富山：“黒部宇奈月温泉”と“たら汁ストリート”

2015/03/29 - 2015/03/29

３月５日の「秘密のケンミンSHOW」で『富山県民は たら汁を食べるために「たら汁ストリート」に行く!?』という紹介があった。
県民でありながら全く知らなかった･･･。
と言うことで，話のタネに行ってみることに。
長女が部活の合宿のため，次女･三女･妻の４人でプチドライブ。
また，同時に北陸新幹線開業に沸く「黒部宇奈月温泉駅」やその周辺観光も行って，日帰りながら充実した休日となった。

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満

9時過ぎに富山市内の自宅を出て一路８号線を東に向かう。
まず，北陸新幹線開通で開業した「黒部宇奈月温泉駅」へ。

まだ開拓途上のため，何もない平野の中に駅が堂々と建っている。
２週間前のオープンなので観光客は結構多い。

ちょうど東京からの到着列車があったが，降車客は20人くらいかな。
なぜか鉄道警察官が大勢立っていた。

改札を出たところで，無料の傘の貸し出し。
北陸新幹線駅の駅＋福井県内の主要駅で返却すれば良いようだ。
日本海側の気候は，「弁当忘れても傘忘れるな」と言うくらいだし。

新幹線駅と一体となって地域観光ギャラリーが併設されている。
その一角のお土産屋さん。

ギャラリーの地下一階。
床面のマップを専用マシンで覗くと航空写真が見える。

２階は，黒部・立山の自然に関する様々な展示スペース。

富山の特産“ブリ”のぬいぐるみが置かれてあったが，実物大＋実重量で重い。

２階から駅舎を望む。

駅前には，黒部の名水が試飲できるコーナーも。

少し離れてトロッコ電車も展示されている。

本日の一番の目的は，「秘密のケンミンSHOW」で紹介された“たら汁”を食べること。
富山県民でありながら，たら汁ストリートを知らなかったので行かねば。

新潟県との県境。
長いトンネルを抜けた国道沿いに，紹介された「栄食堂」が佇んでいる。
特に，栄えた場所ではない。

しかし，この場所から他にも“たら汁”の看板がいくつも見える。

しかも，辺鄙な場所にも関わらず，店外へ待ち人がはみ出している。
11:50くらいで昼時ではあるとはいえ，行列とは･･･。
県外ナンバーの車もあり，TV効果は絶大？

このメニューの特徴は，アルミ鍋でそのまま出てくるとの紹介であったが，店の外からも大量のアルミ鍋が見えている。

意外と早くに店内に入れた。
メニューは色々あるが，全員“たら汁”とご飯を食している。

店内の様子。
田舎の食堂といった雰囲気で，お世辞にも行列ができる雰囲気はない。

全員“たら汁”を注文しているが，ケースからサイドメニュー取って食べている人がほとんど。

自分たちも，まず写真の２品を持ってきて“たら汁”を待ちながら腹つなぎ。
どちらも田舎料理風で美味しい。

たら汁２杯を注文したが，ちょっと大きめのアルミ鍋にまとめて入ってきた。

蓋オープン。

ブツ切りのタラを入れて味噌で煮込んだ料理。
骨が多いので食べにくいが，汁は美味。
残念ながら御頭は見当たらなかった。

美味しくいただきました。

黒部に戻って，魚の駅「生地」へ。
小雨模様。

「とれたて館」では，新鮮な魚が売られている。

富山の春の名物「ほたるいか」。
まだ，時期には少し早いが，既にあがっているようだ。

駐車場では，黒部の名水の試飲が可能。

ここ黒部は，YKKの一大拠点。
創業者の吉田忠雄氏が作ったと言われる「黒部市吉田科学館」に寄ってみた。
プラネタリウムがメイン。

入館料は，大人300円，中学生以下は無料。
YKKからの補助があるのか安価な設定。
300円で，プラネタリウムと他の映像プログラムの２本鑑賞できる。

プラネタリウムまで30分以上あるので，科学展示物で時間調整。

日本海側最大と言われるプラネタリウムであるが，客は少ない。

プラネタリウム鑑賞後，科学実験が行われる。
今回は，耐震のお勉強。

夕方になったが，宇奈月温泉まで足を延ばしてみた。
駅前の温泉の噴水。
北陸新幹線が開通したと言うのに，お客さんいない。
閑散期と言えども寂しい。

富山地方鉄道の宇奈月温泉駅。
電車も乗車客がいない。

宇奈月駅の奥には，夏場と紅葉時期にトロッコ電車で賑わう「黒部峡谷鉄道」。
あと１か月くらいは冬季休業中。

宇奈月温泉街の中にある足湯「おもかげ」で一服。
かなり熱い。

宇奈月温泉街。
人がいない･･･。
閑散期だから仕方ないか。

道中の「福多屋」さんに立ち寄ってみた。

苺入り桜餅（155円/個）を店内でいただく。

駅はずれにも足湯があるので，ここでも一服。
アイスクリーム屋さんのエントランス脇なのだが，お店には誰もお客さんがいなくて気の毒な感じ。

宇奈月温泉と立山に別れを告げ，17:30過ぎに帰路に着いた。
結構，いろいろ回れたプチ旅行となった。