見るのは、東鐘釣山ですが、電車はこの山の中のトンネルを進んでいきます。
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これはトンネルの合間の景色だったかな。
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鐘釣駅を通過中・・・
この駅は一般客も降りられますが、降りる人はまばらでした。
なお、この駅はスイッチバックになっているので、駅を前に進んだり、後ろに進んだりします。 -
ここは谷だったのかな。
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小屋平駅を通過中。
見ているのはまたまたダムですね。 -
きれいな弧を描いた建物ですね。
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まもなく終点です。
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宇奈月駅から1時間20分ほどで欅平駅に到着です。
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お猿さんがお出迎え。
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まずは、猿飛峡を目指します。
遊歩道が整備されていますので、気軽に散策ができました。 -
途中の景色の時点で既に絶景です!
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たまにこんな歩行者用のトンネルがあります。
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イチオシ
何とも言えないぐらい素晴らしいですね!
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さらに進みます。
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後ろを振り返ってもやっぱり素晴らしいです。
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欅平駅から、15分ほどで猿飛峡に到着しました。
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素晴らしい景色ですね。
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ちなみに、遊歩道はここから先はありません。
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光(陽)がいい感じに入ってきています。
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そして、水の色が鮮やかです。
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秋深い色合いですね。
黒部の冬はもうすぐそこです。 -
引き返します。
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本当に欅平駅周辺はどの場所を見ても紅葉がきれいです。
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今度は欅平駅の反対方向に進んでみます。
すぐに見えてくるのが、この奥鐘橋です。 -
こちらも負けずすばらしい紅葉の景色ですね。
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ここから先は危険区間ということもあり、ヘルメットが設置されています。
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人喰岩の下を通ります。
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もう一つ赤色の橋を渡ります。
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渓谷沿いには名剣温泉という宿もあります。
「日本の秘湯を守る会」の会員施設らしいですが、こんな場所で露天風呂に入れるなんて、最高ですね。 -
イチオシ
いい景色ですね。
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清流の轟が聞こえてきそうです。
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すっかり高山地帯は雪化粧をしてしまっています。
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名残惜しいですが、こんな感じで黒部峡谷鉄道の旅も終了です。
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宇奈月温泉駅に戻った後は、今度は富山地鉄に乗り込みます。
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千垣駅経由で立山博物館にやってきました。
まずは、展示館で、立山信仰の背景や歴史をお勉強です。 -
続いて、まんだら遊苑を目指します。
「地界」の入り口に閻魔堂がありました。 -
布橋を渡ります。
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そして、ここから、立山信仰の中の地獄の世界が始まります。
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建物の入り口はここ。
中は「八熱地獄」をイメージした空間となっています。
たくさんのうめき声が聞こえ、「あっ、ここが地獄なんだ」と思うと、すごく恐ろしい気分になってきます。 -
餓鬼の針山
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ちょっと突き出ているのは「精霊橋」です。
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前に進んでいくと、ちょっと怖いです・・・
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三途の川をイメージしているのでしょうか。
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あ〜、あの世界に帰りたくなってきた・・・
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「地唸鬼」です。井戸の中をのぞき叫んでみて、何かの音が返ってくると・・・
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「水窟鬼」は押して中をのぞくことができます。
ドラゴンボールの人造人間17、18号が出てきそう・・・(笑) -
「水泡鬼」の池を越えて、先を進みましょう。
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ここからは「陽の道」になり、雰囲気が一変します。
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なにやら、立山参拝路をイメージしているようです。
この石の集まりは「材木坂」のようです。 -
これはなぜか「美女杉」をイメージ。
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「桑谷」らしいです。
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「称名滝」のようです。
滝の流れのイメージを青銅を使って表現しているようです。 -
姥石
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鏡石
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須弥山
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そして、須弥山の下に、「天界」ゾーンが広がっています。
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内部は撮影禁止となっていますが、まるで現代アートのような作品の部屋がいくつもあります。
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最後は、このホールの中を抜けて、現世に帰ってきました。
めでたし、めでたし。 -
「まんだら遊苑」の外にはなぜか、ニホンカモシカの檻が。
国の天然記念物のようです。 -
それにしても、立山博物館の敷地内は広いです。いろいろなものがあります。
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よく見ると、何とも不気味な画図です。
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豪農の館である有馬家
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国指定重要文化財の嶋家
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善道坊
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かつては立山参拝者がたくさんここに宿泊したようです。
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こんな感じで、立山博物館を後にしました。
帰りは、この有峰口駅から、富山地鉄に乗り込みます。 -
それにしても時間が止まったような景色がここには残っていますね。
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昭和の風情がありますね。
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廃れ加減がたまりません。
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電車が来そうなので、ここで撮影タイムは終了です。
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