★旅する富山 旅するビートラム。⑥　井波篇★

2015/10/09 - 2015/10/09

「富山大好き」と言っておきながら
行ってない所が多すぎるので
いっちょ行ってみるかと予定を立て始めたところ
行きたい場所が出てくる出てくる・・・

この日三日目は盛りだくさん、
結果、予定の全ては行ききれませんでしたが
大冒険？大満足の一日となりました。
まずは南砺市・井波篇。

エリア 小矢部・福光・城端(富山)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

富山の旅、三日目です。10月9日。

大学前からのおそらく始発のトラム。（轟の左側）

明かりが遠くから途中止まりつつ
（電停や信号があるから）
ゆっくりゆっくり近づいてくるのを暫し見ていた。

ゆったりとした、何ともいえない幸せな気分だった。

幸せな気分の後は、また幸せな朝ご飯。
今回朝食の付きの宿泊プランにしました。
ANAクラウンプラザ。

今回富山に来たのは「ビートラム」という
音楽フェスがあるからなのですが
朝食中何とは無しにビートラムのフライヤーを眺めていると・・・

主催者が、富山市・富山商工会議所・富山地方鉄道
・北日本新聞社・市民文化事業団・富山市商店街連盟etc…

つまり、ビートラムとともに「富山市（＋立山黒部アルペンルート）」
に来てほしい、って事なのかな？と今更。
今回富山市外のプランいっぱい練っちゃったよ・・・
次回必ず、富山市内をたくさん回るプランにしますf ￣．￣*)

朝食メニューには「あんばやし」など郷土料理もたくさん。

ソフトクリームやシャーベットも('-'*)ムフフ。

朝食後トラムに乗って、

途中見えたシネマ食堂街。

東京でいうとゴールデン街や思い出横丁の様な所かな？
行きたいと思っていたけどな。
取り壊されるという噂は本当だったのね・・・
背伸びして写真撮ってるおっちゃんいるよ。

無関係の者が無責任に月並みな事を言いますが
箱もの作って他の街と同じになったら
つまらないんじゃないかな？

第三セクターになった
あいの風とやま鉄道富山駅。
ICOCA使えた。

むしろウェルカム。

高岡駅で乗り換え。JR城端線。

ちなみに、JR西日本の駅スタンプが全て押せる本が
山と渓谷社から出ていて、店頭では無くAmazonで購入した所
厚さが３センチもあるって届いてから気付いた。
重いので旅行の度に毎回は持ち歩かず
富山には今回初めて持って行ったところ
第三セクターになったもんで、JR高岡駅のスタンプは廃止されており
こんな感じになりました。

新幹線が開業する前までに捺しておけばこんな感じ。

ちなみに富山駅のページも見本と違くなりました。

自分でボタンを押して開けるドアは緊張する。

城端線車窓から。

今回井波の辺りに来たかった一番の理由は
これなんです、これ！
今はさっぱり分からないと思いますが、
ここを山の上から見るのがこの日最大の目的。結果は後ほど。

JR砺波駅到着〜。

一ヶ月前まではイオンがある事くらいしか
砺波についての知識が無かった。ゴメンナサイ。

駅から徒歩５分弱。

ここでレンタカーを借ります。

空いてるから良いけど、ちょと右に寄り過ぎじゃね？とかなんとか。

今日の相棒での、最初の目的地は、

高瀬神社。

周りものどかな感じのとてもいい所です。
川の両岸が桜並木になっていて春もきっと素敵。

井波は彫刻の街なので、こちらの神社も彫刻がかなり素晴らしいです。

目。キラーン。
欄間などももちろん素敵だけど、

彫刻の街だけに、こんな所にまで！

うさうさ（二頭）

かわいい。

こういう絵馬もとても良い。

心洗われる神社であった。

私、神社仏閣に年間１００くらいは行くようになって
もう１０年になると思うのですが
（数をこなす事を目的としている訳ではないのですが）
こちらは「好きな神社マイベスト」で
かなりの上位に入る神社となりました。

学校帰りの高校生カップルが自転車を引きながら
たわいもない話をしつつ歩いたりするんだろうか、とか
都会に行った孫娘を案じつつ
おばあちゃんが農作業に向かうのだろうか、とか
通行人見つつ、勝手にキャラクター付け。

一回運転してみたい。

続きまして、井波の街、八日町エリアに来ました。

駐車場一回２００円（八日町通り入り口）
ちょうど良い場所にどかんとあって便利です。

獅子頭。正面に立つと
確か「井波へようこそ」って
獅子がパクパク言ったかな。

右側に立つと、獅子頭も右へくるっと向いて
「Welcome to Inami」と言います。

この声が中学校の先生の声らしい。
英語の先生かな。録音風景、楽しそうだな。

井波は一歩足を踏み入れたとたん、彫刻・彫刻。

惜しげも無くあっちにもこっちにも。
触れられる所にも気前よく。

良い事かは分からないけど
『カメラ女子』とか『ことりっぷ』なんかで
もっと取り上げられても良いくらいの街なのでは。

（個人的には取り上げて欲しくはない）

飛騨高山のさんまち通りは有名ですよね。他にも
「小京都」と呼ばれる様な街も日本各地にありますが
そこまで規模の大きい街ではないのですが
この後行く富山の他の街も含め、
「ミニ京都」くらいの街があちこちにたくさんある
という印象です。
合掌造りの五箇山まで通過なんて、超もったいない。皆様、是非。

看板・表札も彫刻。

自分で会社を立ち上げた暁には（←？？）
私もこの看板を。

お蕎麦屋さん。

町内会も！

この八日町通りという石畳の街並は
瑞泉寺というお寺に向かう参道です。

200年以上の歴史のある井波彫刻、
街を歩いていても槌の音が聞こえます。

見学可能な工房もいくつもあります。
商品の陳列だけではなく、またデモではなく
実際に彫っている所を見られます。

おそらく写真撮ってもダメではなさそうだけど
真剣にお仕事中なので私は止めました。

お金貯まりそうな外観の銀行。

井波別院瑞泉寺
これ以上下がれないし、大きくて入りきらない山門。

山門入ってすぐ。
世界一長い木製のベンチ。


っていうジャンルがあるのか。

賽銭箱の前から見た景色。

約２３０年前に焼失したこのお寺の再建をきっかけに
井波彫刻は生まれました。

昔作った所ももちろん素晴らしいのですが、

消火器の目隠しとか、

禁煙の看板とか。
現代の彫刻師さんが作ったものもとても良いです。

こんなものまで彫刻で！って。

こちらは浄土真宗ですが御朱印が頂けるお寺です。

立派なのに静かで、心落ち着く良いお寺でした。

帰り道はちょっとだけ路地に入って。

そうだ、日本海側だった。

路地がどこも素敵です。
そして、カブがよく似合う。

なんとおじいちゃんが軒先で縄をなっていました。
稲刈りの後だもんね。
恥ずかしいからテレビ（ネットの事かな？）に顔はダメ、と。

ミラーに映る街も素敵。

電話ボックスにも彫刻が。

駐車場のすぐ横にあった井波郵便局。

風景印と小型印。

せっかくだから、と記念切手にしてくれた。
嬉しい。

駐車場横にあった観光案内所だったかな？
おそらく彫刻で出た、木の破片かな？消臭用に吊ってあるのかな？
（不確かなものだらけでスミマセン）

ちょっと良い香りがしました。（←ここは確かです）

この後は砺波に向かいます。