★旅する富山 旅するビートラム。④　宇奈月温泉篇★

2015/10/08 - 2015/10/08

５日間の富山の初日、トロッコで黒部渓谷の大自然を満喫した後は
宇奈月温泉でのんびりしました。

富山県では現在「富山で休もう」キャンペーンを実施中です。
私貧乏性なもんで、旅行中わりと
「仕事もしないでこんなに遊んでばっかりでいいのかなぁ」
なんて思ってしまう事があるのですが、今回の富山旅行に関しては
仕事どころか日常の煩わしい事など一切思い出しませんでした。
遊びすぎて会社に義理土産買うのも忘れた程。
（出社当日会社最寄りのコージーコーナーでお菓子買いました。
富山の方スミマセン。）

「富山で休もう」
富山は休むのにぴったりな場所ですよ。
仕事や日常に疲れた方も疲れてない方も是非。

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

• 旅行の満足度: 5.0

宇奈月温泉でのお宿はコチラ。

宇奈月　杉乃井ホテル（旧宇奈月ニューオータニ）

温泉街に一人で泊まれるお宿って意外に少ないんですね。

シングルルームという訳ではなく
家族で泊まれるくらいの大きさの部屋に
一人で泊まらせてもらいました。

こういう旅館の座卓っていうのかな、に、

お菓子やおしぼりが一人前だけポツンと置かれてるの、
確かに、見たの人生で初めてだ。

部屋からの景観。
新旧山彦橋・トロッコの駅も見えます。

紅葉すごそうだな。

まずは温泉！

この写真は翌日に撮ったので「殿方」の暖簾がかかっていますが
夜はコチラの大きい露天風呂（棚湯）が女性です。
男女入れ替え制。

そして温泉の後は待望のお食事！
右側は生け簀ではなく観賞用の水槽です。
京都水族館監修。

夕食はバイキング形式。
「漁港朝揚げバイキング」と命名されています。
「一人でバイキングか・・・」と来る前は
若干憂鬱だったけど、全然イケる((●≧艸≦)

「丼グランプリ」開催中。
（他のものもいろいろ食べられる様、
丼とはいえ、かなり小ぶりです）

フクラギ（ブリ）、サゴシ（サワラ）、など
出世魚の出世前の名前も、関東では聞かない名前。

この好きなだけ持ってって感が凄い。

天ぷらや焼き物、お寿司などはその場で調理。
サザエのつぼ焼き美味しかったな。
お寿司もかなり小さめなので色々食べられます。

「バイキング」という言葉でイメージするバイキングの１００倍美味しい。

この後すぐ埋まるんですけど
ボッチ席が一番端っこで、料理にも遠いし、
がらんと、寂しい。

まぁ、「みんながわいわい楽しく料理を選んでる横で
一人寂しく食べてるのを見られるのもナンだろうな・・・」
という配慮のもと、壁際にボッチ席が設けられたのかもしれん。

「一人なのにバイキング・・・」とか言っといて
散々食べ尽くした後、デザート。
アイスクリームはハーゲンダッツです。

普通に食べる時はこういうトッピングいらんのじゃけど
自由にできるとなると、ついしてしまう
って辺りが貧乏性なんだろうな。

食後部屋に帰ると、ポツンとお布団が用意されていた。
これもまた人生で初めて見た画の一つだ。

普通、温泉旅館って、部屋に帰ったら
座卓が隅に片付けられてお布団敷かれてるでしょう？
（高級な人が泊まる所以外）

座卓の移動全く無しでお布団一枚、
一人で温泉旅館に泊まるってこういう事なのね、痺れる。

この後もう一回温泉に入って、ゆっくり寝ます。

翌朝（１０月８日）。
まず温泉。

以前は７キロ離れた湯元から、赤松の木をくりぬいた
木簡を使ってお湯を引いていたそうです。

そして朝食。

「この人が握ったら絶対美味しい」と
一目で分かる絶妙な人選。
おかあさんの握ったとろろ昆布おにぎり
本当に美味しかった。

お子様用の食器も、富山だけにドラえもんですよ。

スカスカの予定で食べる朝食、美味しさ５割増。

食後もう一回お風呂。

宇奈月温泉は「つべつべ美肌湯」とのことですが
お肌だけじゃなく体の中にまでしみ込んで行く感覚。
朝食後はほぼ貸し切りです。
チェックアウトギリギリまで本当よく入った^^

チェックアウト後、宇奈月の温泉街を散策。

かわいいお店が建ち並んでいます。

街のあちこちにブロンズ像があります。
探しながら歩くのも楽しい。

陽気な銀行

宇奈月郵便局

風景印と小型印を扱っているので
自分宛に出しました。

街を歩いていると猿の家族かな？が歩いてきました。

木に登って柿を食べ始める。

子供かわいいなぁ、なんて見てたのですが、

一家族なんてもんじゃなく、群れで次々と。

車に乗って遊びだしたり、好き放題。
数も多いしちょっと怖い。

なんだよ、なんか文句あんのかよ、的な表情。

君たち、公道ですよ。

もう、大騒ぎ、大暴れ。

さすがに今日はヒドイのか、
近くのホテルの人が被害状況？撮影に来る。

しばらくして山に帰って行ったんだけど、

わざわざパイロンを倒しながら帰る。

悪い輩が暴れに来た感じ。

こうやって見たら、かわいいんだけどね。

足跡付けられてる。

ちなみにコチラのホテルの名誉の為に
猿を追い払った後はすぐにパイロンを直していた事を
ここに付け加えておきます。

謎の造形。想影展望台

アートなのかな。

アート作品に留まるアキアカネ。

樹徳寺（足湯おもかげの向かい）

こちらでは　唐衣きつつなれにしつましあれば
的な御朱印が頂けます。

ツイッター情報ですが
だんご屋の輪島功一さんは肩や手に小鳥を留める、
ナウシカみたいな事が出来るらしいですよ。

マンホール　カノコユリかな。

相田みつをのお休み処？？って？？なに？？

中に入って確認はしなかったけど。どゆことだろ。

宇奈月での最後のイベントは
渓谷を走るトロッコ。

今日は乗るのではなく見る。

本数が多いので、待ってるとすぐ来ます。

新山彦橋からトンネルへ。

どんどんやってくるのでいろんな場所で。

あんな所からも撮る人が。

たくさん見て満足満腹。

橋三本

では、特急うなづき号で富山市に向かいます。

のんびりとした車内。

同じ車内に一人、熱心な鉄道好きらしき方がいて
色々調べて準備万端、すれ違うこの列車を撮る際に
結果「ああ！しまった！」と言っていた。

何を失敗したのかな、大丈夫かな、と思ったけど
車内でも何度も「ああ！」と叫び、
その度にペットボトルを倒して中身をこぼしたり
窓の日よけに指を挟んだりしてたから、
普段からそういう人なんだと思う。

富山に向かう途中、車窓楽しいです。
お父さんは海見てるのかな。

海と、並走するあいの風とやま鉄道。

バンザイ！みたいな送電線だ。

この後は富山市内の観光です。